平々凡々

るい

文字の大きさ
上 下
23 / 81

大きな壁にぶち当たった主人の話。

しおりを挟む
こんにちは。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
 
今回は転職した主人の話です。
 
単純にいうと、めっちゃ苦労しています。
 
 
はっきりと言えば、これは予測済みなことだったので、嫁として特に驚いてはいません。
 
大手企業に転職が決まった時点で、彼が苦労することは目に見えていました。
ただ、主人のことだからなんとか努力して乗り切るであろうということもわかっていたので、まあいいかとは思っていたのです。
 
主人は母子家庭で学生の頃からバイトに明け暮れていて「即お金になる仕事」をメインにしていました。
前に勤めていたブラック企業では、戦力として働いていましたし、彼がいなくなったことで仕事が回らなくなったりが起きていると聞き及んでいるので、有能ではあります。
 
ワンマン的に取り仕切っていたんですね~。
そして、会社も他の従業員も彼に甘えていたんですよ。
 
ただ、大手企業の中で働くには、それではうまくいきません。
なぜなら、自分以外の人間も当たり前のように仕事ができるし、責任を持ってやっているし、適当なことをしないからです。
むしろ、主人なんてずぶの素人だし、かなり劣っています。

思考力などの点で劣っていることは、私も理解していたのです。
はっきりと言えば、視野が狭いし、思考の幅も狭いです。
 
まあ、幼少期から苦労してきて突っ走るしかない人生だったので、そこは仕方ないかなとは思っています。
 
大手企業に就職が決まったときに予測した通り、彼は大きな壁にぶち当たっているのです。

私にとっては予測の範疇だし、これによって彼が成長しれくれればいいと考えていたので、彼に必要な書籍類を私の本棚のわかりやすいところに並べておきました。
 
思考術とか本ですね~。
 
こちらから言ったところで意味がないので待っていたところ「これ、借りていい?」と言ってきたので「罠にかかったな」という気持ちです。
 
今までも、色々相談には乗ってきましたし、彼も努力していたの見ていますが、私としては「本を読む気になったのか」と喜んでおります。
 
結局のところ、思考を拡げるには「紙の本」しかないと考えています。
電子書籍とかネット記事だと、なんか違うというのが私の考えです。
 
私はちょこちょこ合いの手を入れながら見守ってケツを蹴っ飛ばしていく所存です。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

平々凡々。2022.4

るい
エッセイ・ノンフィクション
日々、感じたこと、思ったこと、 考えたことを綴っています。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

平々凡々。2022.5

るい
エッセイ・ノンフィクション
日常エッセイです。   日々、思ったこと考えたことを綴っています。

島猫たちのエピソード2025

BIRD
エッセイ・ノンフィクション
「Cat nursery Larimar 」は、ひとりでは生きられない仔猫を預かり、保護者&お世話ボランティア達が協力して育てて里親の元へ送り出す「仔猫の保育所」です。 石垣島は野良猫がとても多い島。 2021年2月22日に設立した保護団体【Cat nursery Larimar(通称ラリマー)】は、自宅では出来ない保護活動を、施設にスペースを借りて頑張るボランティアの集まりです。 「保護して下さい」と言うだけなら、誰にでも出来ます。 でもそれは丸投げで、猫のために何かした内には入りません。 もっと踏み込んで、その猫の医療費やゴハン代などを負担出来る人、譲渡会を手伝える人からの依頼のみ受け付けています。 本作は、ラリマーの保護活動や、石垣島の猫ボランティアについて書いた作品です。 スコア収益は、保護猫たちのゴハンやオヤツの購入に使っています。

一行日記 2025年3月

犬束
エッセイ・ノンフィクション
・新人賞用の小説の執筆。 ・『失われた時を求めて』を読む。 ・一日一行でも、美しい事柄について書く、仕合せな気分になるように。

男女について考える(ほとんど憶測と偏見とヒステリー)

月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
 私は生物学も心理学も学んでいない、ただの学のない女だ。ついでに恋愛経験もない、さらには友達もいない。告白されたこともないし当然したこともない。そんなわけでこの連載は、浅い知識と経験から「なんとなく思ったこと」を感情的に書き連ねるだけのものになる。読んでも何の学びもなく、不快になるだけなのでご注意を。(※LGBTQについては分からないので、基本的に古い価値観オンリーで書きます。)

そんじょそこいらのたぬ記

月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
雑記(?)です。おまけに過去のマンガも載せていきます。

処理中です...