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17.魔法使いの贈り物
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セシルの魔法酔い事件から数日後、ロイが再び小屋を訪ねてきた。
ちょうどその日もセシルはアンドレアスと一緒に魔法の練習をしていたところだった。
「……へー。魔法を習ってるのか。うらやましい。何かできるようになったのか?」
ロイはそう言いながら、催促するようにアンドレアスとセシルを見る。
アンドレアスは言葉はわからなくても状況で察したのだろう、小さく頷いた。
そこで、セシルはできるようになったばかりの魔法を使ってみせることにした。
手のひらの上に載るサイズの氷を作るだけ。アンドレアス曰くの初級氷魔法。冷たいお酒を飲みたいときに便利なのだそうだ。
……頭の中でイメージを再現してそれを魔力で塗りつぶす。
セシルの手の中に現れた氷の塊を見てロイが目を丸くする。
「おお。すごいな。こんなことができるのか」
指導方法が定まってからのアンドレアスの教え方は雑ではあるが上手かった。感覚的な無詠唱魔法を細かな文様としてセシルに覚えさせてひたすら実践させる。
おかげでセシルも魔法の使い方がわかってきた。しかも、生活に使えるものも多くて、便利なのだ。
異世界に来ても魔法がないと思っていたから、ちょっとがっかりしていたけど、アンドレアスのおかげで久しぶりに気分が上がっている。練習すれば新しいことができるのは嬉しいし、ここ数年で一番楽しい。
「いいね。オレも時間があれば教わりたいところなんだがな……。おおそうだ、これを持って来たんだった」
好奇心旺盛なロイは羨ましそうにそう言うと、懐から手紙を差し出してきた。
「お前の親父さんからまた手紙が届いてな。内容はほぼ詫び状だ。セシルのことは諦めたので長男フランシスを呼び戻して家督を譲ることにした、という内容だった」
王都とこのホールズワース領は鉄道が走っているから領都への手紙は三日もあれば届く。どうやら前の手紙をアンドレアスが火山の火口に送ったおかげなのか、父はロイへの詮索をやめたらしい。
おそらく呪いを使って父を動かしていた者が諦めたのだろう。
……危なかった。アンドレアスが手を打ってなければ追っ手がこの地に来ていたかもしれない。ロイ先輩に迷惑がかかるところだった。
けれど、神官になった兄が巻き込まれるのは聞き捨てならない。
「兄さんを? 還俗させるんでしょうか」
「そのつもりなんだろうな。オレの部下に王都で情報収集させていたんだが、神殿にかなり金を積んで説得しているらしいぞ。本人はまだ渋っているらしい」
「……そんな」
セシルが動揺したのを見てアンドレアスが眉を寄せる。セシルが簡単に事情を説明した。
セシルの兄フランシスは美男子だと評判の貴公子だった。社交的で物腰も柔らかいので大層人気があった。神官を志して家を飛び出してしまったときは貴婦人方の嘆きはすごかったらしい。
彼がセシルに家督を押しつけて神官になった理由は二つある。
一つはセシルが王太子から目をつけられていたこと。公爵家の跡取りなら王太子も堂々と手出しできなくなる。王女の降嫁先なのだからなおさらだ。
そしてもう一つ。
兄には同性の想い人がいた。だから、王女との政略結婚を命じられて悩んでいた。
この国では同性婚は認められていない。神殿の教義では同性愛を禁じてはいないけれど、こと後継者問題が絡むと同性との交際は周りに反対されがちだ。
兄は、同性しか好きになれないから自分は生涯独身を通して弟の子を養子にして自分の後継ぎにしたいと思っていることをセシルに打ち明けてくれた。
けれど相手が王女では断ることも難しい。だから彼は何もかも捨てて神殿に入ったのだ。
神官は結婚が許されていない。そして、神官になることを阻むことは王にもできない。
今さら兄を還俗させることになるなんて。王女との結婚はなくなったとはいえ、父は新たな縁談を押しつけてくるのではないだろうか。
自分が追放されたことで兄にまで迷惑がかかってしまう。
それはさすがに申し訳なくて、セシルは胸が苦しくなった。
「それと、フランシスは神殿にいたから事情を知らないのもあって、どうしてセシルがそこまで嫌われているのか疑問を持っているらしい。セシルを追放した父親や王家に不信感を抱いている。それもこじれている原因だ。公爵はセシルの代わりの後継者を夜会までに決定して問題がないことを王家に示したいんだろう。けど、さすがに三男のブライアンに家督を譲るのはさすがに躊躇ったんだな」
ロイはそう言って肩をすくめる。セシルの弟の素行については彼も知っているのだ。
「それで、夜会の件はどうする? 戻る気はないのか?」
ロイの問いかけにセシルは首を横に振った。
「いえ。戻ろうと思っています。夜会に出るかどうかは別として、ちゃんと決着を付けたほうがいいかと。今のままでは兄さんにも迷惑がかかるし、自分も納得できませんから。ダメだったら今度こそ、ホールズワースの領民にしてください」
アンドレアスはセシルが嫌われた理由は呪いだと言っていた。だったら呪った人間をつきとめて文句ぐらいは言ってやりたい。
自分一人ならまだしも、その呪いのせいで周りにも迷惑がかかっているのだ。
ロイはセシルの顔を見て、にやりと笑った。
「へえ。なかなか言うようになったじゃないか。じゃあ、夜会の身支度は任せておけ。そっちの魔法使い殿も一緒かい?」
そういえば同行するかどうかはちゃんと聞いていなかった。セシルが問いかけるとアンドレアスはあっさりと頷いた。
「同行したほうがいいだろう。気になることもあるし」
その返答を聞いて、ロイは二人分の身支度を請け負ってくれた。
そこでアンドレアスがセシルの背中を指でつついてきた。何か言いたいから通訳しろということらしい。
「これは試作品だが、空の上から見た位置情報と映像を記録できる。行動範囲を指定して偵察をさせたりすることもできる。夜は使えないし音声は入らない。だが、広範囲を見張るのには助けになるだろう。映像を再生させるときはここに鍵を差し込めばいい。どこへ行かせてもこの鍵の持ち主のところに必ず戻ってくるようになっている」
アンドレアスがロイの手のひらに載せたのは鳩くらいの大きさのからくり細工の鳥と金属製の鍵だった。
「ここに住まわせてもらっているから、家賃代わりだと言っておけ。気に入ったらまた作ってやるが、制作者の名前は他言しないように」
アンドレアスはそう言って鳥の頭を撫でる。
すごいな。上空から映像記録って撮影用ドローンみたいなものだろうか。そんなものはまだこの世界には存在しない。
セシルは前世の記憶からそんなイメージを思い浮かべていた。
アンドレアスはロイが国境警備に使えそうな魔法を求めていると聞いていたから、わざわざ作っていたのだろうか。
「いただいてしまっていいのだろうか。もちろん秘密は守る。約束する」
アンドレアスが告げた使用方法を伝えると、ロイは感動した様子でそのからくりの鳥を見つめていた。
「それじゃ、後日屋敷に仕立て屋を呼んでおくから採寸に来てくれ。迎えの馬車を寄越す。その時に新しい情報が入っていたらまた教えるよ」
ロイはそう言うと、差し入れだと言って食料と書物を置いて去って行った。心なしかその足取りが浮かれているように見えたので、よほどアンドレアスからのプレゼントが気に入ったのだろう。
ちょうどその日もセシルはアンドレアスと一緒に魔法の練習をしていたところだった。
「……へー。魔法を習ってるのか。うらやましい。何かできるようになったのか?」
ロイはそう言いながら、催促するようにアンドレアスとセシルを見る。
アンドレアスは言葉はわからなくても状況で察したのだろう、小さく頷いた。
そこで、セシルはできるようになったばかりの魔法を使ってみせることにした。
手のひらの上に載るサイズの氷を作るだけ。アンドレアス曰くの初級氷魔法。冷たいお酒を飲みたいときに便利なのだそうだ。
……頭の中でイメージを再現してそれを魔力で塗りつぶす。
セシルの手の中に現れた氷の塊を見てロイが目を丸くする。
「おお。すごいな。こんなことができるのか」
指導方法が定まってからのアンドレアスの教え方は雑ではあるが上手かった。感覚的な無詠唱魔法を細かな文様としてセシルに覚えさせてひたすら実践させる。
おかげでセシルも魔法の使い方がわかってきた。しかも、生活に使えるものも多くて、便利なのだ。
異世界に来ても魔法がないと思っていたから、ちょっとがっかりしていたけど、アンドレアスのおかげで久しぶりに気分が上がっている。練習すれば新しいことができるのは嬉しいし、ここ数年で一番楽しい。
「いいね。オレも時間があれば教わりたいところなんだがな……。おおそうだ、これを持って来たんだった」
好奇心旺盛なロイは羨ましそうにそう言うと、懐から手紙を差し出してきた。
「お前の親父さんからまた手紙が届いてな。内容はほぼ詫び状だ。セシルのことは諦めたので長男フランシスを呼び戻して家督を譲ることにした、という内容だった」
王都とこのホールズワース領は鉄道が走っているから領都への手紙は三日もあれば届く。どうやら前の手紙をアンドレアスが火山の火口に送ったおかげなのか、父はロイへの詮索をやめたらしい。
おそらく呪いを使って父を動かしていた者が諦めたのだろう。
……危なかった。アンドレアスが手を打ってなければ追っ手がこの地に来ていたかもしれない。ロイ先輩に迷惑がかかるところだった。
けれど、神官になった兄が巻き込まれるのは聞き捨てならない。
「兄さんを? 還俗させるんでしょうか」
「そのつもりなんだろうな。オレの部下に王都で情報収集させていたんだが、神殿にかなり金を積んで説得しているらしいぞ。本人はまだ渋っているらしい」
「……そんな」
セシルが動揺したのを見てアンドレアスが眉を寄せる。セシルが簡単に事情を説明した。
セシルの兄フランシスは美男子だと評判の貴公子だった。社交的で物腰も柔らかいので大層人気があった。神官を志して家を飛び出してしまったときは貴婦人方の嘆きはすごかったらしい。
彼がセシルに家督を押しつけて神官になった理由は二つある。
一つはセシルが王太子から目をつけられていたこと。公爵家の跡取りなら王太子も堂々と手出しできなくなる。王女の降嫁先なのだからなおさらだ。
そしてもう一つ。
兄には同性の想い人がいた。だから、王女との政略結婚を命じられて悩んでいた。
この国では同性婚は認められていない。神殿の教義では同性愛を禁じてはいないけれど、こと後継者問題が絡むと同性との交際は周りに反対されがちだ。
兄は、同性しか好きになれないから自分は生涯独身を通して弟の子を養子にして自分の後継ぎにしたいと思っていることをセシルに打ち明けてくれた。
けれど相手が王女では断ることも難しい。だから彼は何もかも捨てて神殿に入ったのだ。
神官は結婚が許されていない。そして、神官になることを阻むことは王にもできない。
今さら兄を還俗させることになるなんて。王女との結婚はなくなったとはいえ、父は新たな縁談を押しつけてくるのではないだろうか。
自分が追放されたことで兄にまで迷惑がかかってしまう。
それはさすがに申し訳なくて、セシルは胸が苦しくなった。
「それと、フランシスは神殿にいたから事情を知らないのもあって、どうしてセシルがそこまで嫌われているのか疑問を持っているらしい。セシルを追放した父親や王家に不信感を抱いている。それもこじれている原因だ。公爵はセシルの代わりの後継者を夜会までに決定して問題がないことを王家に示したいんだろう。けど、さすがに三男のブライアンに家督を譲るのはさすがに躊躇ったんだな」
ロイはそう言って肩をすくめる。セシルの弟の素行については彼も知っているのだ。
「それで、夜会の件はどうする? 戻る気はないのか?」
ロイの問いかけにセシルは首を横に振った。
「いえ。戻ろうと思っています。夜会に出るかどうかは別として、ちゃんと決着を付けたほうがいいかと。今のままでは兄さんにも迷惑がかかるし、自分も納得できませんから。ダメだったら今度こそ、ホールズワースの領民にしてください」
アンドレアスはセシルが嫌われた理由は呪いだと言っていた。だったら呪った人間をつきとめて文句ぐらいは言ってやりたい。
自分一人ならまだしも、その呪いのせいで周りにも迷惑がかかっているのだ。
ロイはセシルの顔を見て、にやりと笑った。
「へえ。なかなか言うようになったじゃないか。じゃあ、夜会の身支度は任せておけ。そっちの魔法使い殿も一緒かい?」
そういえば同行するかどうかはちゃんと聞いていなかった。セシルが問いかけるとアンドレアスはあっさりと頷いた。
「同行したほうがいいだろう。気になることもあるし」
その返答を聞いて、ロイは二人分の身支度を請け負ってくれた。
そこでアンドレアスがセシルの背中を指でつついてきた。何か言いたいから通訳しろということらしい。
「これは試作品だが、空の上から見た位置情報と映像を記録できる。行動範囲を指定して偵察をさせたりすることもできる。夜は使えないし音声は入らない。だが、広範囲を見張るのには助けになるだろう。映像を再生させるときはここに鍵を差し込めばいい。どこへ行かせてもこの鍵の持ち主のところに必ず戻ってくるようになっている」
アンドレアスがロイの手のひらに載せたのは鳩くらいの大きさのからくり細工の鳥と金属製の鍵だった。
「ここに住まわせてもらっているから、家賃代わりだと言っておけ。気に入ったらまた作ってやるが、制作者の名前は他言しないように」
アンドレアスはそう言って鳥の頭を撫でる。
すごいな。上空から映像記録って撮影用ドローンみたいなものだろうか。そんなものはまだこの世界には存在しない。
セシルは前世の記憶からそんなイメージを思い浮かべていた。
アンドレアスはロイが国境警備に使えそうな魔法を求めていると聞いていたから、わざわざ作っていたのだろうか。
「いただいてしまっていいのだろうか。もちろん秘密は守る。約束する」
アンドレアスが告げた使用方法を伝えると、ロイは感動した様子でそのからくりの鳥を見つめていた。
「それじゃ、後日屋敷に仕立て屋を呼んでおくから採寸に来てくれ。迎えの馬車を寄越す。その時に新しい情報が入っていたらまた教えるよ」
ロイはそう言うと、差し入れだと言って食料と書物を置いて去って行った。心なしかその足取りが浮かれているように見えたので、よほどアンドレアスからのプレゼントが気に入ったのだろう。
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