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第六章 秋だよ、文化祭だよ!①
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しおりを挟む「慶人先輩?」
「さすが、にぃちゃん情報が早いね。」
「まぁ、優羽先輩に関係することは何でも知りたい主義ですので。」
「ははは…(笑)でさ、あたし慶人先輩のこと好きかも!!!」
「「「え??!!」」」
突然のタカナナの爆弾発言に驚きを隠しきれない三人。
思わず声が大きくなってしまった。
「なんで急に?」
「にぃちゃんが優羽先輩、優羽先輩~♪って
普段から言ってるから、なんとなく自分も目に付くようになってさ…。
そしたら最近慶人先輩とよくつるんでてそれで気になった感じ。」
「優羽先輩は気にならなかったんだね(笑)」
「当たり前じゃん、タイプじゃない(笑)」
「それはちょっとホッとするような、
けなされているような複雑な気持ち…。(笑)」
そんなこんなでタカナナが無事(?)先輩に恋する変態女子の
仲間入り宣言をしたところで休憩時間も終わり再び
練習という名の現実に戻される私たちだった。
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