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日常の始まり
しおりを挟む不意に目が覚めた…が、まだ薄暗い…
起きる時間じゃないことは分かる、けど昨晩の事があり色々考えていたのかもしれない
おれとエアの記憶には齟齬があった…ヒロイン♂がハーレムエンドを狙っている事実、カレリナ国とガレリナ国、そしてガレリナの女神様と闇の聖獣様…
物心付いた時から見ていた灰色の既視感に満ちた世界は何処までがエアの言うゲーム世界なのか、エア以外が色付いて見える日は来るのか…
現状、おれを置き去りにシナリオは進む、けど万が一最悪のシナリオが起きた時、おれはどうなってしまうんだ…………
考えれば考えるほど答えが見つからない…
「んぁ………リナルド様………」
腕の中で眠る、彼の小さな寝言に不安な気持ちがかき消される…寝言すらも可愛い…
おれに抱きしめられたままスヤスヤと寝息を立てるエア、出会ってから間もない筈なのに既におれにとって、無くてはならない存在…おれの世界にある唯一の色…
そう言えばエアのクラスを聞いていない、授業中は会えないなんて事になったら耐えられないかもしれない…朝食の時にでも確認して違うクラスだったら学園長を丸め込んでおれの隣にエアを置いて貰おう
エアが起きるまでの間、薄暗い時間帯からずっと寝顔を眺めていたのは内緒だ…起きた時にまた推しが至近距離とか叫びつつ真っ赤になりベッドから落ちていったから
「エア、朝食前にシャワーを浴びようか?、ついでにベッドから落ちて怪我をしていないか確認しよう
盛大に尻もちついていただろう?」
起床時間になり、ベッドから落ちたせいかお尻を擦りながら涙目になっているエアを誘うとまた真っ赤になってしまう……うん、可愛い…
おれに慣れてない感じがとてもかわいい
返答を聞く前にエアを抱き上げ脱衣所に運ぶ、抵抗しないと言うことは肯定だろう、そのまま服を脱がせてやると前日限界まで可愛がられた乳首はまだ腫れぼったい赤さを残したままだった
流石にパンツを脱がそうとすると、自分で脱ぐと焦るエアは動揺しすぎてまた床に尻もちをついてしまった
膝までパンツが脱げたまま、おれにペニスを晒すようにどうして転ぶかな?エア…………朝から誘われているようにしか感じない…おれの理性を試し過ぎると暴走するけどいいのか…?
と必死にこれから授業、留学生のエアが授業に出れない事態は避けないといけないと理性の砦を築きつつ、一緒に浴室に入った
…………………
…………
……
「あっ♡♡あっ、んん♡♡♡ひぃん♡やだぁ♡やだぁ………♡♡♡♡ぁ゙んっ♡♡♡そこやだぁ♡♡♡ィ゙ぐの♡ィ゙っぢゃうがらーーーぁ゙♡♡♡♡ぁ゙ぁ゙ぁ゙♡♡♡やだぁーーーー♡♡♡♡」
「エア、動くな…やりにくいだろ?」
…………決して、性的な行為はしていない…
床に2度もぶつけたお尻にアザができていたから闇の治癒魔法をエアに掛けているだけ
アザの部分に手を当て、動かさずにアザに魔力を流して居るだけだ
そこまでおれとの魔力の相性がいいのか…?心配になるほどエアは感じやすい…治癒魔法を使うために魔力を流しているだけなのに、ビクビクと腰を震わせる…
あまりにも動くから正面から抱き締め、後ろに手を回しアザに触れ身動きを最小限に治癒を施しているのに……ヘコヘコとおれに緩く勃ち上がったペニスを擦り付けてくるのは反則だ
内出血部分を内部までしっかりと治癒するためにアザへ指先を押し当て、マッサージする
「ぁ゙ぁ゙ぁ゙んんん♡♡♡♡ィ゙ぐ♡♡♡♡でる♡♡ぁ゙♡♡そごぐりぐり♡♡ひぃ、ひぃん♡♡♡♡やだぁ♡♡♡ぎもぢいい♡♡♡ィ゙ぐ♡ィ゙ぐ♡♡♡♡ィ゙ぎゅぅぅぅぅぅーーーーー♡♡♡♡♡」
ビュクビュクとエアの性器が揺れ、おれの腹に射精したエア…あまりにも快楽に弱すぎて可愛い…
白く滴る精液を掬い、エアに見せ付けるように舐めて見せると、イッたばかりの潤んだ瞳が揺らいだ
………エアは絶倫かもしれない、再び白濁に戻っているエアの精液舐め思う、昨日から今日に掛けてイく回数、昨日は水のように色を失っていたはずなのに…朝で既に復活している…これは…と真剣に考えてしまう…
「な、な、な、♡♡♡なんで♡♡僕の舐め…!?♡♡♡リナルド様舐めちゃだめです…お腹壊しちゃ……………ひっ♡♡やだ、だめっ♡♡弱いの♡やぁあぁ゙ぁ゙ぁ゙ん♡♡♡リナルド様♡♡♡やめで、ぎもぢいい♡♡すき、すきっ♡♡♡ん゙ん゙っーーー♡♡♡」
ちゅこちゅこ♡♡♡♡じゅぽじゅぽ♡♡♡
ぬちゅ♡ぬちゅ♡♡♡スリスリスリ♡♡♡♡♡
「エアの精液飲んだくらいじゃお腹壊さないから大丈夫だ、それより…エア、おれを誘ってるの?治療してるだけなのに…こんな可愛い姿見せてさ?
朝食も授業もちゃんとしないとっておれ、我慢してるのに…はぁ…なんでこんな可愛いかな?エア…♡
ねぇ、お尻治されて、おちんちん気持ちよくなっちゃった?扱かれて先っぽスリスリされるのは好き?」
ペニスをしっかりと掴み、扱きながら、射精したばかりで敏感な亀頭を尿道口を指先で刺激する
パクパクと物欲しそうに口を開く尿道に爪をやさしく立て、カリカリと粘膜を愛でてあげるとエアはまたイった
「ぁ゙んっ♡♡♡は、っは♡♡♡ぉ゙ぉ゙ぉ゙っ♡♡♡先っぽ♡好き、ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙♡♡♡ぁ゙、あ、ぁ゙ぁ゙ん♡♡♡♡ひぃ♡♡リナルドさまぁ♡♡されるのずぎぃ♡♡♡ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙♡ぢゅらい♡むり、むりぃーーーー♡ィ゙ぎます♡♡♡ィ゙ぐからやめで、♡ぁ゙ぁ゙ぁ゙♡♡♡♡やぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙♡♡♡♡」
開いた尿道爪を立てられて狭まった穴からプシュっと精液を垂れ流すエアも可愛い…
「ひゅ…………♡ぁ゙……………♡♡♡♡」
射精と刺激の余韻の声を漏らすエアが、ガクリと体勢を崩す…転倒しないように支え、腰砕けになってしまったエアを抱きかかえ直し自分の理性よりもエアが可愛く誘ってくる方が問題では無いかと考えてしまった
「エアが可愛すぎてさ…なんでこんなにも可愛いの?大丈夫?おれ、そんな誘われたらすぐ暴走するよ…?」
「ひぃん♡♡推しがやばいよぉ……♡♡はぁ……はぁ……♡はぁ…僕、可愛くないのに…モブ顔なのに………リナルド様が触るとなんで?こんな気持ちいいの我慢できない……誘ってないのに…♡はぅ……ごめんなさい…♡♡」
モブ顔がよくわからないが、無意識にエアはおれを盛大に誘ってしまっているのか………可愛い…
怒ってない、可愛いとキスをして甘やかすと、キスをねだり甘えてくるエアが可愛すぎて…我慢できなくなる前にシャワーを浴び終えたおれは偉いと思う
ペニスの精液をシャワーで洗い流している時、またエアは甘いイキして可愛すぎる姿を晒して誘ってきたが、なんとか耐えた
1日に何回エアを可愛いと思う生活がこれから始まるのだろう…………幸せ過ぎるな
………………
…………
……
なんとか朝食の時間には間に合い、並んで座り食事を摂る、気付いたがエアはおれよりもかなり多く食べるタイプらしい
「お腹空きやすい燃費悪い身体なんです」
と笑って答える姿に、将来的に飲食関係の起業をして好きな物を好きなだけ食べさせてあげたい…喜ばせてあげたいと思ってしまう
食べ方は綺麗なのにみるみるうちに多くの皿がエアの胃に収まっていく、終始笑顔のエアに癒されあまり食べなくても心がいっぱいでお腹も満たされてしまった………うん、やはり起業しよう、おれがエアの食卓を豊かにする…そう誓った
何気ない誰かとの会話が楽しい…久しく忘れていた感情も思い出せた、既視感が見せる灰色の世界でおれは必要最低限の会話以外、人生を諦めていたおれはしてこなかった
王太子殿下の婚約者として相応しくないと、やってもいない虐めや暴力の陰口を言う奴らと会話をすると言う気になんてなれるわけがなかったから…
「色々考えないといけないことあるんですけど…リナルド様と朝ごはん食べる幸せがやばくって…!推しの食事姿尊いっ!!」
「リナルド様はどんな料理が好きですか?攻略ブックにも悪役令息載ってなかったんで気になります!」
「辺境伯にリナルド様と帰れるようになったら一緒逃行きたいお店があるんです…!いいですか…?」
「お出かけもしたいですよね…2人で…!」
明るく話しかけてくれるエアの笑顔が好きだ…
おれとの先の未来を望んでくれる事が嬉しい…
可愛い、愛おしい…好きだ…
もしもおれが灰色の世界で過ごしていなかったとしても、きっとエアに惹かれていたと思えるほどに…おれは心からエアを愛してる…
ああ…これが幸せって事なのか…
この幸せな世界が続くよう懸命に足掻こう…
とりあえずクラスが一緒だったのでエアを奥の席に押し込み、自分が手前を陣取ることに成功した
授業中も距離感が近くおれは幸せな配置だったが、エアは幸せと緊張と推し成分過多?で少し涙目で真っ赤にあわあわしていた
うん、かわいい
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