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第三章『家督相続』

第三章登場人物紹介(順不同)ネタバレ有り

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伊達だて藤次郎とうじろう政宗まさむね
 主人公。歴史知識と神力を駆使し、数々の危機を切り抜けてきた。上級悪魔ヘルリャフカを倒し、誘拐されるが自力で脱出、相馬氏の主力を潰す、など様々な功績を立てて伊達家を継ぐことになる。

片倉小十郎景綱かたくらこじゅうろうかげつな
 伊達政宗の右腕。ヘルリャフカによって殺されるも、伊達政宗の尽力で復活を果たす。不死の力を手に入れている、と政宗から説明を受けた際は気を失いそうになっていた。

屋代景頼やしろかげより
 伊達政宗の側近。最近、出番が少ないことに少々困っている。政宗が当主になったことから、役に立てるようにこれ以上努力すると意気込んでいた。

伊達だて成実しげざね
 伊達政宗の側近。政宗から貰った刀を生涯大切にすることを決意している。幽霊騒動を起こしてしまったことに後悔しつつ、それを笑って許してくれた政宗のふところの広さに感服している。

愛姫めごひめ
 伊達政宗の正室。政宗のことが大好きだが、最近構ってくれないことに不満を感じる。また、仁和が女性であることを知ってから敵視している。

『伊達《だて》輝宗てるむね
 伊達政宗の父。前々から政宗に家督を相続することを望んでいて、義姫よしひめと小次郎が邪魔をしてこなかったことに安堵している。

牛丸うしまる
 歴史改変計画の元副総司令官。本名は柳沢やなぎさわ氏丸うじまる。未来人衆の初代統率官を務めるも、アーティネスによってにえとされる。

仁和にんななぎ』(初登場)
 歴史改変計画の元戦国派遣構成員第1期機動隊長。亡き牛丸の後継者、未来人衆の二代目統率官。理系知識が豊富で、たびたび政宗を助けている。名軍配士の呼び声高い。

二階堂にかいどう和哉かずや』(初登場)
 歴史改変計画の元人員。未来人衆速攻部隊のエース格。接近戦を得意とし、筋肉隆々りゅうりゅう忠義ちゅうぎとともに未来人衆の主力として活躍する。

遠藤えんどう忠義ただよし』(初登場)
 歴史改変計画の元人員。未来人衆遠距離射手しゃしゅ部隊のエース格。遠隔えんかく戦を得意とし、弓矢の扱いにける。二階堂とともに未来人衆の主力として活躍する。
 縁起が良いことから、忠義ちゅうぎと呼ばれている。

八巻やまき健介けんすけ』(初登場)
 歴史改変計画の元人員。未来人衆速攻部隊長。

東野ひがしの一成かずなり』(初登場)
 歴史改変計画の元人員。未来人衆遠距離射手部隊長。

『アーティネス』
 人柱の一柱、犠牲神。名坂なさか横久よこひさを転生に導いた。天照大御神アマテラスオオミカミの娘。

『バルス』
 人柱の一柱、犠牲神。神辺かんなべつとむを転生に導いた。

『レイカー』(初登場)
 人柱の一柱、犠牲神。アーティネスの同僚の神様。

『カイザー・ヘルリャフカ』(初登場)
 上級悪魔。とある王だったが、不死の力を手にして悪魔にちるも『皇帝カイザー・ヘルリャフカ』と名乗り、上級悪魔に登り詰める。しかし孤独になることを恐れ、神界を暴れ回り地上をった。ついに政宗を見つけ、苦闘の末に死ぬことがかなう。

『クローク』(初登場)
 上位魔人。足利あしかが尊氏たかうじが魔人化した姿。政宗をいたく気に入り、米沢城に住むことを決める。政宗は即戦力になるため大歓迎だった。

虎哉こさい宗乙そういつ』(初登場)
 資福しふく住職。幼少期の伊達政宗の教育係を担った。政宗から、師匠と呼ばれて親しまれる。

権次ごんじ
 鍛治屋。強化版の火縄銃を工作する際に大いに貢献し、政宗お抱えの鍛治屋の一人となる。

兼三けんぞう』(初登場)
 鍛治屋。成実がなくした刀を忠実に再現して作り、成実の偽装工作の片棒を担ぐ。その度胸を政宗に買われ、政宗お抱えの鍛治屋の一人となる。

真壁まかべ河親かわちか
 自称・神の使者。気象学の知識があり、どうにか政宗の弟子になれないか思案している。
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