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12.魔法使いと治療行為※
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これは夢なのか?
なんでアンドレアスが僕にキスしてるんだ? というか、そんな場合じゃないのに。
でも、不快感はない。むしろ心地良くて拒めない。こうされているのが正しいのだと何かが告げてくる。
今まで同性とこんなことをしたいと思ったことはないのに。むしろ、嫌だったはずなのに。
強烈な酩酊感で混乱していたセシルは思考を放棄した。もう何が何だかわからない。
口づけは触れるだけではなく、セシルの口腔をこじ開けて荒々しく深いものになる。
舌が絡まり合って、淫らに溶け合う感覚は初めてで、
少しずつ自分の中で暴れている存在……それはきっとセシルの魔力とアンドレアスの魔力が融合したものなんだろう……が凪いでくるのがわかった。
おそらくこのキスはそのための行為なのだろう。
セシルはそう思って身体の力を緩めた。
「……だめだな。これでは埒があかない」
言葉とともにふわりと抱き上げられた。ミントが吠えているのが聞こえて、セシルはきっとミントも心配してるんだと思った。
「ああもう、小言なら後にしろ。お前はここで待っていろ」
アンドレアスはミントに向かってなのかそう言い放つ。周囲が急に薄暗くなった。
ミントの吠え声が聞こえなくなったのは、室内に連れてこられたからだろうか。
セシルが目を開けると、どうやらアンドレアスの牢の部屋に来たらしい。
背中が柔らかいものに触れる。ベッドに降ろされたのだろう。
「聞こえるか? お前の魔力はオレの魔力と相性がいいらしく、オレの魔力を弾くどころか取り込んで増幅している。そのせいで、魔力酔いを引き起こしているんだ。魔力を外に抜き出そうとしたが、口移しでは上手く行かなかった」
その言葉通り、一時少し治まったように見えた身体の中の力がまた全身を支配するのがわかった。皮肉なことに、魔力の存在はわかるようになった。
……何だこれ、気持ち悪いのか気持ちいいのかわからない。
身体の中で膨れ上がった魔力のせいで苦しいのに、下半身には浅ましく熱が集まっていて、下着が擦れる感触さえ刺激になっている。頭が痺れるように強烈に。
セシルは性的な事はほとんど経験がない。自分でそこに触れたことはあるけれど、他人に触れさせたことはない。
一瞬の浮遊感の後で、肌が外気に触れた。自分の身体から衣服が消え失せているのを見て、セシルはさあっと頬を染めた。
何で僕まで裸なんだ? っていうか、どうやって脱がせた?
「何……するんですか」
今の自分の身体は普通の状態じゃないのに。そんなみっともない様を人に見られるなんて。身じろぎしようにも身体が動かせなくてセシルは羞恥でいたたまれなくなった。
アンドレアスは口を引き結んで真剣な目でこちらを見ている。
「これは治療だ。医者に肌を見られるのなどはずかしいことではあるまい」
「……治療?」
「今のお前は強烈な媚薬と興奮剤と強い酒を同時に飲まされたような状態だ。早く魔力を外に出さないと後遺症が残りかねない。だからこれは治療だ」
まるでアンドレアスは自分に言い聞かせているようだった。
「やっ……何を……」
脚を開かされてセシルはやっとアンドレアスの意図に気づいた。
媚薬を飲まされたような状態ということなら、性的な興奮を発散させることで苦痛を和らげられる。
理屈はわかるけれど……。
大きな手が大腿を這い上ってきて、その奥に触れた途端に、頭の中で声が響いた。
『君を私の側近に迎え入れれば、世間体などどうとでもなる。ずっと王城に閉じこめることだって。家督はフランシスが継ぐのだろう? だったら、セシル。君はわたしのものになるんだよ』
ああ、やめてほしい。自分が自由になりたくて努力したことをすべて台無しにする言葉。
あの人が僕を見るじっとりとした目も、触れる指もぞっとするほど不快だった。
……やっと忘れかけていたのに。
「やめて……」
目の前にいるのはアンガス王太子ではない。けれど恐怖感が苦痛よりも強くなる。
他人のそれを身体に受け入れるなど、怖くてできない。
「怖いか。……それとも誰かに乱暴な目に遭わされたか?」
降ってきた声は予想外に穏やかで優しかった。声の主は恐怖で身体を強ばらせてしまったセシルの頬や額にキスをくれると、そのまま腕の中に閉じこめるように抱きしめる。
「……強引に、されそうになって……でも……。家のためには我慢しなきゃって……」
相手の名前を出さずに、セシルはそのことを初めて他人に話した。
ブリジット王女の兄であるアンガス王太子はセシルより一歳年上。真面目で優秀な人物と名高いが、収集癖と執着癖が強いことが欠点だった。
公爵家は王家との交流があったことから、幼いときから何度か顔を合わせていたし学院でも同学年だった。
五年程前、彼の収集した珍しい蝶の標本を保管している部屋に入れてもらった。
「セシルもここが気に入った? ずっといてもいいんだよ?」
そう言われたとき、セシルは相手の目に尋常ではない光を見た。
あの時、セシルは前世の記憶を取り戻したばかりだった。ただの箱入り息子だったらあの目の危険性には気づかなかったかもしれない。
けれど前世で培った危険感知能力が役に立った。
前世でも小柄だったから何かとバカにされたり絡まれたりしていた。だから相手の思惑には敏感だった。
笑っているのにその笑顔の奥に昏い情欲が見えた気がした。
……この王太子、ヤバい奴だ。
セシルは兄フランシスに比べたら地味な容姿で、深緑の髪も暗い印象を与える。珍しいというなら片目だけが赤い瞳くらいだろう。それが彼のコレクター心理に引っかかったのかもしれない。
捕まえて剥製にでもするつもりか、と思った。けれど、相手の思惑はさらに予想を上回った。
セシルは王太子と鉢合わせないように家でも学院でも逃げ回っていたのだけれど、ある時兄の友人宅に招かれた時アンガス王太子もいて、強引に空き部屋に連れ込まれた。ご丁寧にベッドメイクをしっかりしてあって、その周りには見るもおぞましい道具が備えられていた。
その友人が王太子の取り巻きの一人だったことを思い出しても、後の祭りだった。
もうこれは我慢するしかないのかと思ったけれど、どうしても身も心も相手を拒絶していた。本能的な忌避としかいいようがないくらい、強い嫌悪感。
幸か不幸か、前世でも男に危うく襲われそうになった経験が役に立った。セシルは従うふりをして隙をついて逃げ出した。
この世界の貴族の服というのは構造が複雑で、脱がせるのも大変だし、コトに及ぶために自分のを出すときも手間がかかる。それが幸いした。
いや、あの時は窓の外にいい枝振りの木があるのが見えてたから助かった。
窓から飛び降りて木を伝って逃げたところへ、セシルを探していた兄と会えたのでそのことはうやむやになった。
けれど、その後学院で会った王太子に告げられたのがあの言葉だ。
学院を卒業したら、王太子の側近という名前の愛人になるのだと。
もし、家督を継ぐことにならなければ、セシルに待っていたのは生涯王太子のコレクションの一つにされる道だった。将来の国王に逆らえるはずはない。
兄フランシスが家督を投げ出さなかったらそうなっていた。
いや……きっとフランシスが家督をセシルにおしつけたのは……。
口にしたのは身分の高い相手に強引に愛人になるように迫られたこと。
襲われたけれど、窓から逃げ出して未遂に終わったことだけだ。
それでもアンドレアスは状況を察してか不快そうに眉間に皺を寄せた。
「お前、公爵家の人間だったはずだな? なら相手は王族か。まったく、どこの世にも性根の腐り果てた権力者がいるものだな」
言いながらアンドレアスはセシルの首筋に顔を埋めた。話しているうちにセシルが落ち着きを取り戻したのに気づいたのだろう。
魔力の影響で敏感になっている肌に唇で触れる。アンドレアスの髪や身体から森林の風のような匂いがする。重なり合った素肌越しに伝わってくる熱も心地良い。
これは治療。だからきっと嫌じゃないんだ。あの人がやったこととは違う。
「相手のここが使い物にならなくなる魔法を教えてやろう」
アンドレアスの手がセシルの脚の間できつく張り詰めている中心を包むように握る。
先端を指で刺激されただけで身体の中の力が暴れ始める。
「……さわらない……で……」
「じっとしていろ。気持ちがいいのなら、それに逆らうな。精を吐き出すことで魔力を抜く。それが一番手っ取り早いんだ」
首筋で話しかけられると吐息が肌をかすめるだけでもぞわりと身体の中を電流が駆け巡る。ゆるゆると中心を相手の手で扱かれただけでこみ上げてくる快楽に、セシルはきつく目を伏せた。
なんでアンドレアスが僕にキスしてるんだ? というか、そんな場合じゃないのに。
でも、不快感はない。むしろ心地良くて拒めない。こうされているのが正しいのだと何かが告げてくる。
今まで同性とこんなことをしたいと思ったことはないのに。むしろ、嫌だったはずなのに。
強烈な酩酊感で混乱していたセシルは思考を放棄した。もう何が何だかわからない。
口づけは触れるだけではなく、セシルの口腔をこじ開けて荒々しく深いものになる。
舌が絡まり合って、淫らに溶け合う感覚は初めてで、
少しずつ自分の中で暴れている存在……それはきっとセシルの魔力とアンドレアスの魔力が融合したものなんだろう……が凪いでくるのがわかった。
おそらくこのキスはそのための行為なのだろう。
セシルはそう思って身体の力を緩めた。
「……だめだな。これでは埒があかない」
言葉とともにふわりと抱き上げられた。ミントが吠えているのが聞こえて、セシルはきっとミントも心配してるんだと思った。
「ああもう、小言なら後にしろ。お前はここで待っていろ」
アンドレアスはミントに向かってなのかそう言い放つ。周囲が急に薄暗くなった。
ミントの吠え声が聞こえなくなったのは、室内に連れてこられたからだろうか。
セシルが目を開けると、どうやらアンドレアスの牢の部屋に来たらしい。
背中が柔らかいものに触れる。ベッドに降ろされたのだろう。
「聞こえるか? お前の魔力はオレの魔力と相性がいいらしく、オレの魔力を弾くどころか取り込んで増幅している。そのせいで、魔力酔いを引き起こしているんだ。魔力を外に抜き出そうとしたが、口移しでは上手く行かなかった」
その言葉通り、一時少し治まったように見えた身体の中の力がまた全身を支配するのがわかった。皮肉なことに、魔力の存在はわかるようになった。
……何だこれ、気持ち悪いのか気持ちいいのかわからない。
身体の中で膨れ上がった魔力のせいで苦しいのに、下半身には浅ましく熱が集まっていて、下着が擦れる感触さえ刺激になっている。頭が痺れるように強烈に。
セシルは性的な事はほとんど経験がない。自分でそこに触れたことはあるけれど、他人に触れさせたことはない。
一瞬の浮遊感の後で、肌が外気に触れた。自分の身体から衣服が消え失せているのを見て、セシルはさあっと頬を染めた。
何で僕まで裸なんだ? っていうか、どうやって脱がせた?
「何……するんですか」
今の自分の身体は普通の状態じゃないのに。そんなみっともない様を人に見られるなんて。身じろぎしようにも身体が動かせなくてセシルは羞恥でいたたまれなくなった。
アンドレアスは口を引き結んで真剣な目でこちらを見ている。
「これは治療だ。医者に肌を見られるのなどはずかしいことではあるまい」
「……治療?」
「今のお前は強烈な媚薬と興奮剤と強い酒を同時に飲まされたような状態だ。早く魔力を外に出さないと後遺症が残りかねない。だからこれは治療だ」
まるでアンドレアスは自分に言い聞かせているようだった。
「やっ……何を……」
脚を開かされてセシルはやっとアンドレアスの意図に気づいた。
媚薬を飲まされたような状態ということなら、性的な興奮を発散させることで苦痛を和らげられる。
理屈はわかるけれど……。
大きな手が大腿を這い上ってきて、その奥に触れた途端に、頭の中で声が響いた。
『君を私の側近に迎え入れれば、世間体などどうとでもなる。ずっと王城に閉じこめることだって。家督はフランシスが継ぐのだろう? だったら、セシル。君はわたしのものになるんだよ』
ああ、やめてほしい。自分が自由になりたくて努力したことをすべて台無しにする言葉。
あの人が僕を見るじっとりとした目も、触れる指もぞっとするほど不快だった。
……やっと忘れかけていたのに。
「やめて……」
目の前にいるのはアンガス王太子ではない。けれど恐怖感が苦痛よりも強くなる。
他人のそれを身体に受け入れるなど、怖くてできない。
「怖いか。……それとも誰かに乱暴な目に遭わされたか?」
降ってきた声は予想外に穏やかで優しかった。声の主は恐怖で身体を強ばらせてしまったセシルの頬や額にキスをくれると、そのまま腕の中に閉じこめるように抱きしめる。
「……強引に、されそうになって……でも……。家のためには我慢しなきゃって……」
相手の名前を出さずに、セシルはそのことを初めて他人に話した。
ブリジット王女の兄であるアンガス王太子はセシルより一歳年上。真面目で優秀な人物と名高いが、収集癖と執着癖が強いことが欠点だった。
公爵家は王家との交流があったことから、幼いときから何度か顔を合わせていたし学院でも同学年だった。
五年程前、彼の収集した珍しい蝶の標本を保管している部屋に入れてもらった。
「セシルもここが気に入った? ずっといてもいいんだよ?」
そう言われたとき、セシルは相手の目に尋常ではない光を見た。
あの時、セシルは前世の記憶を取り戻したばかりだった。ただの箱入り息子だったらあの目の危険性には気づかなかったかもしれない。
けれど前世で培った危険感知能力が役に立った。
前世でも小柄だったから何かとバカにされたり絡まれたりしていた。だから相手の思惑には敏感だった。
笑っているのにその笑顔の奥に昏い情欲が見えた気がした。
……この王太子、ヤバい奴だ。
セシルは兄フランシスに比べたら地味な容姿で、深緑の髪も暗い印象を与える。珍しいというなら片目だけが赤い瞳くらいだろう。それが彼のコレクター心理に引っかかったのかもしれない。
捕まえて剥製にでもするつもりか、と思った。けれど、相手の思惑はさらに予想を上回った。
セシルは王太子と鉢合わせないように家でも学院でも逃げ回っていたのだけれど、ある時兄の友人宅に招かれた時アンガス王太子もいて、強引に空き部屋に連れ込まれた。ご丁寧にベッドメイクをしっかりしてあって、その周りには見るもおぞましい道具が備えられていた。
その友人が王太子の取り巻きの一人だったことを思い出しても、後の祭りだった。
もうこれは我慢するしかないのかと思ったけれど、どうしても身も心も相手を拒絶していた。本能的な忌避としかいいようがないくらい、強い嫌悪感。
幸か不幸か、前世でも男に危うく襲われそうになった経験が役に立った。セシルは従うふりをして隙をついて逃げ出した。
この世界の貴族の服というのは構造が複雑で、脱がせるのも大変だし、コトに及ぶために自分のを出すときも手間がかかる。それが幸いした。
いや、あの時は窓の外にいい枝振りの木があるのが見えてたから助かった。
窓から飛び降りて木を伝って逃げたところへ、セシルを探していた兄と会えたのでそのことはうやむやになった。
けれど、その後学院で会った王太子に告げられたのがあの言葉だ。
学院を卒業したら、王太子の側近という名前の愛人になるのだと。
もし、家督を継ぐことにならなければ、セシルに待っていたのは生涯王太子のコレクションの一つにされる道だった。将来の国王に逆らえるはずはない。
兄フランシスが家督を投げ出さなかったらそうなっていた。
いや……きっとフランシスが家督をセシルにおしつけたのは……。
口にしたのは身分の高い相手に強引に愛人になるように迫られたこと。
襲われたけれど、窓から逃げ出して未遂に終わったことだけだ。
それでもアンドレアスは状況を察してか不快そうに眉間に皺を寄せた。
「お前、公爵家の人間だったはずだな? なら相手は王族か。まったく、どこの世にも性根の腐り果てた権力者がいるものだな」
言いながらアンドレアスはセシルの首筋に顔を埋めた。話しているうちにセシルが落ち着きを取り戻したのに気づいたのだろう。
魔力の影響で敏感になっている肌に唇で触れる。アンドレアスの髪や身体から森林の風のような匂いがする。重なり合った素肌越しに伝わってくる熱も心地良い。
これは治療。だからきっと嫌じゃないんだ。あの人がやったこととは違う。
「相手のここが使い物にならなくなる魔法を教えてやろう」
アンドレアスの手がセシルの脚の間できつく張り詰めている中心を包むように握る。
先端を指で刺激されただけで身体の中の力が暴れ始める。
「……さわらない……で……」
「じっとしていろ。気持ちがいいのなら、それに逆らうな。精を吐き出すことで魔力を抜く。それが一番手っ取り早いんだ」
首筋で話しかけられると吐息が肌をかすめるだけでもぞわりと身体の中を電流が駆け巡る。ゆるゆると中心を相手の手で扱かれただけでこみ上げてくる快楽に、セシルはきつく目を伏せた。
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