ものぐさ降魔士奇譚

玖凪 由

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登場キャラクター紹介

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如月きさらぎ  ゆら
 主人公。嘉神かがみ学園高等学校の1年生。極度の面倒くさがりで、何事にも無関心。現代では珍しい古式降魔術の使い手。苦手なものは師。妖異に狙われやすい体質。

氷輪ひのわ
 響の式神兼相棒。明るい灰白色の毛並みでぽってりとした子牛のような姿。尊大で傲岸不遜な性格。好物はクロワッサン。正体は、豊富な知識を持つあの神獣。

幸徳井こうとくい  玲子れいこ
 嘉神学園降魔科2年。統括会会長。降魔科トップの実力を持つ、非の打ち所のない才媛。常に冷静で、自分にも他人にも厳しい性格。降魔士界で最も名を馳せている名門「幸徳井」家の息女。世にも珍しい藍色の火の術式を操る。

 〇不破ふわ  要一よういち
  嘉神学園降魔科2年。統括会副会長。真面目だが、頭に血が上りやすい。特に玲子が関係すると冷静ではいられない。グローブ型の術具での戦闘を得意とする。

古河こが  かえで
  嘉神学園降魔科2年。統括会メンバー。小柄な見た目に反し、老人のような喋り方をする。玲子の親友兼良き理解者。ずば抜けた身体能力を持ち、降魔術と忍術を組み合わせて使う。

名倉なくら  満瑠みつる
 嘉神学園降魔科2年。統括会会計。糸目で、表情は常に笑っているかのよう。腰に一振の刀を佩いている。強力な言霊を操るが術を使うことはほとんどなく、刀1本で妖異を相手取る変わり者。

吾妻あがつま  愛生あき
 嘉神学園降魔科2年。統括会メンバー。通称ラブ。ラブ&ピースの片割れ。男勝りで豪快な性格。オリジナルの式鬼を複数体同時に操ることができる。

平良たいら 和希かずきルカ
 嘉神学園降魔科2年。統括会メンバー。通称ピース。ラブ&ピースの片割れ。イタリア×日本のハーフで、言動がキザ。言霊ではなく、音霊で術を操る鳴弦使い。

土御門つちみかど  深晴みはる
 響の師。浮世離れした美貌と妖しい雰囲気を持つ妙齢の女性。響に歪んだ愛情を注ぐ、変質者にして偏執者。名だたる陰陽師の血族の末裔であり、底知れない力を持つ。





【↓2章からの登場キャラクター↓】





鵜飼うかい  兼人けんと
  降魔科Aクラス担任かつ統括会顧問。30代。柔和な雰囲気の優男風だが、教師として厳しいこともきちんと言う。物事を冷静に見定める慧眼の持ち主。元降魔士。

三船みふね  梨々花りりか
 嘉神学園降魔科1年。Aクラス。明るくさっぱりとした性格の女子。誰とでも仲良くなれるコミュニケーションの鬼。

たかむら  竜之介りゅうのすけ
 嘉神学園降魔科1年。Aクラス。優秀な降魔士一家の末っ子。1年生筆頭の実力を持つ俺様ワガママボーイ。

小坂こさか  まきな
 嘉神学園降魔科1年。Dクラス。降魔科寮での響の同室相手。おどおどしていて、常にどもったようなしゃべり方をする。





【↓3章からの登場キャラクター↓】





早瀬川はやせがわ  佳澄かすみ
 嘉神学園降魔科1年。Bクラス。降魔科寮での梨々花の同室相手。吊り目が特徴的で、キツめの印象を持たれがち。実際それほどでもないが、気は強いし正義感も強い。

暁鐘あかね
 常時は小さな羽の生えた子鹿のような姿をとる。忠義に厚く高知能だが、やや天然気味。その正体は、風を自在に操る中国の神獣。





【↓4章からの登場キャラクター↓】





宇留賀うるが  汰一たいち
 ”猫憑ねこづき汰一”という異名を持つ降魔士。鵜飼とは同い年で、同期であり親友。元々香弥市管轄だったが、数年前に出向しており任期を終え最近になって戻ってきた。時々おかしなことを口走るせいで狂人扱いされるが、それは彼に憑く妖異の仕業だとか。
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