勇者は幸せになりました

たなぱ

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交わる魔力

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魔力をぼくの体内に注ぎ込むための準備
それは、魔王様からの愛を受け取るための準備でもあるのだと、何度も何度も優しくキスをされながら言われたぼくは素直に受け入れる努力をした

本当は嬉しさの中に、恥ずかしさがどうしても消え無くて開くように言われていた足を、何度も閉じてしまいそうにもなった

でも、魔力と精を受け入れる準備をされているお尻の穴は既に魔王様の指を3本も咥え込んでいる
しこりのような部分を指2本で固定されて、くにゅくにゅ♡こりこり♡ってひたすらに捏ねられる度、あまりにも気持ちよくて…両腕を捕われ快楽の逃げ場を封じられたぼくは、無意識に身をよじって快楽を逃そうと必修だった


そんなぼくを魔王様は可愛いと、唇を啄み、舌を絡めたキスで甘やかしてくれる…そんな時間が続く…………
ぐちゅぐちゅ♡こり……♡こり……♡
ぐちゅ♡ぐちゅ♡ぬぢゅう♡ぐぱぁ…♡


「っ…………ぁ゙あひぃ♡♡♡…♡♡あぁ…………んぁ…………♡魔王様ぁ………ゆるひて……きもちいいっ♡あんっ♡♡お尻きもちいい……♡♡んんんっ♡♡♡んむっ♡♡あっ♡ぁ゙ぁ゙ああぁ゙ぁ゙あぁ゙ーーーー♡♡♡♡」


しこりを強く捏ねられて、指が穴を開くようにバラバラに動かされるのが気持ちよくて怖い
魔王様からの愛を受け入れたいのに…少しだけ怖い、触れたこともない場所から感じる快楽の波に飲まれそうになる

排泄に使っていた穴は魔王の指を愛おしそうにしゃぶり、もっと奥へと導いている気がして…
ぼくの意志に反して身体は素直に身を委ねている現状が余計に恥ずかしかった
魔王様に両腕の自由を奪われているのも隠すこともできなくて余計に恥ずかしさに拍車をかけてくる…でも、それなのに、それすらも嫌じゃないんだ…


『ああ…勇者、なんと愛らしいんだろうな…?我を受け入れようと、指に吸い付き、もうこんなにも口を開き甘えてくるぞ…
身体に対して心が追いついていないのも可愛いな…
心配などいらない……安心して心まで我に委ねよ…我はそなたを好いておる…愛しているぞ勇者…』


「ひぅ゙っ♡ぁ゙、♡ぁ゙あ♡♡ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ーーーー♡♡♡♡♡」


じゅぽ♡♡じゅぽ♡♡♡ぐちゅ♡ぐちゅ♡♡ぐちゅ♡ぐちょぐちょ♡ぐちょぐちょ♡♡こりこり♡♡ごりっ………ごりぃ♡♡♡♡
びゅ、びゅっ♡♡びゅるる♡♡♡♡
魔王様の手が、ぼくの中に入ってる指が今までに無いほど、ぼくの中を掻き混ぜ広げ、しこりを強く押される…♡
頭が真っ白になる程の気持ちよさに何が起きたか分からなかった…でも魔王様がぼくを好き、愛しているって言葉が脳裏に響くんだ…
 


「ひあっ…♡あ、♡あんっ………♡」


『射精したのか…?いい子だ…
ここまで解れれば、我のを受け入れても痛みは無いはず…勇者よ見えるか?そなたがあまりにも可愛く愛おしい存在なことに、我も興奮しているんだ』


ぼくのペニスから精液が出てることも、射精してるって事実を魔王様に精液を垂れ流すペニスを触れられるまで気付けないくらい身も心も解かされてるのを知ってしまった
ゆるゆるとイったばかりのペニスを扱かれるのも気持ちいい…魔王様がぼくの姿で興奮してくれてる?

ドキドキと心臓の鼓動が速くなるのがわかった…その瞬間、解かされたお尻の穴に熱い何かが触れる

見えるかと言われて目で追うと大きく勃起した魔王様の性器がぼくに触れていた…
血管が浮き出たぼくの何倍も大きな性器……それが解かされたお尻の穴に当てられ、興奮してることを主張するように先走りが溢れててる………


「っ…………あっ♡♡♡それ、魔王様の………♡♡
んぁ………あっ……♡♡おっきい………はぅ……♡♡熱い…………♡」


ちゅぱちゅぱっ♡て魔王様の性器にぼくの穴が吸い付くのが見える……感じる……♡
『心の準備はよいか?勇者の中へ我の性器を挿入する
我の知る愛とは…互いを求め満たすこと、そして好き合う者同士が愛の形を未来へ残そうと子を孕ませ、産み育て家族となること
勇者、我は…そなたと永遠に愛し合い、子を産ませたい…

この部屋で我と番えば必然的に我が国民も産み直す事になる、贖罪の心もあるのであれば救えるだろう…だが、無理強いはしない…
もう一度問う、我に愛される覚悟はあるか?』



魔王様の言う愛の形
それは、ぼくがずっと欲しかった感情そのものなんだと思う…こんなにもドキドキして怖さよりも幸福感を感じるんだ…
ぼくは愛されたかった…互いに求めて満たしてくれる相手を求めていた…この世界でなら魔王様との子を、未来に形として残せる事実が嬉しい…
これからぼくは魔王様のペニスを受け入れて孕ませられる…これまでの生活じゃ想像もできなかった事を言われて、されようとしているのに嫌じゃないんだ…嬉しい…なんでこんなにも嬉しいんだろう…

自由を奪われていた手から圧がなくなり自由になる
こんなにも優しい魔王様は、ぼくへ決断を委ねてくれるんだ…
愛される覚悟はあるかなんて…答えは決まってる

自由になった手を魔王様へ伸ばす
頭を抱えるように近づけ、自分からキスをする
キスも愛しているからしてくれていた事、ぼくも魔王様を愛したいよ…


「んっ…ちゅ、ちゅ………♡♡♡魔王様、ぼくも貴方が好きです…愛してるんです、だから覚悟は出来てます…ぼくは魔王様との子を孕みたい…♡………っ♡♡あっ……♡ぉ゙おっ♡♡♡ぁ゙っ♡♡♡ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ーー♡♡♡♡ん゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙♡♡♡♡♡」


ずりゅうううう……♡♡♡ごちゅん♡♡♡♡♡


ばちゅん♡ばちゅん♡ばちゅんばちゅん♡♡♡
パンっ♡パン♡パン♡パンパンパンパン♡♡♡♡

一気に奥まで♡♡熱い♡熱いのが入ってくる♡♡♡♡入ってきてる♡♡♡♡
孕みたいと愛を受けいれる覚悟を伝えた瞬間、魔王様が雄の表情をした気がした
グズグズに解かされた穴へ容赦なく愛をぶつけてくる魔王様は、ぼくの中をほじくり返すように最奥まで挿入し、ピストンを開始してきた♡♡♡
容赦ない腰の動き、馴染むまで待ってくれるなんて余裕がない気持ちと高ぶりと早く愛したいって焦りが見える…♡
痛くない、愛おしい圧迫感があるだけで全然痛くない…♡気持ちいい♡気持ちいい♡♡♡お腹気持ちいいよ♡♡♡


「ぁ゙ぁ゙ぁ゙あぁんぁ゙♡♡ぁ゙っ♡♡♡ひんっ♡♡♡♡ごちゅごちゅ♡♡♡奥はぃでぐる♡♡♡ん゙ほぉぉ゙お♡♡♡ぉ゙ぉ゙ぉ゙♡♡♡ひぃいい♡♡♡気持ちいいっ♡♡♡
あっ、ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ♡♡♡好き♡♡♡イっぢゃう♡♡イっ♡♡イぐ♡イク♡♡♡♡ぁ゙ぁ゙ぁ゙んぁあ♡♡♡ぉ゙ぉ゙ぉ゙っ♡♡♡イぐの♡♡♡イぐーーーーー♡♡♡♡♡♡」

「はぁっ、はあっ…………っ、勇者、勇者、勇者♡好きだ♡愛しているぞ…♡はっ………くっ………孕め♡出すぞ…!!孕め勇者…!我の子を孕め…♡」

ばちゅん♡ばちゅん♡♡♡ばちゅん♡♡♡
ごっちゅ♡♡ごっちゅ♡♡♡ぐぽっぐぽっ♡♡♡


「ぁ゙♡あぁん♡♡♡おぐ♡♡ん゙ぉ゙ぉ♡♡♡イぐ♡いっでる♡♡♡♡あぁん♡ああっ、あっ♡♡♡♡おにゃか気持ちいい♡♡♡はげしいっ♡♡♡中♡♡♡ごちゅごちゅ♡♡♡ん゙ぉ゙あああ♡♡♡」


ごちゅんごちゅん♡ごちゅん♡♡ぐっちょ♡ぐっちょ♡♡こちゅごちゅ♡ごちゅ♡こちゅごちゅ♡ぐぽんっ♡♡♡♡♡
ブビュルルルルルルルルルルルルルルッッッッッ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

「ん゙ぁ゙ぁ゙ぉおぁ゙ぁ゙ぁ゙ーー♡♡あぢゅいーー♡♡♡♡♡♡♡」


熱い♡熱い♡熱い♡お腹熱い♡♡♡♡♡
入っちゃいけない所に魔王様のペニスがきてる♡中に熱いの入ってきてるっ♡♡♡♡♡
ぶちゅ♡ぶちゅ♡ってお腹の中満たされてく♡♡気持ちいい♡好き、好き…♡
1回の射精が驚くほど長く多い…♡お腹が少しぽっこりとしてしまう程注がれてる事が幸せでどうしようもない…♡

あまりにも気持ちよくて幸せで…これで孕めたかなとふわふわした気持ちになっていたぼくに、魔王はまたキスをしてくれる
一度射精を終えてもビキビキに勃起したままのペニスをゆっくりとピストンさせながら、ぼくのお腹を撫でて微笑む…それさえも気持ちいい…


『っ………♡はぁ…………可愛いな…愛おしい…勇者よ、愛しているぞ♡
さぁ、本番だ…魔力を練り合わせ子の器を作る…我の魔力と己の魔力をここで交ぜよ、ゆっくり…ゆっくり撹拌し交えるのだ、そう、いい子だ…快楽に身を委ねよ…
女神に害されない強く魔力の高い子を産もうな?勇者よ…この腹が臨月となるまで我はそなたのここへ精を注ぎ続ける…♡』


「んんっ♡♡♡はっ、あぅ………♡♡♡ぼくも、すき、あいしてます………♡♡はぁ…はぁ………♡♡
赤ちゃんの器……んあああっ♡♡♡魔力ここで、んあっ♡♡♡混ぜるの♡ひんっ♡♡んぃいい♡♡♡気持ちいい♡♡なんでぇっ気持ちいい♡♡♡
ぉぉ゙っ♡♡ぉ゙ぉ゙お♡♡ん゙ぉ゙おおーーぁ゙ぁ゙あー♡混ぜてるのにぃ゙♡♡♡ごちゅごちゅ♡♡♡ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙♡♡♡♡」


ぐっちゅ♡ぐっちゅ♡ばちゅん♡ばちゅん♡
ごちゅ♡ごちゅ♡ごちゅ♡♡
…………………♡♡♡♡♡











………………
…………
……


ぼくはたぶん三日三晩魔王様に愛され続けたような気がする
魔王様に愛されるのが…大きなペニスで突かれながらお腹に出されるのが気持ちよくて…魔力を練り合わせる事が幸せであまりの快楽に泣いて…
何度も何度も何度も本当にお腹が膨らむほど愛されたその時、周囲に浮いていた光の粒が一つ、ぼくのお腹に吸い込まれるように入っていったのがわかった





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