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永遠に共に
しおりを挟む次に目が覚めた時、ぼくは人では無くなっていた
魔王様の腕に抱かれ、中には余りにも大きなペニスが中を埋められたまま…頭や背中を優しく撫でられ唇や頬をキスをされる緩やかな時間…
でも確かにわかる、ぼくはもう人じゃない…なのに驚きも恐怖も全く無かった…あるのは魔王様への愛と、お腹に宿った赤ちゃんへの愛おしさだけなんだ…
『勇者…目が覚めたのか、身体は辛くはないか…?歯止めが効かず無理をさせた…』
「んっ………大丈夫、です」
頬を撫でられ、大きくなったお腹を労るように更に抱き込まれると魔王様の体温がぼくに伝わってきて嬉しい…気持ちいい…
人間じゃなくなったからなのか、お腹に宿る赤ちゃんの鼓動まで聞こえてくる…この子は男の子だ…魔王様の聖魔力とぼくの闇の魔力を受け継いだ本当の赤ちゃんがココで育ってる
『愛しい我の勇者よ、眠っている間に人の枠を超えた事は分かるか?…だが、……怖がらなくていい、これで我と同じ時を過ごす身体となった…ただそれだけだ』
「はい…でも怖くないです…魔王様と一緒、嬉しい…とても幸せです…」
魔王様のペニスがぼくの答えを聞いて大きくなるのを感じる…中を埋めている余りにも大きなペニス…激しいピストンもされていないのにゾクゾクと満たされるだけで快楽が溢れてくる…
『嬉しい事を平然と言うな…♡今もこれからも、愛しているぞ勇者…
さぁ、子に魔力を与えようか…ゆっくりと奥を愛してやろう』
ずるるるっ♡くちゅ♡くちゅ♡こちゅ♡こちゅ♡
くにゅう♡♡こちゅ♡こちゅ♡こちゅ♡
「っあ♡………あっ……んんっ………」
赤ちゃんの器を壊さないように、奥の部屋をゆっくりと捏ね上げ、ぼくを可愛がってくれる…こちゅこちゅ♡と奥から音が聞こえてくる…どうしよう…気持ちいい…♡
どんなふうに人では無くなったのかわからない、けど凄く神経が敏感になってる気もする…どこを愛されてるかわかる……
2人だけの世界、他の誰にも邪魔されない…ぼくと魔王様の世界でぼく達は沢山愛し合った
人の枠を超えたぼくは快楽で、何度でも射精もおもらしもできる身体になってた…愛されると気持ち良すぎて何度も何度もイって、潮まで噴き上げるぼくを魔王様は可愛いと褒めてくれる
『体液に魔力が多く混じるのだ、こうも可愛く噴き上げていては子が腹を空かせてしまうな♡』
そう、魔王様に言われて射精と潮吹きが出来ないようにと、尿道に柔らかい棒を入れられて狭い穴をこじ開けられる快楽にぼくは鳴いたりもした
魔王様に乳首を愛撫され、子が吸いやすいようにと乳を絞りながら射精も潮吹きも封じられて…声も出せずに何度もナカでイっ…て…………
朝も夜もなくひたすらに甘やかされて愛されるだけの生活…幸せな生活…日に日に大きくなるお腹はこれまでの様にわずか数日で生まれてくることはなかった
ゆっくり、ゆっくりぼくの中で育つ可愛い命
早く会えるようにと、毎日魔王様と魔力を注ぐんだ…
…………………
……………
………
「あっ♡♡ぁ゙あっ♡♡ひぃっーーっ♡♡♡ん゙ぁ゙ぁ゙♡♡♡魔王様っ♡♡イぐ♡イぐの♡ぴいっ♡♡♡ぉ゙、ぉ゙っ♡♡ん゙ぉ゙ぉ゙おっ♡♡たまごおりでぐるの♡♡ぉ゙ぉ゙♡ひぃん♡♡♡イぐ♡イぐ♡イぐ♡ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙っーー♡♡♡♡……ーーー♡♡♡♡」
『やはり我と初めから作る子は大きいか…
力を抜け勇者よ、我らの子が早く生まれたいと動いておるのだ、もう少し…おそらく今夜にでも生まれるだろう…
大丈夫だ…力を抜けるように尿道をほじってやろうな…♡』
「ぴいっ♡♡♡♡ぁ゙ぁ゙♡♡ぁ゙ぁ゙っ♡♡♡♡おしっこの穴ちゅこちゅこだめぇ♡♡♡♡ん゙ほぉ♡♡♡ぉ゙ぉ゙おにゃがィ゙ぐぅ♡♡♡おじっご、もれじゃう♡♡♡んゃぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ーーーーー♡♡♡♡♡」
赤ちゃんを育てていた部屋がどうしようもなく疼いて疼いて…♡ゆっくりゆっくり魔力の殻に包まれた赤ちゃんが降りてくるのがわかる…♡
産道を、粘膜をこそぎ落とすように暴力的な快楽をぼくに叩きつけながら愛しい子が生まれようともがいてる……♡
魔王様に背を預けるように抱きかかえられて、閉じることを忘れたお尻の穴が早く生まれおいでってパクパクと口を開くのさえ見せつけられてる
力を抜けるように、ぼくの尿道に刺さった棒を激しくピストンされて前も後ろも快楽に飲まれそうになってしまう
『漏らす姿も可愛いぞ勇者…どれ、乳も可愛がってやろう、子に飲ませる準備をせねばな…?
……………ああ、あまりにも可愛いなのも困りものだ…尿道と乳首を同時に可愛がられて隙間から潮を吹くか♡』
ちゅぽちゅぽ♡♡カリカリ♡♡♡コスコス♡♡
ぶしゅっ♡♡ぶしゅっーーー♡♡♡♡♡
「どっぢも♡♡ぁ゙♡ぁ゙ぁ゙ぁ゙♡♡♡づよいーーー♡♡ひぎぃ♡♡おじっごの穴こわれりゅの♡♡♡ちぐびもいっじょむりぃ♡♡♡♡ぉ゙ぉ゙ぉ゙♡ぉ゙♡♡ィ゙ぐぅ♡♡イッでる♡♡イグ♡イグ♡イグ♡ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ーーー!!♡♡」
……………
…………
……
じゅこ♡ちゅこ♡ちゅこ♡♡♡♡
ぶしっ♡♡ぶしゅっ♡♡ぷしゅっ♡♡♡
「ぁ゙ぁ゙ぁ゙っ♡ぎもぢいい♡♡♡おじっごーー♡♡♡おじっごもれでる♡ちゅこちゅこやらぁ♡♡ひぃ♡ひぃ♡♡赤ちゃん、あがちゃんぐる♡♡♡ぁ゙ぁ゙♡ぁ゙♡ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙♡♡♡イグぅーーーーーー♡♡♡♡♡」
ゴツ…ゴツ…♡♡♡
あまりにも強い快楽の中でぼくの中の赤ちゃんが入口まで降りてきてるのがわかった
魔王様のペニスと同じくらい穴をミチミチに広げて降りてくる赤ちゃん…♡ぼくと魔王様の赤ちゃん…♡
出産を手伝うように魔王様は激しくぼくの尿道を搔き回し、乳首に爪を立ててくれる♡
ぐぽっ…っ………ぼちゅん♡♡♡♡
「ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ーーー♡♡♡♡♡にぎぁぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ーーーーー♡♡♡♡♡♡♡♡」
一際大きな衝撃の後、ぼくの中から何かが飛び出した感じがした…同時に尿道と乳首も激しく刺激され全身を震えさせながらぼくは出さずにイった…
暴力的な快楽に頭がチカチカする…壊れちゃう…気持ちも過ぎて…壊れちゃうよ………赤ちゃん…ぼくの赤ちゃんは?
『おお…!!勇者よ…遂に生まれたぞ…!いい子だ、よく頑張った…』
魔王様の嬉しそうな声が聞こえる…ぼくの頭を撫でながら何かを抱き上げお腹に乗せるように見せてくれる……
ああ………本当に生まれたんだ……
生まれたばかりなのにしっかりと髪も角もある…手のひらサイズではなくちゃんと人の子の大きさをしている我が子がぼくに預けられる…
ぼくと同じ黒髪にインナーカラーが夜空の様に星々が煌めくような不思議な髪色…光に透けた部分は青にも見える…小さな角が可愛い…顔立ちは魔王様に似た赤ちゃん………
この子が、ぼくと魔王様の赤ちゃん……
小さく泣き、ぐする我が子を胸に抱き寄せる、乳首に口を触れされるとしっかりと吸い付き喉を鳴らして乳を飲む…
しっかりと抱きしめる重みも感じて、魔王様とぼくの魔力が丁度半分ずつ我が子に宿っていることがわかって…ぼくは嬉しさから涙を零す
魔王様も嬉しいと涙を浮かべていて、ぼくはもっと泣いてしまった
………………
…………
……
生まれた子は、3日ではやはり大人にならなかった
未だに幼く…ぼくの胸に抱かれ、すやすやと眠る我が子…
産み直しをしていた時には魔王様に抱いてもらえない事が悲しくて大変だったのに、今は何故が抱きしめて貰えるだけでも満足出来ている
授乳の時間に子に吸って貰えない方の乳首を可愛がられるのが恥ずかしいと感じてしまう程満たされているんだ…
ある日、魔王様は気付いた事を教えてくれた…ぼくが人の状態で孕み、人枠を超えて育てたこの子も、これまで産み直した子も…人に対して好意を持つようになっていると…
ぼくのように、この世界の女神に巻き込まれ、つらい思いをする相手が出てくるかもしれない…酷い仕打ちを受ける相手を助け、愛くしむ可能性が少なからずある事を教えてくれた…
その話を聞いて、女神の呪縛から全てが解き放たれたら、人も魔族の人も本当に幸せになれそうなのにとぼくは応える
その返答に、魔王様は嬉しそうにぼくを抱きしめて、これから何が大きく変わるかもしれないと…愛おしい我が子がその架け橋になるかもしれないと言ってくれた
更に月日が流れても子は幼いままだった
ゆっくりゆっくりとほんの少しずつ成長する我が子に対してある日、魔王様はベレトさんを呼んだ
『勇者との子を育てるのに、我は魔王の座をベレトに譲ろうと思う…我は片時も勇者、そなたと離れたくは無いのだ…
頼まれてくれるか?ベレト…』
魔王様がそう言ってくれた事が何よりも嬉しかった
ベレトさんは承諾し、魔族の人達はベレトさんを新たな魔王とし当面の間は復興のため、国に隠れて生活するとの事だった
魔王様と共に過ごしていたのは魔族の国ある魔王様のお部屋、そこからぼくは初めて外に出る
ぼくにも、赤ちゃんにも世界を見せてあげようと旦那様の案だ…
生まれて間もないが、ぼくらの赤ちゃんは産み直された魔族の人よりも強いらしい…すごい…
実質新婚旅行ですねと、出発の時、ベレトさんに言われたのが気恥ずかしい気持ちで赤くなってしまった
一歩踏み出した外の世界は、ぼくが握りつぶしたあの悲しい国では無く、魔族の人達が活気に満ち溢れながら笑顔で生活する穏やかな素敵な場所…この国は帝魔国というらしい
『もう、そう簡単に女神に、人国の家畜共に我々は負けぬ、搾取も蹂躙もされぬ…
我らの可愛い子に平和な世界を授けられるのも、勇者…そなたがあってこそだ
世界を観て回ろう、この世界は女神の影響を抜きにすればとても素晴らしい場所なのだ…我とこれから長き時中を共に過ごす番に、勇者に見せてやりたい』
「ぼくも、ぼくも見たいです…この世界の事も…旦那様の事も…もっと知りたい…この子に幸せな世界を見せてあげたい…」
魔王様では無くなった旦那様は、ぼくに触れるだけのキスをしてくれる…それに応えるようにぼくも舌を伸ばす…と、愛しい我が子が構ってとぐずる泣き声…互いに笑みが溢れてしまう…
魔王様、いえ、旦那様…ぼくを愛してくれてありがとう…ぼくに愛を教えてくれてありがとう…
「旦那様…ずっと、ずっと愛してます…」
ぼくはまだ知らない、生まれた我が子が成長しベレトさんの子と親友になったり…新たな魔王様になる事も、人国との戦争で運命的な出会いを果たす事も………
でもそれはこれからを担う子達の未来…ぼくは旦那様と一緒に見守る未来…
ぼくの話はこれで終わり
勇者は魔王に愛され幸せになりました
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