115 / 151
第115話 俺、空きっ腹に飯を食う
しおりを挟む
「いやーしかし大したもんだよね。 あそこまでやるとは思わなかったよ」
「お前あいつらがあそこまで出来るって本当に思ってんの?」
「どういうことだい?」
「俺のステータスの2割だっけ? 言っとくけど今のあいつらじゃ10年経っても終わらねえよ」
「え? でも現にドッペルゲンガー君は倒されたんだよ?」
先行していた俺はくるりと後ろに回転し足を止め、彼を見据える。
「へっへっへぇ~。気付いてないんだな」
「何を?」
「初めからあいつらが無理だってことはわかってたんだよ。だからパーティの攻撃が当たると同時に俺は光精霊のシャイガンを召喚して、地味に攻撃を首に当てていき体力を削っていったと言う訳だ」
「シャイガンだって? なんだっけそれ」
「光次元に存在するマナの粒子の集合体である精霊だ。シャイガンは目に見えないからな。無論その攻撃も一切不可視。地味に攻撃していく事に関してこいつの右に出る者はいない。首のコアにレーザーを執拗に当てていき、削り殺した訳だ」
「なるほど~、頭いいね」
「ふん、ダルルォ?」
俺は踵を返し再び前を歩く。
しばらく夕日をバックに道を歩き、階段の前までやってきた。
「そういや何故エスカはノイズといきなり戦いたいなんて言い出したんだろうな。何か理由があるのかと思いきや特に何も起きなかったし、結局の所エスカとアーサーの火力が上がっただけだった」
「それはあれじゃないかなぁ」
「あれってなんだよ」
「あれだよアレ」
アルジャ・岩本が俺の肩に手を回してきた。
「え~わかんないのぉ? 僕がわかるのにぃ? マジ~?」
「殴っていいか?」
ニヤついていた彼はすぐさま回していた手を引っ込めた。
「ぼ、暴力に訴えるのはよろしくないよ。進化だよ、進化」
頭の底から忘却の彼方にあった記憶が蘇る。
「そうか。だからエスカはノイズと戦いたがったのか。ん? じゃあどっちにしろ駄目じゃん。ダークエルフを進化させるには野良のノイズと戦って精霊の欠片ドロしないといけない。俺のノイズと戦ったところで何の意味もない。何もおきなかったのは至極当然だったと言う訳か」
アルジャ・岩本はうんうんと相づちを打っている。
そっかぁ。だから戦いたいなんて言い出したのか。でもそれって多分今は無理だなぁ。
「あいつ進化したいのか。でも流石にノイズの欠片は俺も持ってないわ。ノイズは音と空間の狭間に存在しててエンカウントするにもだいぶ苦労しなきゃ会えねぇんだよなぁ。まぁそれはしゃーない。真相がわかったとして、俺には行かなきゃならん所がある」
「へぇ、次に行く所ってどんな所なんだい?」
「蒸気都市だってよ」
「蒸気都市! う~んスチームパンク! いいねぇ」
すっげぇ目輝かせてる。こいつスチームパンク好きなんか。
「お前こっちはファンタジー味100%の世界だぞ。スチームパンクなんて無理だろ」
「行ってみなきゃわかんないじゃない。君だってパワードスーツ着込んでる癖に」
「まぁ確かに」
俺達は階段を登りきり、エントランスへと舞い戻った。
「じゃ、寝ろよ。朝になったら出発するから」
「あ、部屋なんだけど好きな部屋使っていいのかい?」
「おう、好きな部屋選べ。間取りは皆共通だから。寝具だけはベッドと布団が選べるぞ」
「有能。僕布団じゃないと寝れないんだよね~。じゃ、おやすみ~」
アルジャ・岩本は開いてる部屋へと入っていった。
1人になった俺は食堂へと歩いていき、引き戸を横にずらし、カウンター席へと座る。
「クッキングクリエイト!」
カウンターに虹色の光が溢れ、大中の2つの茶碗、長皿に盛られた赤い刺し身。刺し身には予め醤油が掛かっている。そして小さな器が1つ現れた。でかい白い茶碗には山盛りの白米。その隣には中くらいの黒い茶碗。その中には茶色い液体が入っており、わかめと豆腐が浮いている。1番小さな器には納豆が入っており、細かく刻まれたネギがのっている。
共に出現した、はがせんと赤い文字で書かれた箸を右手で持ち、納豆が入った器を箸でかき混ぜ、湯気を発している白米の上に乗せる。
箸を使いご飯を乗せ、口へと運ぶ。
納豆の粘り気とご飯の甘みが口の中に広がり、間髪入れず刺し身を食べ、マグロの旨味が納豆と調和する。
「んまッ。あ~たまらん」
次にわかめと豆腐を口に運び、味噌汁をのみ、納豆の粘り気をリセットする。
「うん、美味しい! やはり……空きっ腹に日本食を……最高やな!」
「あんた、口に糸引きながら何独り言喋ってんの? キッモ」
知らぬ間に俺の隣にはセリーニアが座っていた。
「お前、こんな所で何やってんだ。寝ろよ。女は夜ふかししない方がいいぞ」
「うっさい。私は不眠症なの」
「ふーん。ズルズルズズズズズズ……味噌汁うっま! 不眠症だって?」
「そ、そうよ。この時間になると昔の事思い出して寝れないのよ。大体皆が寝静まった頃に豚の相手してたから」
「ほーん。ハムッ、ハフハフ、ハフッ!! 刺し身と納豆ご飯も美味い!」
「全く因果よね。いつになったらあいつの呪縛から逃れられるのかしら」
「なるほどねぇ。ズルズルズルズル……。アーッ! 味噌汁とご飯のハーモニー最高だなおい!」
「――てめぇいい加減にしろや! 人がシリアスになってんのに一々感想言いつつ飯食いやがって!!」
「俺は今までまともに飯食う機会がなかったんだよ! ようやく空きっ腹に飯が入ったんだぞ。この感動も一入なんだよ。お前にはわからんだろうがな!」
俺は箸を置き、手を合わせる。
「ごちそうさまでした」
そう言うと食器類が消え去った。
「で、不眠症の聖女様は俺にどうして貰いたいんだ? そうだ。無理やり魔法で眠らせてやろうか?」
「……暇つぶし代わりにあんたの事教えなさいよ」
「え? 俺の事?」
「そうよ」
あまりに予想外な要求に俺の頭の中はさっきほど食った白米の様に真っ白になった。
「お前あいつらがあそこまで出来るって本当に思ってんの?」
「どういうことだい?」
「俺のステータスの2割だっけ? 言っとくけど今のあいつらじゃ10年経っても終わらねえよ」
「え? でも現にドッペルゲンガー君は倒されたんだよ?」
先行していた俺はくるりと後ろに回転し足を止め、彼を見据える。
「へっへっへぇ~。気付いてないんだな」
「何を?」
「初めからあいつらが無理だってことはわかってたんだよ。だからパーティの攻撃が当たると同時に俺は光精霊のシャイガンを召喚して、地味に攻撃を首に当てていき体力を削っていったと言う訳だ」
「シャイガンだって? なんだっけそれ」
「光次元に存在するマナの粒子の集合体である精霊だ。シャイガンは目に見えないからな。無論その攻撃も一切不可視。地味に攻撃していく事に関してこいつの右に出る者はいない。首のコアにレーザーを執拗に当てていき、削り殺した訳だ」
「なるほど~、頭いいね」
「ふん、ダルルォ?」
俺は踵を返し再び前を歩く。
しばらく夕日をバックに道を歩き、階段の前までやってきた。
「そういや何故エスカはノイズといきなり戦いたいなんて言い出したんだろうな。何か理由があるのかと思いきや特に何も起きなかったし、結局の所エスカとアーサーの火力が上がっただけだった」
「それはあれじゃないかなぁ」
「あれってなんだよ」
「あれだよアレ」
アルジャ・岩本が俺の肩に手を回してきた。
「え~わかんないのぉ? 僕がわかるのにぃ? マジ~?」
「殴っていいか?」
ニヤついていた彼はすぐさま回していた手を引っ込めた。
「ぼ、暴力に訴えるのはよろしくないよ。進化だよ、進化」
頭の底から忘却の彼方にあった記憶が蘇る。
「そうか。だからエスカはノイズと戦いたがったのか。ん? じゃあどっちにしろ駄目じゃん。ダークエルフを進化させるには野良のノイズと戦って精霊の欠片ドロしないといけない。俺のノイズと戦ったところで何の意味もない。何もおきなかったのは至極当然だったと言う訳か」
アルジャ・岩本はうんうんと相づちを打っている。
そっかぁ。だから戦いたいなんて言い出したのか。でもそれって多分今は無理だなぁ。
「あいつ進化したいのか。でも流石にノイズの欠片は俺も持ってないわ。ノイズは音と空間の狭間に存在しててエンカウントするにもだいぶ苦労しなきゃ会えねぇんだよなぁ。まぁそれはしゃーない。真相がわかったとして、俺には行かなきゃならん所がある」
「へぇ、次に行く所ってどんな所なんだい?」
「蒸気都市だってよ」
「蒸気都市! う~んスチームパンク! いいねぇ」
すっげぇ目輝かせてる。こいつスチームパンク好きなんか。
「お前こっちはファンタジー味100%の世界だぞ。スチームパンクなんて無理だろ」
「行ってみなきゃわかんないじゃない。君だってパワードスーツ着込んでる癖に」
「まぁ確かに」
俺達は階段を登りきり、エントランスへと舞い戻った。
「じゃ、寝ろよ。朝になったら出発するから」
「あ、部屋なんだけど好きな部屋使っていいのかい?」
「おう、好きな部屋選べ。間取りは皆共通だから。寝具だけはベッドと布団が選べるぞ」
「有能。僕布団じゃないと寝れないんだよね~。じゃ、おやすみ~」
アルジャ・岩本は開いてる部屋へと入っていった。
1人になった俺は食堂へと歩いていき、引き戸を横にずらし、カウンター席へと座る。
「クッキングクリエイト!」
カウンターに虹色の光が溢れ、大中の2つの茶碗、長皿に盛られた赤い刺し身。刺し身には予め醤油が掛かっている。そして小さな器が1つ現れた。でかい白い茶碗には山盛りの白米。その隣には中くらいの黒い茶碗。その中には茶色い液体が入っており、わかめと豆腐が浮いている。1番小さな器には納豆が入っており、細かく刻まれたネギがのっている。
共に出現した、はがせんと赤い文字で書かれた箸を右手で持ち、納豆が入った器を箸でかき混ぜ、湯気を発している白米の上に乗せる。
箸を使いご飯を乗せ、口へと運ぶ。
納豆の粘り気とご飯の甘みが口の中に広がり、間髪入れず刺し身を食べ、マグロの旨味が納豆と調和する。
「んまッ。あ~たまらん」
次にわかめと豆腐を口に運び、味噌汁をのみ、納豆の粘り気をリセットする。
「うん、美味しい! やはり……空きっ腹に日本食を……最高やな!」
「あんた、口に糸引きながら何独り言喋ってんの? キッモ」
知らぬ間に俺の隣にはセリーニアが座っていた。
「お前、こんな所で何やってんだ。寝ろよ。女は夜ふかししない方がいいぞ」
「うっさい。私は不眠症なの」
「ふーん。ズルズルズズズズズズ……味噌汁うっま! 不眠症だって?」
「そ、そうよ。この時間になると昔の事思い出して寝れないのよ。大体皆が寝静まった頃に豚の相手してたから」
「ほーん。ハムッ、ハフハフ、ハフッ!! 刺し身と納豆ご飯も美味い!」
「全く因果よね。いつになったらあいつの呪縛から逃れられるのかしら」
「なるほどねぇ。ズルズルズルズル……。アーッ! 味噌汁とご飯のハーモニー最高だなおい!」
「――てめぇいい加減にしろや! 人がシリアスになってんのに一々感想言いつつ飯食いやがって!!」
「俺は今までまともに飯食う機会がなかったんだよ! ようやく空きっ腹に飯が入ったんだぞ。この感動も一入なんだよ。お前にはわからんだろうがな!」
俺は箸を置き、手を合わせる。
「ごちそうさまでした」
そう言うと食器類が消え去った。
「で、不眠症の聖女様は俺にどうして貰いたいんだ? そうだ。無理やり魔法で眠らせてやろうか?」
「……暇つぶし代わりにあんたの事教えなさいよ」
「え? 俺の事?」
「そうよ」
あまりに予想外な要求に俺の頭の中はさっきほど食った白米の様に真っ白になった。
0
お気に入りに追加
1,541
あなたにおすすめの小説
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
転生した体のスペックがチート
モカ・ナト
ファンタジー
とある高校生が不注意でトラックに轢かれ死んでしまう。
目覚めたら自称神様がいてどうやら異世界に転生させてくれるらしい
このサイトでは10話まで投稿しています。
続きは小説投稿サイト「小説家になろう」で連載していますので、是非見に来てください!
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
異世界転生? いいえ、チートスキルだけ貰ってVRMMOをやります!
リュース
ファンタジー
主人公の青年、藤堂飛鳥(とうどう・あすか)。
彼は、新発売のVRMMOを購入して帰る途中、事故に合ってしまう。
だがそれは神様のミスで、本来アスカは事故に遭うはずでは無かった。
神様は謝罪に、チートスキルを持っての異世界転生を進めて来たのだが・・・。
アスカはそんなことお構いなしに、VRMMO!
これは、神様に貰ったチートスキルを活用して、VRMMO世界を楽しむ物語。
異世界云々が出てくるのは、殆ど最初だけです。
そちらがお望みの方には、満足していただけないかもしれません。
最前線攻略に疲れた俺は、新作VRMMOを最弱職業で楽しむことにした
水の入ったペットボトル
SF
これまであらゆるMMOを最前線攻略してきたが、もう俺(大川優磨)はこの遊び方に満足してしまった。いや、もう楽しいとすら思えない。
ゲームは楽しむためにするものだと思い出した俺は、新作VRMMOを最弱職業『テイマー』で始めることに。
βテストでは最弱職業だと言われていたテイマーだが、主人公の活躍によって評価が上がっていく?
そんな周りの評価など関係なしに、今日も主人公は楽しむことに全力を出す。
この作品は「カクヨム」様、「小説家になろう」様にも掲載しています。
おっさんの神器はハズレではない
兎屋亀吉
ファンタジー
今日も元気に満員電車で通勤途中のおっさんは、突然異世界から召喚されてしまう。一緒に召喚された大勢の人々と共に、女神様から一人3つの神器をいただけることになったおっさん。はたしておっさんは何を選ぶのか。おっさんの選んだ神器の能力とは。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる