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翌日、目を覚ますと股間が盛り上がっている。どうやら昨夜のことを思い出して興奮しているせいか勃起してしまっていたようだ。それを見たラインハルトはニヤリと笑みを浮かべるといきなり唇を重ねてきて舌を絡ませてきた。そのまましばらくの間そうして口づけを交わしていたが満足したらしい彼が口を離すと、今度は自分の股間を俺の顔に押し付けてきたので舐め始めることにした。するとどんどん大きくなってきたので夢中になってしゃぶり続けているうちに我慢できなくなってきたので口に含んだまま達してしまうのだった……


「ねぇ、そろそろ挿れてほしいな」


そんなラインハルトの言葉に頷くと俺は起き上がり彼に覆い被さるような体勢になると挿入していった。その瞬間、彼は大きく仰け反りながら喘ぎ声を上げていたかと思うと次の瞬間には絶頂を迎えていたようで盛大に白濁液を放出したので俺の中に大量の熱い液体が流れ込んできた。その感覚に幸福感を覚えながらゆっくりと引き抜いていくと、そこからは白い糸を引いておりとてもいやらしい光景だった……その後は二人でシャワーを浴びてから朝食を食べてから宿を出た後で市場に買い物に行くことにした。


「見てラインハルト、可愛いね」


市場で貝殻や珊瑚でできた髪飾りを見つけた俺はラインハルトの髪につけてあげると彼は嬉しそうに微笑んでいた。その様子を見て俺も嬉しくなりながら次の店に向かうことにしたのだが途中でアクセサリーを売っているお店があったので立ち寄ってみることにする。店内には様々な装飾品が飾られていてどれも綺麗だったので目移りしてしまいそうになるほどだったが、その中でも一際興味を惹かれたものがあった。それは指輪で赤い宝石がついているものだった。


「これ、綺麗だね」


俺がそう言うとラインハルトも同意してくれたので早速購入することにした。二人お揃いの指輪をはめて満足そうな表情を浮かべていると彼は俺の手を取りながら微笑んでいた。


「これでお揃いだね」


そう言うと彼は俺の手に指を絡めてきて恋人繋ぎをしてきた。俺もそれに応えるようにして握り返していくと、そのまま歩き始めるのだった……


「ねえ、ちょっと休憩しようよ」


昼食をとった後で歩いているとラインハルトが言ってきたので休むことにした俺達は近くにあったカフェに入った。店内は落ち着いた雰囲気でくつろげる空間になっており、メニュー表を見ると美味しそうなものがたくさんあったのでどれを頼むか迷ってしまうほどだったが、結局二人とも同じものを注文することにした。


「お待たせしました」


女性の店員が運んできたのは大きなパンケーキの上に生クリームや果物がたくさん乗ったものだった。それを見たラインハルトは目を輝かせながらナイフとフォークを使って切り分けていくと一口食べて幸せそうな表情を浮かべていた。俺も同じように口に運ぶと、ふわふわで甘さ控えめの生地に絶妙な加減でかけられたシロップの甘味と果物の酸味がよく合っていたので思わず頬が緩んでしまうほどだった。その後はお互いに交換したりしながら食べ進めていたのだが、途中でラインハルトが自分のパンケーキを一口サイズに切ってフォークで刺して差し出してきた。


「あーんして」


そう言われて素直に口を開けると中に入れられたのでゆっくりと味わっていると彼は嬉しそうな表情を浮かべていたが、その笑顔を見ているとこっちも幸せな気分になるのだった。そんなこんなで食事を終えた後はゆっくりした後で買い物に向かったのだが、途中で見つけたブレスレットを購入してから路地裏を歩いているとふと目が合ってしまったのでそのままキスを交わしていた……


「ねえ、そろそろしようか?」


路地裏でキスをしてから宿に戻った後、部屋でくつろいでいると突然ラインハルトがそんなことを言ってきた。何をするつもりなんだろうと思っていたら彼は服を脱ぎ捨てて全裸になると俺のズボンに手をかけてきた。


「ほら、脱いで」


そう言われて俺も裸になるとベッドに押し倒されてしまった。


「ふふっ、可愛いね……」


そんな感想を漏らしながら俺の身体に触れてくるラインハルト。最初はくすぐったくて身を捩っていたのだが徐々に快感へと変わっていき、最終的には勃起してしまっていた。それを見た彼は嬉しそうな表情を浮かべると今度は俺のものを口に含んできた。その瞬間、今までに感じたことのないような快楽に襲われてしまい思わず声が出てしまうほどだったがそれでも必死に耐えていると今度は手を使って激しく扱き始めてきたため一気に限界を迎えようとしていたその時だった。


「まだダメだよ」


と言って止められてしまったことにより寸止め状態になってしまいもどかしさを感じていたが、今度は自分のものを握らせてきたので一緒に扱き始めることになった。そして絶頂を迎える寸前で手を離されてしまったことで不完全燃焼になってしまった俺はどうしてくれるんだと言わんばかりの視線を彼に向けると彼は妖艶な笑みを浮かべてこちらを見つめ返してきた後、こう言ったのだった。


「次は僕の番だよ……」


そう言うと俺の上に跨ってきたラインハルトは腰を落としながら挿入してきた。最初は痛みを感じていたが徐々に慣れてきたのかスムーズに出し入れできるようになったところで動きが激しくなっていった。


「あんっ……あっ……あぁっ……」


そんな喘ぎ声を上げながら乱れまくるラインハルトの姿を見ているとこちらまで興奮してきてしまい腰の振り方が激しくなってしまう。やがて限界を迎えた俺たちは同時に果ててしまった後、しばらくの間抱き合っていたのだった……
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