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3 魔法学校の聖人候補
570 ミノンの宿で大宴会
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570
「あれだけお礼がしたいって言ってたんだから、何か貰えばよかったのに……ねぇ〝薬神〟さま?」
なぜかお店にいた買い物中の方たちまで巻き込んだ盛大なお見送りをされながら、かなり恥ずかしい気分でオルダンさんのお店を後にし宿へと帰る途中、おどけたトルルにそう言われた。
大陸で最も多くの人が信仰していて、シド帝国の国教でもある聖天神教にはたくさんの神様がいる。
薬の神〝ヒロネア〟は病気を治す神として庶民に人気の有名な神様だ。健康祈願、病気平癒、不老長寿などを司る存在なのでご利益がわかりやすいのだろう。薬瓶と心臓を象ったヒロニアの護符を家に飾ったり貼ったりする人も多く、ヒロネアは〝薬神〟とも呼ばれ庶民にまでその名は広く浸透している。
(そういえばオルダンさんの奥さんのそばにも護符がいくつも飾ってあったな……)
そういう背景からなのだろう。街の薬師から手の施しようがないと言われ、死を待つばかりだった奥さんをあっさり治した私を完全に〝薬神〟もしくはその御使と思ってしまっているようだった。
「たまたま作ってあった魔法薬が奥さんの病気に効果があっただけだよ。そんな大袈裟な……それに薬師としてはまだ修行中の身なのに対価なんかもらえないよ」
「えー、くれるっていうんだから貰えばいいのに……」
トルルの言い分はもっともだと思うが、私はこの自分に与えられている大きすぎる力で必要以上のお金を稼ぐことに抵抗があるのだ。特にこういった生死のかかった事柄では、あまり自分の力を誇示したくないし対価も受け取りたくない。それに対価などと言い始めてしまうと〝ハイパーポーション〟といった超高級魔法薬は、とても庶民が軽く支払えるものではないし、増して《ハイパーヒール》などいくらに相当するのかもわからないのだから論外だ。
第一、いまはもうお金に困っているわけでもない私だ。
必要な食材や道具を異世界から買うお金に悩む必要もないだけの資産はすでにあるのだから、こういった人助けを職業に結びつける必要はない。自分が助けたい人を助ける、というある意味自分勝手な行動をしているに過ぎないし、今回のこともまったく持って利己的で単純な行動なのだ。
きっとトルルのように家族を支え、いずれは大きな家を建て……と考え、しっかり対価を考えて行動する方が普通なのだろう。だが、私はそうは生きられないみたいだ。
「変わってるよね、マリスさんは……でもマリスさんらしくていいか!」
トルルがそう言ってくれて、私も
「そうだね。これが私らしいのかもね」
と、ちょっと笑ってしまった。
私たちはのんびり街を歩きながら宿へと戻り、ミノンさんに食堂で宴会をすると伝え、夜の席の予約をしてから部屋へと戻った。無理をしたつもりはないが、お互い疲れてはいたようで、部屋着に着替えベッドに座ると、ふたりともそのまま眠ってしまった。
夕方に目を覚まし、食堂へと降りていくともう〝剣士の荷馬車〟の皆さんが宿の食堂に揃っていた。
すでにテーブルの上には所狭しとご馳走が並び、お酒の入ったジョッキも並んでいる。地元名産のアグカールという結構な度数の濁酒のジョッキは、すでに何杯か空いている様子だ。
(うーんさすがは躰の大きな冒険者の方々、かなり飲みそうね)
私とトルルは真ん中の席に座らされ、運ばれてきたジュースで乾杯した後は、飲めや歌えの賑やかな宴会となった。周囲も騒がしいので、多少大きな声を出したところで誰も気にしないみたいだ。
(まぁ、周りの席の人たちもいい感じに酔ってるしね)
相変わらず〝剣士の荷馬車〟の皆さんは気持ちの良い食べっぷりで、お皿もジョッキもどんどん空いていく。
みんなが盛り上がる中、私とスフィロさんはあのダンジョンで作った地図がどうなったか、といった話をしていた。
「もちろん大変喜んでいただけましたよ。ただ、〝再生成可能時間〟に関する情報だけは現時点では確認のしようがないので、その点だけは値引きせざるを得ませんでしたがね」
〝再生成可能時間〟とは、狩られたダンジョン内の魔物が再び湧くタイミングに関する情報のことだ。特に〝ヒールロック〟がどのタイミングで再びダンジョンに現れるかは、このセジャム近郊ダンジョンの価値を決める上で最も重要な情報のため、これが欠けている地図では完全版とはならないそうだ。
「それでも地図が完璧でしたから、代金として第六階層までは1割、ほとんど情報のなかった第七階層からは純利益の4割を受け取れることになりました。これから、長く使われるダンジョンになってくれれば収益も長くいただけます。採取屋が地図で儲けられることは稀なので、今回は本当にいい仕事になりました。この分もおふたりには別途報償金をお出しいたしますね」
「でも《鑑定》込みの料金でお仕事をお受けしているのですから、それは気になさらなくともいいのでは?」
「いえいえ、確かに《鑑定》に関してはその通りですが、《索敵》に《地形把握》といった《鑑定》の上位スキルも随分使っていただきました。それなくしてはとても第十一階層まではたどり着けませんでしたよ」
「ああ、やっぱりバレてましたか」
私が苦笑いしながら言うと、スフィロさんは優しく微笑んで声を潜めた。
「あなた様がイスの美食の女神メイロード・マリスさまであられることは、かなり早い段階でそうなのではないかと気付いておりました。ですが、お連れさまにも隠しておられるようでしたので、何も言わなかったのですよ。メイロードさまと行動を共にできる機会を逃したくありませんでしたのでね」
どうやら私の正体などお見通しだったようだ。
(まぁ、マリスと名乗ってるしなぁ……イス在住でカンのいいスフィロさんには隠せないか……
でもなぜ私とダンジョンへ行きたいと思ったのかな。美食の女神がダンジョンで役に立つかどうかはわからないよねぇ……)
私の心を読んだかのように、スフィロさんはこう続けた。
「メイロードさまは私たち〝採取屋〟が誰よりも敬愛する、イスの誉たるサガン・サイデムさまが後見人を務めるられている方です。あの方の薫陶を受けていらっしゃるメイロードさまならば、必ずや〝剣士の荷馬車〟をお助けくださると、私は確信しておりました」
それからスフィロさんはサイデムおじさまのことについて熱く語り始めた。
「あれだけお礼がしたいって言ってたんだから、何か貰えばよかったのに……ねぇ〝薬神〟さま?」
なぜかお店にいた買い物中の方たちまで巻き込んだ盛大なお見送りをされながら、かなり恥ずかしい気分でオルダンさんのお店を後にし宿へと帰る途中、おどけたトルルにそう言われた。
大陸で最も多くの人が信仰していて、シド帝国の国教でもある聖天神教にはたくさんの神様がいる。
薬の神〝ヒロネア〟は病気を治す神として庶民に人気の有名な神様だ。健康祈願、病気平癒、不老長寿などを司る存在なのでご利益がわかりやすいのだろう。薬瓶と心臓を象ったヒロニアの護符を家に飾ったり貼ったりする人も多く、ヒロネアは〝薬神〟とも呼ばれ庶民にまでその名は広く浸透している。
(そういえばオルダンさんの奥さんのそばにも護符がいくつも飾ってあったな……)
そういう背景からなのだろう。街の薬師から手の施しようがないと言われ、死を待つばかりだった奥さんをあっさり治した私を完全に〝薬神〟もしくはその御使と思ってしまっているようだった。
「たまたま作ってあった魔法薬が奥さんの病気に効果があっただけだよ。そんな大袈裟な……それに薬師としてはまだ修行中の身なのに対価なんかもらえないよ」
「えー、くれるっていうんだから貰えばいいのに……」
トルルの言い分はもっともだと思うが、私はこの自分に与えられている大きすぎる力で必要以上のお金を稼ぐことに抵抗があるのだ。特にこういった生死のかかった事柄では、あまり自分の力を誇示したくないし対価も受け取りたくない。それに対価などと言い始めてしまうと〝ハイパーポーション〟といった超高級魔法薬は、とても庶民が軽く支払えるものではないし、増して《ハイパーヒール》などいくらに相当するのかもわからないのだから論外だ。
第一、いまはもうお金に困っているわけでもない私だ。
必要な食材や道具を異世界から買うお金に悩む必要もないだけの資産はすでにあるのだから、こういった人助けを職業に結びつける必要はない。自分が助けたい人を助ける、というある意味自分勝手な行動をしているに過ぎないし、今回のこともまったく持って利己的で単純な行動なのだ。
きっとトルルのように家族を支え、いずれは大きな家を建て……と考え、しっかり対価を考えて行動する方が普通なのだろう。だが、私はそうは生きられないみたいだ。
「変わってるよね、マリスさんは……でもマリスさんらしくていいか!」
トルルがそう言ってくれて、私も
「そうだね。これが私らしいのかもね」
と、ちょっと笑ってしまった。
私たちはのんびり街を歩きながら宿へと戻り、ミノンさんに食堂で宴会をすると伝え、夜の席の予約をしてから部屋へと戻った。無理をしたつもりはないが、お互い疲れてはいたようで、部屋着に着替えベッドに座ると、ふたりともそのまま眠ってしまった。
夕方に目を覚まし、食堂へと降りていくともう〝剣士の荷馬車〟の皆さんが宿の食堂に揃っていた。
すでにテーブルの上には所狭しとご馳走が並び、お酒の入ったジョッキも並んでいる。地元名産のアグカールという結構な度数の濁酒のジョッキは、すでに何杯か空いている様子だ。
(うーんさすがは躰の大きな冒険者の方々、かなり飲みそうね)
私とトルルは真ん中の席に座らされ、運ばれてきたジュースで乾杯した後は、飲めや歌えの賑やかな宴会となった。周囲も騒がしいので、多少大きな声を出したところで誰も気にしないみたいだ。
(まぁ、周りの席の人たちもいい感じに酔ってるしね)
相変わらず〝剣士の荷馬車〟の皆さんは気持ちの良い食べっぷりで、お皿もジョッキもどんどん空いていく。
みんなが盛り上がる中、私とスフィロさんはあのダンジョンで作った地図がどうなったか、といった話をしていた。
「もちろん大変喜んでいただけましたよ。ただ、〝再生成可能時間〟に関する情報だけは現時点では確認のしようがないので、その点だけは値引きせざるを得ませんでしたがね」
〝再生成可能時間〟とは、狩られたダンジョン内の魔物が再び湧くタイミングに関する情報のことだ。特に〝ヒールロック〟がどのタイミングで再びダンジョンに現れるかは、このセジャム近郊ダンジョンの価値を決める上で最も重要な情報のため、これが欠けている地図では完全版とはならないそうだ。
「それでも地図が完璧でしたから、代金として第六階層までは1割、ほとんど情報のなかった第七階層からは純利益の4割を受け取れることになりました。これから、長く使われるダンジョンになってくれれば収益も長くいただけます。採取屋が地図で儲けられることは稀なので、今回は本当にいい仕事になりました。この分もおふたりには別途報償金をお出しいたしますね」
「でも《鑑定》込みの料金でお仕事をお受けしているのですから、それは気になさらなくともいいのでは?」
「いえいえ、確かに《鑑定》に関してはその通りですが、《索敵》に《地形把握》といった《鑑定》の上位スキルも随分使っていただきました。それなくしてはとても第十一階層まではたどり着けませんでしたよ」
「ああ、やっぱりバレてましたか」
私が苦笑いしながら言うと、スフィロさんは優しく微笑んで声を潜めた。
「あなた様がイスの美食の女神メイロード・マリスさまであられることは、かなり早い段階でそうなのではないかと気付いておりました。ですが、お連れさまにも隠しておられるようでしたので、何も言わなかったのですよ。メイロードさまと行動を共にできる機会を逃したくありませんでしたのでね」
どうやら私の正体などお見通しだったようだ。
(まぁ、マリスと名乗ってるしなぁ……イス在住でカンのいいスフィロさんには隠せないか……
でもなぜ私とダンジョンへ行きたいと思ったのかな。美食の女神がダンジョンで役に立つかどうかはわからないよねぇ……)
私の心を読んだかのように、スフィロさんはこう続けた。
「メイロードさまは私たち〝採取屋〟が誰よりも敬愛する、イスの誉たるサガン・サイデムさまが後見人を務めるられている方です。あの方の薫陶を受けていらっしゃるメイロードさまならば、必ずや〝剣士の荷馬車〟をお助けくださると、私は確信しておりました」
それからスフィロさんはサイデムおじさまのことについて熱く語り始めた。
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