姉と義妹

あんドーナツ

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第9話 深まる愛情 2

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隆が義妹の深雪から愚息を静かに引き抜くと、破瓜を証明する紅いものが蜜口から零れ出て来た。
引き抜かれた隆の愚息も深紅に染められている。

それを横で見ていた姉の小百合は、用意していたのか濡れたタオルを隆へと渡して
きた。
隆はその濡れたタオルを姉の小百合から受け取ると愚息を深紅に染めた破瓜の印を綺麗に拭き取った。

姉の小百合は、今度はその拭き取ったタオルを奪うように隆から取り上げるとベッドの下に置いてある洗面器の中へと放り込んだ。
そして、姉の小百合は次は私の番よと主張するように隆を抱き寄せた。

その横で義妹の深雪は、蜜壺から感じていた痛みを感じながらも一線を越えて一つ
に繋がった幸福感を感じながら目を閉じていた。


姉の小百合に抱き寄せられた隆はその姉の気持ちに応えるように綺麗になった愚息を蜜口に添えるとゆっくりと蜜壺の中へと押し進めた。
そして、最高に膨張した愚息を一度受け入れた小百合の蜜壺はすんなりと隆の愚息を受け入れた。

そのスムースな挿入感に、一度目の挿入感とは明らかに違う蜜壺の柔らかな感触を愚息から感じ取った隆はその蜜壺の変化を心の中で歓喜した。

しかし、その隆の喜びもつかの間にして、スムースな挿入感を阻むようにして現れ
た姉の障壁を再び愚息の先端から感じ取った。

うっ!

姉の小百合はその障壁に隆の愚息の先端が触れた瞬間小さな声を漏らした。

破瓜を終えていない障壁に愚息の先端の大きさが圧迫感を与えてくるので小百合
は小さな痛みを感じてしまったのだ。

だがしかし小百合の蜜壺は、その小さな痛みよりも隆の愚息の更なる侵入を促す
ように小百合の意識とは関係なく蜜壁がウネウネと動き始める。

その蜜壺の動きは愚息を通して隆へと伝わり、蜜壁のその動きを感じ取った隆は
姉の障壁に向かって愚息を一気に押し込んだ。

うっ..ぐっ!

破瓜の激痛が小百合を襲う。

隆は姉の小百合の眉間に現れた皺を確認すると、愚息の侵入を止めジッとして、
姉の小百合の破瓜の痛みが和らぐのを待っていた。

「来て、もう大丈夫だから」

と、姉の小百合が隆に言葉を発した。
その言葉を受けて隆はゆっくりと腰を振り始める。

愚息の挿入を繰り返し受け始めた小百合の蜜壺はその動きに合わせて、蜜壁が
愚息をウネウネと動き時折ギュギュッと締め付ける様に動く。

小百合も制御できない自身の蜜壺のその動きに動揺していた。

それは、その動きに合わせてピリッとした刺激を頭の中の深い所に感じるから
だった。

その刺激は、甘く甘美なものへと変化して小百合の意識は極楽浄土へと向かっ
ていく、自分では如何する事も出来ない感覚となっていく。

あっ!

小百合の身体が一瞬硬直した。

その小百合の変化を感じ取った隆は更に蜜壺の奥深くへと愚息を送り込んだ。

あっ! うっ!

奥深く突き刺された愚息の先端が子種の入口まで達したようでその刺激に姉
の小百合が声を漏らす。

その入口に受けた刺激によって小百合の蜜壁は更なる動きをしてきた。
先程よりも更に強く隆の愚息を道壺の奥へ奥へと導くように動き始めたのだ。

その蜜壁の動きに隆も理性を無くしていく...

そして、隆は狂ったように姉の小百合に対して腰を振り始めた。

淫猥な水濡れの音が次第に速さを増していく。

それと同時に姉の小百合口からは甘美な声が漏れ始めた。

あっあぁん!

その声に隆は無意識のうちにピッチを上げる。

それは、雄の本能と言っても良いだろう。

姉の小百合と隆は、陶酔という名の欲望に飲み込まれて行く。

ベッドのギィギィときしむ音が速さを増していく、そして遂に二人の気持ちが最高点へと達した。

いくっ!

隆は盛大に小百合の奥深くへと子種を放ち続け、小百合はその子種の熱を受け止めると思い切り背中を仰け反らせて初めての絶頂を迎えた。


その二人の行為を横で見ていた義妹の深雪は期待に胸を膨らませていた。
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