異世界満腹亭 沢山の人?を料理で満足させます

佐原

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ロールキャベツと職業体験2

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sideカリーナ

今日から職業体験が始まりましたわ。

最初は初めてのことだらけで戸惑いましたが、全てがご新鮮で充実感がありました。

そして昼の部が終わり、ミートドリアを食べました。

とても美味しかったです。

本当にこれで元気満タンです。

夜の部に向けて私たちはまず、床をモップがけし、机を拭きました。

「みんなにはプリンを作ってもらうから、こっち来て。」

私たちはヨシトさんに厨房で呼ばれました。

「まずは手を洗って。」

先ほどハクアに言われた通りに手を洗いました。

「じゃあ、レシピを見ながら確実に分量を守って作ってみよう。分からないところはアニーと美麗に聞いて欲しい。」

と言い、ヨシトさんは別のことに取り掛かり、私たちはプリン作りを開始しました。

まずは、卵を割って、

あっ殻が入りましたわ!

と、取れないどうしよう。

「アニーさん、」

「からが入ったんですね。箸にを水につけてるとほら、簡単に取れますよ。また、何かあったら言ってください。」

「ありがとうごさいます。」

そのあとは何回かアニーさんと美麗さんを呼ぶこともありましたがプリンを作ることが出来ました。あとは冷やすだけです。

これ一個にこんなにかかるとは思っても見ませんでした。私の家にいる料理人はいつもこんなに時間をかけて作って….


アニーさんと美麗さんは手際良くこなしていました。

私はこれまで料理人の皆さんに手伝ってもらいながら少しは料理をしたことがあります。

しかし、ほとんど私は何もせずに料理が出来上がっていました。アニーさん達を見ると私もああ、なりたいと思いました。

そして、メイドの皆さんやお弁当を作って下さるアニーさんにさらに感謝しないといけないということを改めて実感しました。

「じゃあ、少し時間あるから計算練習しよう。この問題をみんな解いておいてね。」

とヨシトさんから問題を貰い取り掛かりました。

ハクアからヒッサンというものを教えてもらいましたが、この問題はかなり難しいです。

~三十分後~

やっと終わりました。

ふー疲れました。

「みんな作ったプリンだよ。これを食べて夜の部に行こうか。」

「「「はい!」」」


自分が作ったプリンは美味しかったです。

今度家のみんなに作ってあげましょう。


私が看板をOPENにして開店しました。



チリンチリン

いらっしゃいませ。

お昼に来た二家族を接客しました。

昼より、滑らかに出来て良かったです。



チリンチリン

「いらっしゃいま、せ」

の、ノーライフキングが来ました。

「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。ヨシトさんおつまみ頂戴。」

「ハイよー」

「カリーナ、そんな緊張しなくても大丈夫見た目だけだから。まあ、慣れていえばいいさ。」

「は、はい。」

その後も吸血鬼なども来ました。ここはどんなところなんでしょうか。

私でもわかることがあります。

ここはとんでも無いところだと。

天災と呼ばれる、魔物いや、そうは言えませんがその方がこの店には十人以上いますから。

でも、皆さん気さくの方で良かったです。

 
「三人、そろそろご飯食べな。前に置いとくから」

「「「はい!」」」



「これはなんでしょうか?」

「ロールキャベツだよ。あとは簡単なものだけどね。」

美麗さんが答えてくれました。

とりあえず食べてみました。

「うまい!」

ハクアに言われてしまいました。

「キャベツと挽肉がよく合いますね。それにこのソースも美味しいです。」

アリスにまで。

「そ、そうですね。トマトでも使っておられるのでしょうか。」

「おう、よく分かったね。このソースはトマトがベースなんだよ。」

良かったぁ。下手なこと言えませんね。



今日も美味しかったです。

「じゃあみんなお風呂入って寝ていいよ。歯もしっかり磨くんだよー。ハクアの部屋にみんなのベッドあるからそこで寝てね。あと、お風呂の使い方も教えてあげて。」

「はーい。じゃあみんな行くよー」

私は三階に案内されました。

「ここがお風呂だね。さぁ、みんな服を脱いで!」

う~恥ずかしいけど仕方がないですね。

「カリーナ肌綺麗。」

「あ、アリスそんなじろじろみないでください。恥ずかしいです。」

「2人とも綺麗だよー」

「「いやいや、ハクアの方が綺麗だから」」

アリスとハモってしまいました。

「2人とももちもち肌じゃん、おっぱいも大きくなりそうだし。」

そ、そんな恥ずかしいこと良くも言えますね。

そんなことなんで、みんなでお風呂に入り、洗いっこして歯を磨きました。

この歯ブラシっていうのは使いやかったですし、歯磨き粉を使うとスッキリしました。

その後も部屋に行ってみんなで寝ました。

うーんなんか寝れません。みんなもう寝てしまってます。

下に行ってみましょう。





「ん?どうかした?眠れないの?」

「は、はい。」

私は自分の部屋じゃないのが初めて眠れなかった。情けないです。

「じゃあしばらくみんなのお話の相手になってあげて。眠たくなったら寝ていいから。」

「分かりました。」




「おお、ハクアの友達だね。僕のことはノーラさんと呼んでね。」

「この子がハクアの友達かぁ。いい子で良かったな。」

「え?ありがとうございます。」

「いやぁ僕らはなかなか強いからさ、ハクアのことをどう思ってるか分かるんだよ。君からはハクアを守ってあげるという意志が伝わってくるから。いい子だなぁと思ったんだよ。」

とノーラさんが言うとみんな頷いていた。

そんなものなのでしょうか。

でもそんな方に言って貰えて嬉しいです。

「いやぁ僕の加護あげたいんだけど、ノーライフキングだから見つかったら教会とかが面倒だからなぁ。」

「私もだな吸血鬼だからな。」

「それなら、私の加護をあげましょう。精霊のなら大丈夫でしょう。というかそんなもの隠せば良いでしょう。ノーライフキングと吸血鬼ならそんなことは簡単でしょう?」

「そうだね。」「そうだな。」

私のいるところですごい会話がされてますね。

「ん?もうエンシェントドラゴンとフェンリルの加護あるじゃないの。あの2人は抜け駆けしたのね。」

「まあ、私たちより早かったからね。」 

え?もう加護あるの?しかも伝説の方から貰ったんだ。

そして、皆さんから加護を頂きました。


皆さんと話しましたが、年の離れている友人みたいに気さくに話してくれました。

ハクアが優しいと言っていた意味が分かった気がします。

その後私は眠たくなったので、部屋で眠りに着きました。

明日も頑張ります!




昨日更新する予定が忙しくてできませんでしたすみません。誤字脱字がありましたらご報告お願いします。いまは忙しいので無理ですが年末にまとめて修正したいと思います。


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