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翌日、次元鏡で異世界に来た俺たちは人里を目指して歩いていた。
「この森から一番近いのは、アーガスの街だな」
地図を見ながら進んでいく。この地図は【魔法の地図】といって、世界中にある場所をマッピングすることができるという優れものだ。
「ん? これは……」
『どうした?』
地図に青い点と、赤い点が表示される。青い点が善良な人間で赤い点が魔物や悪意ある人間だ。
「誰かが魔物に襲われてるようだ」
『ならば我の背中に乗るがよい』
リザはしゃがみ込むと、俺に向かって背中を向ける。俺は彼女の背中に跨った。
「しっかり掴まっているのだぞ」
そう言うと、リザは走り出した。物凄いスピードで景色が流れていく。森を抜け、草原を駆け抜け、あっという間に目的地に到着した。
「いたぞ!」
そこには、全長3メートルを超える鬼の魔物と戦っている女騎士がいた。女騎士は剣を振り回し、なんとか魔物の攻撃を凌いでいる。
『奴はオーガロード。力押しで勝てる相手ではないぞ』
リザの言う通り、女騎士は力尽きたように崩れ落ちた。オーガロードがとどめを刺そうと剣を振り上げる。
「まずいな……」
俺はリザの背中から飛び降りると、魔法を唱える。
「【ファイアーボール】!」
下級魔法であるが今の俺が放てば最上級の威力があり、オーガロードを跡形もなく消し飛ばした。
『相変わらず規格外の威力だな……』
リザは呆れた様子で言う。
「大丈夫でしたか?」
俺が女騎士に声をかけると、彼女は驚いたように目を見開いた。
「君は……?」
「新城直人といいます。怪我はないですか?」
俺は女騎士の全身に視線を走らせると、その豊満な肢体を舐めるように見つめてしまう。引き締まったウエストに、大きなお尻、そしてすらりと伸びた脚線美に思わず見惚れてしまう。
(おっと……いけない)
俺は慌てて視線を逸らすと、彼女に回復魔法を詠唱する。
【ヒール】!」
女騎士の身体に光が降り注ぎ、怪我が回復する。
「す、すまない……」
「いえいえ、当然のことをしたまでです」
俺が微笑むと、女騎士の顔が赤く染まった。
「私はレイナ・マーシャス。聖騎士だ」
彼女は自分の名を名乗ると、俺に手を差し伸べてきた。俺は彼女の手を握り返す。柔らかい感触が伝わってきた。
「あ、ありがとう……助かったよ」
レイナは照れ臭そうにしている。その仕草も可愛らしいと思った。
(可愛いな……)
俺は彼女を見つめながらそんなことを思ったのであった。
「助けてくれたことに感謝する。私はこのグラントニア王国の騎士団長を務めている。何か困ったことがあればいつでも訪ねてくれ」
レイナはそう言うと、去っていった。俺は彼女を見送った後、リザと共に街へ向かう。
「あれか」
しばらく街道を歩いて行くと、やがて街を囲う外壁が見えてきた。門番に挨拶をして中に入ると、街並みが視界に入ってくる。
「まるでRPGの中に入ったようだ……」
街の中は活気に満ち溢れていた。道行く人々が笑顔で言葉を交わしている光景が見える。
「まずは冒険者ギルドに行こう」
俺たちはギルドへと向かった。冒険者ギルドに入ると、受付嬢に話しかける。
「すみません。冒険者登録したいのですが」
「かしこまりました。こちらの用紙に必要事項を記入してください」
俺は渡された紙を見る。名前、年齢、職業といった基本的な情報を書き込んでいく。
「これでいいでしょうか?」
受付嬢に紙を渡すと、彼女は確認していく。
「はい、大丈夫ですね。それではこちらの水晶に触れてください」
言われたとおりにすると、水晶が太陽のように輝き始める。
パリィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!!!!!!!!!!!!!!!
次の瞬間、水晶は粉々に砕け散ってしまった。
「これは……」
受付嬢は唖然としている。
「あの……何かまずいことでも?」
俺は不安になって尋ねる。すると、彼女は慌てて首を横に振った。
「いえ、そんなことありません! ただ、その……あなたの魔力量があまりにも多かったもので……」
どうやら俺の魔力に水晶が耐えきれなかったようだ。
(ちょっとやり過ぎてしまったか)
俺は心の中で反省する。次は、魔法力の試験だ。
「この魔導ゴーレムに魔法を当ててください」
目の前には巨大な石像がある。ゴーレムのようだ。
「【ファイアーボール】!」
ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!
俺の放った魔法が、魔導ゴーレムとやらを木っ端みじんにした。
「え、えぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええっ!?」
試験官は唖然としている。
「え、詠唱なしであんな魔法を放てるなんて……」
彼女は信じられないといった表情を浮かべていた。
「あの……これで試験は合格でしょうか?」
俺が尋ねると、彼女はハッとした顔になり、慌てて答える。
「は、はい! もちろんです!」
こうして、俺は無事に冒険者ギルドの冒険者となったのであった。
「この森から一番近いのは、アーガスの街だな」
地図を見ながら進んでいく。この地図は【魔法の地図】といって、世界中にある場所をマッピングすることができるという優れものだ。
「ん? これは……」
『どうした?』
地図に青い点と、赤い点が表示される。青い点が善良な人間で赤い点が魔物や悪意ある人間だ。
「誰かが魔物に襲われてるようだ」
『ならば我の背中に乗るがよい』
リザはしゃがみ込むと、俺に向かって背中を向ける。俺は彼女の背中に跨った。
「しっかり掴まっているのだぞ」
そう言うと、リザは走り出した。物凄いスピードで景色が流れていく。森を抜け、草原を駆け抜け、あっという間に目的地に到着した。
「いたぞ!」
そこには、全長3メートルを超える鬼の魔物と戦っている女騎士がいた。女騎士は剣を振り回し、なんとか魔物の攻撃を凌いでいる。
『奴はオーガロード。力押しで勝てる相手ではないぞ』
リザの言う通り、女騎士は力尽きたように崩れ落ちた。オーガロードがとどめを刺そうと剣を振り上げる。
「まずいな……」
俺はリザの背中から飛び降りると、魔法を唱える。
「【ファイアーボール】!」
下級魔法であるが今の俺が放てば最上級の威力があり、オーガロードを跡形もなく消し飛ばした。
『相変わらず規格外の威力だな……』
リザは呆れた様子で言う。
「大丈夫でしたか?」
俺が女騎士に声をかけると、彼女は驚いたように目を見開いた。
「君は……?」
「新城直人といいます。怪我はないですか?」
俺は女騎士の全身に視線を走らせると、その豊満な肢体を舐めるように見つめてしまう。引き締まったウエストに、大きなお尻、そしてすらりと伸びた脚線美に思わず見惚れてしまう。
(おっと……いけない)
俺は慌てて視線を逸らすと、彼女に回復魔法を詠唱する。
【ヒール】!」
女騎士の身体に光が降り注ぎ、怪我が回復する。
「す、すまない……」
「いえいえ、当然のことをしたまでです」
俺が微笑むと、女騎士の顔が赤く染まった。
「私はレイナ・マーシャス。聖騎士だ」
彼女は自分の名を名乗ると、俺に手を差し伸べてきた。俺は彼女の手を握り返す。柔らかい感触が伝わってきた。
「あ、ありがとう……助かったよ」
レイナは照れ臭そうにしている。その仕草も可愛らしいと思った。
(可愛いな……)
俺は彼女を見つめながらそんなことを思ったのであった。
「助けてくれたことに感謝する。私はこのグラントニア王国の騎士団長を務めている。何か困ったことがあればいつでも訪ねてくれ」
レイナはそう言うと、去っていった。俺は彼女を見送った後、リザと共に街へ向かう。
「あれか」
しばらく街道を歩いて行くと、やがて街を囲う外壁が見えてきた。門番に挨拶をして中に入ると、街並みが視界に入ってくる。
「まるでRPGの中に入ったようだ……」
街の中は活気に満ち溢れていた。道行く人々が笑顔で言葉を交わしている光景が見える。
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俺たちはギルドへと向かった。冒険者ギルドに入ると、受付嬢に話しかける。
「すみません。冒険者登録したいのですが」
「かしこまりました。こちらの用紙に必要事項を記入してください」
俺は渡された紙を見る。名前、年齢、職業といった基本的な情報を書き込んでいく。
「これでいいでしょうか?」
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俺は不安になって尋ねる。すると、彼女は慌てて首を横に振った。
「いえ、そんなことありません! ただ、その……あなたの魔力量があまりにも多かったもので……」
どうやら俺の魔力に水晶が耐えきれなかったようだ。
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俺は心の中で反省する。次は、魔法力の試験だ。
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試験官は唖然としている。
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彼女は信じられないといった表情を浮かべていた。
「あの……これで試験は合格でしょうか?」
俺が尋ねると、彼女はハッとした顔になり、慌てて答える。
「は、はい! もちろんです!」
こうして、俺は無事に冒険者ギルドの冒険者となったのであった。
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