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奴隷だったお兄さんは②
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Side 奴隷お兄さん
あの男達に奴隷として飼われていた間、何を食べていたか覚えていない…違う、思い出したくないんだ…犬のように這いつくばって精液濡れの残飯を食わされていた事を…
知らない耳の尖った男に飲まされた何かは甘くて喉を通り胃に落ちる頃には幸せと何故か感じてしまうよくわからない物だった
でも、久々に美味しいと思える物を衰弱したおれの身体は無意識に欲してしまう
舌を伸ばしもっと欲しいと強請ると、褒めてくれるように舌で口内を愛撫されながら…おれが満足するまで甘い何かを飲ませてくれた
お腹が温かい…何故だろう全身を襲っていた痛みが…怪しい液体で燻っていた痒みが薄れていくのを感じる…痛みすらも感じないほどおれはもう駄目なのか、それとも…?
『可哀想に…大丈夫かい?………こんなに酷いことを人間はするんだね…』
耳の尖った男の唇がおれから離れて行く、そしてまた色々な体液でカピカピの決してきれいとは言えない頭を撫で、人間は酷いと言う
どうして人間って言い方なんだ…?けど、そんな疑問を浮かばせ考えるよりも、与えられる優しさがどうしようもなく嬉しくて…優しい温もりに飢えていたおれは知らない男に甘えたい、それだけが気持ちを占領していた
暫く撫でられ、その心地よさがもっと欲しい…擦り寄るように頭を動かす、動かない身体を駆使するのは辛いが頭を頬をもっと撫でて欲しかった
そんなおれの姿に耳の尖った男は終始優しい顔で微笑み、こんな事を言ってきた
『人間くん、こんなに弱ってるのに甘えてくれるんだね可愛い………僕に撫でられるの好き…?
すぐ頷いてくれるんだ…ほんと可愛い♡
ねぇ、もっと甘やかしてあげたい……人間くんの全身に触れて可愛がってもいい?』
甘やかして貰えるの好きだ…痛みも気持ち悪さも苦痛も無い、元の生活に戻れたわけじゃないのにあの地獄を忘れられる…そんな気持ちに、この耳の尖った男に触れてもらえるとなれるんだ…
撫でられるの好きか、好きに決まってる…甘えた分だけ甘やかしてくれそうな優しさが嬉しい…
そんなこの耳の尖った男がおれの、あの男達のせいで汚れまくって殴られて蹴られた汚い身体に触れたい…?全身に触れて甘やかして、可愛がってくれる…?
それが本心から言ってることを直ぐに理解した、既にこの男は汚れたおれの頭を撫で何を咥えてきたかもわからない口にキスまでしてる…断る方がおかしい提案だった
甘やかして欲しい………飢えて飢えてしょうがない優しさが欲しい…しっかりと耳の尖った男の目を見て、おれは頷いた…よく見るとこの男の目は何処となく猫の様な変な瞳孔の形をしている…
望んだ返答が来たからだろう、おれに対して一際優しく微笑んでまたキスをしてくれた
見た目では何処にそんな力があるのかわからないものだ…なんでもない事のように男のおれを窮屈な箱から出し、ボロボロの全身が痛まないように、耳の尖った男に背を預けるように抱きかかえられた
自分の身体を客観的に見れるようになってしまい、尿道と尻に入れられたままの卑猥な玩具も、殴られて蹴られ過ぎてどす黒く染まった全身まで見えてしまい急に恐怖がこみ上げる…
全身を可愛がる、それはあの男達と一緒の意味だったら…もし、そうだったら………
カチカチと歯が鳴り、与えられる苦痛を、屈辱を一度考えてしまったら止まらない………恐怖で全身が震えてしまった……
じょろ………じょぼぼぼ…………………
拡張され卑猥な玩具をねじ込まれた尿道から、玩具の隙間を縫って恐怖の余り垂れ流してしまったのはおしっこだ…勝手に垂れ流す事は許されてない、失禁はお仕置きで電流………電流だ…………
「ぁ゙、ぁ゙、ぁ゙っ……でぢゃう………ひぃ…………っ、ご、ごめんなざい、ごめんなざい、ごめんなざい…………おもらじごめんなざい………いだいのやだ、やだ……電気いやでず、ごめんなざいっ…………おれのじりごわじでいいです、ちんごに電気やだ…やだぁ………」
ガグガクと全身が震える
これまでされてきた事を思い出し声なんて出せないほど壊れかけていた筈なのにおれは泣きながら謝っていた
それほどに失禁した罰で男の急所に容赦なく電流を流される激痛はトラウマだった…また急所に、また電流を流される…雄としての機能を奪い去るような拷問…怖い、怖い……こわい………………
『大丈夫…??人間くん、落ち着いて、ねぇ?僕が酷いことをしたいように見える…?ちゃんと僕を見て……………
可愛くおもらししてる人間くんを僕が苛めると思うかい…?
キミにそんな事をした奴と一緒にされるのは悲しい………僕は、こんなに可愛くおもらしできていい子って褒めてあげたい…ほら、深呼吸してみよう?僕に集中して…ね?』
失禁した罰じゃない…されたのは激痛じゃなくて顔を上に向かされて耳の尖った男と目をわせる事だった…おもらしした悪い奴隷のおれを優しい瞳で見てくる…痛みを想像して溢れた涙を拭って、唇を舐めてあやしてくれるのは…あの、おれを買った男達じゃない………
壊されて閉じることを忘れた尿道に刺さったままの、おしっこに濡れた玩具を躊躇なく摘みゆっくりと引き抜いていく
粘膜をこ削がれて急所を壊される恐怖に怯えるが、激しく抜き差しするあの男達と違ってただ抜くだけ…頭を撫でながらゆっくり抜いてくれる…
3本の卑猥な玩具を尿道から取り除かれ、支えを失ったおれのペニスはくたりと萎えてしまっているが、耳の尖った男はぱっくりと開いたままの尿道が見えるように萎えたペニスを掴み開いてきた
「ひっ……おれのぢんぢん………もう、こわれてるがら………うぅ………いだいこど………しないで………」
『痛いことなんて絶対しないよ…怯えないで…裂けずにあんなに酷い玩具をちゃんと受け入れてたキミのおしっこの穴、粘膜まで見えて可愛いなぁって………♡
ねぇ、僕の指入れていい…?人間くんの健気で可愛いおしっこの穴、ちゅぽちゅぽって中から褒めてあげたい』
ぱっくりと痛々しく開いた尿道口に玩具3本よりは細い男の指が当てられ、すりすりと入口を擽られる…痛い事されない?本当に……?
褒めてくれる…あの男達から受けた屈辱を耐え抜いてきた事を褒めてくれる…………?
すりすりと穴を優しく擽られていたペニスから、たらりと先走りが溢れ、男の指濡らす…
おれの尿道は、身体はこの男からの誘いを嫌がって無いんだ………
慈しむような、愛おしい存在を見るような優しい顔でおれの唇を舐め、啄みながら耳の尖った男は、おれの返答を待っている…この男に触れられている部分がむず痒く感じるのはどうしてなんだろう…
本当は怖い事なのに、嫌じゃないと認めるのが少し、怖かっただけなのかもしれない…
「い、入れて……ください………おれの事、褒めて…甘やかして…………♡」
あの男達に奴隷として飼われていた間、何を食べていたか覚えていない…違う、思い出したくないんだ…犬のように這いつくばって精液濡れの残飯を食わされていた事を…
知らない耳の尖った男に飲まされた何かは甘くて喉を通り胃に落ちる頃には幸せと何故か感じてしまうよくわからない物だった
でも、久々に美味しいと思える物を衰弱したおれの身体は無意識に欲してしまう
舌を伸ばしもっと欲しいと強請ると、褒めてくれるように舌で口内を愛撫されながら…おれが満足するまで甘い何かを飲ませてくれた
お腹が温かい…何故だろう全身を襲っていた痛みが…怪しい液体で燻っていた痒みが薄れていくのを感じる…痛みすらも感じないほどおれはもう駄目なのか、それとも…?
『可哀想に…大丈夫かい?………こんなに酷いことを人間はするんだね…』
耳の尖った男の唇がおれから離れて行く、そしてまた色々な体液でカピカピの決してきれいとは言えない頭を撫で、人間は酷いと言う
どうして人間って言い方なんだ…?けど、そんな疑問を浮かばせ考えるよりも、与えられる優しさがどうしようもなく嬉しくて…優しい温もりに飢えていたおれは知らない男に甘えたい、それだけが気持ちを占領していた
暫く撫でられ、その心地よさがもっと欲しい…擦り寄るように頭を動かす、動かない身体を駆使するのは辛いが頭を頬をもっと撫でて欲しかった
そんなおれの姿に耳の尖った男は終始優しい顔で微笑み、こんな事を言ってきた
『人間くん、こんなに弱ってるのに甘えてくれるんだね可愛い………僕に撫でられるの好き…?
すぐ頷いてくれるんだ…ほんと可愛い♡
ねぇ、もっと甘やかしてあげたい……人間くんの全身に触れて可愛がってもいい?』
甘やかして貰えるの好きだ…痛みも気持ち悪さも苦痛も無い、元の生活に戻れたわけじゃないのにあの地獄を忘れられる…そんな気持ちに、この耳の尖った男に触れてもらえるとなれるんだ…
撫でられるの好きか、好きに決まってる…甘えた分だけ甘やかしてくれそうな優しさが嬉しい…
そんなこの耳の尖った男がおれの、あの男達のせいで汚れまくって殴られて蹴られた汚い身体に触れたい…?全身に触れて甘やかして、可愛がってくれる…?
それが本心から言ってることを直ぐに理解した、既にこの男は汚れたおれの頭を撫で何を咥えてきたかもわからない口にキスまでしてる…断る方がおかしい提案だった
甘やかして欲しい………飢えて飢えてしょうがない優しさが欲しい…しっかりと耳の尖った男の目を見て、おれは頷いた…よく見るとこの男の目は何処となく猫の様な変な瞳孔の形をしている…
望んだ返答が来たからだろう、おれに対して一際優しく微笑んでまたキスをしてくれた
見た目では何処にそんな力があるのかわからないものだ…なんでもない事のように男のおれを窮屈な箱から出し、ボロボロの全身が痛まないように、耳の尖った男に背を預けるように抱きかかえられた
自分の身体を客観的に見れるようになってしまい、尿道と尻に入れられたままの卑猥な玩具も、殴られて蹴られ過ぎてどす黒く染まった全身まで見えてしまい急に恐怖がこみ上げる…
全身を可愛がる、それはあの男達と一緒の意味だったら…もし、そうだったら………
カチカチと歯が鳴り、与えられる苦痛を、屈辱を一度考えてしまったら止まらない………恐怖で全身が震えてしまった……
じょろ………じょぼぼぼ…………………
拡張され卑猥な玩具をねじ込まれた尿道から、玩具の隙間を縫って恐怖の余り垂れ流してしまったのはおしっこだ…勝手に垂れ流す事は許されてない、失禁はお仕置きで電流………電流だ…………
「ぁ゙、ぁ゙、ぁ゙っ……でぢゃう………ひぃ…………っ、ご、ごめんなざい、ごめんなざい、ごめんなざい…………おもらじごめんなざい………いだいのやだ、やだ……電気いやでず、ごめんなざいっ…………おれのじりごわじでいいです、ちんごに電気やだ…やだぁ………」
ガグガクと全身が震える
これまでされてきた事を思い出し声なんて出せないほど壊れかけていた筈なのにおれは泣きながら謝っていた
それほどに失禁した罰で男の急所に容赦なく電流を流される激痛はトラウマだった…また急所に、また電流を流される…雄としての機能を奪い去るような拷問…怖い、怖い……こわい………………
『大丈夫…??人間くん、落ち着いて、ねぇ?僕が酷いことをしたいように見える…?ちゃんと僕を見て……………
可愛くおもらししてる人間くんを僕が苛めると思うかい…?
キミにそんな事をした奴と一緒にされるのは悲しい………僕は、こんなに可愛くおもらしできていい子って褒めてあげたい…ほら、深呼吸してみよう?僕に集中して…ね?』
失禁した罰じゃない…されたのは激痛じゃなくて顔を上に向かされて耳の尖った男と目をわせる事だった…おもらしした悪い奴隷のおれを優しい瞳で見てくる…痛みを想像して溢れた涙を拭って、唇を舐めてあやしてくれるのは…あの、おれを買った男達じゃない………
壊されて閉じることを忘れた尿道に刺さったままの、おしっこに濡れた玩具を躊躇なく摘みゆっくりと引き抜いていく
粘膜をこ削がれて急所を壊される恐怖に怯えるが、激しく抜き差しするあの男達と違ってただ抜くだけ…頭を撫でながらゆっくり抜いてくれる…
3本の卑猥な玩具を尿道から取り除かれ、支えを失ったおれのペニスはくたりと萎えてしまっているが、耳の尖った男はぱっくりと開いたままの尿道が見えるように萎えたペニスを掴み開いてきた
「ひっ……おれのぢんぢん………もう、こわれてるがら………うぅ………いだいこど………しないで………」
『痛いことなんて絶対しないよ…怯えないで…裂けずにあんなに酷い玩具をちゃんと受け入れてたキミのおしっこの穴、粘膜まで見えて可愛いなぁって………♡
ねぇ、僕の指入れていい…?人間くんの健気で可愛いおしっこの穴、ちゅぽちゅぽって中から褒めてあげたい』
ぱっくりと痛々しく開いた尿道口に玩具3本よりは細い男の指が当てられ、すりすりと入口を擽られる…痛い事されない?本当に……?
褒めてくれる…あの男達から受けた屈辱を耐え抜いてきた事を褒めてくれる…………?
すりすりと穴を優しく擽られていたペニスから、たらりと先走りが溢れ、男の指濡らす…
おれの尿道は、身体はこの男からの誘いを嫌がって無いんだ………
慈しむような、愛おしい存在を見るような優しい顔でおれの唇を舐め、啄みながら耳の尖った男は、おれの返答を待っている…この男に触れられている部分がむず痒く感じるのはどうしてなんだろう…
本当は怖い事なのに、嫌じゃないと認めるのが少し、怖かっただけなのかもしれない…
「い、入れて……ください………おれの事、褒めて…甘やかして…………♡」
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