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数日後、俺とフィーナは無事に目的の町へと到着した。護衛の依頼も達成したので、後は依頼主の元へ報告するだけだ。俺たちは早速、大商人のアベルさんの屋敷へと向かった。

「ようこそおいでくださいました!」

大商人のアベルさんは笑顔で出迎えてくれた。彼は恰幅のいい男性で、年齢は40歳ほどだろうか?彼は俺たちを応接室に案内してくれた……そこで依頼達成の報告を行うことにする。

「はい! これで護衛の任務は終了です!」

俺がそう言うと、フィーナは嬉しそうに言った。

「やりましたね!カイト様!」

俺は彼女に頷き返すと報酬を受け取った。そしてアベルさんに別れを告げると屋敷を後にした。

「さて、これからどうしようか?」

俺が尋ねると、フィーナは考え込みながら言った。

「うーん……とりあえずどこかで休憩しませんか?私お腹が空いちゃって……」

「そうだね……じゃあどこかお店に入ろう!」

俺はそう提案すると彼女を連れて近くのレストランへと向かった。そこで食事をしながら今後の予定を相談することにしたのだ。するとフィーナは嬉しそうに言った。

「カイト様と一緒に旅ができて幸せです!」

彼女は満面の笑みで言う……その笑顔はとても眩しく見えた。俺は照れ笑いしながら言葉を返す。

「こちらこそだよ……フィーナのおかげで楽しい旅ができてるよ」

「本当ですか?嬉しいです!」

フィーナは嬉しげに微笑むと俺の手に自分の手を重ねてきた。その仕草はとても可愛らしくて愛おしかった……俺は彼女を優しく抱きしめるとキスをした。

「んっ……カイト様……」

フィーナは潤んだ瞳で俺を見つめながら甘い吐息を漏らす……俺は彼女の頭を優しく撫でながら言った。

「これからもずっと一緒に居ようね……」

「はい!ずっと一緒です!」

フィーナはとても幸せそうな笑みを浮かべて言った。俺はそんな彼女にもう一度キスをする……そして二人は食事を続けたのだった……。
その後、俺たちはアベルさんの紹介で宿屋を紹介してもらい、そこに泊まることにした。部屋に入った後、俺とフィーナはベッドに横になる。すると彼女は俺の腕枕に頭を乗せて甘えてきた。俺は彼女の髪を優しく撫でながら言う……。

「今日は疲れたね……」

「そうですね……でも楽しかったです!」

彼女は嬉しそうに微笑むと俺に抱きついてきた……そして俺の胸に顔を埋めると深呼吸をする。俺はそんな彼女を抱きしめながら頭を撫でた……すると彼女は幸せそうな声を漏らす。

「カイト様……大好きです……」

「俺もだよ……」

俺は彼女の耳元で囁いた。そしてそのまま彼女に口づけをする……するとフィーナもそれに応えるように舌を絡めてくる……しばらくお互いの唾液を交換するような濃厚なキスを続けた後、俺たちは唇を離した……二人の口の間には透明な橋がかかる。それを舌で舐め取ると、今度は首筋へと舌を這わせた……フィーナはくすぐったそうに身を捩らせるが決して嫌がる様子はなく、むしろ喜んでくれているようだった。

「カイト様……もっと……」

フィーナは熱っぽい声で求めてきた。俺はそれに応えるように彼女に覆い被さる……そして再び激しい口づけを交わすのだった……。
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