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魂の捕食者
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異形はぐったりしたアーベルを仰向けに寝かせると、彼の頭の辺りを陣取る。そして、彼の引き締まった脚を自分の方へと力任せに引き寄せた。胴を折り曲げるような無理な姿勢にアーベルは呻く。尻が天井を向き、慎ましやかな蕾とはしたなく濡れた屹立が灯りに煌々と照らし出された。恥辱に身をよじるが、まるで誘うように尻を振っているようにしか異形の目には映らなかった。
「やめろ……」
弱々しいアーベルの非難など意に介さず、神父の脚を自らの膝で押さえ込み、屈み込んだ。大きな手が豊かな尻肉を鷲掴み、のっぺりとした顔がその谷間へと近づいていく。他人どころか自分ですら見たことのない排泄器官をしげしげと眺められ、あまりの羞恥で頭の血管がどくどくと波打つのが分かった。
ぴちゃ、と濡れた感触が菊門を撫でた。舌だ。粘度の高い唾液をしとどに垂らしながら細く長い舌が固く締まった蕾をくじっているのだ。アーベルは恥辱に呻き、更に尻に力を込めた。
「無理して挿れると裂けてしまうから解してやろうと言うんじゃないか。少しは協力したらどうだ」
「ふざけたことを……!」
「全く頑是ない」
まるでこちらに非があるかのような異形の言い様に怒りを覚えた。しかし、眩む視界を赤く細いものがふと横切って行ったことに気づき、アーベルの血の気が一気に引いていく。
「まさかっ! やめろ! もういやだっ!」
尻尾が再び屹立へとその狙いを定めたのだった。だが、既に脚はがっちりと押さえ込まれ、自らの脚に阻まれた手はどこにも届かず、抵抗の術はない。尻尾は屹立に絡みつき、その先端が尿道へと再び潜り込み始めた。
「ひああああああっ……!」
裏筋を蠢かせながら、尻尾は今度は容赦なくずるずると奥まで入り込んでいった。そしてぬちぬちと緩やかに出入りをし始める。喉を枯らして叫ぶアーベルに、異形は満足げに笑うとさっきよりも力の緩んだ後肛に舌先を挿し入れた。
「ああっ、いやっ、いやだぁっ……!」
ずるずると濡れた舌が尻の中に侵入し、腹側の肉壁をぐりぐりと押し始めた。尿道を灼く直接的すぎる刺激だけでなく、ぞわぞわと背筋を這い登る悪寒に似た確実な快感を覚え、アーベルはただ震えることしかできなかった。舌先と尻尾が膨らんだ前立腺をついに捉え、内から外から容赦なく捏ね回す。
「ひいいいぃぃぃっ……!」
身体の奥で、いや、頭の中で凄まじい快感がまるで爆発したかのようだった。もう自分がどんな目に合わされているのかも分からないほどに、ただ暴力的なまでの快感に翻弄され、アーベルは身を震わせて叫ぶことしかできなかった。目の前はちかちかと眩み、何度も何度も絶頂する。これに比べたら、さっきの射精など児戯に等しいと思えるほどの快楽だった。
前立腺は尻尾に任せ、異形の舌先は更に奥へと進んでいく。舌は根元に行くほど太くなり、今や平均的な男根ほどの太さの舌をアーベルの蕾は咥え込んでいた。媚肉の襞をちろちろと舐めながら舌先は進み、ついに結腸の弁に到達した。固く閉じた弁を解すように舌先が舐め回す。
「あ、あ……」
声を枯らしきり、がさがさになったアーベルの喉からかすかな悲鳴が漏れる。快感の嵐の中、身体の奥の奥まで暴かれ、彼にはもうなすすべもない。強制的に与えられる快感をただ享受するしかないのだ。
ついに舌先が弁をこじ開け、重なる肉襞をぬぽぬぽと前後した。びりびりと痺れるような痛みに近い快感が身体中を駆け巡り、アーベルはただ震えて絶頂し続ける。頃合いか、と異形は目を細め、しゅるしゅると長く伸びた舌と尻尾を巻き取った。ちゅるんと舌が口内に収まる。大量の唾液に濡れた尻の谷間には、真っ赤に充血し、ひくひくと収縮を繰り返すぽっかりと開ききった蕾が口を開けていた。
「さあ、お前が大好きなものだよ」
ぼんやりと宙空を見つめるアーベルの顔の上で、異形が己の股間をまさぐる。よく見ると筋肉の線に沿ってスリットがあり、指先はその中に入り込んでいるのだった。そして、指先が掴み出したものは、一体どこに収まっていたのか訝るほどの、子どもの腕ほどもあろう巨大な紫色の男根だった。
「ひっ……!」
ぼたぼたと屹立にまとわりついた粘液がアーベルの顔面に落ち、彼は思わず顔を背けた。これまでになく強い甘ったるい匂いが鼻腔にまとわりつく。ああ、嗅いだことがある。この匂い。アーベルの唇が開き、赤い舌が頬から垂れ落ちた粘液をちろちろと舐め始めた。身体に染み込むような毒のような甘さに脳髄が痺れる。異形は目を細め、巨大な屹立をアーベルの唇の上を滑らせた。
「……はっ、んむ……んん……」
ぴちゃぴちゃと音を立て、恍惚の表情のアーベルが紫色の肉塊に愛おしげに舌を這わせる。異形は彼が舐めるに任せ、転がっていた香油の瓶を手に取った。蓋を開け、天を向いたままひくひくと収縮する後肛にその瓶を押し付けて異形は笑った。
「俺からの洗礼だ。受け取りなさい」
「ふ、うう……っ!」
柔らかく解れた蕾は瓶の口を簡単に受け入れた。中に半分以上残っていた香油が直腸内へと流れ込み、とろとろと媚肉を濡らしていく。空になった頃に瓶と肉竿が両の口から抜き取られた。どちらも物足りなさそうにわななかせ、アーベルは熱い溜息をついた。
異形は瓶を板張りの床に投げ捨てると、無理な姿勢からアーベルを解放してやった。尻の谷間からこぷりと香油が漏れ出し、その気持ち悪さにアーベルは少し正気を取り戻し、自ら進んで口淫した事実に絶望した。胸元で揺れる神の意匠を両手で握り懺悔する。私は誘惑に負けてしまいました。神よ、私を見捨て給うな。
「神に祈るよりも俺にすがれ」
異形が祈る背中にのしかかり、耳元で優しげな声で囁いた。香油や唾液で濡れた尻の谷間をぬるぬると巨大な屹立が行き来する。アーベルは顔を背け、ベッドに突っ伏して誘惑に耐えた。しかし、身体の奥では巨大な質量で掻き回されるのを今か今かと待ちわびて激しく疼いていた。息が上がり、目が眩む。太腿の上に乗り上げた異形によって豊かな尻肉が割り開かれ、先端が緩んだ後肛に飲み込まれ始めた。
「あっ、ああああっ……だめ、だ、それ以上はっ……!」
「ほう?」
制止の言葉を吐きながらも、迎え入れるようにかすかに腰を上げているアーベルのしっとりと汗ばんだ尻肉を大きな手で揉みながら異形は可笑しげに笑った。彼の言う通りに腰を進めるのを止めると、困惑を含んだ怒りの表情で神父の青い瞳が異形を振り返った。
「ぬ、抜きなさい……そのまま抜いて、私から、離れろ」
息も絶え絶えながらも威厳を保とうとする神父の姿に、ひび割れたような異形の口がつり上がる。異形はこの清らかな魂を愛していた。美しい魂は堕落への葛藤に燃えるときに最も輝くことを、異形はこれまでの経験で知っていた。もっと悩め、葛藤し、煩悶しろ。くぽくぽといやらしい音を立て、異形は先端を抜き差しし始めた。大きく張ったエラで肉の輪を引っ掛けるように出し入れすると、アーベルがシーツに顔を埋めて悶えるように首を振った。
「抜いて欲しいのだろう? これが好きなのか?」
「ち、が……! 離れろと、言った……!」
時折、少し奥に入り込んだ巨大な塊が前立腺を擦り、その度にじわりと甘い刺激に苛まれた。もっと、奥に――。そうした願いが湧き起こる度にアーベルは首を振り、神の意匠を握りしめながら己を叱咤する。その時、異形の尻尾が動いた。
「ひっ……!」
尻尾の先端がアーベルの汗ばんだ内腿や、ぷりぷりに張った陰嚢を撫で回し、ふっくらした会陰を外から押し始めたのだ。じわじわと脳髄は快感に痺れ、もっと決定的な一打が欲しくて堪らなくなり始めた。今、入り口を出入りするあの巨大なものがもしも根元まで入ったらどんなにか――。アーベルの尻が我知らず持ち上がり、じりじりと巨大な質量を呑み込み始める。
「どうした? そんなことをしたら奥に入り込んでしまうぞ?」
異形が可笑しげに笑い、寝台から浮き上がった尻を愛おしげに撫でた。異形からの指摘によって初めて己の浅ましい腰の動きに気づかされ、アーベルは羞恥と自己嫌悪に目を強く閉じ、息を詰めた。だが、止むことのない尻尾による悪戯のせいで、その絶望もすぐに快楽によって蚕食されていく。
「は、ああっ……」
再びじりじりと腰が動き始めたが、今度は異形は敢えて何も言わず、慎ましやかだった後肛が貪欲に巨根を飲み込んでいくさまを口端を吊り上げながら眺めていた。
「やめろ……」
弱々しいアーベルの非難など意に介さず、神父の脚を自らの膝で押さえ込み、屈み込んだ。大きな手が豊かな尻肉を鷲掴み、のっぺりとした顔がその谷間へと近づいていく。他人どころか自分ですら見たことのない排泄器官をしげしげと眺められ、あまりの羞恥で頭の血管がどくどくと波打つのが分かった。
ぴちゃ、と濡れた感触が菊門を撫でた。舌だ。粘度の高い唾液をしとどに垂らしながら細く長い舌が固く締まった蕾をくじっているのだ。アーベルは恥辱に呻き、更に尻に力を込めた。
「無理して挿れると裂けてしまうから解してやろうと言うんじゃないか。少しは協力したらどうだ」
「ふざけたことを……!」
「全く頑是ない」
まるでこちらに非があるかのような異形の言い様に怒りを覚えた。しかし、眩む視界を赤く細いものがふと横切って行ったことに気づき、アーベルの血の気が一気に引いていく。
「まさかっ! やめろ! もういやだっ!」
尻尾が再び屹立へとその狙いを定めたのだった。だが、既に脚はがっちりと押さえ込まれ、自らの脚に阻まれた手はどこにも届かず、抵抗の術はない。尻尾は屹立に絡みつき、その先端が尿道へと再び潜り込み始めた。
「ひああああああっ……!」
裏筋を蠢かせながら、尻尾は今度は容赦なくずるずると奥まで入り込んでいった。そしてぬちぬちと緩やかに出入りをし始める。喉を枯らして叫ぶアーベルに、異形は満足げに笑うとさっきよりも力の緩んだ後肛に舌先を挿し入れた。
「ああっ、いやっ、いやだぁっ……!」
ずるずると濡れた舌が尻の中に侵入し、腹側の肉壁をぐりぐりと押し始めた。尿道を灼く直接的すぎる刺激だけでなく、ぞわぞわと背筋を這い登る悪寒に似た確実な快感を覚え、アーベルはただ震えることしかできなかった。舌先と尻尾が膨らんだ前立腺をついに捉え、内から外から容赦なく捏ね回す。
「ひいいいぃぃぃっ……!」
身体の奥で、いや、頭の中で凄まじい快感がまるで爆発したかのようだった。もう自分がどんな目に合わされているのかも分からないほどに、ただ暴力的なまでの快感に翻弄され、アーベルは身を震わせて叫ぶことしかできなかった。目の前はちかちかと眩み、何度も何度も絶頂する。これに比べたら、さっきの射精など児戯に等しいと思えるほどの快楽だった。
前立腺は尻尾に任せ、異形の舌先は更に奥へと進んでいく。舌は根元に行くほど太くなり、今や平均的な男根ほどの太さの舌をアーベルの蕾は咥え込んでいた。媚肉の襞をちろちろと舐めながら舌先は進み、ついに結腸の弁に到達した。固く閉じた弁を解すように舌先が舐め回す。
「あ、あ……」
声を枯らしきり、がさがさになったアーベルの喉からかすかな悲鳴が漏れる。快感の嵐の中、身体の奥の奥まで暴かれ、彼にはもうなすすべもない。強制的に与えられる快感をただ享受するしかないのだ。
ついに舌先が弁をこじ開け、重なる肉襞をぬぽぬぽと前後した。びりびりと痺れるような痛みに近い快感が身体中を駆け巡り、アーベルはただ震えて絶頂し続ける。頃合いか、と異形は目を細め、しゅるしゅると長く伸びた舌と尻尾を巻き取った。ちゅるんと舌が口内に収まる。大量の唾液に濡れた尻の谷間には、真っ赤に充血し、ひくひくと収縮を繰り返すぽっかりと開ききった蕾が口を開けていた。
「さあ、お前が大好きなものだよ」
ぼんやりと宙空を見つめるアーベルの顔の上で、異形が己の股間をまさぐる。よく見ると筋肉の線に沿ってスリットがあり、指先はその中に入り込んでいるのだった。そして、指先が掴み出したものは、一体どこに収まっていたのか訝るほどの、子どもの腕ほどもあろう巨大な紫色の男根だった。
「ひっ……!」
ぼたぼたと屹立にまとわりついた粘液がアーベルの顔面に落ち、彼は思わず顔を背けた。これまでになく強い甘ったるい匂いが鼻腔にまとわりつく。ああ、嗅いだことがある。この匂い。アーベルの唇が開き、赤い舌が頬から垂れ落ちた粘液をちろちろと舐め始めた。身体に染み込むような毒のような甘さに脳髄が痺れる。異形は目を細め、巨大な屹立をアーベルの唇の上を滑らせた。
「……はっ、んむ……んん……」
ぴちゃぴちゃと音を立て、恍惚の表情のアーベルが紫色の肉塊に愛おしげに舌を這わせる。異形は彼が舐めるに任せ、転がっていた香油の瓶を手に取った。蓋を開け、天を向いたままひくひくと収縮する後肛にその瓶を押し付けて異形は笑った。
「俺からの洗礼だ。受け取りなさい」
「ふ、うう……っ!」
柔らかく解れた蕾は瓶の口を簡単に受け入れた。中に半分以上残っていた香油が直腸内へと流れ込み、とろとろと媚肉を濡らしていく。空になった頃に瓶と肉竿が両の口から抜き取られた。どちらも物足りなさそうにわななかせ、アーベルは熱い溜息をついた。
異形は瓶を板張りの床に投げ捨てると、無理な姿勢からアーベルを解放してやった。尻の谷間からこぷりと香油が漏れ出し、その気持ち悪さにアーベルは少し正気を取り戻し、自ら進んで口淫した事実に絶望した。胸元で揺れる神の意匠を両手で握り懺悔する。私は誘惑に負けてしまいました。神よ、私を見捨て給うな。
「神に祈るよりも俺にすがれ」
異形が祈る背中にのしかかり、耳元で優しげな声で囁いた。香油や唾液で濡れた尻の谷間をぬるぬると巨大な屹立が行き来する。アーベルは顔を背け、ベッドに突っ伏して誘惑に耐えた。しかし、身体の奥では巨大な質量で掻き回されるのを今か今かと待ちわびて激しく疼いていた。息が上がり、目が眩む。太腿の上に乗り上げた異形によって豊かな尻肉が割り開かれ、先端が緩んだ後肛に飲み込まれ始めた。
「あっ、ああああっ……だめ、だ、それ以上はっ……!」
「ほう?」
制止の言葉を吐きながらも、迎え入れるようにかすかに腰を上げているアーベルのしっとりと汗ばんだ尻肉を大きな手で揉みながら異形は可笑しげに笑った。彼の言う通りに腰を進めるのを止めると、困惑を含んだ怒りの表情で神父の青い瞳が異形を振り返った。
「ぬ、抜きなさい……そのまま抜いて、私から、離れろ」
息も絶え絶えながらも威厳を保とうとする神父の姿に、ひび割れたような異形の口がつり上がる。異形はこの清らかな魂を愛していた。美しい魂は堕落への葛藤に燃えるときに最も輝くことを、異形はこれまでの経験で知っていた。もっと悩め、葛藤し、煩悶しろ。くぽくぽといやらしい音を立て、異形は先端を抜き差しし始めた。大きく張ったエラで肉の輪を引っ掛けるように出し入れすると、アーベルがシーツに顔を埋めて悶えるように首を振った。
「抜いて欲しいのだろう? これが好きなのか?」
「ち、が……! 離れろと、言った……!」
時折、少し奥に入り込んだ巨大な塊が前立腺を擦り、その度にじわりと甘い刺激に苛まれた。もっと、奥に――。そうした願いが湧き起こる度にアーベルは首を振り、神の意匠を握りしめながら己を叱咤する。その時、異形の尻尾が動いた。
「ひっ……!」
尻尾の先端がアーベルの汗ばんだ内腿や、ぷりぷりに張った陰嚢を撫で回し、ふっくらした会陰を外から押し始めたのだ。じわじわと脳髄は快感に痺れ、もっと決定的な一打が欲しくて堪らなくなり始めた。今、入り口を出入りするあの巨大なものがもしも根元まで入ったらどんなにか――。アーベルの尻が我知らず持ち上がり、じりじりと巨大な質量を呑み込み始める。
「どうした? そんなことをしたら奥に入り込んでしまうぞ?」
異形が可笑しげに笑い、寝台から浮き上がった尻を愛おしげに撫でた。異形からの指摘によって初めて己の浅ましい腰の動きに気づかされ、アーベルは羞恥と自己嫌悪に目を強く閉じ、息を詰めた。だが、止むことのない尻尾による悪戯のせいで、その絶望もすぐに快楽によって蚕食されていく。
「は、ああっ……」
再びじりじりと腰が動き始めたが、今度は異形は敢えて何も言わず、慎ましやかだった後肛が貪欲に巨根を飲み込んでいくさまを口端を吊り上げながら眺めていた。
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