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超速レベルアップ!
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「あはは……。アダムとイヴかぁ。ジズってば、こりゃまた凄い名前をつけたなぁ」
ルシフェルは苦笑した。
何の気なしに兄の方の情報を再度『走査』する。
液晶に情報が表示された。
表記はしっかり更新されており、兄の名前は『アダム』になっている。
そしてルシフェルはふと気付いた。
さっきスキャンを実行した時にはなかった情報がたくさんある。
というか情報画面のフォーマットが変わっている。
「……ん? あ、これってもしかして――」
表示されているのは、いわゆるステータス画面だった。
画面には名前以外にも様々な情報が載っていた。
具体的にはこんな感じだ。
◇
名前 アダム
種族 人間
性別 男
年齢 推定9歳
【基本情報】
Job なし
Level 3
戦闘力 8
必殺技 なし
【パラメータ】
攻撃C 耐久B 敏捷C
知力B 幸運E 技術D
【状態】
目立った外傷や疾患はなし。
ただし栄養失調。
【プロフィール】
マスティマ・バーレティン王国、王都ファーレンの奴隷市場で売られていた幼い奴隷。
妹にイヴがいる。
空獣ジズにアダムと命名され、現在はジズの弟分になっている。
性格は温厚で優しく、妹おもい。
◇
「……おお、凄い。ゲームみたいだ!」
ルシフェルは興奮した。
レベルとか戦闘力ってなんだ?
俄然興味が湧く。
このステータス画面。
実際のところ、現実にそのようなものが各人に設定されている訳ではない。
これは単に、対象の生物的な強さや現在の状態などスキャンで得たばかりの情報と、それまでにルシフェルが会話などで知り得てきた名前やプロフィール情報なんかを、アイラリンド謹製のタブレット端末がそれっぽく最適化しただけのものである。
けれどもルシフェルは、こういうのが好きだった。
いや大好きだった。
ステータス画面はかつて日本でルシフェルが好んでプレイしていたソシャゲに酷似したデザインをしている。
ただ眺めているだけでも、結構楽しい。
ルシフェルは他のみんなのステータスも見たくなった。
「ねぇ、みんな」
「はい、ルシフェル様。どのようなご用件でしょう」
シェバトが頭を下げる。
ジズやグウェンドリエルがルシフェルを注視する。
続く言葉を待つ。
「あのね、ちょっとみんなのことスキャンしてもいいかな? なんかスキャンしたらさ、ステータス画面が見れるみたいでさ」
返事がかえってくる。
「スキャン? ステータス? よく分かんないの。けどジズは、ルシフェル様になら何されてもいいのー!」
「私も同意ですわ」
「御心のままに」
許可が取れたルシフェルは、早速みんなをスキャンする。
結果はこのようになった。
◇
名前 ジズ
種族 空獣
性別 女
年齢 不明(最低でも数千年)
【基本情報】
Job 不明
Level 24万1678
戦闘力 9375万3265
必殺技 不明
【パラメータ】
攻撃A 耐久A 敏捷A
知力D 幸運B 技術C
【状態】
至って健康。
【プロフィール】
アイラリンド超天空城の守護獣。
陸獣ベヒーモス、海獣レヴィアタンと並び称される世界に三体しか存在しない真なる怪獣の一角。
正体は天を衝くような巨大な怪鳥だが、半人半鳥の人化形態をとることも可能。
この場合は身長140センチいかないくらいの可愛い少女になる。
朗らかな性格でルシフェルが大好き。けど人間は嫌い。
◇
名前 シェバト
種族 座天使
性別 女
年齢 不明(最低でも数千年)
【基本情報】
Job メイド長
Level 14万2399
戦闘力 2831万701
必殺技 不明
【パラメータ】
攻撃B 耐久A 敏捷B
知力A 幸運B 技術B
【状態】
至って健康。
【プロフィール】
ルシフェルに仕える数多の天使メイドの頂点であり、七座天使メイド隊の統括。
主であるルシフェルを熱烈に慕ってはいるものの表には露わさず、メイドの分を弁え常に一歩引いた態度を取る。
性格は冷静沈着。
見た目は超美人。
誰にでも丁寧な物腰で接する。ルシフェルが大好き。
◇
名前 グウェンドリエル
種族 熾天使
性別 女
年齢 不明(最低でも数千年)
【基本情報】
Job 守護天使(第二天ラキア管理者)
Level 35万3778
戦闘力 1億7005万3329
必殺技 不明
【パラメータ】
攻撃A 耐久Ex 敏捷B
知力B 幸運A 技術B
【状態】
至って健康。
【プロフィール】
七つの天国のうち、第二天ラキアを守護する天使で、父なる神が定めた七元徳のうち『正義』を司る天使でもある。
見た目や口調は金髪縦ロールのお嬢様。
超美人。
しかしその外見に反してB級グルメが大好物で、時折天空城を抜け出しては人間の街に繰り出し食べ歩きを楽しんでいた。
さらに王都で冒険者登録をしていたことまで判明。
冒険者としての二つ名は『金獅子姫』など。
割とお茶目な性格をしているが、冷酷な面も併せ持つ。ルシフェルが大好き。
◇
「――ぶふぉ!」
ルシフェルは吹いた。
いきなり強さの次元が変わった。
アダムの戦闘力はたった8しかないのに、ジズの戦闘力は9000万オーバーだ。
単純計算で1000万倍以上強い。
グウェンドリエルなんて億超えである。
もはや比較にもならない。
ジズより劣るらしいシェバトにしても、戦闘力3000万超である。
これがどれほどの強さなのか、ルシフェルはいまいちピンとこなかったものの、どえらいステータスであることくらいは理解できた。
「というかこれ、みんなにその気がなくても、例えば肩に手を置いただけでアダムもイヴも死んじゃうんじゃ……」
ルシフェルは不安になった。
なので兄妹を強化することにする。
タブレット画面から『強化』アイコンを選択し、対象を指定する。
まずはアダムからだ。
開いた強化ウィンドウから『レベル』を選択。
現在レベルの隣に△▼マークが表示されているのを確認すると、おもむろに△マークをタップした。
一回タップ、二回タップ。
画面を指で突くごとにアダムのレベルが3→4→5と上がっていく。
しかし1つずつのレベルアップでは時間が掛かる。
まどろっこしくなってきたルシフェルは△マークを連打した。
それに連動してアダムが猛烈にレベルアップしていく。
なんか楽しい。
ルシフェルは連打をやめて長押しに切り替えた。
すると、レベルアップの速度はさらに上がる。
最早爆速だ。
アダムのレベルは回転するスロットのドラムのように上がり捲っていく。
ルシフェルが少し疲れを感じて△マークから指を離すと、アダムのステータスは最終的にこのようになっていた。
◇
名前 アダム
種族 人間
性別 男
年齢 推定9歳
【基本情報】
Job なし
Level 651
戦闘力 9802
必殺技 なし
【パラメータ】
攻撃C 耐久B 敏捷C
知力B 幸運E 技術D
◇
ゲームキャラを強化するみたいにアダムを強くしたルシフェルは、満足げに息を吐く。
「ふぅ、こんなものかな。これ以上はやめておこう。なんかあんまりやり過ぎると、俺の消耗が激しくなるみたいだし」
対象のレベル強化には霊子力を消費する。
消費量は対象の強さにより変わってくる。
レベル3の者をレベル4にするくらいなら大した消費ではないが、レベル651にもなるとそうはいかない。
ルシフェルが疲れたのはこのせいだ。
「さて、じゃあ次はイヴも強化してあげないとね。うーん、イヴはレベル400くらいで良いかなぁ?」
現時点でのルシフェルは預かり知らぬことであったが、この世界で特S級などと言われる最高クラスの冒険者でも平均レベルは200程度だ。
高位天使たちやジズのステータスを見てしまったせいで、ルシフェルの感覚はバグっていた。
だから気楽にレベルアップを施す。
「よぉし、イヴもレベルアップだ! オラオラオラオラオラオラ――」
タップしまくる。
こうしてアダムとイヴの強さはあっという間に現世人類を遥かに上回り、神代人類の域に足を踏み入れたのであった。
ルシフェルは苦笑した。
何の気なしに兄の方の情報を再度『走査』する。
液晶に情報が表示された。
表記はしっかり更新されており、兄の名前は『アダム』になっている。
そしてルシフェルはふと気付いた。
さっきスキャンを実行した時にはなかった情報がたくさんある。
というか情報画面のフォーマットが変わっている。
「……ん? あ、これってもしかして――」
表示されているのは、いわゆるステータス画面だった。
画面には名前以外にも様々な情報が載っていた。
具体的にはこんな感じだ。
◇
名前 アダム
種族 人間
性別 男
年齢 推定9歳
【基本情報】
Job なし
Level 3
戦闘力 8
必殺技 なし
【パラメータ】
攻撃C 耐久B 敏捷C
知力B 幸運E 技術D
【状態】
目立った外傷や疾患はなし。
ただし栄養失調。
【プロフィール】
マスティマ・バーレティン王国、王都ファーレンの奴隷市場で売られていた幼い奴隷。
妹にイヴがいる。
空獣ジズにアダムと命名され、現在はジズの弟分になっている。
性格は温厚で優しく、妹おもい。
◇
「……おお、凄い。ゲームみたいだ!」
ルシフェルは興奮した。
レベルとか戦闘力ってなんだ?
俄然興味が湧く。
このステータス画面。
実際のところ、現実にそのようなものが各人に設定されている訳ではない。
これは単に、対象の生物的な強さや現在の状態などスキャンで得たばかりの情報と、それまでにルシフェルが会話などで知り得てきた名前やプロフィール情報なんかを、アイラリンド謹製のタブレット端末がそれっぽく最適化しただけのものである。
けれどもルシフェルは、こういうのが好きだった。
いや大好きだった。
ステータス画面はかつて日本でルシフェルが好んでプレイしていたソシャゲに酷似したデザインをしている。
ただ眺めているだけでも、結構楽しい。
ルシフェルは他のみんなのステータスも見たくなった。
「ねぇ、みんな」
「はい、ルシフェル様。どのようなご用件でしょう」
シェバトが頭を下げる。
ジズやグウェンドリエルがルシフェルを注視する。
続く言葉を待つ。
「あのね、ちょっとみんなのことスキャンしてもいいかな? なんかスキャンしたらさ、ステータス画面が見れるみたいでさ」
返事がかえってくる。
「スキャン? ステータス? よく分かんないの。けどジズは、ルシフェル様になら何されてもいいのー!」
「私も同意ですわ」
「御心のままに」
許可が取れたルシフェルは、早速みんなをスキャンする。
結果はこのようになった。
◇
名前 ジズ
種族 空獣
性別 女
年齢 不明(最低でも数千年)
【基本情報】
Job 不明
Level 24万1678
戦闘力 9375万3265
必殺技 不明
【パラメータ】
攻撃A 耐久A 敏捷A
知力D 幸運B 技術C
【状態】
至って健康。
【プロフィール】
アイラリンド超天空城の守護獣。
陸獣ベヒーモス、海獣レヴィアタンと並び称される世界に三体しか存在しない真なる怪獣の一角。
正体は天を衝くような巨大な怪鳥だが、半人半鳥の人化形態をとることも可能。
この場合は身長140センチいかないくらいの可愛い少女になる。
朗らかな性格でルシフェルが大好き。けど人間は嫌い。
◇
名前 シェバト
種族 座天使
性別 女
年齢 不明(最低でも数千年)
【基本情報】
Job メイド長
Level 14万2399
戦闘力 2831万701
必殺技 不明
【パラメータ】
攻撃B 耐久A 敏捷B
知力A 幸運B 技術B
【状態】
至って健康。
【プロフィール】
ルシフェルに仕える数多の天使メイドの頂点であり、七座天使メイド隊の統括。
主であるルシフェルを熱烈に慕ってはいるものの表には露わさず、メイドの分を弁え常に一歩引いた態度を取る。
性格は冷静沈着。
見た目は超美人。
誰にでも丁寧な物腰で接する。ルシフェルが大好き。
◇
名前 グウェンドリエル
種族 熾天使
性別 女
年齢 不明(最低でも数千年)
【基本情報】
Job 守護天使(第二天ラキア管理者)
Level 35万3778
戦闘力 1億7005万3329
必殺技 不明
【パラメータ】
攻撃A 耐久Ex 敏捷B
知力B 幸運A 技術B
【状態】
至って健康。
【プロフィール】
七つの天国のうち、第二天ラキアを守護する天使で、父なる神が定めた七元徳のうち『正義』を司る天使でもある。
見た目や口調は金髪縦ロールのお嬢様。
超美人。
しかしその外見に反してB級グルメが大好物で、時折天空城を抜け出しては人間の街に繰り出し食べ歩きを楽しんでいた。
さらに王都で冒険者登録をしていたことまで判明。
冒険者としての二つ名は『金獅子姫』など。
割とお茶目な性格をしているが、冷酷な面も併せ持つ。ルシフェルが大好き。
◇
「――ぶふぉ!」
ルシフェルは吹いた。
いきなり強さの次元が変わった。
アダムの戦闘力はたった8しかないのに、ジズの戦闘力は9000万オーバーだ。
単純計算で1000万倍以上強い。
グウェンドリエルなんて億超えである。
もはや比較にもならない。
ジズより劣るらしいシェバトにしても、戦闘力3000万超である。
これがどれほどの強さなのか、ルシフェルはいまいちピンとこなかったものの、どえらいステータスであることくらいは理解できた。
「というかこれ、みんなにその気がなくても、例えば肩に手を置いただけでアダムもイヴも死んじゃうんじゃ……」
ルシフェルは不安になった。
なので兄妹を強化することにする。
タブレット画面から『強化』アイコンを選択し、対象を指定する。
まずはアダムからだ。
開いた強化ウィンドウから『レベル』を選択。
現在レベルの隣に△▼マークが表示されているのを確認すると、おもむろに△マークをタップした。
一回タップ、二回タップ。
画面を指で突くごとにアダムのレベルが3→4→5と上がっていく。
しかし1つずつのレベルアップでは時間が掛かる。
まどろっこしくなってきたルシフェルは△マークを連打した。
それに連動してアダムが猛烈にレベルアップしていく。
なんか楽しい。
ルシフェルは連打をやめて長押しに切り替えた。
すると、レベルアップの速度はさらに上がる。
最早爆速だ。
アダムのレベルは回転するスロットのドラムのように上がり捲っていく。
ルシフェルが少し疲れを感じて△マークから指を離すと、アダムのステータスは最終的にこのようになっていた。
◇
名前 アダム
種族 人間
性別 男
年齢 推定9歳
【基本情報】
Job なし
Level 651
戦闘力 9802
必殺技 なし
【パラメータ】
攻撃C 耐久B 敏捷C
知力B 幸運E 技術D
◇
ゲームキャラを強化するみたいにアダムを強くしたルシフェルは、満足げに息を吐く。
「ふぅ、こんなものかな。これ以上はやめておこう。なんかあんまりやり過ぎると、俺の消耗が激しくなるみたいだし」
対象のレベル強化には霊子力を消費する。
消費量は対象の強さにより変わってくる。
レベル3の者をレベル4にするくらいなら大した消費ではないが、レベル651にもなるとそうはいかない。
ルシフェルが疲れたのはこのせいだ。
「さて、じゃあ次はイヴも強化してあげないとね。うーん、イヴはレベル400くらいで良いかなぁ?」
現時点でのルシフェルは預かり知らぬことであったが、この世界で特S級などと言われる最高クラスの冒険者でも平均レベルは200程度だ。
高位天使たちやジズのステータスを見てしまったせいで、ルシフェルの感覚はバグっていた。
だから気楽にレベルアップを施す。
「よぉし、イヴもレベルアップだ! オラオラオラオラオラオラ――」
タップしまくる。
こうしてアダムとイヴの強さはあっという間に現世人類を遥かに上回り、神代人類の域に足を踏み入れたのであった。
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