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25歳のチビでポッチャリな私は転移した異世界で子供扱いされて困ってます!
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そんなやり取りをしていると部屋のドアがノックされて服屋さんが入ってきた。
服屋さんが持ってきてくれたのは濃いエメラルドグリーンのドレスで、淡いグリーンのシフォン生地が胸元とスカート部分をふんわりと包み込んでいて落ち着いたデザインだ。
過度なヒラヒラもなく良い感じ。
そもそもドレス慣れしていないからゴワゴワした物とかゴチャゴチャした物は受け付けられないんだよね。
コスプレだってしたことないし。
着てみれば体にフィットするもののラインが出ない様にシフォン生地がフワッと隠してくれていてお腹の肉が目立たなくて気に入った。
私のサイズのコルセットは流石に短期間では用意できなかったみたいで、チューブトップみたいな物をくれた。
細いチェーンが肩紐の代わりになっていてズレ落ちない仕様だ。
あと2着はまだ製作中だそうで、王様との謁見の為に急いでくれたのが分かってありがたかった。
午後はジョナサンが私を屋敷の宝物庫に連れていった。
魔法で解錠すれば中にはたくさんの金貨や宝石があった。
「ミク、我が家の宝物庫だがどうだ?」
って聞かれて、素直に疑問を口にする。
「すごいけど、こんな大事な所に私なんか連れてきても良かったの?」
赤の他人のとは付けなかったけど私の言わんとしていることは分かったみたいで、
「ミクだから連れてきたんだよ」
と呟いた。
この宝物庫にはジョナサン以外ではピートさんしか入ることが出来ないらしい。
それにさっき私も許可したから、次から扉に手を翳せば入れるから好きなときに入ってくれて構わないって言われた。
「そんな大事な所にまだ出会って数日の人を入れたらダメだよ! もし私がお宝を盗んで逃げたらどうするの?」
って真剣に怒ると
「そんな俺のことを心配して怒ってくれるミクだから大丈夫だよ。それにもしミクがここの宝を持ち去ったとしても、ミクがいなくなる悲しみは感じてもその宝で幸せに暮らしてくれるならと受け入れられると思うんだ……」
って重たい発言をされた。
いや、そもそも盗んだり逃げたりはしないから心配はいらないけど、とっても重たいものを貰った気持ちで落ち着かない。
一人でここに来ることはないけど、勝手に入れる様にされてしまうのは何か怖い。
「そうそう、ミクをここに連れてきたのはドレスに合うアクセサリーを探そうと思ってね。母の物や祖母が遺してくれたアクセサリーもたくさんあるから一緒に見ようか」
本当に様々な沢山の宝石やアクセサリーがあって驚かされた。
辺境伯がどの地位なのかは分からないけど、貴族はみんなこうなのかな?
ぼんやり眺めていたら
「ミクは宝石には興味ないの?」
って聞かれた。
興味あるかないかでいったら″ない″だなって思う。
だってあまりにも身近になかった物だし、そりゃ女子高生の時とかピアスやネックレスは付けてたけど、所詮プチプラの偽物だし価値よりも可愛さ重視だったから、いきなり本物のキラキラした宝石やアクセサリーを目にしても正直″綺麗″位は思うけど、身に付けたいかって言われれば″畏れ多い″が先に出るし、汚したらとか壊したらとかの方が気になって、気軽に手に取れない。
かいつまんで話せば
「ミクは本当に欲がないんだね。でも遠慮することはないんだよ? 俺はもうミクを手放すつもりはないのだから。勿論ミクがちゃんと俺を選んでくれるのを待つつもりではあるけど、宝石位は贈らせて? 大切な女性を着飾らせるのも男の幸せのひとつなんだから。ね?」
って優しく諭すように私を抱き寄せながら話してまた腕に抱き上げられてしまった。
またもやナチュラルに腰周りを撫でられたけど、気にしたら負けだ。
ここ数日私の定位置になりつつあるジョナサンの左腕。
普通に考えたら150センチとはいえぽっちゃりしている私は重い筈なのに、軽々と腕に座らせる様に抱えられている。
それがまた安定してるし落とされる不安とかはないんだけど、子供みたいで嫌なんだよね……。
セクハラしてくるから子供扱いはされてないんだろうけど。
でも皆私よりかなり大きいから躓いたりしたら危ないって。
この屋敷ではそこまで人は多くないけど、城は人が多いからずっと俺の腕の中にいて欲しいって言われて、人前でもこの羞恥プレイが続くのかと落胆した。
流石に撫でまわしたりはしないよね?
服屋さんが持ってきてくれたのは濃いエメラルドグリーンのドレスで、淡いグリーンのシフォン生地が胸元とスカート部分をふんわりと包み込んでいて落ち着いたデザインだ。
過度なヒラヒラもなく良い感じ。
そもそもドレス慣れしていないからゴワゴワした物とかゴチャゴチャした物は受け付けられないんだよね。
コスプレだってしたことないし。
着てみれば体にフィットするもののラインが出ない様にシフォン生地がフワッと隠してくれていてお腹の肉が目立たなくて気に入った。
私のサイズのコルセットは流石に短期間では用意できなかったみたいで、チューブトップみたいな物をくれた。
細いチェーンが肩紐の代わりになっていてズレ落ちない仕様だ。
あと2着はまだ製作中だそうで、王様との謁見の為に急いでくれたのが分かってありがたかった。
午後はジョナサンが私を屋敷の宝物庫に連れていった。
魔法で解錠すれば中にはたくさんの金貨や宝石があった。
「ミク、我が家の宝物庫だがどうだ?」
って聞かれて、素直に疑問を口にする。
「すごいけど、こんな大事な所に私なんか連れてきても良かったの?」
赤の他人のとは付けなかったけど私の言わんとしていることは分かったみたいで、
「ミクだから連れてきたんだよ」
と呟いた。
この宝物庫にはジョナサン以外ではピートさんしか入ることが出来ないらしい。
それにさっき私も許可したから、次から扉に手を翳せば入れるから好きなときに入ってくれて構わないって言われた。
「そんな大事な所にまだ出会って数日の人を入れたらダメだよ! もし私がお宝を盗んで逃げたらどうするの?」
って真剣に怒ると
「そんな俺のことを心配して怒ってくれるミクだから大丈夫だよ。それにもしミクがここの宝を持ち去ったとしても、ミクがいなくなる悲しみは感じてもその宝で幸せに暮らしてくれるならと受け入れられると思うんだ……」
って重たい発言をされた。
いや、そもそも盗んだり逃げたりはしないから心配はいらないけど、とっても重たいものを貰った気持ちで落ち着かない。
一人でここに来ることはないけど、勝手に入れる様にされてしまうのは何か怖い。
「そうそう、ミクをここに連れてきたのはドレスに合うアクセサリーを探そうと思ってね。母の物や祖母が遺してくれたアクセサリーもたくさんあるから一緒に見ようか」
本当に様々な沢山の宝石やアクセサリーがあって驚かされた。
辺境伯がどの地位なのかは分からないけど、貴族はみんなこうなのかな?
ぼんやり眺めていたら
「ミクは宝石には興味ないの?」
って聞かれた。
興味あるかないかでいったら″ない″だなって思う。
だってあまりにも身近になかった物だし、そりゃ女子高生の時とかピアスやネックレスは付けてたけど、所詮プチプラの偽物だし価値よりも可愛さ重視だったから、いきなり本物のキラキラした宝石やアクセサリーを目にしても正直″綺麗″位は思うけど、身に付けたいかって言われれば″畏れ多い″が先に出るし、汚したらとか壊したらとかの方が気になって、気軽に手に取れない。
かいつまんで話せば
「ミクは本当に欲がないんだね。でも遠慮することはないんだよ? 俺はもうミクを手放すつもりはないのだから。勿論ミクがちゃんと俺を選んでくれるのを待つつもりではあるけど、宝石位は贈らせて? 大切な女性を着飾らせるのも男の幸せのひとつなんだから。ね?」
って優しく諭すように私を抱き寄せながら話してまた腕に抱き上げられてしまった。
またもやナチュラルに腰周りを撫でられたけど、気にしたら負けだ。
ここ数日私の定位置になりつつあるジョナサンの左腕。
普通に考えたら150センチとはいえぽっちゃりしている私は重い筈なのに、軽々と腕に座らせる様に抱えられている。
それがまた安定してるし落とされる不安とかはないんだけど、子供みたいで嫌なんだよね……。
セクハラしてくるから子供扱いはされてないんだろうけど。
でも皆私よりかなり大きいから躓いたりしたら危ないって。
この屋敷ではそこまで人は多くないけど、城は人が多いからずっと俺の腕の中にいて欲しいって言われて、人前でもこの羞恥プレイが続くのかと落胆した。
流石に撫でまわしたりはしないよね?
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