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平凡と獣が平穏な新生活を望む話
認めたくない者
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(自業自得組、ちょっと可哀想)
Sideミーシア
何かのうめき声で目が覚めた………
埃と土の匂いらしきものに変な匂いが混ざり悪臭がする…身体が重いような感覚にとらわれる…
ここは……?ここはどこ…?
私は確か…魔の森?の教会みたいな所に連れて行かれて……そう、そうだわ
ヘリックに騙されて…瘴気の魔獣に襲われて…そして…化け物だったグレス様にも騙されて………
地獄を見せられたんだわ…………!!!
そうよ、あの男は!グレス様は酷い、私を騙していたのよ…?この王女である私を!
…私の運命の番があんな化け物なわけない…どういうことなの…??あんなにも私が目をかけてあげたのにあの態度にあの化け物の姿…!許せない…ゆるせないわ!そしてあの地獄の惨劇を王女に見せるなんて…!
怒りが湧いてくる、でも身体は動かしにくい…?
ここは本当にどこなの?………どうしてこんなにも身体が重いの…?
薄っすら目を開ける、私の目に映ったのは薄暗い地下のような場所…何故?どうして王女である私が地下にいるの…?あの地獄のような場所で無いことはわかる、でもここは…
わからない…あんなに酷い目にあったのに暖かいベッドではないの?
重い身体をなんとか起こす、変な匂いも強い…こんな場所にずっといたのか鼻が効かない
身体を起こすと、じゃらりと嫌な音がした
音のする方をまさかと見る、首に、手足に付けられたそれは魔力を封じる枷、逃走を防止するために手足の枷から伸びる鎖が首輪に繋がれている犯罪者や反逆者に使われるまで枷だ
そして……私の服はあの時のドレスのままだった
真っ黒な瘴気の魔獣から流れ出た気色悪い黒い血液…その血の海に転んだ時のまま…
ピンクのドレスが殆ど黒く染まっている…血が乾燥したのが原因なのか血なまぐさい獣の脂の匂いもする、ひどい悪臭が私の鼻を壊してくる…
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い
「ひいっ!!!!いやぁ!!!!な、これは…どういう事なの…!?!だれか!だれか居ないの!?私は王女よ!!!ルティーリア国第5王女!ミーシアよ!
だれか、だれか!早くここから私を助けて!こんな汚いっ気持ち悪い所にいたくない!!」
薄暗いの地下室のような場所は明かりもなく、周囲もよく見えない…枷のせいで立ち上がれず這うように前へ進む、だれか居ないの??だれか、だれか!
こつり………
手の先に何かあたった…誰かいるの?
何かがある方に向かうとそれは人の足だった…私以外の人がいる…たすけて…!
助けを求めたくて這いながら顔がある方に向かう、血を吸ったドレスは乾いてもなお不自然に重い…
ずりずりと王女である私が床を這うなんて考えられない事態なのに…!
必死に前へ進み、目の前に現れた人が見える距離まで来た…薄暗く近づかないと顔が見えない、誰でもいいの、助けて!!
顔の見れる距離まで近づき、私は絶望した…
その人は…この男は……………
あの平凡な性奴隷に性奉仕を強要していた汚い獣人の男だった
お腹は抉れたような傷があるけど無理矢理治されたような変な見た目をしている…口枷に目隠しをされて四肢を鎖で繋がれたあの男がそこに横たわっていた
ガクガクと全身が震える…歯がカチカチとなるのがわかる…こわい、こわい、こわい
助けてよ私を早くここからだしてよ!!!!
溢れる恐怖を声を止めるすべを私は知らない
「きゃあああああーーーー!!!!なんでここにいるのよ!!!だれか!だれかーー!!!」
あまりの衝撃に叫び、後ろに後ずさるが、何かに当たる…
何?なんなの…なんなのよ…!!
手に触れた何かはもう一人の私を拘束していた獣人の男、目隠しと口枷、鎖で繋がれ、足には包帯が巻かれてたけれども真っ黒で…変な形をしている………
「ひぃいいい!!!!やだ、いやですわ、こんな、こんな場所いや、いやあああああーーーーー!!!!!出して、出してよ!!!!!王女よ!?私を誰だと思っているの!?誰か!!!!」
床を這い回り、助けを求める私の前にもう一人拘束された男がいた…
「ヘリック…………」
目隠しと口枷は勿論、ヘリックの四肢は他二人の獣人と違い四肢を折りたたまれたまま、拘束魔法で動きの全てを封じられている
指先1つ動かせない異常な姿…この姿ではただいることが苦痛になる姿…
この場所に私を害し、あの地獄を作り出した者たちが集まっている?まるで…これでは罪人を捕らえる檻のようじゃない?
いや、いやよ、ここはどこなの?ヘリックは私を裏切った悪、一緒にいたくない、私は被害者なのに
どうして!!私はなんでこんな場所にいるの?!扉は?扉はどこ!?
重い身体で床を這い回り出口を探す、でも出口なんて何処にも無くて…ヘリックやあの二人以外にも壁だと思われる場所には知らない獣人の男たちがたくさん鎖で繋がれ意識を失っていることに気がついて…
私はまた絶叫した…
ここは私の声しか届かないの?ここはどこなの???どうして私だけ…なぜ…??
お兄様、そうよお兄様はどこ???私を助けてくれるお兄様はどこなの????
「お兄様、お兄様どこ、私はここですわ!!助けて、助けてよ…なんで私ばかり!」
扉のない壁を叩いても、どんなに叫んでも誰も答えを返してはくれない
床や壁に拘束され転がされている男たちはだれ一人死んでない…けれど私を助けてくれる訳では無い
なんでこんなことになっているのよ…私は王女よ?
ルティーリア国の王女なのに…………王女なのよ……………
なんでこんな目に合わないといけないの?
誰が私をこんな目に……………まさか、まさか…あの性奴隷が…?化け物の飼い主を高貴な私に奪われた腹いせに、こんなにも酷いことをする可能性は十分にある…そうよ…あの性奴隷のせいよ…!!!
きっとお兄様が私を探しているんだわ…こんな場所に放置されたままなんてありえない!そうよ!私は囚われの身、囚われの姫…
早く、一刻も早くここから助け出して…!あの性奴隷に死よりも辛い罰を与えなくてはならないの!
そうね、あの化け物グレス辺境伯の前で性奴隷を壊して上げましょう!私をこんな目に合わせたんだもの当然だわ!
他国の王女を害した罪で処刑は勿論、でも最高に辱めて今の私の屈辱を晴らさなくてはいけない
裸に剥いて囚人の男達に死ぬまで慰み者になる姿を見たらきっとあの化け物も私を運命の番だと騙した罪の重さを知るわ
性奴隷には犯されながら謝罪をさせたい、そうしたら私のドレスをこんなにも汚してしまった事を少しだけ許してあげる…
だから早くここから出しなさいよ!!!!!!
そう、自分の良いようにしか物事を考えられなかった私は…この薄暗い部屋の扉が開いた時、全てを後悔した…もう、今となっては遅いことを…
白馬の王子様に憧れる私はまだ知らないの…
哀れな私、哀れな王女様…
薄暗い部屋に明かりが差し込んだのは、体感で1週間くらい経った時だった…
性奴隷の私を憐れむような目が忘れられない…
お兄様の腐敗したゴミを見るような目が忘れられない…
あの日に戻れるなら、私は………………
Sideミーシア
何かのうめき声で目が覚めた………
埃と土の匂いらしきものに変な匂いが混ざり悪臭がする…身体が重いような感覚にとらわれる…
ここは……?ここはどこ…?
私は確か…魔の森?の教会みたいな所に連れて行かれて……そう、そうだわ
ヘリックに騙されて…瘴気の魔獣に襲われて…そして…化け物だったグレス様にも騙されて………
地獄を見せられたんだわ…………!!!
そうよ、あの男は!グレス様は酷い、私を騙していたのよ…?この王女である私を!
…私の運命の番があんな化け物なわけない…どういうことなの…??あんなにも私が目をかけてあげたのにあの態度にあの化け物の姿…!許せない…ゆるせないわ!そしてあの地獄の惨劇を王女に見せるなんて…!
怒りが湧いてくる、でも身体は動かしにくい…?
ここは本当にどこなの?………どうしてこんなにも身体が重いの…?
薄っすら目を開ける、私の目に映ったのは薄暗い地下のような場所…何故?どうして王女である私が地下にいるの…?あの地獄のような場所で無いことはわかる、でもここは…
わからない…あんなに酷い目にあったのに暖かいベッドではないの?
重い身体をなんとか起こす、変な匂いも強い…こんな場所にずっといたのか鼻が効かない
身体を起こすと、じゃらりと嫌な音がした
音のする方をまさかと見る、首に、手足に付けられたそれは魔力を封じる枷、逃走を防止するために手足の枷から伸びる鎖が首輪に繋がれている犯罪者や反逆者に使われるまで枷だ
そして……私の服はあの時のドレスのままだった
真っ黒な瘴気の魔獣から流れ出た気色悪い黒い血液…その血の海に転んだ時のまま…
ピンクのドレスが殆ど黒く染まっている…血が乾燥したのが原因なのか血なまぐさい獣の脂の匂いもする、ひどい悪臭が私の鼻を壊してくる…
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い
「ひいっ!!!!いやぁ!!!!な、これは…どういう事なの…!?!だれか!だれか居ないの!?私は王女よ!!!ルティーリア国第5王女!ミーシアよ!
だれか、だれか!早くここから私を助けて!こんな汚いっ気持ち悪い所にいたくない!!」
薄暗いの地下室のような場所は明かりもなく、周囲もよく見えない…枷のせいで立ち上がれず這うように前へ進む、だれか居ないの??だれか、だれか!
こつり………
手の先に何かあたった…誰かいるの?
何かがある方に向かうとそれは人の足だった…私以外の人がいる…たすけて…!
助けを求めたくて這いながら顔がある方に向かう、血を吸ったドレスは乾いてもなお不自然に重い…
ずりずりと王女である私が床を這うなんて考えられない事態なのに…!
必死に前へ進み、目の前に現れた人が見える距離まで来た…薄暗く近づかないと顔が見えない、誰でもいいの、助けて!!
顔の見れる距離まで近づき、私は絶望した…
その人は…この男は……………
あの平凡な性奴隷に性奉仕を強要していた汚い獣人の男だった
お腹は抉れたような傷があるけど無理矢理治されたような変な見た目をしている…口枷に目隠しをされて四肢を鎖で繋がれたあの男がそこに横たわっていた
ガクガクと全身が震える…歯がカチカチとなるのがわかる…こわい、こわい、こわい
助けてよ私を早くここからだしてよ!!!!
溢れる恐怖を声を止めるすべを私は知らない
「きゃあああああーーーー!!!!なんでここにいるのよ!!!だれか!だれかーー!!!」
あまりの衝撃に叫び、後ろに後ずさるが、何かに当たる…
何?なんなの…なんなのよ…!!
手に触れた何かはもう一人の私を拘束していた獣人の男、目隠しと口枷、鎖で繋がれ、足には包帯が巻かれてたけれども真っ黒で…変な形をしている………
「ひぃいいい!!!!やだ、いやですわ、こんな、こんな場所いや、いやあああああーーーーー!!!!!出して、出してよ!!!!!王女よ!?私を誰だと思っているの!?誰か!!!!」
床を這い回り、助けを求める私の前にもう一人拘束された男がいた…
「ヘリック…………」
目隠しと口枷は勿論、ヘリックの四肢は他二人の獣人と違い四肢を折りたたまれたまま、拘束魔法で動きの全てを封じられている
指先1つ動かせない異常な姿…この姿ではただいることが苦痛になる姿…
この場所に私を害し、あの地獄を作り出した者たちが集まっている?まるで…これでは罪人を捕らえる檻のようじゃない?
いや、いやよ、ここはどこなの?ヘリックは私を裏切った悪、一緒にいたくない、私は被害者なのに
どうして!!私はなんでこんな場所にいるの?!扉は?扉はどこ!?
重い身体で床を這い回り出口を探す、でも出口なんて何処にも無くて…ヘリックやあの二人以外にも壁だと思われる場所には知らない獣人の男たちがたくさん鎖で繋がれ意識を失っていることに気がついて…
私はまた絶叫した…
ここは私の声しか届かないの?ここはどこなの???どうして私だけ…なぜ…??
お兄様、そうよお兄様はどこ???私を助けてくれるお兄様はどこなの????
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なんでこんなことになっているのよ…私は王女よ?
ルティーリア国の王女なのに…………王女なのよ……………
なんでこんな目に合わないといけないの?
誰が私をこんな目に……………まさか、まさか…あの性奴隷が…?化け物の飼い主を高貴な私に奪われた腹いせに、こんなにも酷いことをする可能性は十分にある…そうよ…あの性奴隷のせいよ…!!!
きっとお兄様が私を探しているんだわ…こんな場所に放置されたままなんてありえない!そうよ!私は囚われの身、囚われの姫…
早く、一刻も早くここから助け出して…!あの性奴隷に死よりも辛い罰を与えなくてはならないの!
そうね、あの化け物グレス辺境伯の前で性奴隷を壊して上げましょう!私をこんな目に合わせたんだもの当然だわ!
他国の王女を害した罪で処刑は勿論、でも最高に辱めて今の私の屈辱を晴らさなくてはいけない
裸に剥いて囚人の男達に死ぬまで慰み者になる姿を見たらきっとあの化け物も私を運命の番だと騙した罪の重さを知るわ
性奴隷には犯されながら謝罪をさせたい、そうしたら私のドレスをこんなにも汚してしまった事を少しだけ許してあげる…
だから早くここから出しなさいよ!!!!!!
そう、自分の良いようにしか物事を考えられなかった私は…この薄暗い部屋の扉が開いた時、全てを後悔した…もう、今となっては遅いことを…
白馬の王子様に憧れる私はまだ知らないの…
哀れな私、哀れな王女様…
薄暗い部屋に明かりが差し込んだのは、体感で1週間くらい経った時だった…
性奴隷の私を憐れむような目が忘れられない…
お兄様の腐敗したゴミを見るような目が忘れられない…
あの日に戻れるなら、私は………………
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