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第一章 聖女召喚に巻き込まれてしまった
三.一緒にお風呂に入ることはなんとか回避できた
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お城に着いて案内された部屋は、俺の実家の敷地が丸ごと入ってしまいそうなくらい広くて、部屋から続いたドアの先にトイレや浴場まであるとても豪華で贅沢な部屋だった。
とてもじゃないけど、ただのおまけの一般人である俺には不相応な部屋で気が引けてしまって、王子にもっと狭い部屋をお願いしたけれど――受け入れてもらえなかった。王子の言い分としては、偶然聖女召喚に巻き込まれただけなのだとしても、結果としてこの世界に来ることになったのは、神のお導きであり例え特別な力を持たずとも、大切な客人としてもてなすのは当たり前のことだと――。そこまで言われてしまえば、無理に拒否することも出来ず、王子のお言葉に甘えてこの部屋を借りることにした。
明日国王様に挨拶をすることになるから、今日はこの部屋で食事してゆっくり休むように言われた。運ばれてきた食事はこれまた豪勢で、俺は生まれて初めて口にするような物ばかりがテーブルに並べられた。並べられた食事はなぜか二人分で、王子もここで食事するというのが分かった。テーブルマナーなんて無関係な家で育ったから、出された料理を前に緊張して手を出せずにいると、王子が「マナーなど気にせず好きなように召し上がってください」と言ってくれたから、見透かされたようで顔が赤くなるのを感じた。学校で弁当を食べて以来何も食べていなかった俺の腹は、無常にも情けない音を立てて鳴り響いた。王子がクスリと笑うのが見えたけど、構わずに食べ始めることにした。腹が減っては戦は出来ぬって言うし、しっかり食べてこれからのことを考えようと思う。
腹ごしらえも済んで後は風呂に入って寝るだけだって思ったんだけど、風呂に侍女さんたちがついてくる……。これもあるあるだなって思いながら、一人で出来るから使い方だけ教えてくださいってお願いした。結構しつこく仕事ですからって食い下がられたけど、思春期男子が異性に体を見せるどころか洗われるなんて、羞恥で死ねる。やっと諦めてもらえて脱衣所で服を脱いでいたら、食事が終わって自分の部屋に戻ったはずの王子がいきなり入ってきた。上半身裸の状態で固まる――。男同士だし、上裸くらい気にすることはないと思うんだけど、この王子の俺を見る目が自意識過剰かも知れないけど――田辺さんの呟きを彷彿させて身の危険を感じてしまう。
しかしいきなり脱衣所に入って来るなんて、どうしたんだろう? 嫌な予感には気付かないフリをして、冷静を装いつつ王子に訊ねる。
「レオンハルト殿下、どうなさいましたか?」
「侍女から湯浴みの介助を断られたと聞きましたので、異性の介助では落ち着かないのかと思い至り、わたしがお手伝い出来ましたらとやって参りました。ショウゴ殿の元の世界とは勝手も違いますでしょうし」
すごく丁寧に言っているけど、話しながらも俺の上半身から目を離さないし、何なら自分の服のボタンを外し始めていて、一緒に入る気満々なのが分かってしまった。これはまずいと思って慌てて脱いだワイシャツを羽織りなおした。
「俺は庶民なので、風呂の介助はいりません。王子様も浴室をお使いになるのでしたら、どうぞお先にお使いください。俺、後で良いんで!」
喋りながら必死でボタンを留めなおす。その様子をやはり王子は凝視していて、とても居心地が悪い……。脱衣所の出入り口の前に王子がいて、出て行こうにも行きづらい。無理に横を通ればきっと腕を掴まれてしまう――。俺の抵抗が伝わったのか、王子は溜息を吐きつつ脱ぎかけていた自身の服のボタンを留めてくれた。
「ショウゴ殿は、本当に奥ゆかしいのですね。今日は諦めますが、いつかはわたしと一緒に入ってくださいね?」
またしても奥ゆかしいとか言われてしまった――。しかもいつか一緒に入ろうって? 銭湯でもないのに嫌に決まってる! 一つ下の弟とだって、俺が中学に上がる頃にはもう一緒に入ることなんてなくなったって言うのに、いくら家庭用の湯舟よりも立派で広くても無理だ! それに……気付きたくなかったけど、脱衣所に入って来た王子の股間が少し膨らんでいたんだよな――。必死に気持ちを落ち着かせて、気のせいだと自分に言い聞かせる。遠回しに言っても伝わらないかもしれない、というより百パーセント伝わらない気がするから、はっきり断ることにしよう。だって、怖すぎる!
「レオンハルト殿下、俺がいた国ではお風呂は一人で入るものでしたから、今後も一人で入りたいと思っています。あと……大変言い辛いのですが、スキンシップも控えめな国で育ちましたので、少し殿下の距離が気になるといいますか……」
結局遠回しになってしまったけど、ちゃんと伝わってくれ――。
「そうだったのですね――。そうとも知らず、いきなり距離を縮めるようなことをしてしまい申し訳ございませんでした。スキンシップなどが慎ましやかな国でお育ちになったからショウゴ殿はそれほどまでも奥ゆかしく、お可愛らしいのですね」
奥ゆかしいだけでなく、可愛いとまで言い出してしまった――。こんな地味な男を捕まえて何言ってんだと思うよ本当に。切実に!
「そうなんです……。ですから脱衣所から出ていただいても良いですか? それとも殿下が先にお入りになるのであれば、俺が出て行きます」
脱衣所の中に二人でいるこの状況から早く脱したい俺は、勇気を振り絞って王子の横を通り抜けようとした。するとやっぱり腕を掴まれてしまった――。
「いえ、ここはショウゴ殿の部屋の浴場ですので、わたしが出て行きましょう。湯浴みのお邪魔をしてしまい申し訳ありませんでした」
丁寧に謝られて、反射的にこちらこそと言ってしまい苦笑した。
「慣れない環境でお疲れでしょうから、ゆっくり疲れを癒して下さいね。失礼する前にこれだけはお願いしたいのですが、どうぞわたしと話す時も聖女様とお話なさる時と同じ様に敬語でなく気軽にお話しください。欲を言えば『レオ』と呼んでいただきたいのですが、奥ゆかしいショウゴ殿には、まだ出会って間もない相手にいきなりは難しいかと思いますので、今はレオンハルトで我慢いたします」
敬語はしんどかったから使わなくて良いって言うなら有難いけど、どんだけ愛称で呼ばせたいんだよ。これだけアピールされてれば、恋愛ごととは無縁だった俺でも気付いてしまう。どういった訳だか、王子は俺を気に入ってしまったってことだ。一緒に来た聖女の田辺さんの方が美人だしスタイルも良いし、絶対良いと思うのに――。趣味が悪いとしか言いようがない。ついでに『殿下』はやめてくれって言われて、さらに敬称はいりませんって言われたけど、さすがに王子様を呼び捨てにする勇気はないですって言ったら、妥協点として『レオンハルト様』と呼ぶことになってしまった。あと王子自身が使う敬語は、もう癖になっているから、気にしないで欲しいって。小さい頃から敬語で話すことを教育されてきたから、敬語以外で話すことが難しいんだって。
やっと脱衣所から出て行ってくれたから、慌ててカギを閉めた。さっきもちゃんと閉めれば良かったんだけど、油断してた――。あんまりゆっくり入ってまた心配したとか言って入って来られても困るからささっと入ってしまうことにした。どうせカギなんてあってないような物だろうし――。気休めにしかならないから、ざっと頭と体を洗うと湯舟に浸かることなく風呂場を後にした。
用意されていた着替えは、シンプルなパジャマで心底ホッとした。こういう時のお決まりとして、やたら薄い生地で出来たパジャマだとか、女の子が着るようなちょっとエッチなネグリジェとかが用意されていたらどうしようかと心配していたから。そのどっちもこんな地味な男が着る物じゃないしな!
壁際でその存在を主張しているこれがベッドなのだろう――。天井から吊るされている布を掻き分けて捲ると、俺が五人寝てもまだ広いんじゃないかってくらい大きいベッドが現れた。異世界転移ものにありがちな、貴族御用達の天蓋付きベッドってやつだな。広すぎて落ち着かないけど、ここで寝るしかないみたいだから仕方がない。フカフカな布団に包まれると、やっぱり気を張っていて疲れていたんだろうな、俺はいつの間にか深い眠りについていた。
とてもじゃないけど、ただのおまけの一般人である俺には不相応な部屋で気が引けてしまって、王子にもっと狭い部屋をお願いしたけれど――受け入れてもらえなかった。王子の言い分としては、偶然聖女召喚に巻き込まれただけなのだとしても、結果としてこの世界に来ることになったのは、神のお導きであり例え特別な力を持たずとも、大切な客人としてもてなすのは当たり前のことだと――。そこまで言われてしまえば、無理に拒否することも出来ず、王子のお言葉に甘えてこの部屋を借りることにした。
明日国王様に挨拶をすることになるから、今日はこの部屋で食事してゆっくり休むように言われた。運ばれてきた食事はこれまた豪勢で、俺は生まれて初めて口にするような物ばかりがテーブルに並べられた。並べられた食事はなぜか二人分で、王子もここで食事するというのが分かった。テーブルマナーなんて無関係な家で育ったから、出された料理を前に緊張して手を出せずにいると、王子が「マナーなど気にせず好きなように召し上がってください」と言ってくれたから、見透かされたようで顔が赤くなるのを感じた。学校で弁当を食べて以来何も食べていなかった俺の腹は、無常にも情けない音を立てて鳴り響いた。王子がクスリと笑うのが見えたけど、構わずに食べ始めることにした。腹が減っては戦は出来ぬって言うし、しっかり食べてこれからのことを考えようと思う。
腹ごしらえも済んで後は風呂に入って寝るだけだって思ったんだけど、風呂に侍女さんたちがついてくる……。これもあるあるだなって思いながら、一人で出来るから使い方だけ教えてくださいってお願いした。結構しつこく仕事ですからって食い下がられたけど、思春期男子が異性に体を見せるどころか洗われるなんて、羞恥で死ねる。やっと諦めてもらえて脱衣所で服を脱いでいたら、食事が終わって自分の部屋に戻ったはずの王子がいきなり入ってきた。上半身裸の状態で固まる――。男同士だし、上裸くらい気にすることはないと思うんだけど、この王子の俺を見る目が自意識過剰かも知れないけど――田辺さんの呟きを彷彿させて身の危険を感じてしまう。
しかしいきなり脱衣所に入って来るなんて、どうしたんだろう? 嫌な予感には気付かないフリをして、冷静を装いつつ王子に訊ねる。
「レオンハルト殿下、どうなさいましたか?」
「侍女から湯浴みの介助を断られたと聞きましたので、異性の介助では落ち着かないのかと思い至り、わたしがお手伝い出来ましたらとやって参りました。ショウゴ殿の元の世界とは勝手も違いますでしょうし」
すごく丁寧に言っているけど、話しながらも俺の上半身から目を離さないし、何なら自分の服のボタンを外し始めていて、一緒に入る気満々なのが分かってしまった。これはまずいと思って慌てて脱いだワイシャツを羽織りなおした。
「俺は庶民なので、風呂の介助はいりません。王子様も浴室をお使いになるのでしたら、どうぞお先にお使いください。俺、後で良いんで!」
喋りながら必死でボタンを留めなおす。その様子をやはり王子は凝視していて、とても居心地が悪い……。脱衣所の出入り口の前に王子がいて、出て行こうにも行きづらい。無理に横を通ればきっと腕を掴まれてしまう――。俺の抵抗が伝わったのか、王子は溜息を吐きつつ脱ぎかけていた自身の服のボタンを留めてくれた。
「ショウゴ殿は、本当に奥ゆかしいのですね。今日は諦めますが、いつかはわたしと一緒に入ってくださいね?」
またしても奥ゆかしいとか言われてしまった――。しかもいつか一緒に入ろうって? 銭湯でもないのに嫌に決まってる! 一つ下の弟とだって、俺が中学に上がる頃にはもう一緒に入ることなんてなくなったって言うのに、いくら家庭用の湯舟よりも立派で広くても無理だ! それに……気付きたくなかったけど、脱衣所に入って来た王子の股間が少し膨らんでいたんだよな――。必死に気持ちを落ち着かせて、気のせいだと自分に言い聞かせる。遠回しに言っても伝わらないかもしれない、というより百パーセント伝わらない気がするから、はっきり断ることにしよう。だって、怖すぎる!
「レオンハルト殿下、俺がいた国ではお風呂は一人で入るものでしたから、今後も一人で入りたいと思っています。あと……大変言い辛いのですが、スキンシップも控えめな国で育ちましたので、少し殿下の距離が気になるといいますか……」
結局遠回しになってしまったけど、ちゃんと伝わってくれ――。
「そうだったのですね――。そうとも知らず、いきなり距離を縮めるようなことをしてしまい申し訳ございませんでした。スキンシップなどが慎ましやかな国でお育ちになったからショウゴ殿はそれほどまでも奥ゆかしく、お可愛らしいのですね」
奥ゆかしいだけでなく、可愛いとまで言い出してしまった――。こんな地味な男を捕まえて何言ってんだと思うよ本当に。切実に!
「そうなんです……。ですから脱衣所から出ていただいても良いですか? それとも殿下が先にお入りになるのであれば、俺が出て行きます」
脱衣所の中に二人でいるこの状況から早く脱したい俺は、勇気を振り絞って王子の横を通り抜けようとした。するとやっぱり腕を掴まれてしまった――。
「いえ、ここはショウゴ殿の部屋の浴場ですので、わたしが出て行きましょう。湯浴みのお邪魔をしてしまい申し訳ありませんでした」
丁寧に謝られて、反射的にこちらこそと言ってしまい苦笑した。
「慣れない環境でお疲れでしょうから、ゆっくり疲れを癒して下さいね。失礼する前にこれだけはお願いしたいのですが、どうぞわたしと話す時も聖女様とお話なさる時と同じ様に敬語でなく気軽にお話しください。欲を言えば『レオ』と呼んでいただきたいのですが、奥ゆかしいショウゴ殿には、まだ出会って間もない相手にいきなりは難しいかと思いますので、今はレオンハルトで我慢いたします」
敬語はしんどかったから使わなくて良いって言うなら有難いけど、どんだけ愛称で呼ばせたいんだよ。これだけアピールされてれば、恋愛ごととは無縁だった俺でも気付いてしまう。どういった訳だか、王子は俺を気に入ってしまったってことだ。一緒に来た聖女の田辺さんの方が美人だしスタイルも良いし、絶対良いと思うのに――。趣味が悪いとしか言いようがない。ついでに『殿下』はやめてくれって言われて、さらに敬称はいりませんって言われたけど、さすがに王子様を呼び捨てにする勇気はないですって言ったら、妥協点として『レオンハルト様』と呼ぶことになってしまった。あと王子自身が使う敬語は、もう癖になっているから、気にしないで欲しいって。小さい頃から敬語で話すことを教育されてきたから、敬語以外で話すことが難しいんだって。
やっと脱衣所から出て行ってくれたから、慌ててカギを閉めた。さっきもちゃんと閉めれば良かったんだけど、油断してた――。あんまりゆっくり入ってまた心配したとか言って入って来られても困るからささっと入ってしまうことにした。どうせカギなんてあってないような物だろうし――。気休めにしかならないから、ざっと頭と体を洗うと湯舟に浸かることなく風呂場を後にした。
用意されていた着替えは、シンプルなパジャマで心底ホッとした。こういう時のお決まりとして、やたら薄い生地で出来たパジャマだとか、女の子が着るようなちょっとエッチなネグリジェとかが用意されていたらどうしようかと心配していたから。そのどっちもこんな地味な男が着る物じゃないしな!
壁際でその存在を主張しているこれがベッドなのだろう――。天井から吊るされている布を掻き分けて捲ると、俺が五人寝てもまだ広いんじゃないかってくらい大きいベッドが現れた。異世界転移ものにありがちな、貴族御用達の天蓋付きベッドってやつだな。広すぎて落ち着かないけど、ここで寝るしかないみたいだから仕方がない。フカフカな布団に包まれると、やっぱり気を張っていて疲れていたんだろうな、俺はいつの間にか深い眠りについていた。
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