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人の子(4)
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それから数日後。
「瑠璃、後ろを向いて」
母が出掛けるための着物を着せてくれていた。
あの日、小野臣さんが母に私を祭りに連れて行きたいと申し出たが、母は難色を示した。
けれど、彼はめげることなく『興味のあることを見たり、させたりすることで感性が豊かになります』と説明し、家に閉じ込めてしまうのは良くないことを訴えた。
「本当に、大丈夫? 小野臣さんの側を離れないでね、あなたは何かあった時、誰かに助けを求めることが出来ないのだから」
母は何度も同じことを繰り返し言う。
自分が喋ることが出来たのなら、そんなに心配させることも無いのに、と喋れないことがどれだけ不便なのかを、今更ながらに痛感する。
母から色々な注意を受けながら用意を整え、小野臣さんが来るまで居間で時間を潰した。
長椅子に腰掛けると膝元の模様が美しく、普段着ている着物より華やかな着物に胸が躍る。祭りに出かけることも含め、初めてのことに緊張しながら彼が来るのを待っていると、玄関の呼び鈴が鳴った。
「小野臣さん、今日は宜しくお願いします」
「はい、こちらこそ、御無理を言って申し訳ありませんでした。必ず無事に送り届けます」
母は「ええ、そうして下さい」と、強めの口調で返事を返し、まだ少し蟠っているようだった。
「瑠璃?」
呼ばれて居間から体を出したが、何故か気恥ずかしくなった。
それは彼が普段と違い正装の羽織に身を包んでおり、髪型も後ろへと整えていて、顔がハッキリと見えるせいだった。
おずおずと近付き、頭を下げると下駄を履いた。
「……では、参りましょうか」
家の前に人力車が止まっており、小野臣さんに手を添えられながら乗り込むと、心配そうに伺う母に手を振った。
「奥様に心配させてしまいましたね……」
こくっと私は頷き、それでも行きたかったことを、どう伝えようかと思っていると、小野臣さんは、「心配になるのも頷けます」と微笑み、私の手を握った。
彼の顔がこちらに向けられ、長い睫毛がゆっくりと動くと、それに合わせるように口元も動いた。
「今日は、本当に可愛らしい……」
言われて、私は俯いてしまった。
家族以外の人に言われたことない言葉が、自分の頬を熱くさせる。それを見られるのが嫌で、顔を上げることが出来なかった。
大人の小野臣さんから見て、十三歳の私がどう映っているのかは分からない。けれど、兄の吉二が言うような意味合いで言われたなら、恥ずかしがっていることは変なことだと自分でも思う。
カタカタと走る人力車の速度が、とても遅く感じて、早く祭りの場に着かないかな、と色々な意味で私はそわそわした。
「見えてきましたよ」
小野臣さんが指さす先を見れば、華やかな提灯飾りと出店が見えて来る。初めて見る祭りの様子に、私の胸が勝手に躍った。
縁日の入り口前に到着し、人力車を降りると彼が辺りをくるっと見回し、お目当ての店を見つける。
「お腹が空いて来たでしょう、おでんは食べたことありますか?」
私は大きく頷いた。おでんの具はどれも好きな物ばかりで、小野臣さんが選んでくれた物は特に自分が好きな具だった。
「熱いから気をつけて」と私が食べ易い様に胸元に寄せてくれる器から、大根を割って食べれば、じゅっと口に出汁が広がりとても美味しかった。
ふたつ食べた所で、小野臣さんは「他にも何か食べて見ましょうか」と今度は焼きとうもろこしを買って来てくれた。
「こうやって、噛り付いて食べるんですよ」
彼が実演して見せてくれるので、真似して両手でとうもろこしを持ち、口元へ寄せる。焦げた醤油の香りが鼻をくすぐり、思いっきり噛り付けば、粒が弾けて何とも言えない旨味が口の中に広がる。
「美味しいでしょう?」と小野臣さんに言われ、こくこくと二度頷いた。
ふと彼が何かを見つけるが、あまり良い顔をしなかったのを見て、どうしたのだろう、と思っていると女性がふらりと小野臣さんの側にやってきた。
「何、黒さん子供の子守なの?」
「子守でありません」
「えー……? どっからどう見ても子守じゃない、そんな子供なんて相手にせず、私と遊びに行かない?」
「千代さん、お店は?」
「もう、本当につれない人ねぇ……」
小野臣さんの肩に頬を寄せる千代という女性から、じろっと居心地の悪い目線を投げられ、私は咄嗟に顔を伏せた。
目を伏せた理由は、怖かっただけでは無く、彼と二人並んでいる姿がともて似合っていたからだ。彼女が言うように自分は子供で、しかも喋れないのだから、劣等感を抱くには十分だった。
なぜか傷ついている自分に、はっとなる。どうして傷ついているのだろう、喋れないことに関してなら、喋れるようになればいいだけなのにと思う。
それに子供と言われたことに関してなら、実際子供なのだから仕方ないことだ。不可解な気持ちの揺らぎに途惑っていると、彼から不意に声をかけられる。
「瑠璃さん、お腹は膨れましたか?」
考え事をしていたせいで反応が遅れたが、素早くこくりと頷き、彼へと視線を向けた。
彼の隣にいる女性は彼から離れる気は無いようで、こちらを見るその目は邪魔な存在だと言われている気がした。
「千代さん、申し訳ないのだが……」
「はぁ、分かったわよ」
女性はぷいっと顎を尖らせた後、私を見て「お守りなら仕方ないわね」と艶っぽく笑い、そそくさと離れて行った。
小野臣さんは大きく溜息を吐くと、先程の女性は松前呉服店という小店で働く女性で、黒大弦神社の装飾具を仕入れる時に何度か顔を合わせるのだと言う。
「月初めの神事には毎回、新しい衣を羽織るのが習わしですので、その関係で顔見知りだというだけです」
丁寧に女性の説明をしてくれたが、頭に入って来なかった。取りあえず頷いたものの、自分の中に芽吹いている感情を整えるのに精一杯だった。
人に対して劣等感を明確に抱いたのは今回が初めてで、私は自分のことが初めて嫌いだと思えた。
――元の自分に戻りたい……。
少なくとも、狐の時ならこんな気持ちを抱くことは無かった。無性に以前の自分の姿に戻りたくなる。
「どう……しましたか?」
不安な顔で私を覗きこむ小野臣さんにふりふりと首を横へ振った。そして、喋りたいと訴えた。
「ぅ……あ」
そんな言葉しか出ない声に情けなくなる。けれど、どう動かせば言葉になるのか分からず、はくはくと口を開けたり閉じたりして動かした。
小野臣さんから「喋りたいのですか?」と聞かれて私は頭を下へ二回揺らした。
「瑠璃、後ろを向いて」
母が出掛けるための着物を着せてくれていた。
あの日、小野臣さんが母に私を祭りに連れて行きたいと申し出たが、母は難色を示した。
けれど、彼はめげることなく『興味のあることを見たり、させたりすることで感性が豊かになります』と説明し、家に閉じ込めてしまうのは良くないことを訴えた。
「本当に、大丈夫? 小野臣さんの側を離れないでね、あなたは何かあった時、誰かに助けを求めることが出来ないのだから」
母は何度も同じことを繰り返し言う。
自分が喋ることが出来たのなら、そんなに心配させることも無いのに、と喋れないことがどれだけ不便なのかを、今更ながらに痛感する。
母から色々な注意を受けながら用意を整え、小野臣さんが来るまで居間で時間を潰した。
長椅子に腰掛けると膝元の模様が美しく、普段着ている着物より華やかな着物に胸が躍る。祭りに出かけることも含め、初めてのことに緊張しながら彼が来るのを待っていると、玄関の呼び鈴が鳴った。
「小野臣さん、今日は宜しくお願いします」
「はい、こちらこそ、御無理を言って申し訳ありませんでした。必ず無事に送り届けます」
母は「ええ、そうして下さい」と、強めの口調で返事を返し、まだ少し蟠っているようだった。
「瑠璃?」
呼ばれて居間から体を出したが、何故か気恥ずかしくなった。
それは彼が普段と違い正装の羽織に身を包んでおり、髪型も後ろへと整えていて、顔がハッキリと見えるせいだった。
おずおずと近付き、頭を下げると下駄を履いた。
「……では、参りましょうか」
家の前に人力車が止まっており、小野臣さんに手を添えられながら乗り込むと、心配そうに伺う母に手を振った。
「奥様に心配させてしまいましたね……」
こくっと私は頷き、それでも行きたかったことを、どう伝えようかと思っていると、小野臣さんは、「心配になるのも頷けます」と微笑み、私の手を握った。
彼の顔がこちらに向けられ、長い睫毛がゆっくりと動くと、それに合わせるように口元も動いた。
「今日は、本当に可愛らしい……」
言われて、私は俯いてしまった。
家族以外の人に言われたことない言葉が、自分の頬を熱くさせる。それを見られるのが嫌で、顔を上げることが出来なかった。
大人の小野臣さんから見て、十三歳の私がどう映っているのかは分からない。けれど、兄の吉二が言うような意味合いで言われたなら、恥ずかしがっていることは変なことだと自分でも思う。
カタカタと走る人力車の速度が、とても遅く感じて、早く祭りの場に着かないかな、と色々な意味で私はそわそわした。
「見えてきましたよ」
小野臣さんが指さす先を見れば、華やかな提灯飾りと出店が見えて来る。初めて見る祭りの様子に、私の胸が勝手に躍った。
縁日の入り口前に到着し、人力車を降りると彼が辺りをくるっと見回し、お目当ての店を見つける。
「お腹が空いて来たでしょう、おでんは食べたことありますか?」
私は大きく頷いた。おでんの具はどれも好きな物ばかりで、小野臣さんが選んでくれた物は特に自分が好きな具だった。
「熱いから気をつけて」と私が食べ易い様に胸元に寄せてくれる器から、大根を割って食べれば、じゅっと口に出汁が広がりとても美味しかった。
ふたつ食べた所で、小野臣さんは「他にも何か食べて見ましょうか」と今度は焼きとうもろこしを買って来てくれた。
「こうやって、噛り付いて食べるんですよ」
彼が実演して見せてくれるので、真似して両手でとうもろこしを持ち、口元へ寄せる。焦げた醤油の香りが鼻をくすぐり、思いっきり噛り付けば、粒が弾けて何とも言えない旨味が口の中に広がる。
「美味しいでしょう?」と小野臣さんに言われ、こくこくと二度頷いた。
ふと彼が何かを見つけるが、あまり良い顔をしなかったのを見て、どうしたのだろう、と思っていると女性がふらりと小野臣さんの側にやってきた。
「何、黒さん子供の子守なの?」
「子守でありません」
「えー……? どっからどう見ても子守じゃない、そんな子供なんて相手にせず、私と遊びに行かない?」
「千代さん、お店は?」
「もう、本当につれない人ねぇ……」
小野臣さんの肩に頬を寄せる千代という女性から、じろっと居心地の悪い目線を投げられ、私は咄嗟に顔を伏せた。
目を伏せた理由は、怖かっただけでは無く、彼と二人並んでいる姿がともて似合っていたからだ。彼女が言うように自分は子供で、しかも喋れないのだから、劣等感を抱くには十分だった。
なぜか傷ついている自分に、はっとなる。どうして傷ついているのだろう、喋れないことに関してなら、喋れるようになればいいだけなのにと思う。
それに子供と言われたことに関してなら、実際子供なのだから仕方ないことだ。不可解な気持ちの揺らぎに途惑っていると、彼から不意に声をかけられる。
「瑠璃さん、お腹は膨れましたか?」
考え事をしていたせいで反応が遅れたが、素早くこくりと頷き、彼へと視線を向けた。
彼の隣にいる女性は彼から離れる気は無いようで、こちらを見るその目は邪魔な存在だと言われている気がした。
「千代さん、申し訳ないのだが……」
「はぁ、分かったわよ」
女性はぷいっと顎を尖らせた後、私を見て「お守りなら仕方ないわね」と艶っぽく笑い、そそくさと離れて行った。
小野臣さんは大きく溜息を吐くと、先程の女性は松前呉服店という小店で働く女性で、黒大弦神社の装飾具を仕入れる時に何度か顔を合わせるのだと言う。
「月初めの神事には毎回、新しい衣を羽織るのが習わしですので、その関係で顔見知りだというだけです」
丁寧に女性の説明をしてくれたが、頭に入って来なかった。取りあえず頷いたものの、自分の中に芽吹いている感情を整えるのに精一杯だった。
人に対して劣等感を明確に抱いたのは今回が初めてで、私は自分のことが初めて嫌いだと思えた。
――元の自分に戻りたい……。
少なくとも、狐の時ならこんな気持ちを抱くことは無かった。無性に以前の自分の姿に戻りたくなる。
「どう……しましたか?」
不安な顔で私を覗きこむ小野臣さんにふりふりと首を横へ振った。そして、喋りたいと訴えた。
「ぅ……あ」
そんな言葉しか出ない声に情けなくなる。けれど、どう動かせば言葉になるのか分からず、はくはくと口を開けたり閉じたりして動かした。
小野臣さんから「喋りたいのですか?」と聞かれて私は頭を下へ二回揺らした。
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