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第四章『輝宗の死』
伊達政宗、悪運の強さは伊達じゃない その玖
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暴れ回らないということに、ジョーが納得してくれて良かった。このままジョーを放置していたら歴史を変えてしまう恐れがあったが、もう大丈夫そうだな。まあ歴史が変わってしまっても、アマテラスに頼めばどうにかなりそうだ。
「さて、ジョー。俺はジョーのお陰で物などを透明にする技を手に入れただろ?」
「確かに、体を透明化させていたな」
「今回の戦では、この透明化の力がどれほどのものか試したいんだ。手伝ってくれるか?」
「もちろんだ!」
「よし、じゃあまずは仁和をここに呼んできてくれ」
「仁和? 誰だ、それは?」
「まだジョーには言っていなかったか。俺の参謀みたいなもんだよ。すごく有能だ」
「政宗の参謀か。わかった、連れてくるぜ」
ジョーは猛スピードで駆けていった。俺の全速力より断然速いペースだ。異世界の剣聖は伊達ではないということかな。
数分もしないでジョーが戻ってきて、その肩に仁和が担がれていた。
「政宗殿」肩から降りた仁和は無表情だったが怒っているようだった。「急に私を連れてこようとしないでください」
「え、いや、俺はジョーに『仁和を担げ』とは言っていない。『仁和を呼んでこい』って命じただけなんだが......?」
「命じたのは政宗殿なのでしょう?」
「そうなんだけどさ、ほら」
「そんなことより、早く用件を伝えてください。私も忙しいのですよ」
「それは悪かったな。まずは用件を伝える。仁和、今片栗粉持ってる?」
この透明化を試すには、まずは片栗粉を使いたいところだ。ちょうど近くに川もあるし、透明化を試すには持ってこいの場面なんだが。
「片栗粉ですか?」
「そうだ。その片栗粉が必要なんだ」
「片栗粉は米沢城にあると思いますよ。どうやって片栗粉を取りに戻るかはわかりませんが」
米沢城にあるのならば、取りに戻るにはかなり時間が掛かる。ならば、アマテラスに頼むのが最善だな。
アマテラスを呼ぼうとしたら、急に目の前にアマテラスが現れた。
巨体のアマテラスは俺を見下ろした。「呼んだかな?」
「行動が早えな、アマテラス!」
「お前の心を読んでいたからだ。小説を書いている途中だったけど、急いで来たんだ」
「それよりも、頼みたいことがある」
「米沢城への瞬間移動ならやってやるが、どうする?」
「それはありがたい。俺と仁和とジョーを米沢城に送ってくれ」
一度うなずいたアマテラスは、指を鳴らした。すると周囲の景色は見覚えのあるものに変わった。その景色は、紛れもなく米沢城のものだ。
「仁和、早く片栗粉を大量に持ってきてくれ」
「は、はいっ!」
その後俺達は城中を走り回り、大量の片栗粉を掻き集めることが出来た。
それから数時間後のことである。重臣らを後方に集めて、指示を出した。
「良いか、お前ら? お前らの部下に、これから川を渡るように命じてくれ。川には渡れるような細工をしてあるから、お構いなく川の上を走って行け」
「「!?」」
俺の意味不明な指示に戸惑いつつも、一応は首を縦に振った家臣達。さて、これから実験だ。
透明化の力を試すために、俺の家臣達には川の上を走ってもらう。どういうことかくわしい説明は後回しにして、まずは川を足だけで渡ってもらいたいのだ。
「川の上では歩くな! 必ず溺れるから!」
歩かないように忠告もした。これで川の上を歩いても俺は知らない。ちゃんと俺は忠告したのだから、川の上を歩いた奴が悪い。
ちなみに、細工した状態の川の上を歩くと、底なし沼にはまったように溺れる。多分辛いことだと思う。俺は助けないからな。
「よし、じゃあ戦の前線に戻れ。俺が合図をしたら、配下を引き連れて川を渡ってもらいたい。走ったら溺れないと俺が保証する」
そう言うと、若様が言うならばと家臣達の表情も晴れてきた。笑みを浮かべる奴もいたが、そいつは緊張感がなさすぎる。
俺とジョーはある程度手加減をしながら最前線に復帰し、目にも止まらぬ早さで敵を倒していった。
「やるな、ジョー!」
「政宗こそ」
ジョーは確かに強い。確かに強いのだけれど、戦い方は蒙古襲来の時の日本と同じだ。
蒙古襲来の頃の日本は、武将が一人ずつ名乗り出て一対一で戦うのが主流だったのだ。ジョーもそれと同じで、敵と戦うために『やあやあ我こそは、ジョセフ・ウィリアム=ヘルダーである!』と言っている。おそらく、ジョーの元いた世界ではそのような戦い方が主流だったからだ。
その点を除いたら、ジョーは格好良い。まあ、それが言いたかったんだ。
「全軍に告ぐ! 我が軍の者は、必ず川を渡れぇ!」
俺が川の方を指差すと、全軍が川へ突進するように走った。俺も負けじと川へ向かって走り、先頭に立って川を渡った。俺が実際に川を渡ったからか安心した家臣達は、嬉々として(いたわけではないが)川の上を走った。それを見た敵方は、少し狼狽していた。
ふむ、この透明化の力がどれほどのものか、ということは今回の実験で大体わかった。それじゃあそろそろ、史実を辿って物語を進めていこうではないか。
そして、敵方の一人が「伊達軍が奇術を使ったぁ!」と叫んだのであった。
「さて、ジョー。俺はジョーのお陰で物などを透明にする技を手に入れただろ?」
「確かに、体を透明化させていたな」
「今回の戦では、この透明化の力がどれほどのものか試したいんだ。手伝ってくれるか?」
「もちろんだ!」
「よし、じゃあまずは仁和をここに呼んできてくれ」
「仁和? 誰だ、それは?」
「まだジョーには言っていなかったか。俺の参謀みたいなもんだよ。すごく有能だ」
「政宗の参謀か。わかった、連れてくるぜ」
ジョーは猛スピードで駆けていった。俺の全速力より断然速いペースだ。異世界の剣聖は伊達ではないということかな。
数分もしないでジョーが戻ってきて、その肩に仁和が担がれていた。
「政宗殿」肩から降りた仁和は無表情だったが怒っているようだった。「急に私を連れてこようとしないでください」
「え、いや、俺はジョーに『仁和を担げ』とは言っていない。『仁和を呼んでこい』って命じただけなんだが......?」
「命じたのは政宗殿なのでしょう?」
「そうなんだけどさ、ほら」
「そんなことより、早く用件を伝えてください。私も忙しいのですよ」
「それは悪かったな。まずは用件を伝える。仁和、今片栗粉持ってる?」
この透明化を試すには、まずは片栗粉を使いたいところだ。ちょうど近くに川もあるし、透明化を試すには持ってこいの場面なんだが。
「片栗粉ですか?」
「そうだ。その片栗粉が必要なんだ」
「片栗粉は米沢城にあると思いますよ。どうやって片栗粉を取りに戻るかはわかりませんが」
米沢城にあるのならば、取りに戻るにはかなり時間が掛かる。ならば、アマテラスに頼むのが最善だな。
アマテラスを呼ぼうとしたら、急に目の前にアマテラスが現れた。
巨体のアマテラスは俺を見下ろした。「呼んだかな?」
「行動が早えな、アマテラス!」
「お前の心を読んでいたからだ。小説を書いている途中だったけど、急いで来たんだ」
「それよりも、頼みたいことがある」
「米沢城への瞬間移動ならやってやるが、どうする?」
「それはありがたい。俺と仁和とジョーを米沢城に送ってくれ」
一度うなずいたアマテラスは、指を鳴らした。すると周囲の景色は見覚えのあるものに変わった。その景色は、紛れもなく米沢城のものだ。
「仁和、早く片栗粉を大量に持ってきてくれ」
「は、はいっ!」
その後俺達は城中を走り回り、大量の片栗粉を掻き集めることが出来た。
それから数時間後のことである。重臣らを後方に集めて、指示を出した。
「良いか、お前ら? お前らの部下に、これから川を渡るように命じてくれ。川には渡れるような細工をしてあるから、お構いなく川の上を走って行け」
「「!?」」
俺の意味不明な指示に戸惑いつつも、一応は首を縦に振った家臣達。さて、これから実験だ。
透明化の力を試すために、俺の家臣達には川の上を走ってもらう。どういうことかくわしい説明は後回しにして、まずは川を足だけで渡ってもらいたいのだ。
「川の上では歩くな! 必ず溺れるから!」
歩かないように忠告もした。これで川の上を歩いても俺は知らない。ちゃんと俺は忠告したのだから、川の上を歩いた奴が悪い。
ちなみに、細工した状態の川の上を歩くと、底なし沼にはまったように溺れる。多分辛いことだと思う。俺は助けないからな。
「よし、じゃあ戦の前線に戻れ。俺が合図をしたら、配下を引き連れて川を渡ってもらいたい。走ったら溺れないと俺が保証する」
そう言うと、若様が言うならばと家臣達の表情も晴れてきた。笑みを浮かべる奴もいたが、そいつは緊張感がなさすぎる。
俺とジョーはある程度手加減をしながら最前線に復帰し、目にも止まらぬ早さで敵を倒していった。
「やるな、ジョー!」
「政宗こそ」
ジョーは確かに強い。確かに強いのだけれど、戦い方は蒙古襲来の時の日本と同じだ。
蒙古襲来の頃の日本は、武将が一人ずつ名乗り出て一対一で戦うのが主流だったのだ。ジョーもそれと同じで、敵と戦うために『やあやあ我こそは、ジョセフ・ウィリアム=ヘルダーである!』と言っている。おそらく、ジョーの元いた世界ではそのような戦い方が主流だったからだ。
その点を除いたら、ジョーは格好良い。まあ、それが言いたかったんだ。
「全軍に告ぐ! 我が軍の者は、必ず川を渡れぇ!」
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ふむ、この透明化の力がどれほどのものか、ということは今回の実験で大体わかった。それじゃあそろそろ、史実を辿って物語を進めていこうではないか。
そして、敵方の一人が「伊達軍が奇術を使ったぁ!」と叫んだのであった。
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