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第十三章 今年もたくさんの爆弾が飛び交ってます
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しおりを挟む「てかさ、あたしはさとちのこと可愛いと思ってないからね。」
「そんなツンデレな会員も欲しいから問題ナッシング☆」
「いや、デレの要素全くないわ。」
「えー、でもうちら親友じゃん?親友のいう事はー?」
「絶対~♪って、そんな親友嫌だわ。」
「あはは(笑)まぁね。てか、なぜにそんなさとちを拒否る?」
「あたし完全に可愛いより、かっこいい人のがタイプだもん。」
「まぁ、たしかにマサトもかっこいい系か…。」
「おい、大きい声で言うな。」
忘れている人も多いと思うので、マサトの説明をここらでしておこう。
・池田 マサト(いけだ まさと)
私の保育園からの幼馴染。さおちゃんの片思い中の相手。
今では遊ぶこともなくなったが、昔は親同士仲が良く一緒に遊んでいた。
ちなみにサッカー部。女子にはそこそこ人気な方だったが、
私は恋愛的な目で見たことは残念ながら一度もない。
「てかさ、そのことも言うことがあったんだった!」
「え、何?!新情報?!」
「とりあえず続きは帰り道でしょう。」
「おけ。じゃあすぐ片付けよう。」
そんなわけで速攻片付けを終わらせ、先輩に挨拶をしてそそくさと帰る私たち。
普段は部長の美里先輩が「鍵しめるよー、帰るよー。」というまで
みんなで部室でだべっているのだが、今日はそんなことをしている場合ではない。
落ち着いて話したいというさおちゃんの提案により、
近くの公園のブランコに乗って話すことにした。
(良い子は寄り道せずに帰りましょう②)
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