迷信聖女は不要らしいので、私は騎士と幸せを探しに行きます。

「聖女なんて迷信、もういらない」
「安心して下さい!婚約も破棄ですの!」

婚約者であるハインリヒは一方的に告げ、妹であるアンナは彼女を嘲笑った。
 
マナは第一王女かつ聖女ながら、宮殿の奥深くに幽閉され、会話も上手く出来ず、外の世界も知らないまま、一人孤独に聖女として勤めを果たしていた。

しかし聖女は迷信と言われ、帝国から追放されてしまう。

世話係だった騎士の青年と共に宮殿から脱出し、生まれて初めて自由と希望を知り、行方知れずの母親が向かったという、"海"を目指す。

一方、彼女が帝国に居たことで自分達が守られていたことは誰も知らず、帝国は破滅していく。

これは幸せを探し、愛を知る物語。


◆◇◆◇◆◇◆◇

◇の付く話は、マナ視点
◆の付く話は、ヒーロー視点です。
何も付いていない場合はそれ以外になります。
※のついた話は閲覧注意です。

この作品は『聖女は婚約破棄の上に追放されて、自由になりました。〜私は騎士と幸せを探しに行きますね〜』のリメイクになります。
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