人外専用カフェでテイクアウトされる彼らは

たなぱ

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救われた者と愚か者の末路①

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人外が住む膜を全いだ裏の世界にもしっかり季節や天気があり今日は快晴だ
そして私の経営するカフェの定休日でもある
週2日必ず休もうと定休日がカフェには存在する
私のかわいい番である、彼からの案だ

理由は私と気絶・失神・連続絶頂♡耐久セックスを週に一度は必ずしたいから…だからこそ週休2日でそこを定休日にしたいらしい、私の番はなんと可愛いのだろう
毎回泣きじゃくりながらもっとと私の触手に甘え、イきまくる彼を堪能するのは至福の時間だ
昨日の朝からつい先程まで、今回も丸一日抱き潰してしまった…今は普通に寝かせてあげている最中だ

彼が休んでいる間、ただ過ごすのも勿体ない、明日から夏の新メニュー期間もある、食材の方の仕入れをしておこう…そう思い奇声が木霊する人外が運営する牧場へやってきたのだ


ここは牛や羊、馬など、人間の世界で牧場に居そうな因子を持つ人外が運営する牧場
人の世界を真似て色々楽しむのも我々の習性だ
ここでは新鮮なミルクやチーズなど乳製品、羊毛を扱う、そこそこ規模の大きな牧場
広い放牧地には従業員と思われる牛の獣人達が日向ぼっこをしている
今回の目的は乳製品、特にチーズを購入したい
最近リピーターが増え、料理の注文も多いため、カフェのデザートやオムレツ等に頻繁に使用させて貰っているがとても品質がいいのだ、この牧場は


受付してくれそうな従業員はいないかとウロウロしていると声を掛けられた
『店長さん、こんにちは、仕入れですか?』
見覚えのある、馬の獣人…浅黒い肌、たてがみのような髪の彼に挨拶されふと記憶を思い出す、彼は確か先週うちのカフェを利用して従業員を持ち帰った方だ


『こんにちは、明日からの新メニュー用にチーズを仕入れに来たのです…それと先日は当店をご利用ありがとうございました、あの従業員とはそれから如何ですか?』


お客様への礼と、カフェの従業員の安否を一応心配するのも私の仕事だ、まぁ心配しなくても確実に幸せになっているだろうが…
馬の獣人の彼は恥ずかしそうに笑う、見ていてこちらも幸せになる笑顔で


『素敵なお店を利用できてよかったです…シロ…あの従業員の子があまりにも可愛いので…ちょっと張り切り過ぎまして…………
今、お腹に子がいるんです…彼はすごく元気ですよ!
ただ、我々魔馬の子を孕むと乳の出が良すぎて胸が腫れてしまうので、牧場の仕事を手伝ってくれています、そうだ、会っていかれますか?商品が準備できるまでの間』


彼は馬ではなかった…魔馬だったのか
馬よりも愛情深い魔馬の彼なら安心だ
せっかくなので元従業員がお仕事を頑張る姿も見ていこう
頷く私に魔馬の彼はこちらですと嬉しそうだ




彼に着いて歩くとふと昔の記憶を思い出す…
そういえばこの牧場は……………







魔馬の彼に連れられ、牧場を移動する
大きな牛舎へ付き、扉を開くと中からは外で微かに響いていた奇声が響く場所もあるが、基本は魔牛やミノタウロス系の人外の皆さんが働く場所がみえる

人間が考える牛舎と違い、乳牛という家畜などではなく全員従業員だ、リラックスした各々の姿で自慢の胸に搾乳器を自身で押し当てて各々商品をタンクへ補充している、本を読んだり、筋トレをしたり…乳製品の原材料を提供する仕事ではそれ以外自由な職場らしい、魔馬の彼に案内され、軽く挨拶を済ませ牛舎の奥へ進む
時々耳障りな音が聞こえるのは気のせいだろう…


牛舎スペースの奥、もう一枚扉を隔てた先には保育ルームの様な場所があった
幼い人外の子たち奥の方にいるようだ、見る感じ、将来の乳牛従業員候補や通いの職員の子を預かる託児所だろうか
魔馬の彼は子達がいるスペースへ向かう、着いていく、ここは全体的にふかふかのカーペットが敷かれ、転んでも大丈夫なようになっている、子に優しいのはいいことだ
部屋の奥に子達はおり、そこに元従業員もいた
備え付けのソファにもたれ掛かるように座り、横には蛇口が付いた大きめのタンクがある、そして元従業員は子達に見られながら喘いでいた


「あっ♡♡あんんっ♡まってね、…………はぅん♡♡♡、みんな順番ね?ん゙っ、また僕のおっぱい絞るから♡いい子で待っててね…♡はっ、…はぁ…ひっ、ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ーーーーーー♡♡乳首とちんちんギュポギュポぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙♡♡ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙っーーー♡♡♡おっぱい♡♡でりゅう♡ミルクでちゃう♡♡♡♡♡ィ゙ぐーーーッッッッ♡♡♡」


両乳首とペニスに自分でスイッチを入れるタイプの搾乳器を着け喘ぐ元従業員、大量のミルクがタンクに溜まっていくのが見える
幼く可愛い人外の幼児達の子守と、食事かおやつか、ミルクを提供しているのか

ビクビクと身体を震えさせながら搾乳器で乳と精液を搾られる元従業員、幼児達はちゃんと座って待っているようだ…
タンクいっぱいに溜まると自動で止まる搾乳器、ソファで四肢を投げ出し喘ぐ元従業員へ幼児達がお兄ちゃんありがとうとお礼を言ってタンクの下に取り付けてある蛇口から各々ミルクをコップに注ぎ飲んでいるようだった、礼儀正しい子供達だ


搾乳が終わりぐったりとする元従業員へ魔馬の彼が近づく

『シロ、今戻ったよ?お仕事ご苦労様♡子供達みんなシロが相手だとすごくいい子になるってみんな喜んでいたよ♡あ、偶然会ってね、店長さん連れてきたよ?ご挨拶する?』

魔馬の彼が元従業員の子を抱き上げ自らの膝の上に座らせる、頭をなでられキスをされ、落ち着いてきたのか、ビクビクと快楽に震えていた瞳に光が宿り状況を理解したようだ


「あっ♡♡♡おかえりなしゃい♡♡♡みんないい子にしてたよ…♡僕のミルクみんな飲みたいって言うから、一杯絞ってあげてたの♡店長さん…?店長さん!♡お久しぶりです、んんっ♡
お礼ずっと言いたかったから、会えて嬉しい…!店長さんありがとうございます♡僕、彼に愛されて凄く幸せになんです」


私に気づき、お礼を言いつつ、お腹を擦り甘イキする元従業員は、本当に幸せそうで私は安心した
確か…子供が好きで保育士をしたいたが、狂った児童の親御に園児に対して犯してもない罪を捏造され社会的に死んだ人間…それが彼だ
託児所の幼児達にも好かれ、伴侶に愛されて自らも子を産む…素晴らしい幸せの連鎖だ、彼をカフェの従業員にしてよかったと心から思う

甘イきを繰り返す元従業員は、魔馬の彼に搾乳器を片方外され乳を吸われながら褒められている
確かに彼のような素敵な保育士なら子は素直になってくれるだろう
愛する人外の彼に乳を吸われ喘ぐ姿はこちらまで幸せになる、見に来てよかったと思う
感動的だというシチュエーションだ





「ん゙っぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ーーーーー!!!!ん゙っん゙っぉ゙ぉ゙、ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
「んごっ♡♡♡♡ィ゙やだぁああ♡♡♡いぎゅ♡♡♡ぉ゙ぉ゙ぉ゙、ぉ゙、ぉ゙っ♡♡♡♡ひぎぃーーー!!!」



感動の幸福シーンを台無しにする汚い声が聞こえてきた…なんて下品な喘ぎなのだろう
………………ああ…思い出した…この牧場は私の大切な彼を辱め壊そうとした愚か者を飛ばした先だ
記憶から定期的に抹消してしまう苦い思い出、愚か者の記憶など覚えてはいられない
私の冷たい目に気づいたのか魔馬の彼はこちらを見る



『以前、店長さんが人間以下の存在だと送ってきた彼等も元気に家畜してますけど、見ていきますか?』



見るなら元従業員と魔馬の彼との幸せな行為を
の方が心が弾む…しかし、この牧場に彼等を押し付けたのも事実だ…






ご迷惑をかけているかもしれない、ちゃんと見ていくことにしよう………







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