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第三章 魔王城
十二.身も心も結ばれる喜び(中) Sideレオンハルト※
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「やっ……もっ……もう……いいんじゃ……ないかな?」
枕に顔を埋めて肩で息をしているショウは何とかそう口にすると、わたしに懇願するような視線を向けてきた。今にも零れ落ちそうな涙を滲ませ、眦は仄かに朱く色付いている。今すぐに彼の中に愚息を捻じ込んで激しく突き上げたい衝動に駆られたけれど、今日は『初めての上書き』なのだ。丁寧過ぎるほどにドロドロに快楽で蕩けさせてから繋がると決めている。
ショウの願いを叶えたいという気持ちもある。しかし、まだここはわたしの指を二本咥え込んだだけなのだ。指南書によれば指三本を入れても突っ張らないくらいまで解すと良いと記してあった。初めての時の記憶は曖昧で、ほとんど無意識だったため、結果的にショウの後孔は切れてしまうという結果になってしまった。
恥ずかしながらエリックにショウの不調を悟られ、薬を用意してもらい彼を辱めることになってしまったのだ。
「もう少しここを解さねばなりません。今無理に事を進めてしまえばショウを傷付けてしまうことになります。もう少しの辛抱ですから」
そう言うとわたしは後孔に挿し入れた指を縦横無尽に動かした。二本挿し入れた指を抜き挿しし、引き抜いて口が開いたところに舌を差し込んで唾液を流し込む。パクパクと呼吸をするように収縮する後孔にわたしの唾液が飲み込まれていく様は、わたしの仄暗い自尊心を大いに満足させた。
唾液を注ぎ込んで腸壁を舌で舐ると、襞がうねってまるでわたしの舌を歓迎してくれているように締め付けてくれる。舌を抜いて入り口をペロペロと舐め、収縮を繰り返すそこを堪能する。硬く尖らせた舌先を突き入れてユルユルと出し入れすると、短く愛らしい喘ぎ声が響き渡る。
「あ、んんぅっ……、ああっ、あんっ、んぁっ……、やぁっ」
舌を抜くと再び指を挿し入れる。二本入れると開くように動かして、その隙間に三本目をゆっくり忍び込ませる。ミッチリと三本を咥え込むと、ショウから苦し気な声が聞こえてきたので、馴染むまで動かさずに縁を舐めて滑りを良くする。前回使用した潤滑用の香油を使用してもいいのだが、今回は挿入まではわたしの唾液で解すと決めている。香油の香りでショウの匂いが薄れてしまうので、前戯の段階ではなるべく使用したくないのだ。
以前聖女様から頼まれて買い物をした際に、女性用の化粧品などに紛れて置いてあった香油を購入したのだが、如何せん香りが強すぎた。好ましい香りではあるのだけれど、わたしはあくまでも滑りを良くするのが目的であって、香油の香りを楽しみたい訳ではないのだ。この旅が終わったら、香りのない潤滑剤を探そうと決意を固める。
三本の指を咥え込んだ後孔がほんのり蠢き、細く引き締まった魅惑の腰が緩やかに揺れ出したところで、指の動きを再開した。少し苦し気なショウの気を紛らわせるために、性器を扱き上げる。背中に所有の印を刻み付けながら、性器を握る手を上下に擦り、中に差し込んだ指を蹂躙するように動かす。するとある一点を掠めた時にショウの腰が跳ね、一際大きな鳴き声を上げた。
「ああっ‼ や、そこ、何っ!? やぁっ……」
――見付けた。ここが指南書にあった『前立腺』という場所だろう。お腹側の僅かに硬さの違う部分……。ここがショウの好いところ……。
「気持ちいいですか?」
「やだっ……。そこ怖いっ……」
訊ねるとショウからは弱気な発言が。しかし、後ろで達するためにはここでの快感を覚えてもらう必要がある。ゆっくりとその部分を撫で擦る。
「ひうっ……やあっ、は、激しいからぁ……」
否定的な言葉とは裏腹に、ショウの性器からはトロリと先走りが垂れ流されて、粟立った肌も桃色に色付いて快楽を全身で表現している。
「怖くないですよ。ここは、気持ちのいい場所だって覚えましょうね」
集中的にそこを刺激して、時折指を抜くとフルフルと震えている後孔を舐める。突然の舌の感触に驚いて腰が跳ねると、そこはヒクヒクと気持ちよさそうにしている。後孔を解し始めた頃と比べて柔らかくなってきたそこは、わたしの指を難なく飲み込んでくれる。更に中を擦り上げると、一際甲高い嬌声を上げてショウは吐精した。そろそろ頃合いかな……。
達して息も絶え絶えなショウに、挿入の許しを請う。荒い息を整えるために深く息を吸い込んでゆっくりと吐き出す様は、目元が赤くなっていることと合わせてとても煽情的で、既に痛いほどに張りつめているわたしの愚息を益々大きくさせる。前回がどうだったのか覚えていないのが悔やまれるが、今まで生きてきた中で最骨頂の膨張率だろう。
「ショウ、ショウのここに、わたしのペニスを挿入しても宜しいでしょうか?」
許しが得られなければまだまだ愛撫を施すことは吝かではない。寧ろいくら触っても足りないくらい愛しいショウの体をもっと高めたいとすら思う。だから、達してボンヤリしている彼に聞こえるか聞こえないか微妙な声量で訊ねた。
「ハア……ハア……」
案の定返事がなかったので、ショウの体を仰向けにすると精を吐き出してぐったりしている性器を口に含んだ。中に残っている精液を啜り上げると、柔らかくなっていたショウの性器が僅かに芯を持ち始めた。達して腹部を汚していた残滓もねっとりと舐め取り綺麗にする。ボンヤリとしていた彼が慌てたように「汚いからやめてっ!」と叫んだけれど、何度も言うようにショウの体もそこから出た物も汚くはないのだ。
流石に排泄物を口にするような性癖も趣味もないため行為に取り入れることはしないが、ショウの具合の悪いときなどは問題なく下の世話が出来るだろうとは思っている。
「ショウの蜜は美味しいですから、慣れていただけませんか?」
「ひっ……お、おいしいとか……やめてよっ」
顔を真っ赤に火照らせて小さな声で抗議する様は、逆効果だということを理解していない。
「これも、こちらの世界では普通のことですから」
「ふ、ふつう、な訳――「普通ですよ」」
否定的な言葉が発せられる前に被せるようにそう言う。自分でも卑怯だとは思うけれど、これほど生まれ育った環境が違ったことを都合がいいと思ったことはない。指南書に書いてあったと言えば、恥じらいながらも最終的には受け入れてくれる。「この世界では普通」という魔法の言葉で、若干流されやすい彼は押せば引いてくれるだろうということが分かっているから、わたしは本当に腹黒い……。
「……普通なの?」
「はい。愛する人の愛液を口にするのは普通のことで、愛の営みでは普通に行われていることです。しかし、異世界からきたショウにはなかなか難しいことだと思いますから、わたしの精液を無理に口にする必要はございません。ですので、わたしにされることに慣れていただけませんか?」
じっと見下ろして潤んでいる瞳を見詰める。しばらく見つめ合っているとフイと目を逸らされて、「わかった……」という返答を頂けた。
「ふふっ……有難うございます。それではもう少しこちらを可愛がらせてくださいね?」
そう言って性器を再び口に含もうとしたところで、ショウに止められた。
「ちょっ、もうそれはいいから……入れてくれないか?」
ショウの可愛い口から「入れてくれないか?」と発せられたのがあまりにも尊くて、思わずパビケンヴォブルス神に心の中で感謝を捧げる。
「……優しくしてくれよ?」
僅かではあるがフリーズしていたわたしに容赦なく可愛いの追撃が入る。
このまま死んでも良いと思うほどの幸福に包まれて、自分でも気付かないうちに滲み出ていた涙が頬を伝った。それを見たショウは慌てて体を起こして、わたしの涙を拭って抱き締めてくれた。
「レオ、どうしたの!? どこか痛いの? それとも俺が何か嫌なことしちゃった?」
ゆっくり背を撫でてくださるショウの優しさに触れ、一度零れ落ちた涙はなかなか止まってくれなかった。
「……ありがとうございます。ショウは何も悪くありません。幸せだなと思ったらなぜか涙が……」
「そっか……。レオは今幸せなんだね? 俺もレオを一緒にいて幸せだから同じだね」
その言葉を聞くと胸が熱くなって、堪らずショウをギュッと強く抱き締め返した。
枕に顔を埋めて肩で息をしているショウは何とかそう口にすると、わたしに懇願するような視線を向けてきた。今にも零れ落ちそうな涙を滲ませ、眦は仄かに朱く色付いている。今すぐに彼の中に愚息を捻じ込んで激しく突き上げたい衝動に駆られたけれど、今日は『初めての上書き』なのだ。丁寧過ぎるほどにドロドロに快楽で蕩けさせてから繋がると決めている。
ショウの願いを叶えたいという気持ちもある。しかし、まだここはわたしの指を二本咥え込んだだけなのだ。指南書によれば指三本を入れても突っ張らないくらいまで解すと良いと記してあった。初めての時の記憶は曖昧で、ほとんど無意識だったため、結果的にショウの後孔は切れてしまうという結果になってしまった。
恥ずかしながらエリックにショウの不調を悟られ、薬を用意してもらい彼を辱めることになってしまったのだ。
「もう少しここを解さねばなりません。今無理に事を進めてしまえばショウを傷付けてしまうことになります。もう少しの辛抱ですから」
そう言うとわたしは後孔に挿し入れた指を縦横無尽に動かした。二本挿し入れた指を抜き挿しし、引き抜いて口が開いたところに舌を差し込んで唾液を流し込む。パクパクと呼吸をするように収縮する後孔にわたしの唾液が飲み込まれていく様は、わたしの仄暗い自尊心を大いに満足させた。
唾液を注ぎ込んで腸壁を舌で舐ると、襞がうねってまるでわたしの舌を歓迎してくれているように締め付けてくれる。舌を抜いて入り口をペロペロと舐め、収縮を繰り返すそこを堪能する。硬く尖らせた舌先を突き入れてユルユルと出し入れすると、短く愛らしい喘ぎ声が響き渡る。
「あ、んんぅっ……、ああっ、あんっ、んぁっ……、やぁっ」
舌を抜くと再び指を挿し入れる。二本入れると開くように動かして、その隙間に三本目をゆっくり忍び込ませる。ミッチリと三本を咥え込むと、ショウから苦し気な声が聞こえてきたので、馴染むまで動かさずに縁を舐めて滑りを良くする。前回使用した潤滑用の香油を使用してもいいのだが、今回は挿入まではわたしの唾液で解すと決めている。香油の香りでショウの匂いが薄れてしまうので、前戯の段階ではなるべく使用したくないのだ。
以前聖女様から頼まれて買い物をした際に、女性用の化粧品などに紛れて置いてあった香油を購入したのだが、如何せん香りが強すぎた。好ましい香りではあるのだけれど、わたしはあくまでも滑りを良くするのが目的であって、香油の香りを楽しみたい訳ではないのだ。この旅が終わったら、香りのない潤滑剤を探そうと決意を固める。
三本の指を咥え込んだ後孔がほんのり蠢き、細く引き締まった魅惑の腰が緩やかに揺れ出したところで、指の動きを再開した。少し苦し気なショウの気を紛らわせるために、性器を扱き上げる。背中に所有の印を刻み付けながら、性器を握る手を上下に擦り、中に差し込んだ指を蹂躙するように動かす。するとある一点を掠めた時にショウの腰が跳ね、一際大きな鳴き声を上げた。
「ああっ‼ や、そこ、何っ!? やぁっ……」
――見付けた。ここが指南書にあった『前立腺』という場所だろう。お腹側の僅かに硬さの違う部分……。ここがショウの好いところ……。
「気持ちいいですか?」
「やだっ……。そこ怖いっ……」
訊ねるとショウからは弱気な発言が。しかし、後ろで達するためにはここでの快感を覚えてもらう必要がある。ゆっくりとその部分を撫で擦る。
「ひうっ……やあっ、は、激しいからぁ……」
否定的な言葉とは裏腹に、ショウの性器からはトロリと先走りが垂れ流されて、粟立った肌も桃色に色付いて快楽を全身で表現している。
「怖くないですよ。ここは、気持ちのいい場所だって覚えましょうね」
集中的にそこを刺激して、時折指を抜くとフルフルと震えている後孔を舐める。突然の舌の感触に驚いて腰が跳ねると、そこはヒクヒクと気持ちよさそうにしている。後孔を解し始めた頃と比べて柔らかくなってきたそこは、わたしの指を難なく飲み込んでくれる。更に中を擦り上げると、一際甲高い嬌声を上げてショウは吐精した。そろそろ頃合いかな……。
達して息も絶え絶えなショウに、挿入の許しを請う。荒い息を整えるために深く息を吸い込んでゆっくりと吐き出す様は、目元が赤くなっていることと合わせてとても煽情的で、既に痛いほどに張りつめているわたしの愚息を益々大きくさせる。前回がどうだったのか覚えていないのが悔やまれるが、今まで生きてきた中で最骨頂の膨張率だろう。
「ショウ、ショウのここに、わたしのペニスを挿入しても宜しいでしょうか?」
許しが得られなければまだまだ愛撫を施すことは吝かではない。寧ろいくら触っても足りないくらい愛しいショウの体をもっと高めたいとすら思う。だから、達してボンヤリしている彼に聞こえるか聞こえないか微妙な声量で訊ねた。
「ハア……ハア……」
案の定返事がなかったので、ショウの体を仰向けにすると精を吐き出してぐったりしている性器を口に含んだ。中に残っている精液を啜り上げると、柔らかくなっていたショウの性器が僅かに芯を持ち始めた。達して腹部を汚していた残滓もねっとりと舐め取り綺麗にする。ボンヤリとしていた彼が慌てたように「汚いからやめてっ!」と叫んだけれど、何度も言うようにショウの体もそこから出た物も汚くはないのだ。
流石に排泄物を口にするような性癖も趣味もないため行為に取り入れることはしないが、ショウの具合の悪いときなどは問題なく下の世話が出来るだろうとは思っている。
「ショウの蜜は美味しいですから、慣れていただけませんか?」
「ひっ……お、おいしいとか……やめてよっ」
顔を真っ赤に火照らせて小さな声で抗議する様は、逆効果だということを理解していない。
「これも、こちらの世界では普通のことですから」
「ふ、ふつう、な訳――「普通ですよ」」
否定的な言葉が発せられる前に被せるようにそう言う。自分でも卑怯だとは思うけれど、これほど生まれ育った環境が違ったことを都合がいいと思ったことはない。指南書に書いてあったと言えば、恥じらいながらも最終的には受け入れてくれる。「この世界では普通」という魔法の言葉で、若干流されやすい彼は押せば引いてくれるだろうということが分かっているから、わたしは本当に腹黒い……。
「……普通なの?」
「はい。愛する人の愛液を口にするのは普通のことで、愛の営みでは普通に行われていることです。しかし、異世界からきたショウにはなかなか難しいことだと思いますから、わたしの精液を無理に口にする必要はございません。ですので、わたしにされることに慣れていただけませんか?」
じっと見下ろして潤んでいる瞳を見詰める。しばらく見つめ合っているとフイと目を逸らされて、「わかった……」という返答を頂けた。
「ふふっ……有難うございます。それではもう少しこちらを可愛がらせてくださいね?」
そう言って性器を再び口に含もうとしたところで、ショウに止められた。
「ちょっ、もうそれはいいから……入れてくれないか?」
ショウの可愛い口から「入れてくれないか?」と発せられたのがあまりにも尊くて、思わずパビケンヴォブルス神に心の中で感謝を捧げる。
「……優しくしてくれよ?」
僅かではあるがフリーズしていたわたしに容赦なく可愛いの追撃が入る。
このまま死んでも良いと思うほどの幸福に包まれて、自分でも気付かないうちに滲み出ていた涙が頬を伝った。それを見たショウは慌てて体を起こして、わたしの涙を拭って抱き締めてくれた。
「レオ、どうしたの!? どこか痛いの? それとも俺が何か嫌なことしちゃった?」
ゆっくり背を撫でてくださるショウの優しさに触れ、一度零れ落ちた涙はなかなか止まってくれなかった。
「……ありがとうございます。ショウは何も悪くありません。幸せだなと思ったらなぜか涙が……」
「そっか……。レオは今幸せなんだね? 俺もレオを一緒にいて幸せだから同じだね」
その言葉を聞くと胸が熱くなって、堪らずショウをギュッと強く抱き締め返した。
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