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第188話 新たな歴史へ
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部屋に入ってくる人物にレナンはつい抱き着いてしまう。
「すまない、来るのが遅くなった。何も変わったことはないか?」
エリックは愛しい妻を抱きしめ返し、その背を撫でる。
数年たってようやく二人きりの時にはこのように可愛い愛情表現を見せてくれるようになった。
自然と笑みがこぼれるが、その変化は些細過ぎてレナンくらいしかわからない。
「えぇ何も。エリック様が来たという事は、もう準備は出来たのでしょうか?」
エリックは護衛のキュアをも駆りだし、盛大なパーティの用意をしていた。
身内だけのパーティなのだが、それでも集まる人が人だけに、警備や準備に時間も手間がかかるため大忙しだ。
身分が変わり、家族に会うにも手軽に、というわけには行かないのだ。
「我が国の大公と帝国の皇帝が来るのだから、生半可では招待できない。まぁ思った以上にかかってしまった」
弟夫婦に会いたいだけなのに、と苦笑するが仕方ない。
落ち着いたとはいえ、まだ不安要素は残っている。
もう少し平和になればもう少し気軽に会えるのだろうが。
「そうですね。もう昔ほど軽々しく話しかけられなくなりましたものね」
レナンは尚更自分のプレゼントに自信がなくなって来てしまった。
生まれた子が男児であった為、ティタンの王位継承権が変化した。
ティタン自身にも子が出来た為、区切りをつけるためにと大公の位に就き、アドガルムを支えている。
ティタンの臣下たちもそれぞれ家庭を持ち、今は大公領にて皆持ち家を持っていた。
しょっちゅうシグルド率いる騎士団達が訪れるため、犯罪が極端に少ないと安住を求めて移ってくる者が多いらしい。
筋肉は偉大。
「リオンも皇帝として箔が付いてきたようだな。良い話も増えてきたよ」
その出来事も歴史に名を刻む大きな出来事であったとレナンも思い出す。
復興を初めて一年経過した頃にリオンはとある事を宣言した。
「帝国の名を変えることにした」
長年栄えてきた帝国の名を変えることで、歴史を新たにする所存だと。
血筋や歴史を重んじる貴族たちからは少なからず反発はあったが、この一年リオンが奔走し、是正と粛清を行なっていたのを皆が見ていたために、表立っての反対意見は出なかった。
議会という閉ざされた場ではなく、民や皆の前で宣言した事、そして側室となった皇女のイシスが頭を垂れ、膝をついたのも大きかった。
「ヴァルファルという名は今日限りで終わりだ。今度はエヴァスティという国に生まれ変わり、民が憂う事のなく幸せに暮らせる国にしていく」
穏やかに力強く言うリオンに対し、イシスが口を開く。
「皇帝の意のままに従います」
長かったヴァルファルの歴史に幕が下りた。
シドウ達によってリオンの信頼は日を重ねるごとに厚くなり、イシスもまた身を削って陳情書の解決に力を注ぎ、民の話に耳を傾けるために段々とイシスも認められ始めていた。
そして皇妃であるマオだが。
「美味しいものは元気が出るです」
積極的に街に出て、炊き出しを行なっていた。
最初は人気取りだと言われ敬遠されていたが、シドウ達が手伝う様子を見て、徐々に人が集まってくる。
「ぼくも食べ物が食べられずひもじい思いをいっぱいしたです。なので食べる事は大事です」
マオは自分がリオンやイシスのように動けない事はわかっていたので、自分に出来ることは何かと考えた。
勿論ただ消費するだけでは一過性のものでしかない。
それ故協力者を募り、働けるものを集い、ただの人であったものを労働者に上げていく。
時にはイシスすらもこっそりと連れ出した、元皇女と言うのがバレると面倒なので身分を隠して。
イシスにしてみても直に民の暮らしに触れることは新鮮だし、マオがいればイシスにいいアドバイスを貰えてウィンウィンだった。
「僕も一緒に居たいのに」
恨みがましく言われたマオはリオンの事を優しく撫でて、キスをし宥めた。
「もう少し待っていて欲しいのです。もっと頑張ってリオン様と気兼ねなくデートできる街にするですから」
マオにも目標が出来た。
リオンから離れられないならば、ここを自分の理想とする街にすればいいのだと。
炊き出しも働き口の斡旋も、街の皆に生きる意欲と活気をもってもらうのに目に見えての効果があるからだ。
それにイシスがマオの分の仕事をしてくれるのもあり、思った以上に負担が少ないので、今のところリオンの元を出ていくのは保留にしている。
公の場に出るのは苦手だが、帝国を作り変えるにあたり、貴族たちを大幅に追い出したのは僥倖であった。
貴族達の分岐点、それは契約魔法の使用だった。
「今ある契約魔法は全て解除するように。今後契約魔法は禁忌魔法として使用を禁じる」
そのお触れを出したのは大きかった。
反発したものが一人また一人と消えていったが、そこはマオの知るところではないと深追いはしなかった。
なので今のマオにとってはなかなか快適なところになってきている。
「エヴァスティ帝国はなかなかいいところなのです」
大きく、そして異民族が多いところだ。
多種多様な文化が混ざり合って、新たな文化が生まれ他にない魅力に溢れている。
今のところその真価はまだまだ発揮できないけれど、このまま街が街として発展すれば、もっと楽しいところになるだろう。
そして治安が良くなればリオンと手を繋いで散歩して、お腹がすいたら美味しいスイーツの店に連れて行って、たっぷりと奢ってもらうのだ。
甘いものが苦手という彼を無理やり連れだして甘いもの尽くしにして、嬉しそうにしながらも困った顔をするリオンにとことん甘えていく。
そんな未来を夢見て。
「楽しみなのです」
その日が早く来ないかなと寂しさを押し込めてマオは頑張るぞと奔走した。
「すまない、来るのが遅くなった。何も変わったことはないか?」
エリックは愛しい妻を抱きしめ返し、その背を撫でる。
数年たってようやく二人きりの時にはこのように可愛い愛情表現を見せてくれるようになった。
自然と笑みがこぼれるが、その変化は些細過ぎてレナンくらいしかわからない。
「えぇ何も。エリック様が来たという事は、もう準備は出来たのでしょうか?」
エリックは護衛のキュアをも駆りだし、盛大なパーティの用意をしていた。
身内だけのパーティなのだが、それでも集まる人が人だけに、警備や準備に時間も手間がかかるため大忙しだ。
身分が変わり、家族に会うにも手軽に、というわけには行かないのだ。
「我が国の大公と帝国の皇帝が来るのだから、生半可では招待できない。まぁ思った以上にかかってしまった」
弟夫婦に会いたいだけなのに、と苦笑するが仕方ない。
落ち着いたとはいえ、まだ不安要素は残っている。
もう少し平和になればもう少し気軽に会えるのだろうが。
「そうですね。もう昔ほど軽々しく話しかけられなくなりましたものね」
レナンは尚更自分のプレゼントに自信がなくなって来てしまった。
生まれた子が男児であった為、ティタンの王位継承権が変化した。
ティタン自身にも子が出来た為、区切りをつけるためにと大公の位に就き、アドガルムを支えている。
ティタンの臣下たちもそれぞれ家庭を持ち、今は大公領にて皆持ち家を持っていた。
しょっちゅうシグルド率いる騎士団達が訪れるため、犯罪が極端に少ないと安住を求めて移ってくる者が多いらしい。
筋肉は偉大。
「リオンも皇帝として箔が付いてきたようだな。良い話も増えてきたよ」
その出来事も歴史に名を刻む大きな出来事であったとレナンも思い出す。
復興を初めて一年経過した頃にリオンはとある事を宣言した。
「帝国の名を変えることにした」
長年栄えてきた帝国の名を変えることで、歴史を新たにする所存だと。
血筋や歴史を重んじる貴族たちからは少なからず反発はあったが、この一年リオンが奔走し、是正と粛清を行なっていたのを皆が見ていたために、表立っての反対意見は出なかった。
議会という閉ざされた場ではなく、民や皆の前で宣言した事、そして側室となった皇女のイシスが頭を垂れ、膝をついたのも大きかった。
「ヴァルファルという名は今日限りで終わりだ。今度はエヴァスティという国に生まれ変わり、民が憂う事のなく幸せに暮らせる国にしていく」
穏やかに力強く言うリオンに対し、イシスが口を開く。
「皇帝の意のままに従います」
長かったヴァルファルの歴史に幕が下りた。
シドウ達によってリオンの信頼は日を重ねるごとに厚くなり、イシスもまた身を削って陳情書の解決に力を注ぎ、民の話に耳を傾けるために段々とイシスも認められ始めていた。
そして皇妃であるマオだが。
「美味しいものは元気が出るです」
積極的に街に出て、炊き出しを行なっていた。
最初は人気取りだと言われ敬遠されていたが、シドウ達が手伝う様子を見て、徐々に人が集まってくる。
「ぼくも食べ物が食べられずひもじい思いをいっぱいしたです。なので食べる事は大事です」
マオは自分がリオンやイシスのように動けない事はわかっていたので、自分に出来ることは何かと考えた。
勿論ただ消費するだけでは一過性のものでしかない。
それ故協力者を募り、働けるものを集い、ただの人であったものを労働者に上げていく。
時にはイシスすらもこっそりと連れ出した、元皇女と言うのがバレると面倒なので身分を隠して。
イシスにしてみても直に民の暮らしに触れることは新鮮だし、マオがいればイシスにいいアドバイスを貰えてウィンウィンだった。
「僕も一緒に居たいのに」
恨みがましく言われたマオはリオンの事を優しく撫でて、キスをし宥めた。
「もう少し待っていて欲しいのです。もっと頑張ってリオン様と気兼ねなくデートできる街にするですから」
マオにも目標が出来た。
リオンから離れられないならば、ここを自分の理想とする街にすればいいのだと。
炊き出しも働き口の斡旋も、街の皆に生きる意欲と活気をもってもらうのに目に見えての効果があるからだ。
それにイシスがマオの分の仕事をしてくれるのもあり、思った以上に負担が少ないので、今のところリオンの元を出ていくのは保留にしている。
公の場に出るのは苦手だが、帝国を作り変えるにあたり、貴族たちを大幅に追い出したのは僥倖であった。
貴族達の分岐点、それは契約魔法の使用だった。
「今ある契約魔法は全て解除するように。今後契約魔法は禁忌魔法として使用を禁じる」
そのお触れを出したのは大きかった。
反発したものが一人また一人と消えていったが、そこはマオの知るところではないと深追いはしなかった。
なので今のマオにとってはなかなか快適なところになってきている。
「エヴァスティ帝国はなかなかいいところなのです」
大きく、そして異民族が多いところだ。
多種多様な文化が混ざり合って、新たな文化が生まれ他にない魅力に溢れている。
今のところその真価はまだまだ発揮できないけれど、このまま街が街として発展すれば、もっと楽しいところになるだろう。
そして治安が良くなればリオンと手を繋いで散歩して、お腹がすいたら美味しいスイーツの店に連れて行って、たっぷりと奢ってもらうのだ。
甘いものが苦手という彼を無理やり連れだして甘いもの尽くしにして、嬉しそうにしながらも困った顔をするリオンにとことん甘えていく。
そんな未来を夢見て。
「楽しみなのです」
その日が早く来ないかなと寂しさを押し込めてマオは頑張るぞと奔走した。
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