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第十四幕 転生歌姫と繋がる運命の輪
設定集(第十四幕終了時点)
しおりを挟む●第十四幕からの登場人物
・シェロ
銀の髪に青い瞳を持つエルフの青年。
ウィラー大森林に暮らす『エルジュ一族』の長老の息子で、メリアの身の回りの世話をする。
エルジュ一族は、シフィルの実家であるエルジュ公爵家の源流であることが判明する。
・リュート(複製体)
賢者リュートの魂から複製された存在。
賢者の足跡を辿る者を導く役割を与えられる。
カティア達に、『黒き神の神殿』の場所を教え、そこに至るための『道』を示した。
・桧原琉斗
【俺】の前世……のはずだが、この世界に転移してからのリュートとしての記憶を、カティアは持っていない。
その理由は果たして……
・シェライラ
はるか昔、グラナが王国時代の時の王女。
賢者リュートと恋に落ちたと言う。
・セティス
シフィルの祖父。
300年前の大戦の時、エルジュ一族の若者を率いて魔王の軍勢と戦った。
その後、エルジュの里を出て世界を放浪し、アダレットの地に落ち着いた。
・フォルトゥナ
黒神教の七天禍、『占星術師』の正体。
自らに対する攻撃を、『運命を操る』事で無効化する恐るべき異能の持ち主。
・ローランド=アグレアス
黒神教の七天禍、『魔剣士』の正体。
かつてのテオフィールパーティーの一員。
また、アグレアス侯爵家の先祖でもある。
魔族であるが、シェラと同様にカティア達の味方となる。
●地勢
・ウィラーの聖域
メリア(複製体)が暮らす、天を突く程の巨木『王樹』を中心とした、隠された領域。
・黒き神の神殿
グラナ帝都パニシオンよりはるか東の地。
不毛な大地に刻まれた大峡谷の底に建てられた、邪神を祀る神殿。
賢者リュートは、ここに邪神が封じられていると考えていた。
●魔法
・天道律
大転移魔法。
行使するためには本来、特定の星の配置と大規模な儀式、複数人を要するほどの莫大な魔力が必要となる大魔法。
賢者リュートは、これを『三つの鍵』を用いることで、黒き神の神殿へと至る『道』とした。
・赫光
術者を中心として全方位に無数の熱光線を放つ魔法。
・六精龍
炎龍、雷龍、氷龍、水龍、風龍、地龍を纏めて呼び出す神代魔法。
・霞風
強烈な暴風をも優しく吹き散らす、風の防御魔法。
●魔導具など
・風のタクト
王樹の枝から創られた魔導杖。
風属性の魔法に対して絶大な支援効果を発揮する。
・神姫の戦装束
エメリナの神器。
物理・魔法防御の高さは言うまでもなく、自動治癒や身体能力向上の術式が組み込まれている。それに加えて、自動修復、防汚防臭、自動サイズ調整も完備と言う、エメリナ自慢の逸品である。
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