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第2章 俺と幼馴染と異世界
11.
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その日は早く眠ることにした。
昨日の夜とは違って、安全が確保されているからだ。
お金と冒険者プレートは念のため貴重品のところに保管しておいた。
合言葉を覚えさせてるタイプだった。
俺たちは通っていた高校名を合言葉とした。
それなら2人以外誰もわからないだろうからな。
---------------
毛布に包まれて迎える朝がこんなにも良いものだとは思わなかった。
時間は朝6:30。ちょっと早起きしてしまった。
テレビとかゲームとかがないから夜更かしする理由がないのだ。
それに悠理が隣のベットで寝ているのも、俺を安心させてくれていた。
ちょっと朝の散歩でもしてみるか。
昨日の昼間の雰囲気とは裏腹に
街は静かなもので
むしろちょっと霧がかかっているような、そんな気配だった。
それにしても俺たちの住んでいた都会と違っていたるところに木々があるからか空気が綺麗だと感じた。
やっぱり生きているものに空気は必要なんだろうな。
30分ほど街をプラプラして帰ってくると、
悠理がすでに起きていた。
「どこいってたの?起きたらいないからびっくりした」
「ごめん、目覚めが良かったから周辺を散歩していたんだ」
悠理はムスッとした顔をしていたが、
俺として今までの世界じゃ見たことなかったから新鮮な感じがした。
「今日は先にギルドだったよな、そのあと日用品とかの買い物か。荷物は4次元ポケットに入れれば問題ないかな」
「容量的には問題ないけど、整理整頓はしたいかも。今日の夜にでもやりたいな」
確かに、キャンプグッズとかは
必要になるタイミングまで部屋に置いておくか。
「あら、2人とも早いのね」
シュリアさんが声をかけてくれた。
「「おはようございます」」
「私たち、今日は日用品とか服とか、冒険用の武器とかを買いたいなって思ってて、どっかオススメのお店はありますか?」
「そうねぇ、
日用品ならシュンベルってお店とか
洗剤とか化粧品類ならローリエさんのお店がいいわ。アルシーブって店よ。
冒険者用のものなら一式、ナルデレートってところが良いわ。
いづれも〔カンパレリのシュリアからの紹介〕って言えば良くしてくれるわ」
人脈ってすごいんだなぁ。
俺たちはメモしていた。が、場所が分からないもんな…
「お店のお名前ついでに、地図で場所を教えてもらうことはできますか?色々とすみません。」
「そうね、ちょっと待ってて!」
シュリアさんは観光客用の地図にペンでマークをつけてくれた。
どれもこの宿から歩いて10-15分くらいのところだ。
これなら、1日で回れそう。
「「ありがとうございます」」
「いえいえ、何事も準備が肝心よ。そろそろ朝ごはんができそうね。今日はハムと目玉焼きよ♪」
食事のメニューが日本の時と変わらないのは助かる。
そもそも、ダルタさんのことだから何が出てきても美味しいはずだと、俺の腹は認識していた。
アルラは手伝っているのかな?っておもったりもしたけど、朝の宿はみんなが朝食を求めるため混雑していた。シュリアさんは小走りで食堂とキッチンを行き来している。
はじめての人もいるだろうが、また挨拶とかできたらしておきたい。
そう言ったところから人脈を繋げて行ければ万々歳だな。
俺たちは早々にご飯を食べると、食器をまとめてキッチンまで持っていった。
「ダルタさん、美味しかったです」
「………ふん」
気に入られてる気がしないんだが…
ここの繋がりもゆっくり取り組むことにしよう。
昨日の夜とは違って、安全が確保されているからだ。
お金と冒険者プレートは念のため貴重品のところに保管しておいた。
合言葉を覚えさせてるタイプだった。
俺たちは通っていた高校名を合言葉とした。
それなら2人以外誰もわからないだろうからな。
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毛布に包まれて迎える朝がこんなにも良いものだとは思わなかった。
時間は朝6:30。ちょっと早起きしてしまった。
テレビとかゲームとかがないから夜更かしする理由がないのだ。
それに悠理が隣のベットで寝ているのも、俺を安心させてくれていた。
ちょっと朝の散歩でもしてみるか。
昨日の昼間の雰囲気とは裏腹に
街は静かなもので
むしろちょっと霧がかかっているような、そんな気配だった。
それにしても俺たちの住んでいた都会と違っていたるところに木々があるからか空気が綺麗だと感じた。
やっぱり生きているものに空気は必要なんだろうな。
30分ほど街をプラプラして帰ってくると、
悠理がすでに起きていた。
「どこいってたの?起きたらいないからびっくりした」
「ごめん、目覚めが良かったから周辺を散歩していたんだ」
悠理はムスッとした顔をしていたが、
俺として今までの世界じゃ見たことなかったから新鮮な感じがした。
「今日は先にギルドだったよな、そのあと日用品とかの買い物か。荷物は4次元ポケットに入れれば問題ないかな」
「容量的には問題ないけど、整理整頓はしたいかも。今日の夜にでもやりたいな」
確かに、キャンプグッズとかは
必要になるタイミングまで部屋に置いておくか。
「あら、2人とも早いのね」
シュリアさんが声をかけてくれた。
「「おはようございます」」
「私たち、今日は日用品とか服とか、冒険用の武器とかを買いたいなって思ってて、どっかオススメのお店はありますか?」
「そうねぇ、
日用品ならシュンベルってお店とか
洗剤とか化粧品類ならローリエさんのお店がいいわ。アルシーブって店よ。
冒険者用のものなら一式、ナルデレートってところが良いわ。
いづれも〔カンパレリのシュリアからの紹介〕って言えば良くしてくれるわ」
人脈ってすごいんだなぁ。
俺たちはメモしていた。が、場所が分からないもんな…
「お店のお名前ついでに、地図で場所を教えてもらうことはできますか?色々とすみません。」
「そうね、ちょっと待ってて!」
シュリアさんは観光客用の地図にペンでマークをつけてくれた。
どれもこの宿から歩いて10-15分くらいのところだ。
これなら、1日で回れそう。
「「ありがとうございます」」
「いえいえ、何事も準備が肝心よ。そろそろ朝ごはんができそうね。今日はハムと目玉焼きよ♪」
食事のメニューが日本の時と変わらないのは助かる。
そもそも、ダルタさんのことだから何が出てきても美味しいはずだと、俺の腹は認識していた。
アルラは手伝っているのかな?っておもったりもしたけど、朝の宿はみんなが朝食を求めるため混雑していた。シュリアさんは小走りで食堂とキッチンを行き来している。
はじめての人もいるだろうが、また挨拶とかできたらしておきたい。
そう言ったところから人脈を繋げて行ければ万々歳だな。
俺たちは早々にご飯を食べると、食器をまとめてキッチンまで持っていった。
「ダルタさん、美味しかったです」
「………ふん」
気に入られてる気がしないんだが…
ここの繋がりもゆっくり取り組むことにしよう。
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