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色々短編
こびづま・隣人人妻綾香のネトラレチン媚び子作り愛情交尾録・上
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姿鏡で身だしなみを整える
黒くボサボサな頭髪、身長185センチ前後の
すらっとした体型の男が映る
気怠そうにして、出発の準備を進めている
「…身体がだるい…夜更かし、し過ぎて
とんでもなくひでぇ顔だな…。」
鏡の自分に悪態を吐きながら
衣服を着込み、頭髪を整える
変わり映えのない毎日をただダラダラと
そんな日常に辟易しながらも
準備は終わってしまった
「さて…行くか…」
億劫ながらも玄関へと向かう
未子の東雲悟(しののめさとる)は
父母に気に入られる為
勉強も運動も人付き合いも
何から何まで努力した
それは、ただ単純に、父親と母親に
振り向いて欲しい一心からであった
出来の良い二人の兄が兄弟にいて
父と母の目には、悟の事など映っていなかった。
生活こそ何不自由なかったが
しかし、そこに親の愛はなく
ただ義務の為だけに"生かされて"いた
それなりの大学へ通う頃、悟は
一人で実家を出た
親は庵に大学の費用全て
マンションの角部屋の一室と
それなりに生活できる
資金を与えてくれた
周囲から見れば、良い両親だと思われたが
しかし、悟の目に映る両親の姿は
周囲とまるっきり違う
これは、厄介払いであり手切れ金だと
その金と資産が無くなれば
お前はただの、無能でゴミなのだと
両親はそう言う風に示しているのだ
大学に通い、一年が経って
父と母どちらからもメールや電話ですら
一切の連絡も無いところを見ると
悟はそう思わざるおえなかった
今日も一日、暗い気持ちになりながら
自室の扉を開けるとそこは
マンションの共有通路だ
自分が外に出たと同時に
隣の部屋の扉が開く
靡く肩まで伸びた栗毛の髪と
160センチぐらいの身長
ブラジャーで抑えていても
抑えきれていない、揺れる豊満なバスト
モデルの様に、程よく引き締まったウエスト
毎日シェイプアップしているのか
均整の取れた、形の良い、桃の様なヒップ
少し幼さの残る様な小さな小鼻
色白の肌に、おっとりとした
切れ長のやや垂れ目の美人だ
隣に住む君島家の若奥様
君島綾香(きみしまあやか)である。
相変わらず綺麗だなと悟は心で呟く
近所でも評判の彼女は
悟の目に理想の奥様像として映った
こんな女性を妻に迎えるなんて羨ましい
もし自分も伴侶を得られるなら
出来ればこの綾香の様な清楚で美人な
女性が良いと、そんな風に思っていた
その後、部屋からは旦那も外へ出てきた
彼の名前は誠司(せいじ)
大企業でもある楠木製薬の
エリート重役らしく
結構帰りも遅いらしい
身長は170後半、短髪に四角い眼鏡と
如何にも真面目そうな出立ちである
そのスーツ姿がより一層引き立たせる
二人は結婚して二年経たない、まだまだ
新婚ほやほやと言ったところらしい
夫婦の年齢は誠司が37、綾香が22の
結構な年の差が有るが
近所の人から聴いた話では、二人はどうやら
お見合い結婚をして、誠司の職場が近いから
このマンションで同棲している様だ
稼ぎの良い旦那と美しく微笑む妻
悟以外の目にも理想の夫婦として
君島夫婦は輝いて映り込んだであろう
「君島さん、おはようございます」
「ああ、おはよう」
笑顔で挨拶をして、夫婦の側を通り抜ける
「…今日も帰りが遅くなるから」
「ええ、気を付けてね」
その様な当たり障りの無い
ごくごく普通のやり取りが耳に入った
悟はマンションを後にして
大学へと足を運ぶ
大学ではサークルには所属していない
悟はいわば分類としては
陰キャのグループに属すのだが
本人自身は、努力の甲斐もあり
勉強はそれなりに出来、スポーツは万能
しかし、それでも父母には見向きもされず
ランクとしてはそれなりの大学に
通ってはいるのだが、東雲家の
子供としては何か物足りないのか
優秀な兄二人の足跡を頑張って
追ってはいるものの、しかし、
どうしたことか、彼等との
その距離が遠い事を毎度思い知らされた
出来が違うとか、そう言う話じゃない
父さんと義母さんの目には俺が映っていない
彼は東雲の両親を好きになれなかった。
何より悟を産んだ後母親が亡くなってから
悟の父は数年置きに妻を変えていた。
それは、まるで父親が何かのゲームを
している様に思春期の悟の目に映った。
悟が講義を受ける時は決まって
必ず端の席を選ぶ、幼い頃から
人に囲まれているのが苦手なのだ
兄二人は悟と違って周囲の人に
囲まれて賞賛されていたが
それは、悟の目には「羨ましい」と思うより
兄二人は「大変なんだな」と思って
遠くから眺めていたのを今でも覚えている
人付き合いは嫌いと言うよりも
敢えて避けた、特に小中高と
同学年同士の家族の話なんかは
特に避けた、悟はその事について
一切話す事が出来なかったからだ
午前の講義が一通り終わり
昼になって友人二人を連れ学食へ向かう
何気ない話をしながら学食で腹を満たして いつもの様に午後の講義を終える
帰り道で少し腹が減った、どうせだから
何処かの店によって何か食べていこうか
そんな事を男三人で話しながら繁華街を歩く。軽くハンバーガーショップで
食事を終えると自宅マンションへの
帰路に着いた、此処からの距離は
三人の中で悟の家が一番近かった。
「えっ…あれっ…?」
悟は我が目を疑う光景を目の当たりにする
腕を組み仲良さそうに歩く男女の姿
男性の顔には見覚えがあった
君島誠司である、隣の女性は綾香ではない
悟には見覚えがない、知らない女性
─な…んで…あの人が…?
仲睦まじく、理想の夫婦であると
そう思っていた、それは悟や他の人間達の
理想としたかった思い込みだったのか
仲良く歩く二人は悟には気が付いていない
困惑する悟の耳にすれ違う二人の会話が聞こえた
「これから誠司と夜まで
ホテルでラブラブ出来るねっ♡」
「仕事早めに切り上げて正解だった
綾香には、今日は帰り遅くなるって
言ってあるし、これからじっくり
楽しめそうだ」
全てが幻想だった事を思い知らされ
一人呆然とする悟、彼には理解できなかった
「…大丈夫…?さっちゃん…?顔色悪いよ?」
青ざめ呆然とした悟の顔を
心配そうに友人の一人が覗き込んだ
「ああ、大丈夫…大丈夫だ…。」
思いもよらなかった状況に悟は苛立ちを覚え
ドス黒い感情が悟の中で蠢いていた
それから、談笑しながら歩いていると
いつの間にか、悟のマンションに辿り着く。
「さっちゃんまたね!」
子供の様に手を振って、悟は二人と別れた。
「二人とも気を付けてな。」
その時、悟はマンションの入り口で
綾香と鉢合わせた。
悟達がマンションにたどり着いた時
丁度、綾香が袋にまとめた家庭ゴミを
集積所に出しているところだった。
「あら?こんばんは、悟くん、さっきのは
お友達?」
「こんばんは綾香さん、ええ、大学の同級生です。」
「いいわね、青春してるわねー。」
悟は先程の誠司の姿を思い出していた。
そして、部屋へと戻る途中
綾香の姿を見ると、とてもラフで
歩く度に揺れる彼女の豊満な乳房は
先端がぷっくりと勃起し、透けて見えるのが
わかるほどだった。綾香は今、
下着を身に着けていないのだ
濃厚なフェロモンとでもいうのだろうか
綾香から香るメスの匂いは悟の肉竿を
強く硬くさせるには十分な匂いだった。
※
いつもの様に身支度を整えて
扉を開けて部屋の玄関を出ると
やはり同じ様なタイミングで
君島家の扉が開き綾香が部屋から出てきた
昨日と同じ様なラフな格好にも関わらず
とても綺麗だと悟は思う
乳房を揺らす綾香の全身は
心なしが汗ばんでいる様でいて
頬が紅潮している様に悟には見えた。
「…あら、悟くん、おはよう」
「おはようございます、綾香さん」
どうやら、今日の誠司は
急遽入った"出張"とやらで
昨日から帰っていない様だ
白々しいと悟は辟易していた
「…今日も講義、頑張ってね」
「…はい、行ってきます」
悟は綾香に微笑み答える
─出張とか言いながら、旦那は
別の女と何処かのホテルで
よろしくやってるって言うのに…
悟は思った、こんな美しく綺麗で
美味そうな女である綾香を
捨てて置くなんて勿体無い
ならば、旦那の居ない暇な時間には
是非ともセックスの相手をしてもらいたい
悟は悶々としながらそう思っていた
綾香の隣をいつも通り通り過ぎると
彼女から香る雌特有のフェロモンだろうか
誘う様な匂いを微かに嗅ぎながら
感情を押し殺して階段を降りた
正確には降りた様に見せただけである
「そろそろかな…?」
悟は綾香が部屋に入った事を
しっかり確認して、気配を消し
忍び足で角の部屋の中へと戻った
音を立てず、ゆっくりと
部屋の中で足音を立てずに
君島家の部屋がある方の壁に
悟が耳を傾けると綾香の切なく喘ぐ声が
隣の君島夫婦の部屋から聞こえる
「…あっ♡あっ♡…あんっ♡」
隣の部屋に誰も居ないと思って
実に楽しそうに事に及んでいる様だ
何より、綾香は、あえて悟の部屋
寄りに、出来るだけ近い場所で
自慰に及んでいる様だった
甘い喘ぎ声に加えて
だいぶ近い所に居るのか
彼女の声が良く聞こえてくる
「あっあっあっ♡悟くん…悟くん…♡」
「ふぐっ♡うぅっ♡…もう直ぐ…もう直ぐ…♡」
「んんっ!!きたっ♡気持ち良いのきたっ♡」
「あぁっ!!♡あああッ!!悟くんッッ!♡」
「はあっはぁっ……また、悟くんを
オカズにしちゃった…♡」
悟自身、満更、嫌と言うわけでもなかった
綾香の妖艶な喘ぎ声が聞こえて
荒く甘く息を荒げているのを
悟は耳にすると自然と肉竿が太く
硬くなるっていたのがわかった
事が終わり、着替えているのか
衣連れの音が響き渡る
「さて…そろそろ買い物にでも行こうかしら」
悟はチャンスだと思い、立ち上がる
衣服を着替える、心臓の脈を高鳴らせ
先程の綾香の自慰と妖艶な喘ぎを思い出して
肉竿をコレでもかと言う程に硬くさせていた
ごく自然体を装い、綾香が部屋の扉を
開けると同時に外へと出た
「…あ、こんにちは、綾香さん」
白々しく普段の様に平常心
微笑みながら綾香の顔を見る
「あ、あら悟くん…!こ、こんにちわ…」
「…実は…体調不良で…早退したんです」
「そう…なの…。」
悟は綾香がわかる様に
服越しで硬くなった肉竿を
彼女に見せびらかす様に
隠す事なく正面を向いた
「…えっ!!」
綾香は悟のズボン越しに
膨張した膨らみを見て
自身が先程まで慰めていた
秘部が疼くのを感じていた
悟は綾香が凝視する視線に
気が付かないフリをした。
「これから買い物ですか?」
「え、ええ…そうなの。」
「もしよれば、一緒に買い物行きませんか?荷物、持ちますよ?」
「…ええ、お願い…します。」
平常心を装う綾香だが、内心では
悟とのデートの様な今を喜んでいる様だった。
綾香を連れてドラッグストアに行き
悟は一直線に生理用品の所へと行く
隠す素振りもなく綾香に見せ付ける様にして
自分の肉竿に丁度良いサイズの
極薄のコンドームを手に取った。
すると、綾香の表情が変わる
もう既に、オスを求めるメスの顔である。
「…悟くん…それって…どうするの…?」
「…おや?…気になりますか?綾香さん。」
「…えっ!?…いえ…なんでも、ないわ…」
綾香は生唾をごくりと飲み込む
綾香の視線に合わせて悟は軽く笑って
それを、乱暴にカゴの中へと入れた
悟は硬直したままの綾香の耳元で囁く
「…今夜…綾香さんの、エッチな声を
また、俺に聞かせてよ、良いでしょ?」
「ッ…♡」
「綾香さんは、実はとってもエッチ
なんですよね?毎日部屋で
一人でおまんこ弄ってるんですよね?」
「…そ…そんな事っ…♡…う…うぅッ…♡」
悟は言葉でなじるだけで
今の綾香には一切、手を出さない
綾香は目的の買い物なんて
殆ど出来ていなかったが、頬を染め
軽く悶える様に、妖艶な呻き声を上げながら
嬉しそうに下腹部を押さえて
ふらふらとしながらゆっくり部屋へと
戻っていく、腰をくねらせ歩くと
綾香のカタチの良い尻が
とても艶やかに見えていた。
綾香は、自分に好意を持ってくれている
自分を雄としてエロい目で見てた
どんな形でも、自分を必要としていた
綾香の欲情する姿を見ていて
悟は何処か嬉しく思っていた。
その日の夜の壁越しで聞こえる
綾香の喘ぎ声は一層甘く、とても激しかった
綾香は悟に聞こえる様に喘ぎ声の中に
悟を誘う様に彼の名を混ぜて
切なく呼びかけていた。
「綾香のぐちょぐちょおまんこに
悟くんのおっきいおちんぽが欲しいよぉ♡」
悟は悶々として、綾香が自分で慰める
そんな痴態を想像しながら
自慰でもしようかとも思ったが
それは、今は我慢した、その時までに
貯めに貯めとこうと、今は我慢した。
22時を過ぎた頃に、綾香は満足したのか
それとも眠りに着いたのか部屋は静かになっていた。
誠司が部屋に帰ってきたのは
24時を過ぎた頃だ、今日も別な女と
よろしくやっていたんだろう
悟は反吐が出る様なそんな気分だった
寝ている綾香を見て言っているのか
微かに誠司の声を聞いた。
「…綾香さえ留守なら、家に連れ込んだ方が
コスパ良好なのだがな…」
それは恐らくは誠司の本心なのだろう。
悟は一人ほくそ笑んだ
いずれはその通りにしてやるよと
静かになって、夜は更けていく。
※
翌日、悟が大学へ向かおうと扉を開けると
君島夫婦が部屋の入り口で話していた
「…今日も帰りが遅くなるから、先に寝ててくれ。」
「…ええ、いってらっしゃい、アナタ…
あら、悟くん」
綾香は悟に気がつくと微笑み会釈をすると
それに気が付いた誠司も軽く会釈をした
「おはようございます」
「おはようございます、悟くん
じゃあ、行ってくるよ」
「気を付けてね」
側から見れば仲睦まじい夫婦
しかし実際には心が離れた
正に、仮面夫婦である誠司が去った後
悟は綾香の耳元で静かに甘く囁く
「…昨晩はとてもエッチでしたよ
今度は是非、オレの目の前で
綾香さんのオナニーを見せて下さいね」
「ッ…♡」
いずれ、そんな事よりも、もっともっと
綾香の事を滅茶苦茶にしてやりたいと
悟は心の中で呟いて微に笑う
「…それじゃ、またね、綾香さん。」
「…う…うん、気、を付けてね…悟…くん♡」
悟はその場を後にする
綾香は雌の色気を匂わす妖艶な表情と
潤んだ瞳で悟の背中を見つめていた
今すぐにでも抱きたい気持ちを押し殺して。
悟は一人、足早に目的地へと向かう
その先は大学ではなく
歓楽街にあるラブホテル街の一角だ
─近くの喫茶店で待つか…
マスクをつけ、帽子を深く被り
近くの喫茶店のテラス席で
誠司達が現れるのを待つ
カフェラテを啜りながら待つ事、数時間
─うん、予想通り、来たな…
誠司が女性と手を組んで
歩いている姿が見えた
前回と同じ女性で堂々と楽しそうにする姿
それに対して。呆れた様に溜め息をつく悟
─ここまでだと、その行動力に尊敬しちまうな…
悟はラブホテル街の街並みを
何枚か写真に撮る、最近の携帯端末は
とても画素が綺麗だ、そして
ムービーに切り替えて
誠司と隣の、不倫相手の女性が
はっきりと映る距離まで移動する
ズームをしながら、景色を撮る素振りで
彼等の楽しそうに歩く姿を映像に撮る
誠司も、不倫相手の女性も
全く悟の事には気が付いていない
そのまま、二人はホテルの中へと入ってゆく
─さて、この証拠を持って綾香の
元へと行こうか…果たしてどうなる事か
これから起こる事に
悟は胸の高鳴りを抑えられなかった
証拠の写真を撮った後、少しだけ
家電屋と電子機器の専門販売店を巡って
目的の物を仕入れると
悟は君島家のインターホンを押す
扉の奥からバタバタと慌てた様子の物音
インターホン越しで「どちら様ですか?」と
綾香に聞かれたので「東雲です」と
短く答えると、驚いた様子で綾香は
部屋の扉をゆっくり開けた。
「こんにちは」
「あの…?どうしたの?…悟くん?」
笑顔の悟に少し狼狽える綾香
肌は火照り、衣服と頭髪が多少乱れている
ブラジャーを付けるのを忘れている様で
重力に釣られて綾香の豊満な乳房は
乱暴に揺れ、着ていたシャツに
突起が浮いて見えていた。
どうやら、つい先程まで
日課の自慰が白熱していた模様だ
慌てて外に出てきて、可愛らしいと
悟は心の中で微笑む
「…綾香さんにちょっと
見ていただきたいものがあって…
緊急なので、このまま、俺の部屋に
来てもらっても良いですか?」
「…え?うん?良いわよ…?一体何かしら…?」
悟は部屋の一室に設置していたパソコンに
携帯端末を繋いで、先程撮ってきたばかりの
証拠映像を取り込み始める
数分の時間が経つと、画像ファイルと
映像データのアイコンが表示された
「…さて、綾香さん…心の準備はいい?」
「え、ええ…」
再生アプリを開き、動画ファイルを取り込む
すると、先程、悟が撮った誠司と見知らぬ
女性の仲の良さそうなツーショットが表示される…二人は楽しそうに会話をしながら歩き
そして、ラブホテルの中へと入っていった
「…街で偶然見かけて、驚いて
思わず撮ってしまいました…
気を悪くしたらごめんなさい。」
綾香は口を手で押さえ、感情の爆発を堪えている
それを見ている悟は、心の中でニヤけていた。
「…綾香さん…?大丈夫ですか?」
「…うそ…こんな…こんな事って…」
抑えていた感情が溢れ出して
綾香は大粒の涙をぼろぼろと溢した
悟は綾香の事を少し気の毒とは思うが
このまま何も知らずに夫婦を演じるより
綾香の為にはなるはずだと
悟は自身に都合の良い言葉で
言い聞かせていた、必要な事なのだと
そして、何よりも綾香を自分の女にする
為の彼女の身体を堪能する為の
その為の第一歩なのだから決して善良な
心からの行動ではなく、どす黒い下心が
悟の胸の中で蠢き、股間の竿を硬くさせる。
「私…あの人の為に…一生懸命…
頑張ってきたのに…それが…
それが全部…無駄だったの…?」
「…綾香さん。どうか落ち着いて…。」
しかし、心の中では綾香、自身も
既に誠司に対してそう言う感情は
持っていなかったのではないだろうか?
悟はそう思ったが、口には出さなかった
何より、先に不貞を行ったのは
紛れもなく誠司本人なのだから
「…綾香さん…大丈夫ですか?」
一言呟くと、その後、悟はただ黙って
綾香を抱き寄せた、頭を撫でながら
慰める様に優しく抱き締めた。
柔らかい肌の温もりが心地よく
この様に綾香を抱きしめられる
そんな夢にまで見た日が来る事が
悟はたまらなく嬉しく思っていた
「…綾香さん…俺なら、貴女を悲しませない
健気な貴女を自分で慰めさせるなんて、
その様な事、俺は、綾香さんに絶対させない」
「悟くん…」
頭を撫でて、胸で泣かせた
悟の衣服が湿っぽくなって
胸元が少し冷たいそれとは逆に
綾香の顔は物凄く熱く感じた
「俺の胸でさ、気が済むまで泣いてよ。」
「…悟…くん…」
潤んだ瞳と涙の跡が残る頬で
綾香は悟を見つめる、悟は静かに微笑む
彼女は悟の胸に抱かれてしばらくの間
声を上げて涙を流し続けた。
「ねえ、綾香さんを放ったらかしにする
奴にはお灸を据えてやろうよ。」
「…でも…どうするの?…悟くん…?」
頷いた綾香に、悟は予め用意しておいた
小型のカメラとモニターを取り出す
遠隔式の監視用のモニターだった
「取り敢えず、決定的な証拠を
抑えようか、それと
今からオレの言う事、実行して
それが出来たら、きっと上手くいくよ」
「…わかった…やってみるわ…」
「ふふ、一緒に頑張ろうか」
悟は綾香を抱きしめて
啜り泣く彼女の頭を優しく撫でる
落ち着くまで暫くの間、そうしていた
気持ちが落ち着いたのか
綾香は顔を上げて悟に微笑んだ
「…ねえ、悟くん、この間の、
悟くんの友達みたいにあなたの事
さっちゃんって呼んでも良い?」
「うん…良いよ」
「それじゃ…さっちゃん…二人で居る時は
私の事、綾香って呼んでね。」
「うん…綾香」
甘える様に言う綾香の表情が
とても可愛らしく思った
「ふふ…ねえ、さっちゃん…」
「何?綾香」
「キスして、とても…とっても濃厚なヤツ」
「喜んで」
悟は言われた通り綾香と唇を重ね
そのまま、口内に舌をねじ込んで
唾液と一緒に絡め合う
綾香の口内を味わう様に吸い上げながら
淫猥な水音を立てて、貪る様な濃厚な口付け
脳味噌が溶けて、今にも綾香を犯しそうな
欲望が煮えたぎる、それでも
悟は堪えた、今はまだ耐えた
「綾香、ここから先は、また今度…必ずね」
「はい…」
「約束、その時まで…我慢な、必ずしてあげるから。」
「うん…とっても…楽しみ♡」
お互いの小指を交差させて約束を交わす
その日はキスだけで我慢をしてもらった
正直なところ、今すぐにでも綾香を抱いて
その身体を堪能したいと思ったのは
事実だったが、何よりも綾香が
自分に抱かれて後悔しない状況を作り上げ
気兼ねなく綾香の美味そうな身体を
心ゆく迄、堪能したいと考えていた
悟は綾香に小型カメラを持たせて
一旦、部屋に帰らせる、
綾香は帰り際の玄関で妖艶に微笑む
「…さっちゃん。すぐにモニターを
付けてみてね、良いもの見せてあげるから
…この間のや・く・そ・く♡」
「…うん、楽しみにしてるよ」
悟は頬を染める綾香と再度、軽くキスをして
綾香は隣の部屋に帰って行った
綾香が部屋に帰ったすぐ後で
悟は言われた通りにモニターの電源を入れる
画面には君島家の寝室が映し出され
セミダブルサイズのベッドが二つ
隙間なく置かれているのが見えた。
綾香は寝室に小型の隠しカメラを
設置した様だった、そして、
悟がモニターを付けたすぐ後に
一糸纏わぬ裸の女性が
画面の中に映り込んだ
「…おぉ…早速…綾香は本当に綺麗な
身体をしてるな…」
全裸の綾香は乳首の勃起した豊満な乳房を
ブルンブルンと豪快に揺らしながらカメラへと近づいてきた、まるで悟を探している様に。
《さっちゃん見てるー?♡
私、これからさっちゃんの為に
一人エッチを始めたいと思いまーす♡
最後までちゃんと見てねー♡》
綾香カメラに対して話しかける様に言う。
モニターの映像で始まったのは
全裸の綾香が織りなす痴態
悟が隠しカメラで彼女の自慰を
見ている事を綾香は理解しているのか
まるで悟に見せつけるかの様に
秘部をカメラへと向けていた。
ベッドの上で蹲踞をする様に座り
両手の指で秘部を閉じたり開いたり
秘部全体を指で撫で回しながら準備が終わると。
《しっかり見て、後で感想聞かせてね、さっちゃん♡》
綾香の自慰のライブショーが始まった
悟が耳とモニターにイヤホンを取り付けると
たった今、隣の部屋で行われている
綾香の自慰の甘い喘ぎ声と
激しい水音が臨場感あふれる様に流れ響く
細指を使って秘部を擦り始めていた
《あっ♡あんっ♡あっ♡あっ♡
さっちゃん、私の大事な場所
ちゃんと見えてる?…さっちゃんを想うと
こんなにトロトロになっちゃうのぉ♡》
薄い茂みの桃色の秘部を惜しげもなく
指で開き、下品な水音を奏でながら
人差し指と中指でくちゅ♡くちゅ♡と
音を響かせて膣壺をかき混ぜている
カメラに向かって、大股になり
悟に見せつける様に秘部を大きく開き
膣壺の入り口を晒していた
物欲しそうに微動する、生々しく蠢く
綾香の、桃色の膣壺の入り口。
膣壺は蜜でキラキラとしていて
その光景を見ていた悟は心が躍った
《さっちゃん♡しっかり見えてるー?♡》
生々しく艶のある蜜液が
綾香の膣壺の入り口から
とめどなく溢れ、垂れ流れる
シーツにシミを作り、その場所だけ
色が変わってゆく、シミが広がる
甘く妖艶な綾香の喘ぎに答える様に
しっかり見てるよ、と悟は静かに呟く
綾香の妖艶なダンスに悟も
肉竿を硬くしていた
指先の動きが速くなり
水音のリズムも大きくなり、加速する
《イくぅッ♡綾香が…アクメを
キメる所を、しっかり見ててッ♡》
腰を上空に持ち上げて、身体を痙攣させる
しばらく痙攣した後、綾香の秘部から
透明な噴水が小刻みに起こった
《ん"んぁっ…♡あ"あぁぁ…♡》
獣の様な声を上げて悶絶する綾香
震えながら快感の余韻を満喫する
綾香の姿を見ながら肉竿を大きく脈動させる
悟は今。自慰をするのは
とても勿体無いとさえ思った。
綾香はとろとろになった顔で
ぐちゃぐちゃに濡れた膣壺の入口を
カメラに向かって見せつけていた。
《綾香の、ここは、さっちゃんの
おちんぽをいつでも欲しがっているからね…
いつでも…いつでも待ってるからね♡》
息を切らせながら、綾香はカメラの
電源を落とした。真っ暗になった画面を見て
悟は悶々としながら、ベッドの中に潜り込んだのだった。
※
君島家の玄関の前で
職場に行く誠司を見送る為に
パーカーにショートパンツと
ラフな格好で綾香は外へと出ていた
乳房を揺らす姿を見ても誠司は
綾香に一切手を出さないのか、と
悟は徹底された誠司の行動に
ある意味、感嘆としていた。
今、綾香が誠司に発言する会話の内容も
予め悟と決めていたものである。
「それじゃ、帰りは明日の夜になるから」
「ええ、今日は私も実家に用事があって
一週間ぐらい留守にするから、その間、よろしくね。」
紛れもなく嘘ではあるが、誠司は綾香を深く追及はしない、自分も追求されたくないからだろうか
「わかった、久しぶりの里帰りなのだから
ゆっくりしてくると良い」
綾香は微笑み、誠司の背中を見送る
それから少し経ってから
誠司の背中が見えなくなった所で
綾香は自室からキャリーバッグを
取ってくると外から部屋に鍵をかけ
そのまま、悟の部屋に入っていく
綾香が来るのを待っていた様に
悟の部屋の鍵は空いていた
カチャリと悟の部屋の扉の鍵が閉まる音が響く
「待ってたよ、綾香、何もないけど
ゆっくり寛いでて」
悟は軽くつまめるサンドウィッチの皿と
冷たい烏龍茶の入ったコップを
小さな丸テーブルに準備していて
部屋に来た綾香に振る舞った
綾香は直ぐに悟に抱き付いた
下着の無い、豊満な胸を押し付けて
悟の唇に挨拶とでも言う様にキスをする
「ありがとう、さっちゃん…誰かと
一緒に食事するの、凄い久々で嬉しいよ」
「それは何より、こんな軽食で良ければ
何時でも作ってあげるよ。」
「ふふ、ありがとうさっちゃん
今度は私が料理作ってあげるからね」
「楽しみにしてるからね」
まるで新婚夫婦の様な会話を交わす
悟は綾香と一緒に居るのがとても
自然に思えた、まるでずっと以前から
こうしている様な錯覚、とても落ち着く
穏やかな時間が過ぎて行く
今日はこのまま、何も無くても良いと
そう思っていた時の夕方前である
外で複数人の足音が聞こえた
恐らくは誠司が部屋に戻って来たのだ
─来た…この時を待ってたよ、誠司さん
しばらくすると、寝室に入って来た
二人ともバスローブ姿である
女性の顔には見覚えがある
「…やっぱ…この女性か…」
「さっちゃん?」
「あの動画の人だね…この女性」
「…そうね…あの女の人だね…」
悟がモニターを指差すと
そこに映っていたのは
誠司と談笑する女性
現実を実際に目の当たりにして
綾香は文字通りに言葉を失っていた
言葉が何も浮かんでこない所を見ると
これが頭が真っ白になると言う事だろうか
モニターの映像は止まる事を知らず
まるでアダルトビデオの導入部分の様に
誠司達二人を鮮明に映し出している
映像に映る男女の二人は
バスローブを脱ぎ捨てて
ベッドに潜り込む
誠司が女性の上に覆い被さる
唇を重ね、強く抱き合う
モゾモゾと数分蠢く肌色の塊
モニター越しに見る
婚約者と見知らぬ女性の交尾
悲しいと言うよりも
言葉を失い呆れた様な表情の綾香
「…誠司さん…」
「…綾香…」
乾いた微笑みを浮かべて頬には涙が流れた。
既に心の中で思っていた事があるのか
綾香は一つ一つ、静かに、穏やかに
悟に全てを教え、伝える様に言葉を紡ぐ
「私、家の都合で、お見合い結婚をしたの
誠司さんはその時に付き合っていた
女性が居てね私の親の命令で、
無理矢理、その人と別れされて
私と結婚する事になったの」
「…それと不倫が何か関係するの…?」
「楠木製薬で働く誠司さんは、私の親の
命令には逆らえなかった、何故なら
私が楠木グループの会長の孫で
楠木製薬社長の次女だから…」
綾香が社長令嬢である事にも驚いたが
悟はそこまでして綾香の親が
強引に結婚に踏み切ったその理由が
あまり理解出来ていなかった。
綾香の結婚はそんなにまで
急ぐ必要が有ったのだろうかと?
「兄様夫婦は子宝に恵まれなくて
後継者の問題で色々言われてしまったの
そして、私は最も優秀な社員と結婚して
子供を作れと、その様に言われ続けたわ」
「それじゃ…まるで…みんな…
家の道具じゃないか…」
「これは私の想像なのだけれど
誠司さんは私に指一本触れず
私を抱かない事で、自分の意思で正面から
楠木家の奴隷になる事を拒んだのだと思う
昔の恋人と関係を続けながら…ね」
誠司もある意味被害者なのだろうか?
しかし、行動は不誠実である事で
悟は心が少し苦しくなっていた
もっと良い方法は無かったのだろうか、と。
親に不必要とされ、そこら辺の石と
同じ様に無視され続ける悟と
親からは道具の様に必要とされる綾香
まるで対照的であるが、二人とも
結局のところ、人ではなく
ただの道具やモノとしての扱いだ
居た堪れなくなって、綾香を抱きしめる
傷の舐め合いでも上等じゃないか
自分を必要としてくれた綾香が
何より必要な存在なのだから
悟は綾香を抱擁して、同時に
己の荒んだ心も一緒に慰めていた
悟は心から誰かに必要と
されていたかったのだから
誰かに愛されたかったのだから
「…さっちゃん…」
「綾香、俺にどうして欲しい?
俺に何をして欲しい?教えてくれ、綾香」
「私ね、今まで男の人に身体を
抱かれた事ないんだよ…
誠司さんにも拒絶されて
胸とか、そう言うのがあっても
女性として、魅力無いんじゃないかって
今までそう思ってたんだよ」
「…綾香…綾香に魅力が無いわけがないよ
こんなにも、魅力的なんだから…。」
悟に抱かれる綾香は
一度胸に手を当てて口を結んで
一間置いて、涙を溢しながら
悟の胸に手を置いて
彼の鼓動を感じながら
涙で潤んだ瞳で見つめ
強く訴える様に、静かに
そして、芯のある力強さで言う
「さっちゃん…私とセックスしよ
ずっと願ってたの、さっちゃん…
私の初めての、男の人になって」
「…もちろん良いよ、喜んでなるよ
綾香の、初めての相手になれるなんて
俺はとっても嬉しい、色々あるけどさ
そんな事を忘れちまう位、沢山
沢山セックスしようよ
綾香の事、気持ち良くしてあげるから」
「…嬉しい…とっても、嬉しいよ」
悟はミュージックコンポの電源を入れ
やざと大音量でお気に入りの洋楽を流す
綾香は悟の行動に微笑みを浮かべた
そのすぐ後、隣の部屋で行われている
情事を映し録画するモニターの横で
悟は綾香と唇を重ねる
両手で綾香の涙を拭った後で
後ろから綾香を両手で抱き
しばらくの間、彼女の白肌から香る
爽やかな甘い匂いを嗅いでいた
首筋に口付けをし、舌を這わせながら
服の上からでも解る程の
綾香のシャツ越しの豊満な乳房を持ち上げる
優しく鷲掴みにすると悟の掌に
柔らかくて心地の良い感触が広がる
乳房の先端を人差し指で捏ねくり回して
イタズラする様に弾く
「あっ…あぁんっ♡…私のおっぱい…
直接触ってよ、そっちの方が良いでしょ?」
「うん、楽しみだよ…」
悟は綾香のシャツを脱がせ
自分も上半身の衣服を脱ぎ捨てると
再度、撫でる様に綾香の乳房に触れる
衣服も下着も纏わぬ、豊満な乳房は
餅の様に柔らかく悟の掌の中で自在に形を変えて
滲む汗もあってか、指の一本一本に貼り付く
「綾香の胸に、直接触れるなんて
夢でも見てるんじゃないかって思うよ」
「ふふ…これから、もっとすごい事
するんだから…でも…たくさん触ってね
さっちゃんに触られてると、気持ちいい♡」
「こんなのはどう?」
両手の指で、乳房の桃色の先端を摘むと
確かな硬さがある事がわかった
「あっんんっ♡さっちゃんの指…
とっても気持ちいい♡」
拒絶する事なく身体をこわばらせ
刺さる様な刺激が綾香の身体に快感を生んだ
下腹部をなぞる様に指で沿ってへそを辿り
綾香のショートパンツの中へ
右手を侵入させる、下腹部を進み
そのまま、了解を得る事もなく
綾香の下着の中へと進む
蒸れたサウナの様な感覚
綾香のソコは微かに汗ばむ
少し薄い茂みにを進み
柔らかく、滑りのある場所に辿り着く
指を這わせて、優しく撫でると
綾香は甘い声で喘ぐ
「はぁっ…んんっ…♡」
「痛くない?」
「うん…さっちゃんの指…気持ちいい♡」
唇を重ね、下を絡ませる
唇、頬、首筋、乳房、順に舌でなぞる
乳房の先端に吸い付くと
綾香は微かに笑う
「…まるで、おっきな赤ちゃんみたい
…さっちゃん、とっても可愛いよ♡」
子供の頃から両親に居ない者とされた
悟は、母親の温もりの記憶など
一切なかったが、綾香の子供に
なれたならさぞ幸せだろうと思う
綾香の秘部を丁寧に撫でながら
舌で転がしながら、味わう様に
綾香の乳房をしゃぶる
「…えっちな赤ちゃん…♡」
愛おしそうに見つめ、妖艶に微笑む綾香
悟はゆっくりと綾香のショートパンツと
真っ赤なレースの下着を、まるで
果実の薄皮でも剥くかの様に
ゆっくり、丁寧脱がすと
ハート柄に形が取られた
股間部の薄い茂みを見て
悟の胸は興奮と驚きで大きく脈を打つ
「綾香…これ…」
「似合う?さっちゃんに喜んで欲しくて…♡」
「とっても、可愛いよ」
「喜んでくれて、頑張った甲斐あったわ♡」
腹部、腰部、綾香の秘部へと向けてゆっくり輪郭をなぞる様に舌を這わせていく
声を我慢して身悶えする
綾香の甘い喘ぎと吐息が漏れる
「くすぐったくて、変な感じがする♡」
太腿から股間部、そして綾香の秘部へと
差し掛かる所で、大きく身体が反応する
悟の脳を刺激する綾香の雌の香りが
一段と強く感じられた
「そ…こ…」
映像の中で見た綾香の秘部
紅く充血した桃色の花弁が
自らの蜜で輝く様に濡れていた
悟は秘部の花の香りを嗅ぎながら
花弁を開くと、男を知らない
綾香の領域が、痙攣する様に
物欲しそうに微動している
「綺麗だよ、綾香」
「嬉しい…」
悟の舌先が花弁先端の果実に到達すると
綾香は強く身を捩らせた
小さな種の様なそれは微かな弾力を持ち
舌の中でコロコロと転がる
花弁と一緒にしゃぶり付けば
綾香の身体が大きく反応する
「気持ち良い?痛く無い?」
「とっても気持ちいいの♡」
啜る様に吸い付き、舌で詰りながら
果実に甘噛みする、柔らかい花弁から
蜜がとめどなく溢れ出して
綾香の秘部を味わう様に丹念に舐めとる
少し滑りの有る蜜は、唾液と絡まりながら
口内でさらりと溶けて、悟の口内には
仄かな塩味と微かな苦味が広がる
じゅるじゅると音を立てて
綾香の蜜を啜る、滑りの有る蜜は
徐々にさらりとした喉越しに変わる
「…さっちゃん…もう我慢できない」
「…俺も…こんなになっちゃって…」
服越しでも解るぐらい膨張した
悟の股間部を見て綾香は頬を染める
「とっても苦しそう…今、楽にしてあげるからね♡」
綾香は悟の上に乗り、白肌の桃と
色素の薄い皺の蕾、目の前には雌の匂いを
放ちながら蜜が滴る桃色の絶景、壮観
綾香は悟の下着毎、一気にズボンを
脱がすと、その勢いで彼の膨張した
肉竿が勢い良く綾香の目の前に飛び出した
むせる様な雄の匂いが綾香の鼻に付く。
「…すっご…こんな…おっきぃ…♡」
悟の肉竿を目の当たりにして見惚れている
誠司のモノですらマトモに見た事がない
綾香にとって、初めての事で有る所為で
何かを研究するかの様に興味津々である
匂いを嗅いでオスの香りを堪能する。
「それじゃ…いただきまぁす♡」
舌先から肉竿の先端に唾液を落とし
そのままゆっくりと咥え込む
唾液を絡ませて、舌を巻き付かせ
綾香は口内に包みこんだ肉竿を
優しく撫でる様に丁寧に愛おしそうに
しゃぶり、舐め回して味わう
「んむっ…大きくて顎が外れちゃいそう…♡」
綾香は悟の肉竿を懸命に頬張った
ジュルジュルと水音を立てて
肉竿を美味しそうに丹念に頬張る。
「綾香のココも、ちゃんとほぐさないとね」
悟は綾香の花弁の間の膣壺の入口に
人差し指と中指をゆっくり侵入させ
優しく、ほぐす様に膣壺の肉壁を
撫で、関節を巧みに曲げて蜜をかき混ぜる
途中、どことなく固さのある場所に
指が当たるとそれに反応するかの様に
柔尻の蕾はキュッと窄み
肉壺は悟の指を強く締め上げる
「はぁ…♡さっちゃんの指、とっても気持ちいい♡」
綾香ぎ頭部をゆっくり動かす度に
綾香の柔らかい唇が、悟の肉竿の雁首に
引っかかる、下唇の感触が心地良い
吸い上げながら動かされると
肉竿に走る快感で悟の体が痙攣する
「さっちゃん、気持ちいい?私、上手?♡」
「綾香…とっても…気持ちいい…
すぐに…あっ」
「さっちゃんのおちんぽ…凄いビクビクしてる…♡」
快楽の衝動が勢い良く立ち登る
肉竿の先端から漏れ出す、雄の粘液と風味
丹念に舐め取って味わう綾香
「綾香ごめん!出ちゃう!!」
すると、いきなりの事だった
「んぐっ?んむっぅ!?」
「あぁっ…出るッ!!」
綾香の咥え込んだ鈴口から
口内に向けて、肉竿から体液が放たれる
悟はどうにか堪えようとしたが
健闘も虚しく、無情にも中途半端な我慢では
肉竿から飛び出すのを止められなかった
「さっちゃんの赤ちゃんミルク…凄い濃くて美味しい味と、素敵な匂い…♡」
蒸れたオスの香りと独特の風味を持った
粘り気のある熱い子種で綾香の
口内は満たされていた
肉竿を吸い上げながら、味わう様にして
こくこくと飲み干すと肉竿の先端を
ちゅうちゅうと吸い上げていく。
「そんなに吸われたら…!」
「さっちゃんのイってる時の顔…
とっても可愛い♡」
悟の肉竿は力を失うどころか
先程よりも力強く硬くなっていた
肉竿から口を離し、微笑む綾香
「そろそろ…本番、したいな…♡」
綾香は柔尻をふりふりと悟を誘う様に振る
静かに立ち上がり、ベッドの上に寝っ転がると、綾香は悟を誘う様に脚を大きく開く
洋楽のロックミュージックが流れ続ける
悟はこの間、綾香と一緒に購入した
コンドームの箱を持って
ベッドに移動すると、箱の中から
袋の一枚を取り出して、縦に割く
薄さ0.01のポリウレタンの膜
馴染ませながら熱り立つ肉竿に装着すると
ピッタリと包み込んで
とても不思議な感覚だった
「おいで、さっちゃん♡」
綾香は悟を誘う様に手を伸ばす
「…綾香、痛かったら言ってね」
「うん」
被膜された肉竿を綾香の秘部にあてがうと
溢れ出る蜜液が音を立てた
馴染ませる様に、コーティングされた
肉竿で擦ると綾香は甘い声で囁く
「はやく…ちょうだい♡」
「…入れるね」
肉竿の先端をゆっくりと挿入していく
驚く程、スムーズに飲み込まれてゆく
体液こそ被膜で隔たるものの綾香の膣壺から
熱いくらいに暖かい温もりを肉竿で感じる
ゆっくり、ゆっくりと、綾香の身体を
気遣いながら、肉竿の皮膜に綾香の
トロトロの蜜を馴染ませながら進ませる
「これが…男の…さっちゃんの…」
蜜液溢れる膣壺は悟の肉竿を
完全に飲み込んで、膜越しにピッタリと
包み込んだ、初めての感触に驚いているのか
仕切り無しに綾香の膣壺は肉竿を
絞めるよう小刻みにに微動する
「全部…はいっ…た…なんだ、これ…」
「凄い…とっても大きくて…
綾香のお腹の中がいっぱいになってる…♡」
「綾香の中が…溶けそうなぐらいに、気持ち良い…」
完全に入り切った時、綾香の下腹部が
ぽっこりと小さく膨れているのが見えた
男を初めて知った綾香の膣壺は
悟の肉竿に大きく押し上げられて
ソレに合わせる様に形を変えていた
「綾香、痛く無い?」
「大丈夫、さっちゃんが好きな様に
沢山動いてね」
「痛かったら、すぐ言ってね」
奥まで差し込んだ肉竿を
引き抜く様に腰を後ろに引き
抜ける前に再度ゆっくりと差し込む
「あっ♡さっちゃんのおちんちん
出っ張りが擦れて、お腹の中、とっても
気持ちいいよ♡」
「綾香のナカ、熱くて、ゴムしてても
溶ける、とても気持ちいい」
腰をスライドするたびに、綾香の乳房が
円をかいて揺れる、ゆっくりの動作で
身体を慣れさせていく、被膜越しでも
分かるぐらい、綾香の膣壺からは
蜜液が溢れ出していて、肉竿の
往復運動が円滑に行われるのを
手助けしてくれていた
「早く動くよ…音楽、音大きくしたから
好きなだけ…声、我慢しないで良いよ」
「うん♡」
腰の往復運動が、徐々に速度を上げていく
結合部から絶え間なく聞こえる
水音はやがて大きくなり
肉竿が膣壺の最奥に辿り着くたびに
悟と綾香の肌がぶつかり、弾ける様な
軽快な音を柔肉が奏でる
往復運動に乳房が乱暴に踊り、軌道を描く
悟は綾香の身体を抱きながら腰を撃ち付ける
綾香の膣壺は悦ぶ様に
悟の肉竿を絞る様に程よく締め付けていた
「あっ♡あっ♡さっちゃん♡もっと頂戴♡」
綾香は悟の背中に手と脚を回して
離れない様にしっかりと悟にしがみ付く
唇を重ね、唾液を交わらせ、舌を絡ませ
上下で繋がる両方の結合部が
淫らな水音を奏でる二人の体温は上昇し
肌からは汗が滲み出ていた
「好き…さっちゃん大好き♡」
「オレも綾香が大好きだよ」
綾香の心情を頭で理解しながら
強く抱きしめながら、撃ち付ける
容赦ない撃ち付けに綾香は
身体を強張らせて、強く悟にしがみ付く
「イく…イっちゃう!!♡」
「まだまだ、綾香をイかせてあげるから!」
悟にしがみ付きながら
小刻みに身体を痙攣させて悶える綾香
繋がる唇から漏れる呼吸が荒くなる
膣壺は悲鳴を上げる様に肉竿を
強く締め上げるも
悟はそれでも止まることなく
往復運動を続けた
「もうッ、いっぱい、イってるのにぃ♡」
悟は綾香の唇を塞ぎ続け、言葉を紡がせない
快感に悶絶している状況を楽しみながら
綾香の膣壺を容赦なく突き続ける
悟は唇を離して、しがみ付く
綾香の耳元で囁く
「綾香の中にちんぽ出し入れすると
とっても、気持ちいいよ、綾香…」
「また…また…イっ、ちゃうよぉ♡」
悟の肉竿にも限界が近付いてきた
快感の解放に向けて
容赦なく行われる往復運動
綾香の顔は何度かの絶頂の悦びで
既に蕩けていて、悟にされるがままだった
「綾香、出る、出すよ!」
「はひぃ♡わらひも…イッ…ぐうっ…ぅ♡」
肉竿が大きく、小刻みに脈動し
子種が吐き出される
被膜がそれを受け止め、徐々に膨らんでゆく
綾香は全身を大きく震わせながら
言葉にもならない声で歓声を上げていた
「私の中で、膨らんでる…♡」
身体は震えていても、悟を離すまいと
手足の力は変わらず強いままだ
「…綾香、とっても気持ちよかったよ…」
「わ…私も…男の人のおちんぽ、
初めてなのに…何度も…
さっちゃんに…イかされちゃった」
蕩けた顔で微笑む綾香が
愛おしくなって
悟は優しく口付けをする
綾香の中からまだ硬い肉竿を引き抜くと
膣壺にコンドームがそのまま残って
引っこ抜けてしまった。抜けた所から
大量の白濁液が流れ出す。
「凄い、出たね…こんなの、生で出されたら…一発妊娠しちゃうかも…♡」
「そのうち、孕ませてあげるから
…覚悟してね?」
「はい…♡楽しみ…♡」
悟の部屋のゴミ箱が多量のティッシュと
使い終わったコンドームで山盛りに
なったのは、夕方過ぎた頃だった
汗と体液塗れの二人は疲れ果て
まるで恋人同士の様に抱き合って
ベッドでぐっすりと眠りについていた
黒くボサボサな頭髪、身長185センチ前後の
すらっとした体型の男が映る
気怠そうにして、出発の準備を進めている
「…身体がだるい…夜更かし、し過ぎて
とんでもなくひでぇ顔だな…。」
鏡の自分に悪態を吐きながら
衣服を着込み、頭髪を整える
変わり映えのない毎日をただダラダラと
そんな日常に辟易しながらも
準備は終わってしまった
「さて…行くか…」
億劫ながらも玄関へと向かう
未子の東雲悟(しののめさとる)は
父母に気に入られる為
勉強も運動も人付き合いも
何から何まで努力した
それは、ただ単純に、父親と母親に
振り向いて欲しい一心からであった
出来の良い二人の兄が兄弟にいて
父と母の目には、悟の事など映っていなかった。
生活こそ何不自由なかったが
しかし、そこに親の愛はなく
ただ義務の為だけに"生かされて"いた
それなりの大学へ通う頃、悟は
一人で実家を出た
親は庵に大学の費用全て
マンションの角部屋の一室と
それなりに生活できる
資金を与えてくれた
周囲から見れば、良い両親だと思われたが
しかし、悟の目に映る両親の姿は
周囲とまるっきり違う
これは、厄介払いであり手切れ金だと
その金と資産が無くなれば
お前はただの、無能でゴミなのだと
両親はそう言う風に示しているのだ
大学に通い、一年が経って
父と母どちらからもメールや電話ですら
一切の連絡も無いところを見ると
悟はそう思わざるおえなかった
今日も一日、暗い気持ちになりながら
自室の扉を開けるとそこは
マンションの共有通路だ
自分が外に出たと同時に
隣の部屋の扉が開く
靡く肩まで伸びた栗毛の髪と
160センチぐらいの身長
ブラジャーで抑えていても
抑えきれていない、揺れる豊満なバスト
モデルの様に、程よく引き締まったウエスト
毎日シェイプアップしているのか
均整の取れた、形の良い、桃の様なヒップ
少し幼さの残る様な小さな小鼻
色白の肌に、おっとりとした
切れ長のやや垂れ目の美人だ
隣に住む君島家の若奥様
君島綾香(きみしまあやか)である。
相変わらず綺麗だなと悟は心で呟く
近所でも評判の彼女は
悟の目に理想の奥様像として映った
こんな女性を妻に迎えるなんて羨ましい
もし自分も伴侶を得られるなら
出来ればこの綾香の様な清楚で美人な
女性が良いと、そんな風に思っていた
その後、部屋からは旦那も外へ出てきた
彼の名前は誠司(せいじ)
大企業でもある楠木製薬の
エリート重役らしく
結構帰りも遅いらしい
身長は170後半、短髪に四角い眼鏡と
如何にも真面目そうな出立ちである
そのスーツ姿がより一層引き立たせる
二人は結婚して二年経たない、まだまだ
新婚ほやほやと言ったところらしい
夫婦の年齢は誠司が37、綾香が22の
結構な年の差が有るが
近所の人から聴いた話では、二人はどうやら
お見合い結婚をして、誠司の職場が近いから
このマンションで同棲している様だ
稼ぎの良い旦那と美しく微笑む妻
悟以外の目にも理想の夫婦として
君島夫婦は輝いて映り込んだであろう
「君島さん、おはようございます」
「ああ、おはよう」
笑顔で挨拶をして、夫婦の側を通り抜ける
「…今日も帰りが遅くなるから」
「ええ、気を付けてね」
その様な当たり障りの無い
ごくごく普通のやり取りが耳に入った
悟はマンションを後にして
大学へと足を運ぶ
大学ではサークルには所属していない
悟はいわば分類としては
陰キャのグループに属すのだが
本人自身は、努力の甲斐もあり
勉強はそれなりに出来、スポーツは万能
しかし、それでも父母には見向きもされず
ランクとしてはそれなりの大学に
通ってはいるのだが、東雲家の
子供としては何か物足りないのか
優秀な兄二人の足跡を頑張って
追ってはいるものの、しかし、
どうしたことか、彼等との
その距離が遠い事を毎度思い知らされた
出来が違うとか、そう言う話じゃない
父さんと義母さんの目には俺が映っていない
彼は東雲の両親を好きになれなかった。
何より悟を産んだ後母親が亡くなってから
悟の父は数年置きに妻を変えていた。
それは、まるで父親が何かのゲームを
している様に思春期の悟の目に映った。
悟が講義を受ける時は決まって
必ず端の席を選ぶ、幼い頃から
人に囲まれているのが苦手なのだ
兄二人は悟と違って周囲の人に
囲まれて賞賛されていたが
それは、悟の目には「羨ましい」と思うより
兄二人は「大変なんだな」と思って
遠くから眺めていたのを今でも覚えている
人付き合いは嫌いと言うよりも
敢えて避けた、特に小中高と
同学年同士の家族の話なんかは
特に避けた、悟はその事について
一切話す事が出来なかったからだ
午前の講義が一通り終わり
昼になって友人二人を連れ学食へ向かう
何気ない話をしながら学食で腹を満たして いつもの様に午後の講義を終える
帰り道で少し腹が減った、どうせだから
何処かの店によって何か食べていこうか
そんな事を男三人で話しながら繁華街を歩く。軽くハンバーガーショップで
食事を終えると自宅マンションへの
帰路に着いた、此処からの距離は
三人の中で悟の家が一番近かった。
「えっ…あれっ…?」
悟は我が目を疑う光景を目の当たりにする
腕を組み仲良さそうに歩く男女の姿
男性の顔には見覚えがあった
君島誠司である、隣の女性は綾香ではない
悟には見覚えがない、知らない女性
─な…んで…あの人が…?
仲睦まじく、理想の夫婦であると
そう思っていた、それは悟や他の人間達の
理想としたかった思い込みだったのか
仲良く歩く二人は悟には気が付いていない
困惑する悟の耳にすれ違う二人の会話が聞こえた
「これから誠司と夜まで
ホテルでラブラブ出来るねっ♡」
「仕事早めに切り上げて正解だった
綾香には、今日は帰り遅くなるって
言ってあるし、これからじっくり
楽しめそうだ」
全てが幻想だった事を思い知らされ
一人呆然とする悟、彼には理解できなかった
「…大丈夫…?さっちゃん…?顔色悪いよ?」
青ざめ呆然とした悟の顔を
心配そうに友人の一人が覗き込んだ
「ああ、大丈夫…大丈夫だ…。」
思いもよらなかった状況に悟は苛立ちを覚え
ドス黒い感情が悟の中で蠢いていた
それから、談笑しながら歩いていると
いつの間にか、悟のマンションに辿り着く。
「さっちゃんまたね!」
子供の様に手を振って、悟は二人と別れた。
「二人とも気を付けてな。」
その時、悟はマンションの入り口で
綾香と鉢合わせた。
悟達がマンションにたどり着いた時
丁度、綾香が袋にまとめた家庭ゴミを
集積所に出しているところだった。
「あら?こんばんは、悟くん、さっきのは
お友達?」
「こんばんは綾香さん、ええ、大学の同級生です。」
「いいわね、青春してるわねー。」
悟は先程の誠司の姿を思い出していた。
そして、部屋へと戻る途中
綾香の姿を見ると、とてもラフで
歩く度に揺れる彼女の豊満な乳房は
先端がぷっくりと勃起し、透けて見えるのが
わかるほどだった。綾香は今、
下着を身に着けていないのだ
濃厚なフェロモンとでもいうのだろうか
綾香から香るメスの匂いは悟の肉竿を
強く硬くさせるには十分な匂いだった。
※
いつもの様に身支度を整えて
扉を開けて部屋の玄関を出ると
やはり同じ様なタイミングで
君島家の扉が開き綾香が部屋から出てきた
昨日と同じ様なラフな格好にも関わらず
とても綺麗だと悟は思う
乳房を揺らす綾香の全身は
心なしが汗ばんでいる様でいて
頬が紅潮している様に悟には見えた。
「…あら、悟くん、おはよう」
「おはようございます、綾香さん」
どうやら、今日の誠司は
急遽入った"出張"とやらで
昨日から帰っていない様だ
白々しいと悟は辟易していた
「…今日も講義、頑張ってね」
「…はい、行ってきます」
悟は綾香に微笑み答える
─出張とか言いながら、旦那は
別の女と何処かのホテルで
よろしくやってるって言うのに…
悟は思った、こんな美しく綺麗で
美味そうな女である綾香を
捨てて置くなんて勿体無い
ならば、旦那の居ない暇な時間には
是非ともセックスの相手をしてもらいたい
悟は悶々としながらそう思っていた
綾香の隣をいつも通り通り過ぎると
彼女から香る雌特有のフェロモンだろうか
誘う様な匂いを微かに嗅ぎながら
感情を押し殺して階段を降りた
正確には降りた様に見せただけである
「そろそろかな…?」
悟は綾香が部屋に入った事を
しっかり確認して、気配を消し
忍び足で角の部屋の中へと戻った
音を立てず、ゆっくりと
部屋の中で足音を立てずに
君島家の部屋がある方の壁に
悟が耳を傾けると綾香の切なく喘ぐ声が
隣の君島夫婦の部屋から聞こえる
「…あっ♡あっ♡…あんっ♡」
隣の部屋に誰も居ないと思って
実に楽しそうに事に及んでいる様だ
何より、綾香は、あえて悟の部屋
寄りに、出来るだけ近い場所で
自慰に及んでいる様だった
甘い喘ぎ声に加えて
だいぶ近い所に居るのか
彼女の声が良く聞こえてくる
「あっあっあっ♡悟くん…悟くん…♡」
「ふぐっ♡うぅっ♡…もう直ぐ…もう直ぐ…♡」
「んんっ!!きたっ♡気持ち良いのきたっ♡」
「あぁっ!!♡あああッ!!悟くんッッ!♡」
「はあっはぁっ……また、悟くんを
オカズにしちゃった…♡」
悟自身、満更、嫌と言うわけでもなかった
綾香の妖艶な喘ぎ声が聞こえて
荒く甘く息を荒げているのを
悟は耳にすると自然と肉竿が太く
硬くなるっていたのがわかった
事が終わり、着替えているのか
衣連れの音が響き渡る
「さて…そろそろ買い物にでも行こうかしら」
悟はチャンスだと思い、立ち上がる
衣服を着替える、心臓の脈を高鳴らせ
先程の綾香の自慰と妖艶な喘ぎを思い出して
肉竿をコレでもかと言う程に硬くさせていた
ごく自然体を装い、綾香が部屋の扉を
開けると同時に外へと出た
「…あ、こんにちは、綾香さん」
白々しく普段の様に平常心
微笑みながら綾香の顔を見る
「あ、あら悟くん…!こ、こんにちわ…」
「…実は…体調不良で…早退したんです」
「そう…なの…。」
悟は綾香がわかる様に
服越しで硬くなった肉竿を
彼女に見せびらかす様に
隠す事なく正面を向いた
「…えっ!!」
綾香は悟のズボン越しに
膨張した膨らみを見て
自身が先程まで慰めていた
秘部が疼くのを感じていた
悟は綾香が凝視する視線に
気が付かないフリをした。
「これから買い物ですか?」
「え、ええ…そうなの。」
「もしよれば、一緒に買い物行きませんか?荷物、持ちますよ?」
「…ええ、お願い…します。」
平常心を装う綾香だが、内心では
悟とのデートの様な今を喜んでいる様だった。
綾香を連れてドラッグストアに行き
悟は一直線に生理用品の所へと行く
隠す素振りもなく綾香に見せ付ける様にして
自分の肉竿に丁度良いサイズの
極薄のコンドームを手に取った。
すると、綾香の表情が変わる
もう既に、オスを求めるメスの顔である。
「…悟くん…それって…どうするの…?」
「…おや?…気になりますか?綾香さん。」
「…えっ!?…いえ…なんでも、ないわ…」
綾香は生唾をごくりと飲み込む
綾香の視線に合わせて悟は軽く笑って
それを、乱暴にカゴの中へと入れた
悟は硬直したままの綾香の耳元で囁く
「…今夜…綾香さんの、エッチな声を
また、俺に聞かせてよ、良いでしょ?」
「ッ…♡」
「綾香さんは、実はとってもエッチ
なんですよね?毎日部屋で
一人でおまんこ弄ってるんですよね?」
「…そ…そんな事っ…♡…う…うぅッ…♡」
悟は言葉でなじるだけで
今の綾香には一切、手を出さない
綾香は目的の買い物なんて
殆ど出来ていなかったが、頬を染め
軽く悶える様に、妖艶な呻き声を上げながら
嬉しそうに下腹部を押さえて
ふらふらとしながらゆっくり部屋へと
戻っていく、腰をくねらせ歩くと
綾香のカタチの良い尻が
とても艶やかに見えていた。
綾香は、自分に好意を持ってくれている
自分を雄としてエロい目で見てた
どんな形でも、自分を必要としていた
綾香の欲情する姿を見ていて
悟は何処か嬉しく思っていた。
その日の夜の壁越しで聞こえる
綾香の喘ぎ声は一層甘く、とても激しかった
綾香は悟に聞こえる様に喘ぎ声の中に
悟を誘う様に彼の名を混ぜて
切なく呼びかけていた。
「綾香のぐちょぐちょおまんこに
悟くんのおっきいおちんぽが欲しいよぉ♡」
悟は悶々として、綾香が自分で慰める
そんな痴態を想像しながら
自慰でもしようかとも思ったが
それは、今は我慢した、その時までに
貯めに貯めとこうと、今は我慢した。
22時を過ぎた頃に、綾香は満足したのか
それとも眠りに着いたのか部屋は静かになっていた。
誠司が部屋に帰ってきたのは
24時を過ぎた頃だ、今日も別な女と
よろしくやっていたんだろう
悟は反吐が出る様なそんな気分だった
寝ている綾香を見て言っているのか
微かに誠司の声を聞いた。
「…綾香さえ留守なら、家に連れ込んだ方が
コスパ良好なのだがな…」
それは恐らくは誠司の本心なのだろう。
悟は一人ほくそ笑んだ
いずれはその通りにしてやるよと
静かになって、夜は更けていく。
※
翌日、悟が大学へ向かおうと扉を開けると
君島夫婦が部屋の入り口で話していた
「…今日も帰りが遅くなるから、先に寝ててくれ。」
「…ええ、いってらっしゃい、アナタ…
あら、悟くん」
綾香は悟に気がつくと微笑み会釈をすると
それに気が付いた誠司も軽く会釈をした
「おはようございます」
「おはようございます、悟くん
じゃあ、行ってくるよ」
「気を付けてね」
側から見れば仲睦まじい夫婦
しかし実際には心が離れた
正に、仮面夫婦である誠司が去った後
悟は綾香の耳元で静かに甘く囁く
「…昨晩はとてもエッチでしたよ
今度は是非、オレの目の前で
綾香さんのオナニーを見せて下さいね」
「ッ…♡」
いずれ、そんな事よりも、もっともっと
綾香の事を滅茶苦茶にしてやりたいと
悟は心の中で呟いて微に笑う
「…それじゃ、またね、綾香さん。」
「…う…うん、気、を付けてね…悟…くん♡」
悟はその場を後にする
綾香は雌の色気を匂わす妖艶な表情と
潤んだ瞳で悟の背中を見つめていた
今すぐにでも抱きたい気持ちを押し殺して。
悟は一人、足早に目的地へと向かう
その先は大学ではなく
歓楽街にあるラブホテル街の一角だ
─近くの喫茶店で待つか…
マスクをつけ、帽子を深く被り
近くの喫茶店のテラス席で
誠司達が現れるのを待つ
カフェラテを啜りながら待つ事、数時間
─うん、予想通り、来たな…
誠司が女性と手を組んで
歩いている姿が見えた
前回と同じ女性で堂々と楽しそうにする姿
それに対して。呆れた様に溜め息をつく悟
─ここまでだと、その行動力に尊敬しちまうな…
悟はラブホテル街の街並みを
何枚か写真に撮る、最近の携帯端末は
とても画素が綺麗だ、そして
ムービーに切り替えて
誠司と隣の、不倫相手の女性が
はっきりと映る距離まで移動する
ズームをしながら、景色を撮る素振りで
彼等の楽しそうに歩く姿を映像に撮る
誠司も、不倫相手の女性も
全く悟の事には気が付いていない
そのまま、二人はホテルの中へと入ってゆく
─さて、この証拠を持って綾香の
元へと行こうか…果たしてどうなる事か
これから起こる事に
悟は胸の高鳴りを抑えられなかった
証拠の写真を撮った後、少しだけ
家電屋と電子機器の専門販売店を巡って
目的の物を仕入れると
悟は君島家のインターホンを押す
扉の奥からバタバタと慌てた様子の物音
インターホン越しで「どちら様ですか?」と
綾香に聞かれたので「東雲です」と
短く答えると、驚いた様子で綾香は
部屋の扉をゆっくり開けた。
「こんにちは」
「あの…?どうしたの?…悟くん?」
笑顔の悟に少し狼狽える綾香
肌は火照り、衣服と頭髪が多少乱れている
ブラジャーを付けるのを忘れている様で
重力に釣られて綾香の豊満な乳房は
乱暴に揺れ、着ていたシャツに
突起が浮いて見えていた。
どうやら、つい先程まで
日課の自慰が白熱していた模様だ
慌てて外に出てきて、可愛らしいと
悟は心の中で微笑む
「…綾香さんにちょっと
見ていただきたいものがあって…
緊急なので、このまま、俺の部屋に
来てもらっても良いですか?」
「…え?うん?良いわよ…?一体何かしら…?」
悟は部屋の一室に設置していたパソコンに
携帯端末を繋いで、先程撮ってきたばかりの
証拠映像を取り込み始める
数分の時間が経つと、画像ファイルと
映像データのアイコンが表示された
「…さて、綾香さん…心の準備はいい?」
「え、ええ…」
再生アプリを開き、動画ファイルを取り込む
すると、先程、悟が撮った誠司と見知らぬ
女性の仲の良さそうなツーショットが表示される…二人は楽しそうに会話をしながら歩き
そして、ラブホテルの中へと入っていった
「…街で偶然見かけて、驚いて
思わず撮ってしまいました…
気を悪くしたらごめんなさい。」
綾香は口を手で押さえ、感情の爆発を堪えている
それを見ている悟は、心の中でニヤけていた。
「…綾香さん…?大丈夫ですか?」
「…うそ…こんな…こんな事って…」
抑えていた感情が溢れ出して
綾香は大粒の涙をぼろぼろと溢した
悟は綾香の事を少し気の毒とは思うが
このまま何も知らずに夫婦を演じるより
綾香の為にはなるはずだと
悟は自身に都合の良い言葉で
言い聞かせていた、必要な事なのだと
そして、何よりも綾香を自分の女にする
為の彼女の身体を堪能する為の
その為の第一歩なのだから決して善良な
心からの行動ではなく、どす黒い下心が
悟の胸の中で蠢き、股間の竿を硬くさせる。
「私…あの人の為に…一生懸命…
頑張ってきたのに…それが…
それが全部…無駄だったの…?」
「…綾香さん。どうか落ち着いて…。」
しかし、心の中では綾香、自身も
既に誠司に対してそう言う感情は
持っていなかったのではないだろうか?
悟はそう思ったが、口には出さなかった
何より、先に不貞を行ったのは
紛れもなく誠司本人なのだから
「…綾香さん…大丈夫ですか?」
一言呟くと、その後、悟はただ黙って
綾香を抱き寄せた、頭を撫でながら
慰める様に優しく抱き締めた。
柔らかい肌の温もりが心地よく
この様に綾香を抱きしめられる
そんな夢にまで見た日が来る事が
悟はたまらなく嬉しく思っていた
「…綾香さん…俺なら、貴女を悲しませない
健気な貴女を自分で慰めさせるなんて、
その様な事、俺は、綾香さんに絶対させない」
「悟くん…」
頭を撫でて、胸で泣かせた
悟の衣服が湿っぽくなって
胸元が少し冷たいそれとは逆に
綾香の顔は物凄く熱く感じた
「俺の胸でさ、気が済むまで泣いてよ。」
「…悟…くん…」
潤んだ瞳と涙の跡が残る頬で
綾香は悟を見つめる、悟は静かに微笑む
彼女は悟の胸に抱かれてしばらくの間
声を上げて涙を流し続けた。
「ねえ、綾香さんを放ったらかしにする
奴にはお灸を据えてやろうよ。」
「…でも…どうするの?…悟くん…?」
頷いた綾香に、悟は予め用意しておいた
小型のカメラとモニターを取り出す
遠隔式の監視用のモニターだった
「取り敢えず、決定的な証拠を
抑えようか、それと
今からオレの言う事、実行して
それが出来たら、きっと上手くいくよ」
「…わかった…やってみるわ…」
「ふふ、一緒に頑張ろうか」
悟は綾香を抱きしめて
啜り泣く彼女の頭を優しく撫でる
落ち着くまで暫くの間、そうしていた
気持ちが落ち着いたのか
綾香は顔を上げて悟に微笑んだ
「…ねえ、悟くん、この間の、
悟くんの友達みたいにあなたの事
さっちゃんって呼んでも良い?」
「うん…良いよ」
「それじゃ…さっちゃん…二人で居る時は
私の事、綾香って呼んでね。」
「うん…綾香」
甘える様に言う綾香の表情が
とても可愛らしく思った
「ふふ…ねえ、さっちゃん…」
「何?綾香」
「キスして、とても…とっても濃厚なヤツ」
「喜んで」
悟は言われた通り綾香と唇を重ね
そのまま、口内に舌をねじ込んで
唾液と一緒に絡め合う
綾香の口内を味わう様に吸い上げながら
淫猥な水音を立てて、貪る様な濃厚な口付け
脳味噌が溶けて、今にも綾香を犯しそうな
欲望が煮えたぎる、それでも
悟は堪えた、今はまだ耐えた
「綾香、ここから先は、また今度…必ずね」
「はい…」
「約束、その時まで…我慢な、必ずしてあげるから。」
「うん…とっても…楽しみ♡」
お互いの小指を交差させて約束を交わす
その日はキスだけで我慢をしてもらった
正直なところ、今すぐにでも綾香を抱いて
その身体を堪能したいと思ったのは
事実だったが、何よりも綾香が
自分に抱かれて後悔しない状況を作り上げ
気兼ねなく綾香の美味そうな身体を
心ゆく迄、堪能したいと考えていた
悟は綾香に小型カメラを持たせて
一旦、部屋に帰らせる、
綾香は帰り際の玄関で妖艶に微笑む
「…さっちゃん。すぐにモニターを
付けてみてね、良いもの見せてあげるから
…この間のや・く・そ・く♡」
「…うん、楽しみにしてるよ」
悟は頬を染める綾香と再度、軽くキスをして
綾香は隣の部屋に帰って行った
綾香が部屋に帰ったすぐ後で
悟は言われた通りにモニターの電源を入れる
画面には君島家の寝室が映し出され
セミダブルサイズのベッドが二つ
隙間なく置かれているのが見えた。
綾香は寝室に小型の隠しカメラを
設置した様だった、そして、
悟がモニターを付けたすぐ後に
一糸纏わぬ裸の女性が
画面の中に映り込んだ
「…おぉ…早速…綾香は本当に綺麗な
身体をしてるな…」
全裸の綾香は乳首の勃起した豊満な乳房を
ブルンブルンと豪快に揺らしながらカメラへと近づいてきた、まるで悟を探している様に。
《さっちゃん見てるー?♡
私、これからさっちゃんの為に
一人エッチを始めたいと思いまーす♡
最後までちゃんと見てねー♡》
綾香カメラに対して話しかける様に言う。
モニターの映像で始まったのは
全裸の綾香が織りなす痴態
悟が隠しカメラで彼女の自慰を
見ている事を綾香は理解しているのか
まるで悟に見せつけるかの様に
秘部をカメラへと向けていた。
ベッドの上で蹲踞をする様に座り
両手の指で秘部を閉じたり開いたり
秘部全体を指で撫で回しながら準備が終わると。
《しっかり見て、後で感想聞かせてね、さっちゃん♡》
綾香の自慰のライブショーが始まった
悟が耳とモニターにイヤホンを取り付けると
たった今、隣の部屋で行われている
綾香の自慰の甘い喘ぎ声と
激しい水音が臨場感あふれる様に流れ響く
細指を使って秘部を擦り始めていた
《あっ♡あんっ♡あっ♡あっ♡
さっちゃん、私の大事な場所
ちゃんと見えてる?…さっちゃんを想うと
こんなにトロトロになっちゃうのぉ♡》
薄い茂みの桃色の秘部を惜しげもなく
指で開き、下品な水音を奏でながら
人差し指と中指でくちゅ♡くちゅ♡と
音を響かせて膣壺をかき混ぜている
カメラに向かって、大股になり
悟に見せつける様に秘部を大きく開き
膣壺の入り口を晒していた
物欲しそうに微動する、生々しく蠢く
綾香の、桃色の膣壺の入り口。
膣壺は蜜でキラキラとしていて
その光景を見ていた悟は心が躍った
《さっちゃん♡しっかり見えてるー?♡》
生々しく艶のある蜜液が
綾香の膣壺の入り口から
とめどなく溢れ、垂れ流れる
シーツにシミを作り、その場所だけ
色が変わってゆく、シミが広がる
甘く妖艶な綾香の喘ぎに答える様に
しっかり見てるよ、と悟は静かに呟く
綾香の妖艶なダンスに悟も
肉竿を硬くしていた
指先の動きが速くなり
水音のリズムも大きくなり、加速する
《イくぅッ♡綾香が…アクメを
キメる所を、しっかり見ててッ♡》
腰を上空に持ち上げて、身体を痙攣させる
しばらく痙攣した後、綾香の秘部から
透明な噴水が小刻みに起こった
《ん"んぁっ…♡あ"あぁぁ…♡》
獣の様な声を上げて悶絶する綾香
震えながら快感の余韻を満喫する
綾香の姿を見ながら肉竿を大きく脈動させる
悟は今。自慰をするのは
とても勿体無いとさえ思った。
綾香はとろとろになった顔で
ぐちゃぐちゃに濡れた膣壺の入口を
カメラに向かって見せつけていた。
《綾香の、ここは、さっちゃんの
おちんぽをいつでも欲しがっているからね…
いつでも…いつでも待ってるからね♡》
息を切らせながら、綾香はカメラの
電源を落とした。真っ暗になった画面を見て
悟は悶々としながら、ベッドの中に潜り込んだのだった。
※
君島家の玄関の前で
職場に行く誠司を見送る為に
パーカーにショートパンツと
ラフな格好で綾香は外へと出ていた
乳房を揺らす姿を見ても誠司は
綾香に一切手を出さないのか、と
悟は徹底された誠司の行動に
ある意味、感嘆としていた。
今、綾香が誠司に発言する会話の内容も
予め悟と決めていたものである。
「それじゃ、帰りは明日の夜になるから」
「ええ、今日は私も実家に用事があって
一週間ぐらい留守にするから、その間、よろしくね。」
紛れもなく嘘ではあるが、誠司は綾香を深く追及はしない、自分も追求されたくないからだろうか
「わかった、久しぶりの里帰りなのだから
ゆっくりしてくると良い」
綾香は微笑み、誠司の背中を見送る
それから少し経ってから
誠司の背中が見えなくなった所で
綾香は自室からキャリーバッグを
取ってくると外から部屋に鍵をかけ
そのまま、悟の部屋に入っていく
綾香が来るのを待っていた様に
悟の部屋の鍵は空いていた
カチャリと悟の部屋の扉の鍵が閉まる音が響く
「待ってたよ、綾香、何もないけど
ゆっくり寛いでて」
悟は軽くつまめるサンドウィッチの皿と
冷たい烏龍茶の入ったコップを
小さな丸テーブルに準備していて
部屋に来た綾香に振る舞った
綾香は直ぐに悟に抱き付いた
下着の無い、豊満な胸を押し付けて
悟の唇に挨拶とでも言う様にキスをする
「ありがとう、さっちゃん…誰かと
一緒に食事するの、凄い久々で嬉しいよ」
「それは何より、こんな軽食で良ければ
何時でも作ってあげるよ。」
「ふふ、ありがとうさっちゃん
今度は私が料理作ってあげるからね」
「楽しみにしてるからね」
まるで新婚夫婦の様な会話を交わす
悟は綾香と一緒に居るのがとても
自然に思えた、まるでずっと以前から
こうしている様な錯覚、とても落ち着く
穏やかな時間が過ぎて行く
今日はこのまま、何も無くても良いと
そう思っていた時の夕方前である
外で複数人の足音が聞こえた
恐らくは誠司が部屋に戻って来たのだ
─来た…この時を待ってたよ、誠司さん
しばらくすると、寝室に入って来た
二人ともバスローブ姿である
女性の顔には見覚えがある
「…やっぱ…この女性か…」
「さっちゃん?」
「あの動画の人だね…この女性」
「…そうね…あの女の人だね…」
悟がモニターを指差すと
そこに映っていたのは
誠司と談笑する女性
現実を実際に目の当たりにして
綾香は文字通りに言葉を失っていた
言葉が何も浮かんでこない所を見ると
これが頭が真っ白になると言う事だろうか
モニターの映像は止まる事を知らず
まるでアダルトビデオの導入部分の様に
誠司達二人を鮮明に映し出している
映像に映る男女の二人は
バスローブを脱ぎ捨てて
ベッドに潜り込む
誠司が女性の上に覆い被さる
唇を重ね、強く抱き合う
モゾモゾと数分蠢く肌色の塊
モニター越しに見る
婚約者と見知らぬ女性の交尾
悲しいと言うよりも
言葉を失い呆れた様な表情の綾香
「…誠司さん…」
「…綾香…」
乾いた微笑みを浮かべて頬には涙が流れた。
既に心の中で思っていた事があるのか
綾香は一つ一つ、静かに、穏やかに
悟に全てを教え、伝える様に言葉を紡ぐ
「私、家の都合で、お見合い結婚をしたの
誠司さんはその時に付き合っていた
女性が居てね私の親の命令で、
無理矢理、その人と別れされて
私と結婚する事になったの」
「…それと不倫が何か関係するの…?」
「楠木製薬で働く誠司さんは、私の親の
命令には逆らえなかった、何故なら
私が楠木グループの会長の孫で
楠木製薬社長の次女だから…」
綾香が社長令嬢である事にも驚いたが
悟はそこまでして綾香の親が
強引に結婚に踏み切ったその理由が
あまり理解出来ていなかった。
綾香の結婚はそんなにまで
急ぐ必要が有ったのだろうかと?
「兄様夫婦は子宝に恵まれなくて
後継者の問題で色々言われてしまったの
そして、私は最も優秀な社員と結婚して
子供を作れと、その様に言われ続けたわ」
「それじゃ…まるで…みんな…
家の道具じゃないか…」
「これは私の想像なのだけれど
誠司さんは私に指一本触れず
私を抱かない事で、自分の意思で正面から
楠木家の奴隷になる事を拒んだのだと思う
昔の恋人と関係を続けながら…ね」
誠司もある意味被害者なのだろうか?
しかし、行動は不誠実である事で
悟は心が少し苦しくなっていた
もっと良い方法は無かったのだろうか、と。
親に不必要とされ、そこら辺の石と
同じ様に無視され続ける悟と
親からは道具の様に必要とされる綾香
まるで対照的であるが、二人とも
結局のところ、人ではなく
ただの道具やモノとしての扱いだ
居た堪れなくなって、綾香を抱きしめる
傷の舐め合いでも上等じゃないか
自分を必要としてくれた綾香が
何より必要な存在なのだから
悟は綾香を抱擁して、同時に
己の荒んだ心も一緒に慰めていた
悟は心から誰かに必要と
されていたかったのだから
誰かに愛されたかったのだから
「…さっちゃん…」
「綾香、俺にどうして欲しい?
俺に何をして欲しい?教えてくれ、綾香」
「私ね、今まで男の人に身体を
抱かれた事ないんだよ…
誠司さんにも拒絶されて
胸とか、そう言うのがあっても
女性として、魅力無いんじゃないかって
今までそう思ってたんだよ」
「…綾香…綾香に魅力が無いわけがないよ
こんなにも、魅力的なんだから…。」
悟に抱かれる綾香は
一度胸に手を当てて口を結んで
一間置いて、涙を溢しながら
悟の胸に手を置いて
彼の鼓動を感じながら
涙で潤んだ瞳で見つめ
強く訴える様に、静かに
そして、芯のある力強さで言う
「さっちゃん…私とセックスしよ
ずっと願ってたの、さっちゃん…
私の初めての、男の人になって」
「…もちろん良いよ、喜んでなるよ
綾香の、初めての相手になれるなんて
俺はとっても嬉しい、色々あるけどさ
そんな事を忘れちまう位、沢山
沢山セックスしようよ
綾香の事、気持ち良くしてあげるから」
「…嬉しい…とっても、嬉しいよ」
悟はミュージックコンポの電源を入れ
やざと大音量でお気に入りの洋楽を流す
綾香は悟の行動に微笑みを浮かべた
そのすぐ後、隣の部屋で行われている
情事を映し録画するモニターの横で
悟は綾香と唇を重ねる
両手で綾香の涙を拭った後で
後ろから綾香を両手で抱き
しばらくの間、彼女の白肌から香る
爽やかな甘い匂いを嗅いでいた
首筋に口付けをし、舌を這わせながら
服の上からでも解る程の
綾香のシャツ越しの豊満な乳房を持ち上げる
優しく鷲掴みにすると悟の掌に
柔らかくて心地の良い感触が広がる
乳房の先端を人差し指で捏ねくり回して
イタズラする様に弾く
「あっ…あぁんっ♡…私のおっぱい…
直接触ってよ、そっちの方が良いでしょ?」
「うん、楽しみだよ…」
悟は綾香のシャツを脱がせ
自分も上半身の衣服を脱ぎ捨てると
再度、撫でる様に綾香の乳房に触れる
衣服も下着も纏わぬ、豊満な乳房は
餅の様に柔らかく悟の掌の中で自在に形を変えて
滲む汗もあってか、指の一本一本に貼り付く
「綾香の胸に、直接触れるなんて
夢でも見てるんじゃないかって思うよ」
「ふふ…これから、もっとすごい事
するんだから…でも…たくさん触ってね
さっちゃんに触られてると、気持ちいい♡」
「こんなのはどう?」
両手の指で、乳房の桃色の先端を摘むと
確かな硬さがある事がわかった
「あっんんっ♡さっちゃんの指…
とっても気持ちいい♡」
拒絶する事なく身体をこわばらせ
刺さる様な刺激が綾香の身体に快感を生んだ
下腹部をなぞる様に指で沿ってへそを辿り
綾香のショートパンツの中へ
右手を侵入させる、下腹部を進み
そのまま、了解を得る事もなく
綾香の下着の中へと進む
蒸れたサウナの様な感覚
綾香のソコは微かに汗ばむ
少し薄い茂みにを進み
柔らかく、滑りのある場所に辿り着く
指を這わせて、優しく撫でると
綾香は甘い声で喘ぐ
「はぁっ…んんっ…♡」
「痛くない?」
「うん…さっちゃんの指…気持ちいい♡」
唇を重ね、下を絡ませる
唇、頬、首筋、乳房、順に舌でなぞる
乳房の先端に吸い付くと
綾香は微かに笑う
「…まるで、おっきな赤ちゃんみたい
…さっちゃん、とっても可愛いよ♡」
子供の頃から両親に居ない者とされた
悟は、母親の温もりの記憶など
一切なかったが、綾香の子供に
なれたならさぞ幸せだろうと思う
綾香の秘部を丁寧に撫でながら
舌で転がしながら、味わう様に
綾香の乳房をしゃぶる
「…えっちな赤ちゃん…♡」
愛おしそうに見つめ、妖艶に微笑む綾香
悟はゆっくりと綾香のショートパンツと
真っ赤なレースの下着を、まるで
果実の薄皮でも剥くかの様に
ゆっくり、丁寧脱がすと
ハート柄に形が取られた
股間部の薄い茂みを見て
悟の胸は興奮と驚きで大きく脈を打つ
「綾香…これ…」
「似合う?さっちゃんに喜んで欲しくて…♡」
「とっても、可愛いよ」
「喜んでくれて、頑張った甲斐あったわ♡」
腹部、腰部、綾香の秘部へと向けてゆっくり輪郭をなぞる様に舌を這わせていく
声を我慢して身悶えする
綾香の甘い喘ぎと吐息が漏れる
「くすぐったくて、変な感じがする♡」
太腿から股間部、そして綾香の秘部へと
差し掛かる所で、大きく身体が反応する
悟の脳を刺激する綾香の雌の香りが
一段と強く感じられた
「そ…こ…」
映像の中で見た綾香の秘部
紅く充血した桃色の花弁が
自らの蜜で輝く様に濡れていた
悟は秘部の花の香りを嗅ぎながら
花弁を開くと、男を知らない
綾香の領域が、痙攣する様に
物欲しそうに微動している
「綺麗だよ、綾香」
「嬉しい…」
悟の舌先が花弁先端の果実に到達すると
綾香は強く身を捩らせた
小さな種の様なそれは微かな弾力を持ち
舌の中でコロコロと転がる
花弁と一緒にしゃぶり付けば
綾香の身体が大きく反応する
「気持ち良い?痛く無い?」
「とっても気持ちいいの♡」
啜る様に吸い付き、舌で詰りながら
果実に甘噛みする、柔らかい花弁から
蜜がとめどなく溢れ出して
綾香の秘部を味わう様に丹念に舐めとる
少し滑りの有る蜜は、唾液と絡まりながら
口内でさらりと溶けて、悟の口内には
仄かな塩味と微かな苦味が広がる
じゅるじゅると音を立てて
綾香の蜜を啜る、滑りの有る蜜は
徐々にさらりとした喉越しに変わる
「…さっちゃん…もう我慢できない」
「…俺も…こんなになっちゃって…」
服越しでも解るぐらい膨張した
悟の股間部を見て綾香は頬を染める
「とっても苦しそう…今、楽にしてあげるからね♡」
綾香は悟の上に乗り、白肌の桃と
色素の薄い皺の蕾、目の前には雌の匂いを
放ちながら蜜が滴る桃色の絶景、壮観
綾香は悟の下着毎、一気にズボンを
脱がすと、その勢いで彼の膨張した
肉竿が勢い良く綾香の目の前に飛び出した
むせる様な雄の匂いが綾香の鼻に付く。
「…すっご…こんな…おっきぃ…♡」
悟の肉竿を目の当たりにして見惚れている
誠司のモノですらマトモに見た事がない
綾香にとって、初めての事で有る所為で
何かを研究するかの様に興味津々である
匂いを嗅いでオスの香りを堪能する。
「それじゃ…いただきまぁす♡」
舌先から肉竿の先端に唾液を落とし
そのままゆっくりと咥え込む
唾液を絡ませて、舌を巻き付かせ
綾香は口内に包みこんだ肉竿を
優しく撫でる様に丁寧に愛おしそうに
しゃぶり、舐め回して味わう
「んむっ…大きくて顎が外れちゃいそう…♡」
綾香は悟の肉竿を懸命に頬張った
ジュルジュルと水音を立てて
肉竿を美味しそうに丹念に頬張る。
「綾香のココも、ちゃんとほぐさないとね」
悟は綾香の花弁の間の膣壺の入口に
人差し指と中指をゆっくり侵入させ
優しく、ほぐす様に膣壺の肉壁を
撫で、関節を巧みに曲げて蜜をかき混ぜる
途中、どことなく固さのある場所に
指が当たるとそれに反応するかの様に
柔尻の蕾はキュッと窄み
肉壺は悟の指を強く締め上げる
「はぁ…♡さっちゃんの指、とっても気持ちいい♡」
綾香ぎ頭部をゆっくり動かす度に
綾香の柔らかい唇が、悟の肉竿の雁首に
引っかかる、下唇の感触が心地良い
吸い上げながら動かされると
肉竿に走る快感で悟の体が痙攣する
「さっちゃん、気持ちいい?私、上手?♡」
「綾香…とっても…気持ちいい…
すぐに…あっ」
「さっちゃんのおちんぽ…凄いビクビクしてる…♡」
快楽の衝動が勢い良く立ち登る
肉竿の先端から漏れ出す、雄の粘液と風味
丹念に舐め取って味わう綾香
「綾香ごめん!出ちゃう!!」
すると、いきなりの事だった
「んぐっ?んむっぅ!?」
「あぁっ…出るッ!!」
綾香の咥え込んだ鈴口から
口内に向けて、肉竿から体液が放たれる
悟はどうにか堪えようとしたが
健闘も虚しく、無情にも中途半端な我慢では
肉竿から飛び出すのを止められなかった
「さっちゃんの赤ちゃんミルク…凄い濃くて美味しい味と、素敵な匂い…♡」
蒸れたオスの香りと独特の風味を持った
粘り気のある熱い子種で綾香の
口内は満たされていた
肉竿を吸い上げながら、味わう様にして
こくこくと飲み干すと肉竿の先端を
ちゅうちゅうと吸い上げていく。
「そんなに吸われたら…!」
「さっちゃんのイってる時の顔…
とっても可愛い♡」
悟の肉竿は力を失うどころか
先程よりも力強く硬くなっていた
肉竿から口を離し、微笑む綾香
「そろそろ…本番、したいな…♡」
綾香は柔尻をふりふりと悟を誘う様に振る
静かに立ち上がり、ベッドの上に寝っ転がると、綾香は悟を誘う様に脚を大きく開く
洋楽のロックミュージックが流れ続ける
悟はこの間、綾香と一緒に購入した
コンドームの箱を持って
ベッドに移動すると、箱の中から
袋の一枚を取り出して、縦に割く
薄さ0.01のポリウレタンの膜
馴染ませながら熱り立つ肉竿に装着すると
ピッタリと包み込んで
とても不思議な感覚だった
「おいで、さっちゃん♡」
綾香は悟を誘う様に手を伸ばす
「…綾香、痛かったら言ってね」
「うん」
被膜された肉竿を綾香の秘部にあてがうと
溢れ出る蜜液が音を立てた
馴染ませる様に、コーティングされた
肉竿で擦ると綾香は甘い声で囁く
「はやく…ちょうだい♡」
「…入れるね」
肉竿の先端をゆっくりと挿入していく
驚く程、スムーズに飲み込まれてゆく
体液こそ被膜で隔たるものの綾香の膣壺から
熱いくらいに暖かい温もりを肉竿で感じる
ゆっくり、ゆっくりと、綾香の身体を
気遣いながら、肉竿の皮膜に綾香の
トロトロの蜜を馴染ませながら進ませる
「これが…男の…さっちゃんの…」
蜜液溢れる膣壺は悟の肉竿を
完全に飲み込んで、膜越しにピッタリと
包み込んだ、初めての感触に驚いているのか
仕切り無しに綾香の膣壺は肉竿を
絞めるよう小刻みにに微動する
「全部…はいっ…た…なんだ、これ…」
「凄い…とっても大きくて…
綾香のお腹の中がいっぱいになってる…♡」
「綾香の中が…溶けそうなぐらいに、気持ち良い…」
完全に入り切った時、綾香の下腹部が
ぽっこりと小さく膨れているのが見えた
男を初めて知った綾香の膣壺は
悟の肉竿に大きく押し上げられて
ソレに合わせる様に形を変えていた
「綾香、痛く無い?」
「大丈夫、さっちゃんが好きな様に
沢山動いてね」
「痛かったら、すぐ言ってね」
奥まで差し込んだ肉竿を
引き抜く様に腰を後ろに引き
抜ける前に再度ゆっくりと差し込む
「あっ♡さっちゃんのおちんちん
出っ張りが擦れて、お腹の中、とっても
気持ちいいよ♡」
「綾香のナカ、熱くて、ゴムしてても
溶ける、とても気持ちいい」
腰をスライドするたびに、綾香の乳房が
円をかいて揺れる、ゆっくりの動作で
身体を慣れさせていく、被膜越しでも
分かるぐらい、綾香の膣壺からは
蜜液が溢れ出していて、肉竿の
往復運動が円滑に行われるのを
手助けしてくれていた
「早く動くよ…音楽、音大きくしたから
好きなだけ…声、我慢しないで良いよ」
「うん♡」
腰の往復運動が、徐々に速度を上げていく
結合部から絶え間なく聞こえる
水音はやがて大きくなり
肉竿が膣壺の最奥に辿り着くたびに
悟と綾香の肌がぶつかり、弾ける様な
軽快な音を柔肉が奏でる
往復運動に乳房が乱暴に踊り、軌道を描く
悟は綾香の身体を抱きながら腰を撃ち付ける
綾香の膣壺は悦ぶ様に
悟の肉竿を絞る様に程よく締め付けていた
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離れない様にしっかりと悟にしがみ付く
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上下で繋がる両方の結合部が
淫らな水音を奏でる二人の体温は上昇し
肌からは汗が滲み出ていた
「好き…さっちゃん大好き♡」
「オレも綾香が大好きだよ」
綾香の心情を頭で理解しながら
強く抱きしめながら、撃ち付ける
容赦ない撃ち付けに綾香は
身体を強張らせて、強く悟にしがみ付く
「イく…イっちゃう!!♡」
「まだまだ、綾香をイかせてあげるから!」
悟にしがみ付きながら
小刻みに身体を痙攣させて悶える綾香
繋がる唇から漏れる呼吸が荒くなる
膣壺は悲鳴を上げる様に肉竿を
強く締め上げるも
悟はそれでも止まることなく
往復運動を続けた
「もうッ、いっぱい、イってるのにぃ♡」
悟は綾香の唇を塞ぎ続け、言葉を紡がせない
快感に悶絶している状況を楽しみながら
綾香の膣壺を容赦なく突き続ける
悟は唇を離して、しがみ付く
綾香の耳元で囁く
「綾香の中にちんぽ出し入れすると
とっても、気持ちいいよ、綾香…」
「また…また…イっ、ちゃうよぉ♡」
悟の肉竿にも限界が近付いてきた
快感の解放に向けて
容赦なく行われる往復運動
綾香の顔は何度かの絶頂の悦びで
既に蕩けていて、悟にされるがままだった
「綾香、出る、出すよ!」
「はひぃ♡わらひも…イッ…ぐうっ…ぅ♡」
肉竿が大きく、小刻みに脈動し
子種が吐き出される
被膜がそれを受け止め、徐々に膨らんでゆく
綾香は全身を大きく震わせながら
言葉にもならない声で歓声を上げていた
「私の中で、膨らんでる…♡」
身体は震えていても、悟を離すまいと
手足の力は変わらず強いままだ
「…綾香、とっても気持ちよかったよ…」
「わ…私も…男の人のおちんぽ、
初めてなのに…何度も…
さっちゃんに…イかされちゃった」
蕩けた顔で微笑む綾香が
愛おしくなって
悟は優しく口付けをする
綾香の中からまだ硬い肉竿を引き抜くと
膣壺にコンドームがそのまま残って
引っこ抜けてしまった。抜けた所から
大量の白濁液が流れ出す。
「凄い、出たね…こんなの、生で出されたら…一発妊娠しちゃうかも…♡」
「そのうち、孕ませてあげるから
…覚悟してね?」
「はい…♡楽しみ…♡」
悟の部屋のゴミ箱が多量のティッシュと
使い終わったコンドームで山盛りに
なったのは、夕方過ぎた頃だった
汗と体液塗れの二人は疲れ果て
まるで恋人同士の様に抱き合って
ベッドでぐっすりと眠りについていた
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