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暗殺者くんは甘える
しおりを挟むおれの暗殺者として生活は痛みと苦痛の日々だった
スラムで暮らしていた所を拾われ、衣食住を報酬に暗殺の技術を教え込まれる
始め10人の子供のが居たと思う、全員おれと同じスラムの孤児達…その中で適正のあるものだけが生き残れるのだと知ったのは5人ほど死んでからだ
徹底的な肉体改造、薬物.毒物への耐性…武器の取り扱い…
どれも幼い身体を死に至らしめるギリギリのライン…必死に生きなければ脱落し、ごみになる生活…
それが普通と思えてしまったのだから怖い
おれは顔が今ひとつだったから免れたが、ハニートラップ様に育てられる可愛い顔をした奴は複数に一晩中犯され、性行為まで仕込まれていた
暗殺者として仕事を取るようになってからもその苦痛は時々続く、それは任務を失敗仕掛けたとき、確実な失敗は死を意味するが完璧な任務遂行ができずターゲット以外を殺害した時などは再教育として更に身体をいじくり回されていたんだから
完璧に仕事をこなせる様になって始めて使い捨てから人として扱われる感覚だ
だから、侯爵に壊される前からおれは壊れていたのかも知れない…あの苦痛と絶望しかない生活から抜け出せるのであれば、快楽でズタズタに心など壊れてしまったほうが楽なのではないのか…?
………………………そう思うが…どうしても自分を失うことが怖いんだ…
ちゃぷ…
水音と全身を包まれる暖かさに目が覚める…
おれは…確か…
そうだ、侯爵に抱いて欲しくて…尻の穴を差し出したけど絶頂が怖くなったんだ…
痛みなんて何も無い、排泄に使う穴があんなに気持ちいいのおかしい…おかしいだろ…
ここはどこだろう…あったかい
うっすら目を開けると、視界に入ってきたのは全裸のおれを抱きしめるような腕…と湯…?
「おや?暗殺者くん、目が覚めたのかな?身体は大丈夫…?ごめんね、初めての子に無理をさせてしまった」
申し訳無さそうな侯爵の声がする…初めて…そうだおれ、初めて尻の穴なんて弄られたんだ…
でも痛くなくて、むしろ気持ちよくて怖かった…
「侯爵…おれ………気持ちよくて、怖くて……おれじゃなくなるの…嫌で………ごめん…」
「うん、うん…ごめんね…怖かったね?
私も君があまりにも可愛いから急いでしまった…大丈夫、その気持はわかったから…ゆっくり暗殺者くんのまま壊れていこうね?」
おれのまま壊れていい…ゆっくり壊れいいのか?
背中から感じる侯爵の体温が湯を超えてあったかい…ここは浴室なんだと段々頭がクリアになってきてわかった
平民が使用したことも無いような広い湯船はほのかに花の香りがする…温かい湯の中で侯爵に抱き締められて甘やかされていたのだ…
身体の力を抜き、侯爵にもたれ掛かると素直で可愛いと褒められる…それが嬉しい
暗殺失敗してよかったなんて思う日がくるなんてなと、そう思いながらおれは腹に回された侯爵の腕を触ってみた
筋肉はあるのに太すぎないキレイな腕を…指先も動揺にやや骨ばっているけど長く整ったキレイな手…爪は丸く研磨されていて、おれの尿道や尻を傷つけない為なのかと思ったらドキドキしてしまう
おれのが好きに手を弄ってるのに侯爵は怒ることなどせずされるがままに触らせてくれる優しい…
侯爵に可愛がられる事を望んだおれがそれだけで満足するなんて無理な話だった…
おれを可愛がってくれる指がそこにあるんだぜ?身体が疼くのはもうどうしようもないこと
自分でも息が上がるのがわかる、もうこれからする事が侯爵にバレてるとも思う…けど疼いてたまらない…
自らの股間に美しい手を誘導する、指を1本…一番長い中指に手を添え、おれの期待に満ち湯の中でも勃起し始めていたペニスへ導く
そこで気付いたが、違和感が少ないと思ったら湯が入らないように蜜の棒がみっちりと尿道を塞いでいてくれていた…尻にも違和感があるからきっとそっちにも蜜のプラグが入っているんだろう…
優しい、優しいけどこれじゃ尿道もお尻も侯爵の指が入らない、可愛がって貰えない
何を考えているのだろうおれは…違う、可愛がって欲しくて悲しいんだ…
「暗殺者くん、中が寂しくなってしまったんだね?本当に可愛い…素直でいい子だ…
ほら、湯船の淵に座りなさい、足を広げて私に可愛がって欲しい所を見せるんだ…ふふ、後で可愛がって欲しい時のおねだりの仕方も教えてあげようね…♡」
「ふぅ…ぅ…………座る、ちゃんと見せるから……侯爵に触ってほしい………っ、はぁ…はぁ♡教えてくれ…おねだりしたい…♡」
湯から立ち上がり、震える足で湯船の淵に座る、コツリと尻穴から音がしてその刺激に腹の中までもが歓喜するのだから恐ろしい
手を背の方に付き、侯爵に股間を見せつけるように足を曲げ大きく割り開く…既に完全に期待で勃起しているおれのペニスも、可愛がられたいと腹を熱くする尻穴も、その両方にみっちりと埋め込まれた蜜棒もプラグ丸見えになってる…♡
「とても可愛い格好だね…♡いい子♡
実はね、この蜜のプラグは私の魔法で作られている…だからこんな風に触れずとも潤滑油に戻せるんだよ」
小さく侯爵が何かを呟くと尿道と尻の穴から急な喪失感…とろとろと何かが溢れる感覚にあの蜜の棒が潤滑油に戻ったのを実感した
優しそうな笑みを見せてくれる侯爵から目が離せないおれには開ききった尿道も尻の穴も見えない…でも直にこの喪失感を埋めてくれるのだからなんでもいい…
「侯爵、中、…寂しい…♡早く入れて?、中ほじくって♡
優しく壊してくれ……♡」
もっとこれから壊してと甘えられるようになるから…優しくおれを可愛がって欲しい…
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