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9 無計画ではなくなった
しおりを挟む『兄貴のバカ。兄貴の心臓、ちゃんと治ってなかったなんて知らなかったよ。父さんも母さんも黙ってるから……』
妹の声が聞こえてきた。僕は……有翔は向こうの世界でどうなったんだろう。よく覚えていない。やっぱり死んでしまったんだろうか。
『もっと早く帰ってたら、助かったかもしれないのに。わたしのせいじゃん……』
……原因は心臓だったのか。だったら妹には何の責任もないのに。
僕は元々心臓に病気があったんだけど、最近は通院治療しながら普通に生活できていたから、自分でももう大丈夫なのかと油断してた。
どうにかして声が届けられればいいのに。妹のせいではないんだ。誰も悪くないんだ。
「アルト……。泣いているんですか?」
頬に指が触れた。目を開けるとグイドの整った顔が正面にあった。外はすっかり明るくなっていて、外から鳥の囀りが聞こえてくる。
僕は横抱きに上半身をグイドに預けて裸の胸に寄りかかっていた。顔が近くて思わず頬が熱くなった。
先刻のあれやこれやを思い出すと更に恥ずかしさ倍増だ。身体に残る疲労感と下半身の重さがデリケートな現実を突きつけてくる。
「お体が辛いのですか? 無理をさせてしまいましたから……」
「……違うから。これは……グイドのせいじゃない。夢を見てただけ」
慌てて手で拭おうとしたら、その手を掴まれた。
「擦ったら腫れてしまいます。泣くほど辛い夢だったんですか?」
グイドは僕の中にアルトと有翔がいることを知らない。
この世界が有翔の知るゲームと似ていることも。
信じてくれるかどうかわからないけれど、この先僕一人で対処できないことがあるかもしれない。だからグイドに聞いて欲しかった。
「……話があるんだ……ちょっと長くなるけど、聞いてくれる?」
そう尋ねるとグイドは大きく頷いた。
「もちろんです。その前に朝食の支度をしましょうか」
グイドはそう言うとベッドから降りて部屋を出て行った。
僕が寝落ちた後、グイドがしてくれたんだろうか。シーツとかのリネン類はきっちりと整えられているし、シャツを着せてもらっている。グイドは寝る暇あったんだろうか。
途中で訳分からなくなって色々と滅茶苦茶にした記憶はあるんだよな……。
……あれは、イーヴォの香油のせいにしておこうと思う。
そう思って重い腰を宥めながらゆっくりとベッドから降りようとして気づいた。着せられたシャツが自分のではないことに。
なんか……大きい?
目をやった姿見に映る自分。ブカブカのシャツから細くて白い手足がのぞいている姿は、自分でもいけないものを見ている気分になる。
これはいわゆる彼シャツ……グイドの趣味なのか? だったら勝手に着替えない方がいいんだろうか。
そう思いながら余った袖を見つめていると、食事を載せたワゴンを押して戻ってきたグイドと目が合った。
ベッドに座って足をぷらぷらさせている僕を見てしばらく固まってから、焦ったように言う。
「あの……申し訳ありません。すぐにお召し替えを……」
「別に後でも構わない。これ、大きいから着ていて楽だし」
「すぐに着替えていただかないと、目のやり場が……いえ、私が困ります。すぐに支度して参ります」
慌ただしく出ていったグイドの頬が赤かった。それで確信した。
夜だから着替えを探せなかったからで、狙った訳じゃなかったんだ。
だから、僕がちゃんと起きるまで心配でこの彼シャツ状態に気づいてなかったんだ。
着替えを取りに行ったグイドはしばらく戻ってこなかった。
いや、だけど昨夜はああいうことがあったんだし、今さら手足を見たくらいで……
もう一度姿見の前に立ってみると、今まで人形みたいにしか思えなかった白い肌がほんのり血が通ったように色づいていて、唇もぷっくりと少し腫れぼったい。寝起きのせいか少し潤んだすみれ色の瞳が鏡越しにこちらを見ている。
さらに近づいてみると開いた襟元や裾から見える大腿にいくつも赤い痕跡が残っていた。思い切り『事後』って書いてあるようなものだ。恥ずかしくなってその場にへたり込んでしまった。これはダメだろう。けしからん。
……ごめん。グイド。わざとじゃないから。『エロかわアルトたん』のお色気を甘く見ていた。自分のことなのに気がつかなかった。
グイドは僕が話があるって言ったから、我慢してくれたんだろう。
なかなか戻ってこない理由を察してしまったので、大人しく待つことにした。
着替えと食事のあと、僕はグイドに記憶について打ち明けることにした。
どこから話せばいいかと少し緊張していたら、グイドは長椅子に隣合わせで座って手を握ってくれた。
……僕には二人分の記憶があること。おそらく前世の有翔はこの世界の人間ではないこと。有翔の記憶にはこの世界を舞台にしたゲームの知識があって、それには未来の出来事も含まれていること。
そしてゲームの中でどの分岐進んでも必ずアルトは酷い死に方をする。それを避けたくてエミリオや攻略キャラの動向を気にしていたこと。
グイドは僕の話を最後まで黙って聞いてくれた。
「選択肢によって未来が枝分かれするという考え方はわかる気がします。ゲームというのは最初からやり直すことで起こりうる全ての選択肢の行く末を見ることができる……のも理解しました。けれど、そこまで熱心に物語の登場人物の人生全ての分岐を見届けなくてはならないものなのですか? 何かの使命感があってのことなのですか?」
流石にこの世界がR18BLのエロ満載ゲームだとは言えなかったので、エミリオが主人公の物語だと説明したんだけど。確かにそう思うかもしれない。
BLでも他のゲームでも、何度も周回して全部のルートをコンプするのはイベント回収のためというか……イチャイチャシーンのイベントスチルを見たいから。ご立派な使命感じゃないと思う。僕は妹に頼まれてやらされてただけし。
「どんな物語でも、もしこの場面がこうだったらいいな、と思うことはあるんじゃないかな。それを辿る感じじゃないかと」
「そういうものですか」
グイドは首を傾げていたけど、この点はあまり深く追求されたくない。
「……前世とか……おかしいと思う?」
「いえ。前世という概念は聞いたことがあります。二人分の記憶があってもあなたはアルトです。むしろあなたが前世を思い出す前の方が別人のようでした」
この国に来た当初のアルトは精巧な人形のように感情を見せない少年だった。それをグイドは知っているのだ。あれは確かに別人だっただろう。
「元々あなたは生まれた時からアルトであり、有翔なのでしょう。だから私はそのどちらも信じます」
「……グイド……」
グイドはちゃんと僕の話を聞いてくれていたんだ。何をおかしなことを、と一笑に付されてもしかたない内容なのに。信じてくれているんだ。
「確かにそんな恐ろしい出来事を見てしまえば不安になるでしょう。けれど、あなたが見た未来は必ずしも現実になるとは限らない。あなたの知らない選択肢が存在していたら、他の未来があるかもしれませんよ?」
「確かに……今まさしくそうなってる」
アルトがグイドと生まれた時からの婚約者とか、すでに結婚の誓いをしていたとか。
完全にこれは有翔の見たゲームシナリオにはなかった展開だ。新しいルートに入り込んでしまったとしか言い様がない。
それを説明すると、グイドは灰色の目をこちらに向けてこともなげに大きく頷いた。
「では気にする必要はありませんね。これからアルトに何があろうと、私があなたをお守りしますから」
そんなあっさりと。
僕もシナリオなんか気にせず動こうと考えていた。未来の出来事はあくまで参考資料の扱いで、今の自分の考えるままに行動したいと。それでもゲーム知識がどうしてもちらついてしまう。知っているからこそ上手くいくという自信が持てなかった。
ここには攻略サイトもないし、ゲームのヒントを教えてくれる有翔の妹もいない。ゲームと違って生きた人間が相手だ。だから不安がどこかにあった。
グイドがそう言ってくれると、信じられそうな気がしてきた。そう断言してくれるグイドがとても頼もしい。
「確かに。今から破滅するとか気にしたってしょうがないよね」
急にグイドがこちらに向き直る。真剣な眼差しで僕を見据えてきた。
「いいえ。私のアルトが破滅する未来など私が許しません。存在すら認めたくありません。……たとえ架空の物語であっても、アルトを酷い目に遭わせて貶めるものを作った者たちを全員斬ってしまいたいです」
ヤバい。目がマジだ。アルトたん強火担同担拒否破滅絶許勢が爆誕した……。
僕はグイドの頬に手を添えた。
「そんなに怒らないで。僕はグイドがそう言ってくれるだけで嬉しい」
グイドは大きく息を吐くと、僕を抱きしめた。髪を撫でてくれる手は大きくて温かい。
ゲームの中とはいえアルトが長生き出来ないなんて、グイドにとっては耐えられないはずだ。言わなきゃよかっただろうか。
そう思っていたら、グイドは静かに問いかけてきた。
「……先ほどは、そのゲームの辛い出来事を夢に見たのですか?」
ああ、彼は僕のことも心配してたんだ。自分が死ぬ未来を見てしまっていたから。
「ううん……そうじゃなくて、前世の家族の夢。多分僕……有翔は病気で急死したんだ。そのことで家族が自分を責めている夢だったから……」
「それは……悲しいですね」
僕を抱いているグイドの手に力がこもる。
誰も悪くない。僕は誰も責めていないのに伝えられなくて悲しかった。
グイドの灰色の目が穏やかに僕を見つめている。
有翔の悲しみも包み込んでくれるようで、その眼差しを受け止めて、僕は心を決めた。
「もし……ここで僕が……アルト・フレーゲが幸せになれたら、ゲームを通して家族にも伝わらないかなって思うんだ。荒唐無稽かもしれないけど」
もしいつか、妹が『アルトたんルート』をやってみようと思う日が来たら、ゲームの中でアルトが幸せになっていたら、少しは心の負担が軽くならないだろうか。
アルトの中に僕がいることに気づかなくても、同じ名前のアルトの幸せを喜んでくれるはずだから。何より妹にとって一推しのアルトたんなんだから。
「そうですね。そのゲームというものが有翔の世界と繋がっているのなら、きっと伝わるでしょう」
グイドは僕の言葉に穏やかに微笑んでくれた。
「あなたの幸せな未来のために、ささやかながら協力させていただきます」
僕はこれからのゲームの内容を説明した。現時点でエミリオが選ぶルートとして残っている攻略対象キャラはルーベン王子とその側近でサムの元婚約者のセヴェーロだけ。
「次に僕がルーベン殿下と顔を合わせる機会は一月後の卒業式。そこでルーベン殿下は婚約破棄を突きつけてくる」
「その時に冤罪を被せてあなたを牢に入れようとする訳ですね」
グイドが僕が書いた文字を背後から覗き込みながら言う。
紙に箇条書きしながら説明していたんだけど、何故かグイドが背後から僕を抱え込む格好で椅子に座っている。何故この体勢……。
同じ方向からの方が文字が読みやすいからと言われたけど、隣でも良くないだろうか。背中が温かくてちょっと落ち着かない。
「……ゲームだとこの時点で僕はエミリオにあれこれ嫌がらせをしてる展開だったんだけど、今の僕はエミリオと面識がない。何を口実にしてくるかわからないけど、婚約破棄だけは押し通してくるはず」
ステータス画面で確認しても、この二人のエミリオへの好感度はMAXをキープしている。魅了は解かれているはずだから、本気でエミリオが好きなんだろう。ただ、エミリオの二人への好感度が微妙に下がっているのが気になった。
ちなみにこの画面はグイドの目の前で開いても、彼には見ることができなかった。
「では、どうしますか?」
「卒業式までに向こうの味方を減らしておきたい。アネート伯爵家を告発できれば……」
婚約破棄後のアルトの扱いは一国の王子に対するそれではない。法的にもありえない。それが通ったのはルーベン王子が次期王位継承者で強い後ろ盾を持っているからだ。
あれこれ後ろ暗い稼業で裏金を稼いでいるアネート伯爵家、それが元凶だ。だからあの家を王宮から追い出したい。
お金がなくなれば彼らの羽振りも悪くなるし、勢いもなくなるから。
「……アネート伯爵家は先代国王のお気に入りでしたが、当時からあまり良い噂がないと聞いています。確かに叩けばいくらでもホコリが出そうですね」
最近めっきり真面目になったアンジェロ王子の人気が急上昇中で、貴族たちも次々に彼を次期国王に推しているらしい。味方が減ってルーベン王子は焦っている。
「先代の国王陛下って……確か……」
先代国王は色好みで好戦的で残忍な性格だったらしい。気に入った相手がいたら、既婚未婚に関わらず強引に閨に呼びつけたという。愛人を大勢抱えると同時に周辺国に戦争仕掛けまくっていたのでこの国の財政や民はかなり疲弊しているはずだ。
「美しい愛人を手に入れるのも周辺国から領土や富を奪うのも同じことだと豪語していたそうです」
あの国王さえいなければエミリオの実家は潰されなかったし、アルトとグイドも別れ別れになることはなかったのだ。
「……国王というより山賊の頭みたいな……」
思わず呟くと、グイドが吹き出した。笑うと背中から振動が伝わってくる。
「確かに。……ところで、アネート伯爵家の悪事の証拠を集める方法はありますか?」
「それならゲームの中で……」
エミリオがアネート伯爵家に忍び込んで、悪事の手がかりを探すエピソードがあった。当主の寝室に隠し金庫があって、その中に証拠書類があった。
金庫のナンバーはミニゲームをクリアしたら教えてもらえる。ちゃんと覚えている。
グイドはそれを聞いて本気で驚いたようだった。
「……そんなことまでわかるのですか。では、それを手に入れるように依頼してみましょう」
「もしかしてリージェル侯爵家に? 巻き込んでもいいの?」
「ええ。ルドヴィーコ様はあなたのご両親とも懇意でしたから、力になってくれるでしょう」
上手くいけばこれでルーベン王子の周辺にいた攻略対象が一人いなくなる。アネート伯爵家の悪事が暴かれれば、エミリオは復讐のために危ない橋を渡る必要はなくなるし、意に添わない相手とベッドを共にする必要もない。
「それから、ルーベン殿下については、国王陛下にお任せするのが一番でしょう。王子宮での出来事は陛下のお耳には入っていない可能性が高い。殿下が愛人にうつつを抜かして勝手に婚約破棄をしようとしていることをお伝えしてみます」
ルーベン王子が好き放題できたのは、国王陛下が不在だったからだ。
国王陛下は自分の眼で見て判断したいと熱心に各地の視察を行っていて、王都には滅多に戻らない。内政は宰相に任せっぱなしだ。それでルーベン王子が増長していたのだ。
ゲームにも名前しか出てこなかったような気がするくらい陰が薄かった。
「何だか上手くいきそうな気がしてきた」
僕がそう言うと、グイドは小さく笑みを浮かべた。
証拠あつめにしても、監視がつけられている人質の身ではアネート伯爵家に忍び込むのは流石に難しいからどうしようかと思っていた。
今まで自分一人では考えつかなかったことも、誰かに相談すれば光明が見える。
グイドは王宮騎士団に所属しているから、国王陛下とも面識がある。そして、リージェル侯爵家を後ろ盾にしている。それに、クレド王国のハーラー公爵の息子でもある。
僕の伴侶、優秀すぎないだろうか。さすが攻略対象キャラの一人だ。
「……グイドが味方で良かった」
寄りかかって思わずそう呟くと、グイドはいきなり背後から強く抱きしめてくる。
「……どうかしたの?」
見上げるとグイドは眉を寄せて顔を強ばらせている。
「アルトは前世で起こりうる未来を全て見たと言いましたね? 私もそこにいたのですか? あなたに何をしたんですか?」
僕の言葉でグイドがアルトの味方じゃなかった可能性に気づいてしまったんだ。
彼は守るべき相手には忠実な騎士だ。どの選択肢でもそうだった。
だから有翔も攻略対象の中でグイドだけには好感を持っていた。
僕は身体の向きを変えて、グイドと向かい合う。グイドの両頬を両手のひらで挟む。
「自分で言ったのに。選ばれなかったのは現実じゃないって。僕のグイドは、目の前にいるあなただけだよ」
そのまま背伸びしてグイドの唇にキスした。
「他の未来はもう信じない。だからグイドも目の前の僕を見て」
「アルト……」
強く抱きしめられて、キスを返される。
この時間軸でエミリオがグイドルートを選ぶ未来はもう無い。
だから、その先の「起こりうる未来」は消えた。エミリオと愛し合っていたグイドやグイドに刺し殺される僕も存在しない。だからそんなこと心配しなくていい。
やっと気がついた。未来はいくつもあるわけじゃない。自分で選んだものがたった一つの未来になるんだってことを。
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