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翌日、俺たちはギルドの依頼で雪山に向かっていた。今回の依頼内容は雪山の山頂に自生するスノーハーブの採取だ。
「寒っ……!!」
「カイトくん、大丈夫?」
エレナさんが心配してくれたが大丈夫だと答えた。
(それにしてもすごい吹雪だな……)
視界が悪くて先が見えない状態だ……。
『ご主人様、僕の毛皮で暖まってください』
「ありがとう、シロ!」
シロの毛に包まれていると体がポカポカしてきた。おかげでだいぶ楽になった気がする……。
「あっ、洞窟が見えましたよ!」
しばらく歩くと洞窟の入り口に到着した。中に入ると中は真っ暗だったので、俺たちは松明に火をつけた。
すると奥の方から何かが動く音が聞こえてきた……!!
(なんだ……?)
恐る恐る近づいてみるとそこにいたのは巨大な白熊だった……!!
「あれはホワイトベアーか!?」
驚いているとシロが叫んだ。
『ご主人様、僕がやります!』
そう言うとシロは飛びかかった!
『ガウッ!!』
シロが爪を振り下ろすと白熊の体に傷が刻まれた……!!
「よし、このまま攻めるぞ!」
『ガウッ!!』
2人で連携しながら攻撃を続けると遂に白熊を倒した……!
(やった!)
「エレナさん、やりましたよ!」
喜んでいると彼女が話しかけてきた。
「えぇ、後は任せてちょうだい」
エレナさんが杖を構えると呪文を唱えた……!
『フレアバースト!!』
巨大な火球が命中した途端、ホワイトベアーは断末魔の叫びと共に息絶えた……。
「先を急ぐわよ」
エレナさんの言葉に傾きながら俺たちは山頂を目指した──。
「やっと着いた……!」
山頂に到着するとそこには雪のように真っ白な花が咲いていた。
『ご主人様、早く採取しましょう!』
「そうだね!」
俺たちはスノーハーブを摘み取ろうとするが、その時だった──。
「グオオオオオオオオォッ!!!!」
突然、背後から巨大なドラゴンが現れた……!
「なっ……!?」
驚いているとドラゴンは口から氷を吐き出した……!!
「『プロテクション!!』」
エレナさんが魔法を唱えたおかげで何とか助かったようだ。
(くそっ……!)
急いで剣を構えるが、その前にドラゴンが立ち塞がった!!
『ご主人様、ここは僕が戦います!』
そう言うとシロは飛びかかった!
「ガオオォッ!!」
ドラゴンはシロに向かって爪を振り下ろした……!!
『プロテクション!!』
間一髪のところでエレナさんが防御魔法を発動したおかげで助かったようだ……。
(よし、今のうちに……!)
俺はスノーハーブを摘み取ると急いでその場を離れた──。
なんとか無事に逃げ切ることができたんだが、帰り道の途中で俺は疲労困憊だった……。
(はぁ、やっと帰れるのか……)
そんなことを考えているうちに街が見えてきたのでホッとするのだった──。
「寒っ……!!」
「カイトくん、大丈夫?」
エレナさんが心配してくれたが大丈夫だと答えた。
(それにしてもすごい吹雪だな……)
視界が悪くて先が見えない状態だ……。
『ご主人様、僕の毛皮で暖まってください』
「ありがとう、シロ!」
シロの毛に包まれていると体がポカポカしてきた。おかげでだいぶ楽になった気がする……。
「あっ、洞窟が見えましたよ!」
しばらく歩くと洞窟の入り口に到着した。中に入ると中は真っ暗だったので、俺たちは松明に火をつけた。
すると奥の方から何かが動く音が聞こえてきた……!!
(なんだ……?)
恐る恐る近づいてみるとそこにいたのは巨大な白熊だった……!!
「あれはホワイトベアーか!?」
驚いているとシロが叫んだ。
『ご主人様、僕がやります!』
そう言うとシロは飛びかかった!
『ガウッ!!』
シロが爪を振り下ろすと白熊の体に傷が刻まれた……!!
「よし、このまま攻めるぞ!」
『ガウッ!!』
2人で連携しながら攻撃を続けると遂に白熊を倒した……!
(やった!)
「エレナさん、やりましたよ!」
喜んでいると彼女が話しかけてきた。
「えぇ、後は任せてちょうだい」
エレナさんが杖を構えると呪文を唱えた……!
『フレアバースト!!』
巨大な火球が命中した途端、ホワイトベアーは断末魔の叫びと共に息絶えた……。
「先を急ぐわよ」
エレナさんの言葉に傾きながら俺たちは山頂を目指した──。
「やっと着いた……!」
山頂に到着するとそこには雪のように真っ白な花が咲いていた。
『ご主人様、早く採取しましょう!』
「そうだね!」
俺たちはスノーハーブを摘み取ろうとするが、その時だった──。
「グオオオオオオオオォッ!!!!」
突然、背後から巨大なドラゴンが現れた……!
「なっ……!?」
驚いているとドラゴンは口から氷を吐き出した……!!
「『プロテクション!!』」
エレナさんが魔法を唱えたおかげで何とか助かったようだ。
(くそっ……!)
急いで剣を構えるが、その前にドラゴンが立ち塞がった!!
『ご主人様、ここは僕が戦います!』
そう言うとシロは飛びかかった!
「ガオオォッ!!」
ドラゴンはシロに向かって爪を振り下ろした……!!
『プロテクション!!』
間一髪のところでエレナさんが防御魔法を発動したおかげで助かったようだ……。
(よし、今のうちに……!)
俺はスノーハーブを摘み取ると急いでその場を離れた──。
なんとか無事に逃げ切ることができたんだが、帰り道の途中で俺は疲労困憊だった……。
(はぁ、やっと帰れるのか……)
そんなことを考えているうちに街が見えてきたのでホッとするのだった──。
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