人外専用カフェでテイクアウトされる彼らは

店長と貪欲お兄さんは②

人間が住む世界と我々人ではない何か、俗に言う人外の住む世界は表裏一体だ、薄い膜を隔ててすぐそこに存在している
同じ街並み、しかし住む者が違う、人間とは隣人関係であり、時に餌として時に愛玩動物として、人外によっては伴侶として人間と番う事もある

互いの生活領域を犯さぬように、ある程度の存在でしか膜を行き来できない、私は薄い膜を自由に行き来できる存在でよかったと思う

膜を超え、我々の住む世界へ彼を連れてきた
私はまだ生まれて間もなく、巣というものを持たない…じっくり彼を味わうなら巣は欲しい…
ずるずると彼を黒い触手に埋めたまま移動する、偶然目の前に空き家？空き店舗？があるのが見えそこを巣にすることにした
人外には不動産などないのだ


巣にすることにした家屋に入るとおそらく何かの店だったのか、机と椅子が残されている
とりあえず奥へ移動し、入口を含め部屋全体に触手を解き、出入り口を全て塞ぎ逃げ場を無くす
彼を味わう為に両手足にも触手を巻きつけてから、埋めていた男を取り出した


「ぷはっ…！！！！げほっ！げほっ…！はぁ…やば…♡肺まで直に触手入ってくるとかやばいって♡酸欠イきで死ぬかとおも…………ここ何処？」


相変わらず男の感情は幸福と欲望…ココがどこかと言う割にあまり気にしていない
本当にこの男は一体何なんだ…まぁいい、これからゆっくり味わうのが目的だ、彼も期待しても拒否はしないだろう

美味いモノではないが彼にこびり付く多数の男の白濁を触手で舐め取る、私の物なのだ、他の雄で汚れているのは気に入らない
にゅるにゅると全身を、尻穴の奥まで舐め取られ愛撫される形になり男は悶えた

「ひやぁあ♡あっ、ぁ゙♡全身舐め取られる♡にゅるにゅる気持ちいいーー♡♡ぉ゙ぉ゙ぉ゙っ♡♡ん゙ぉ゙ーーー♡♡♡あはっ♡尻穴も舐めてくれんの？ねこちゃん優しすぎっ…♡
んっあっ♡あっ♡どうしよっ♡♡♡ぎもぢいい♡♡乳首舐め舐めぁ゙好きっ♡ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ん♡♡ちんこ舐め舐めきたぁーー♡♡ひぃん♡」

全身を隈なくたっぷりと触手で掃除していく
粘膜汁には浄化の作用もあるため入浴後のように舐めるだけ綺麗になる

「ん゙ぉ゙ーーー♡♡♡♡触手やばいっ♡ぁ゙ぁ゙、ぁ゙、あん、あっ♡ィ゙ィ゙っ♡♡ィ゙く、いぐっ♡ぃ゙ぐーーーーー♡♡♡♡♡」
両胸の乳首と性器、尻の穴が特に感じるのか…何度も何度も舐めていくと、男の性器からとろりと白濁が出てきた
尻の穴から前立腺を舐め回していたからか？押し出されるようにとろとろと零れるのは何故か美味しそうだ
触手で彼の精液を掬い、取り込む………これは…！
快楽に染まった幸福の味、感情が体液に流れ込むのか…？ああ、この男はどこまでも美味しいのか…
早く言葉を交わせるほど成長したい、物理的な感情の摂取は効率が良さそうだ…精液を垂れ流す穴から直接吸えばもっと効率がいいかもしれない

細身の触手を生み出し掻き出すための節をボコボコと付け、甘く鳴く男の尿道にずぶりと差し込む

「ん゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙！？！？♡♡♡にゃに！？おしっごの穴なんがぎだぁーーーー♡♡♡♡」

じゅぽっ♡じゅぽっ♡ぐちゅ、ぐりぐり…
じゅぽっじゅぽっ♡じゅぽっ♡
「ぉ゙ぉ゙っ♡ぉ゙ぉ゙ぉ゙っ♡ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙っ♡♡♡おしっこの穴ィ゙ぐ、ん゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙♡ずっどィ゙っでるーーー♡♡♡」
私と相性がとんでもなくいいのか、ただの淫乱だったのか…萎えることもなく幸福の感情を振りまきながらイき続ける男…そういえば愛がなければと言っていた…この男は私を愛しているのか…？
私のこの、味わい尽くしたい気持ちも無意識の愛なのか…？
触手に狭い穴を掻き回し、直接精液も先走りも吸い付くされ、真っ赤な粘膜が見え隠れする尿道すら愛おしく感じる
やはり…これが愛なのか…！嬉しい幸福の感情が私にも増えていくのが分かる、彼は、感情を喰らう化け物の私と愛し合うためにこれまで生きてきたのだろう…もっと、もっと愛してあげなければ…

ぐりぐり♡ぐちゅ、ぐちゅぐちゅ
ぐぽっぐぽっ♡♡どちゅどちゅ♡ごぽぉ♡
ごしゅごしゅごしゅ♡ｳﾞｨｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲ♡♡♡♡♡
ぐちぐち♡ぐぽっぐぽっ♡ごちゅごちゅごちゅごちゅ♡♡♡♡♡
「ん゙ぉ゙♡全身ィ゙ぐ♡♡♡♡乳首取れちゃう♡ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙♡イイっ♡好きぃ♡♡ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ーーーーーっ♡♡♡ごちゅごちゅ♡♡触手やばいっ奥っ♡♡奥殴られてお尻まんこざれる♡♡♡ごちゅごちゅん゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ーーーーー♡♡♡♡
ひぎぃーーー！？！♡♡♡♡おしっこの穴ずぽずぽィ゙ぐがらぁーーーー♡♡♡♡ィ゙っだ、イっだの♡♡ィ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ーーーー先っぽ磨かれでィ゙ぐーーー♡♡♡♡」
びゅるるるるるっーーーッッッ♡♡♡、ブシューーーブシューーー♡♡♡♡



………………
…………
……



1時間ほど全身を愛撫して尻穴も、尿道も可愛がってあげれば彼はビクビクと痙攣しながら気絶してしまった…休憩も大切か…なるほど人間は奥が深い
「あへぇ………♡……………ぁ゙♡………………ぁ゙♡♡」

よだれを垂れ流す彼に触手を寄せると無意識に吸い付く…心がぽかぽかしてしまう
全身を、バタつかせながら幸福が強くなる彼はかわいい、せっかく綺麗に舐め取ったのにもうびちょびちょになってしまった…また舐め取りながら起きるまで待つか
全身を触手で包み、尻の穴も触手で満たす



『早く起きてくださいね』


声帯も作ることに成功したのだ、私と話そう人間



















「っーーーーはっ！！！！イき地獄！！！！！………あれ？…えっ？ぁ゙、ぁぁぁっ♡♡んぁ！？♡…ねこちゃんまだしたいの？♡ちょっと休憩させてぇ♡♡♡」

愛撫し体液を舐め取りながら起きるのを待っていると、意外にも早く男は起きた
休憩は今させてあげている、私の愛だ

『おはようございます、あなたのおかげでここまで成長できました』

猫サイズから今は一戸建ての家をも飲み込むサイズに成長できた、本当に彼には感謝だ

「ねこちゃん喋ってる！？！触手のどっから喋るの！？いやてかでっか！部屋中触手！
あ、おはよう？ございます？あの…ここは？」

『声帯用の触手があるんです、あなたの感情がとたも美味しくてこんなにも早く成体になれました
ここは、人の住む世界の向う側、私のような者達が住む場所です
私は、あなたの感情を愛してしまったようで…じっくり味わいたくてここへ連れてきたんです』

「……………え、感情を愛する…？おれの感情…9割エロい事しか考えてないけどそれを愛してくれるの…？」

『四六時中貪りたい程度には愛してます、ね？全身痙攣しながら快楽に溺れる姿を愛おしく思ってます』

ぶわりと彼から感情が溢れてくる
幸せ、幸福、希望、そして貪欲なまでの欲望…



「ちょっとねこちゃん、おれと結婚しよう！」



この男はそう言って私と番ったのだ
それからこの人外の世界の話をした時に、そうだ…彼の他にも苦しんでいる人がいると知った
人間の感情や体液を好んで食す人外は多い、苦しみ人間の世界にいたくないならこちらに連れてきてもいいのでは？

「ねこちゃんみたいに愛してくれるなら死ぬよりもこっち来たほうが絶対幸せだよ？
考えたんだけど、お店開こうよ！
絶望して世界から消えたい人連れてきて、人外とマッチングさせるお店！店内をねこちゃんの触手で覆っておけば、絶望が幸福に変わる瞬間食べ比べも出来ちゃうんじゃない？
おれ、シェフになりたかったから調理師免許あるしどう？」


突拍子も無いことを言い出した彼の感情は本気だった…とりあえず、彼の絶望して死を選びそうだった友人を一人、お試しで人外とマッチングさせてみたら大成功…幸福の感情食べ比べも楽しい…そうして店を作ることになった

その際彼からのアドバイスに驚いたのを覚えている

連れてくるのは男だけの方がいい、女は絆されにくい奴もいるから
吊り橋効果狙って、羞恥含めたひどいことをちょっとだけしておくと人外さんに優しくされてコロッといく、とりあえず全裸M字開脚で運ぼう、おれでも羞恥の心で泣きそうになる格好だから絶対これがいい
店は完全個室にしてその場でよしよしエッチからの絆されコースが絶対いい、でも店内はおしゃれにいい感じにしようね





等など…色々あった…
私が店長で彼が副店長、まさかこんなに大成功するとは思っていなかったが
もっと成長すれば彼を孕ませられる、彼を人の枠から外し共にいるためにも、まだまだ成長が足りない、今日もカフェの仕入れから頑張らなければ

懐かしい思い出を回想しつつ、朝までの間気絶する彼を更に愛した












副店長くん
名前は店長が知りたいと言ってこないので名乗ってない
快楽中毒レベルにセックスが好きなお兄さん
恋人に週６でエッチ迫ってたら、競馬で負けてイライラしているタイミングにぶち当たり負けた金分を稼がせるために売られた
気持ちいいのは好きだけど、愛がない快楽はそんなに好きじゃない、ちょっとM入ってるので耐久力もそれなりにある
店長の事は人ではない以前になんか受け入れて自ら嫁になったポジティブ精神