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① 大変なお仕事です
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私は一つ大きく深呼吸をして、気持ちを引き締めた。
やや古い造りの一戸建ての玄関のチャイムを鳴らすと、すぐに『はーい』と返事があり、ガラガラと扉が開いた。
「いらっしゃい、詩乃ちゃん。待ってたよ」
私を迎えたのは、ヨレヨレのスウェットを着た長身の男性。
口周りは無精ひげに覆われ、黒縁眼鏡をかけてボサボサの髪が顔にかかっている。
彼は私の雇い主だ。
「お邪魔します」
さて、今日はどっちなのだろう。
この扉をくぐる時、私はいつもドキドキする。
靴を脱いで私専用のスリッパに履き替えたところで、両肩を掴まれ壁に押しつけられた。
これにより、今日はアシスタントのお仕事もある日だということを悟った。
驚く間もなく唇を深いキスで塞がれ、私の手からここに来る途中のスーパーで買った食材の入ったショッピングバッグが滑り落ちた。
「んっ……ふ……」
舌を絡めて吸われると気持ちよくて、無精ひげのチクチクも気にならなくなる。
私が着ているミモレ丈のスカートが素早く捲り上げられ、彼の長い指がその下に触れた。
「もう濡れてる。もしかして期待してた?」
低く張りのある声で囁かれると、それだけで私の体はぞくぞくするようにつくりかえられてしまっている。
「そんなことは……」
「あるんでしょ。でないと、こんなになってるはずがないよね」
ショーツの中に大きな手が侵入してきた。
「ああっ、イヤ……!」
指先で敏感な陰核を刺激され、声をあげてのけ反った。
彼の体を押し返そうとするも、私の力ではそれも叶わず、ただ身悶えることしかできない。
「あっあああっ……!」
その部分をどう弄れば私がより感じるのか、彼はよく知っている。
それなのに、私を絶頂に押し上げる直前に、指はピタリと動きを止めた。
「な、んで……」
「まだイっちゃダメ。今日は、詩乃ちゃんのために準備しておいたものがあるんだ」
無精ひげの中で薄い唇がニィッと笑った。
「これ、なにかわかる?」
彼が取り出したのは、掌にのるくらいのサイズの、輪になった紐がついたピンク色のころんと丸っこい物体。
それは、もしかして……
「ローターっていうんだよ。いわゆる大人のオモチャだね」
やっぱり!
実物を見るのは初めてだが、私だってそういうものがあることくらいは知っている。
「それを……どうするんですか」
「もちろん、こうするんだよ」
彼は私のショーツのクロッチ部分をずらし、ローターを私の蜜壺の中に押しこんだ。
「や、やだ、ああっ!」
すっかり潤っていたそこは、なんの抵抗もなく簡単にピンク色の異物を飲みこんでしまった。
「それから、これがローターのリモコン」
彼がもう一つ取り出したのは、ローターと同じピンク色をした、違う形をしたものだった。
そこにポツンとある電源スイッチに、さっきまで私の陰核を刺激していた指が触れて……
「あっ……あああああっ!」
ローターが蜜壺の中で震えだし、私はまた身悶えた。
「これね、動きが十パターンくらいあるんだって。なかなか高性能だよね」
彼の指がスイッチに触れるたびに、ローターの振動が変わる。
予測できないその変化に、私はいいように翻弄されてしまう。
「今日はこれを挿れたままお仕事してみようね」
「ええぇ!そんなの無理です!」
「ゆっくりすれば大丈夫だよ。
あ、でも、料理はしなくていいよ。包丁で手を切ったら危ないからね」
「そんな、だって、筑前煮が食べたいって」
「それは明日にしよう。材料は冷蔵庫に入れておけばいいでしょ。
今日は後でピザかなにかオーダーするからさ」
また振動のパターンが変わり、私はのけ反った。
「やだ、これとってぇ!お願い、先輩!」
私に先輩と呼ばれた彼は、実に嬉しそうに笑った。
「それからいつも言ってるけど、オレが見ていないところでイったらダメだよ?」
耳元で、吐息を吹きこまれながら甘く低い声で囁かれ、私の脳髄は蕩けそうになった。
それは、私たちがこんな関係になってからすぐに、彼が一方的に定めたルールだった。
陰核を弄られ絶頂寸前にまで高められた熱を保ったまま、彼に開発され尽くした蜜壺をローターで刺激され続け、今にも達しそうなのにそれも禁じられ、私は今日の仕事をしなくてはならないのだ。
「先輩……!」
「いいね、その顔。仕事が終わるころには、どうなってるだろうね。
楽しみだなぁ」
「ああっ、もう、お願いだから……」
「だーめ。これもアシスタントの仕事なんだからね。
わかってるでしょ?」
わかっている。わかっているが、これはキツすぎる。
「じゃ、オレは仕事に戻るから。
がんばってね、詩乃ちゃん!」
玄関の壁に背をつけて、息を乱しながらなんとか立っている状態の私を残し、先輩はひらひらと手を振って仕事部屋へと去って行った。
「ああ、もうっ……!」
先輩を恨めしく思いながらも、こうなったらもうどうしようもない。
私は下腹部から湧き上がってくる快楽から意識を逸らすことに集中して、床に落ちたままのショッピングバッグを拾い上げ、キッチンへと向かった。
私の雇い主である彼の名は、岸野智章。
いつもヨレヨレのスウェットを着てるその正体は、売れっ子の漫画家さんだ。
私は栗崎詩乃。現在二十六歳。
大学卒業後に普通のOLをしていたのだが、なぜかお局様に目をつけられてしまい、メンタルが崩壊しかけて退職。
遠方にある実家はすでに結婚した兄家族が同居していたので、そこに独身小姑が戻るわけにもいかず。
私は考えた末に、バイトで食いつなぎつつ、次の就職に向けて資格取得を目指すことにした。
そこで私が選んだのが、家事代行サービスのスタッフ。
つまり家政婦さんだ。
私は元々料理は得意だし、掃除も普通にできる。
メンタルが弱っていた私には、あまり他人と関わらないで済むような仕事が適していると思ったのだ。
幸いにも私の指導担当になったのは人当たりのいいベテラン家政婦さんで、無事に研修を終えた私は、正式に家政婦として働くことになった。
そして、最初に受け持つことになったのが、岸野先輩の家だった。
なぜ私が彼を先輩と呼ぶのか。
それは、私たちが同じ高校の卒業生だからだ。
一学年上の岸野先輩は、その当時誰しもが知る有名人だった。
とにかくイケメンで、成績も優秀で、サッカー部のキャプテンで、試合の時は他校からもファンがつめかけるくらいモテモテで、少女漫画のキャラクターかってくらいキラキラと輝いてきた。
同じ高校に在籍していながらも、ごく普通のモブ生徒だった私にとって、先輩はテレビ画面の向こう側にいる芸能人と同じようなものだった。
まさか、そんな先輩と深く関わることになる未来があるなんて、あの頃は思ってもいなかった。
「本日から、家事代行スタッフとして働かせていただきます、栗崎と申します。
よろしくお願いいたします」
「……岸野です。よろしく」
初めて先輩の家を訪れた時、先輩は今日の私を迎え入れたのと同じような状態だった。
ボサボサでヨレヨレで、顔もよく見えなくて、声も小さくて聞き取りにくくて、このひと大丈夫かな?と心配になったくらいだ。
だから、名前を聞いても高校の時のキラキラモテ男と同一人物だと気がつかなかった。
先輩が一人で暮らしている家は酷い有様だった。
元々家事能力があまりない上に、仕事が忙しくて掃除もままならないということで家事代行サービスを頼ることにしたのだそうだ。
これは遣り甲斐がある、と腕まくりをした私に、先輩は俯いた。
「ごめんね、こんな散らかってて」
「お気になさらず!
掃除が私の仕事ですから!」
私は張り切って仕事にとりかかった。
まずはキッチンだ。
放置されていたカップラーメンやコンビニ弁当の容器、空き缶、ペットボトルなどのゴミを分別してまとめ、汚れた皿やカップなどを洗い、シンクのカビ取りをしてピカピカに磨き、電子レンジと冷蔵庫の中もきれいに拭き上げ、賞味期限切れの食材などもまとめて処分し、床の雑巾がけしたところで、その日は時間切れとなった。
「……すごい」
きれいになったキッチンを見て、先輩は呆然と呟いた。
それは、私の弱っていたメンタルに、達成感という回復薬が与えられたような、そんな効果があった。
「きれいなると気持ちいいですよね。
明日は、お風呂場とトイレを掃除しますね」
それなりに広さのある一軒家なので、掃除する場所はまだまだたくさんある。
明日も頑張ろう、と一人で気合いをいれていた私を、先輩が振り返った。
「……料理も、してくれるんでしょ?」
「はい、承っております」
初日の今日はキッチンの掃除をしなければならなかったので、料理は明日以降ということになっている。
「和食、つくれる?」
「もちろんです。リクエストもお受けしますよ」
「……肉じゃが、食べたい」
「肉じゃがですね。かしこまりました」
「それと、味噌汁とか、白いご飯とか」
「ごく普通の家庭料理のような感じでしょうか」
「うん。そういうの」
「かしこまりました。明日おつくりしますね」
「お願い。楽しみにしてる」
この最後の、『楽しみにしてる』というのも、私にはとても嬉しかった。
私の仕事が認められて、期待までされているのだ。
それは、OL時代にはあり得ないことだった。
翌日、ウキウキ気分で腕によりをかけてつくった肉じゃがを主菜とした献立を、先輩はすごい勢いで完食した。
作り置きのつもりだったきんぴらや浅漬けまで全て食べつくされ、私はまた達成感でいっぱいになった。
やや古い造りの一戸建ての玄関のチャイムを鳴らすと、すぐに『はーい』と返事があり、ガラガラと扉が開いた。
「いらっしゃい、詩乃ちゃん。待ってたよ」
私を迎えたのは、ヨレヨレのスウェットを着た長身の男性。
口周りは無精ひげに覆われ、黒縁眼鏡をかけてボサボサの髪が顔にかかっている。
彼は私の雇い主だ。
「お邪魔します」
さて、今日はどっちなのだろう。
この扉をくぐる時、私はいつもドキドキする。
靴を脱いで私専用のスリッパに履き替えたところで、両肩を掴まれ壁に押しつけられた。
これにより、今日はアシスタントのお仕事もある日だということを悟った。
驚く間もなく唇を深いキスで塞がれ、私の手からここに来る途中のスーパーで買った食材の入ったショッピングバッグが滑り落ちた。
「んっ……ふ……」
舌を絡めて吸われると気持ちよくて、無精ひげのチクチクも気にならなくなる。
私が着ているミモレ丈のスカートが素早く捲り上げられ、彼の長い指がその下に触れた。
「もう濡れてる。もしかして期待してた?」
低く張りのある声で囁かれると、それだけで私の体はぞくぞくするようにつくりかえられてしまっている。
「そんなことは……」
「あるんでしょ。でないと、こんなになってるはずがないよね」
ショーツの中に大きな手が侵入してきた。
「ああっ、イヤ……!」
指先で敏感な陰核を刺激され、声をあげてのけ反った。
彼の体を押し返そうとするも、私の力ではそれも叶わず、ただ身悶えることしかできない。
「あっあああっ……!」
その部分をどう弄れば私がより感じるのか、彼はよく知っている。
それなのに、私を絶頂に押し上げる直前に、指はピタリと動きを止めた。
「な、んで……」
「まだイっちゃダメ。今日は、詩乃ちゃんのために準備しておいたものがあるんだ」
無精ひげの中で薄い唇がニィッと笑った。
「これ、なにかわかる?」
彼が取り出したのは、掌にのるくらいのサイズの、輪になった紐がついたピンク色のころんと丸っこい物体。
それは、もしかして……
「ローターっていうんだよ。いわゆる大人のオモチャだね」
やっぱり!
実物を見るのは初めてだが、私だってそういうものがあることくらいは知っている。
「それを……どうするんですか」
「もちろん、こうするんだよ」
彼は私のショーツのクロッチ部分をずらし、ローターを私の蜜壺の中に押しこんだ。
「や、やだ、ああっ!」
すっかり潤っていたそこは、なんの抵抗もなく簡単にピンク色の異物を飲みこんでしまった。
「それから、これがローターのリモコン」
彼がもう一つ取り出したのは、ローターと同じピンク色をした、違う形をしたものだった。
そこにポツンとある電源スイッチに、さっきまで私の陰核を刺激していた指が触れて……
「あっ……あああああっ!」
ローターが蜜壺の中で震えだし、私はまた身悶えた。
「これね、動きが十パターンくらいあるんだって。なかなか高性能だよね」
彼の指がスイッチに触れるたびに、ローターの振動が変わる。
予測できないその変化に、私はいいように翻弄されてしまう。
「今日はこれを挿れたままお仕事してみようね」
「ええぇ!そんなの無理です!」
「ゆっくりすれば大丈夫だよ。
あ、でも、料理はしなくていいよ。包丁で手を切ったら危ないからね」
「そんな、だって、筑前煮が食べたいって」
「それは明日にしよう。材料は冷蔵庫に入れておけばいいでしょ。
今日は後でピザかなにかオーダーするからさ」
また振動のパターンが変わり、私はのけ反った。
「やだ、これとってぇ!お願い、先輩!」
私に先輩と呼ばれた彼は、実に嬉しそうに笑った。
「それからいつも言ってるけど、オレが見ていないところでイったらダメだよ?」
耳元で、吐息を吹きこまれながら甘く低い声で囁かれ、私の脳髄は蕩けそうになった。
それは、私たちがこんな関係になってからすぐに、彼が一方的に定めたルールだった。
陰核を弄られ絶頂寸前にまで高められた熱を保ったまま、彼に開発され尽くした蜜壺をローターで刺激され続け、今にも達しそうなのにそれも禁じられ、私は今日の仕事をしなくてはならないのだ。
「先輩……!」
「いいね、その顔。仕事が終わるころには、どうなってるだろうね。
楽しみだなぁ」
「ああっ、もう、お願いだから……」
「だーめ。これもアシスタントの仕事なんだからね。
わかってるでしょ?」
わかっている。わかっているが、これはキツすぎる。
「じゃ、オレは仕事に戻るから。
がんばってね、詩乃ちゃん!」
玄関の壁に背をつけて、息を乱しながらなんとか立っている状態の私を残し、先輩はひらひらと手を振って仕事部屋へと去って行った。
「ああ、もうっ……!」
先輩を恨めしく思いながらも、こうなったらもうどうしようもない。
私は下腹部から湧き上がってくる快楽から意識を逸らすことに集中して、床に落ちたままのショッピングバッグを拾い上げ、キッチンへと向かった。
私の雇い主である彼の名は、岸野智章。
いつもヨレヨレのスウェットを着てるその正体は、売れっ子の漫画家さんだ。
私は栗崎詩乃。現在二十六歳。
大学卒業後に普通のOLをしていたのだが、なぜかお局様に目をつけられてしまい、メンタルが崩壊しかけて退職。
遠方にある実家はすでに結婚した兄家族が同居していたので、そこに独身小姑が戻るわけにもいかず。
私は考えた末に、バイトで食いつなぎつつ、次の就職に向けて資格取得を目指すことにした。
そこで私が選んだのが、家事代行サービスのスタッフ。
つまり家政婦さんだ。
私は元々料理は得意だし、掃除も普通にできる。
メンタルが弱っていた私には、あまり他人と関わらないで済むような仕事が適していると思ったのだ。
幸いにも私の指導担当になったのは人当たりのいいベテラン家政婦さんで、無事に研修を終えた私は、正式に家政婦として働くことになった。
そして、最初に受け持つことになったのが、岸野先輩の家だった。
なぜ私が彼を先輩と呼ぶのか。
それは、私たちが同じ高校の卒業生だからだ。
一学年上の岸野先輩は、その当時誰しもが知る有名人だった。
とにかくイケメンで、成績も優秀で、サッカー部のキャプテンで、試合の時は他校からもファンがつめかけるくらいモテモテで、少女漫画のキャラクターかってくらいキラキラと輝いてきた。
同じ高校に在籍していながらも、ごく普通のモブ生徒だった私にとって、先輩はテレビ画面の向こう側にいる芸能人と同じようなものだった。
まさか、そんな先輩と深く関わることになる未来があるなんて、あの頃は思ってもいなかった。
「本日から、家事代行スタッフとして働かせていただきます、栗崎と申します。
よろしくお願いいたします」
「……岸野です。よろしく」
初めて先輩の家を訪れた時、先輩は今日の私を迎え入れたのと同じような状態だった。
ボサボサでヨレヨレで、顔もよく見えなくて、声も小さくて聞き取りにくくて、このひと大丈夫かな?と心配になったくらいだ。
だから、名前を聞いても高校の時のキラキラモテ男と同一人物だと気がつかなかった。
先輩が一人で暮らしている家は酷い有様だった。
元々家事能力があまりない上に、仕事が忙しくて掃除もままならないということで家事代行サービスを頼ることにしたのだそうだ。
これは遣り甲斐がある、と腕まくりをした私に、先輩は俯いた。
「ごめんね、こんな散らかってて」
「お気になさらず!
掃除が私の仕事ですから!」
私は張り切って仕事にとりかかった。
まずはキッチンだ。
放置されていたカップラーメンやコンビニ弁当の容器、空き缶、ペットボトルなどのゴミを分別してまとめ、汚れた皿やカップなどを洗い、シンクのカビ取りをしてピカピカに磨き、電子レンジと冷蔵庫の中もきれいに拭き上げ、賞味期限切れの食材などもまとめて処分し、床の雑巾がけしたところで、その日は時間切れとなった。
「……すごい」
きれいになったキッチンを見て、先輩は呆然と呟いた。
それは、私の弱っていたメンタルに、達成感という回復薬が与えられたような、そんな効果があった。
「きれいなると気持ちいいですよね。
明日は、お風呂場とトイレを掃除しますね」
それなりに広さのある一軒家なので、掃除する場所はまだまだたくさんある。
明日も頑張ろう、と一人で気合いをいれていた私を、先輩が振り返った。
「……料理も、してくれるんでしょ?」
「はい、承っております」
初日の今日はキッチンの掃除をしなければならなかったので、料理は明日以降ということになっている。
「和食、つくれる?」
「もちろんです。リクエストもお受けしますよ」
「……肉じゃが、食べたい」
「肉じゃがですね。かしこまりました」
「それと、味噌汁とか、白いご飯とか」
「ごく普通の家庭料理のような感じでしょうか」
「うん。そういうの」
「かしこまりました。明日おつくりしますね」
「お願い。楽しみにしてる」
この最後の、『楽しみにしてる』というのも、私にはとても嬉しかった。
私の仕事が認められて、期待までされているのだ。
それは、OL時代にはあり得ないことだった。
翌日、ウキウキ気分で腕によりをかけてつくった肉じゃがを主菜とした献立を、先輩はすごい勢いで完食した。
作り置きのつもりだったきんぴらや浅漬けまで全て食べつくされ、私はまた達成感でいっぱいになった。
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