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王都へGO
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今日から二週間ほどハクアと共に王都に行こうと思う。
アンドリューさんが土地を確保して、あとはノーラさんが家を建ててくれるそうだ。
意外にノーラさんは万能だ。
いや意外じゃ無いか。でも家を建てることもできるとは知らなかったけど。
夕方に着く予定なのでその時に一緒に転移してくるそうだ。
今日一緒に来るのはアンドリュー一家とハクアと俺と美麗だ。
フェルさん達は入学式前に来るそうだ。
王都までの行き方はアンドリューさん達と転移する。
俺以外みんな使えるそうだ。ハクアも使えるらしい。
なんか仲間外れ感がすごい。
そして、土地についた。
なかなか広いここをハクア一人で住むのか?それは掃除とか大変じゃないかな。
「ノーラ先生、お店みたいなキッチンはつけて下さい!」
とハクアが頼んでいた。簡単な料理は教えている。最近は朝食は美麗と一緒に作っていた。
「分かったよ。適当につくるね。」
と言って建てたのはめっちゃでかい屋敷だった。
まあ、予想はしてたよ。ノーラさんはハクアをかなり溺愛しているからハクアの言葉でころっといくからね。
「ノーラさん、ここの掃除大変だな。」
「ヨシト安心してくれ、常に綺麗な状態を保つ魔法をかけておいた!でも、一人はかわいそうだな。」
「それなら、私たちのメイドを一人紹介しましょう。少し待っていてください。」
と言いエリーザさんがどっか行った。
そしてすぐに戻って来た。
「彼女は最近、我が家のメイドを後輩に譲ってしまってフリーなのよ。」
「でもいいんですか?」
「ええ、私はまだまだ現役ですから。」
まあ、実際見た目は凄い若く見える。二十五歳ぐらいに見える。
「ではお願いします。俺はヨシトでこの子がハクアです。」
「私はメイドのアニーです。ハクア様よろしくお願い致します。」
「アニーさん、私のことはハクアと呼んでください。これから一緒に住むんですから。家族みたいなものですよ」
「え?、そういうことなら。ハクアよろしくね。」
「はい!よろしくです!」
いやぁハクアめっちゃいい子だわ。このメイドさんも思ったよりフレンドリーでハクアもやりやすいかもな。
みんなも凄い驚いてるしにやけてるから嬉しいんだろうなぁ。
俺たちはできた建物に入り、キッチンで夕食を作りをみんなで食べた。
その後、ノーラさんはハクアと訓練をし、アンドリュー一家はまた明日ここに来ると言って帰って行った。
俺はベットとかを買いみんなの部屋に置いて行った。俺が出来るのはショップで家具を買って置くことと料理くらいだからな。
ノーラさんは気がきくことにお風呂まで作ってくれた。
本当にありがたい。
「あの、ヨシトさん明日に料理を教えて頂きたいのですが」
「ええ、いいですよ。それと俺達には普通に話していいですから。仲良く行きましょう。」
「分かりました。では、明日からお願いします。」
「分かりました。」
その後ハクアの訓練も終わり、ノーラさんと少し飲んでから寝ることした。
試験は3日後なので、この家でダラダラしたいと思う。
あまり外に出たくない。みんながやらかしそうで怖いからな。
朝になり、もう既にアニーさんは起きていた。
今日は俺とアニーさんが朝食を作る。
「これはご飯と言って、線通りに水を入れてボタンを押すと炊けます。」
「次に、、」
と俺は毎朝ご飯と味噌汁を食べるので、その二つを簡単に説明した。
食料は味噌など以外はここで調達してもらうので、おかずとかは簡単なレシピをショップで買って渡した。
その後結局、家でダラダラして3日が経ちハクアの試験日となった。
この3日はアニーさんに料理教えたり、家具を揃えたりしていた。
外には一歩も出ていない!
ハクアは一回アニーさんと出たそうだ。
帰って来た時、つまらない顔をしていたのを覚えている。
よほど、面白くなかったのだろう。
ハクアの試験当日の朝、ハクアとアニーの弁当を朝一で作った。卵焼きにタコさんウインナー王道なものを入れた。あとは保温容器に味噌汁を持たせた。
食堂はあるそうだが、弁当の有無を聞いた際作ってと言ってくるので腕によりをかけ作った。ハクアの試験がこれで良くなればいいけど。
「ハクア、試験頑張れよ!アニーさんハクアのことお願いします。はい弁当。」
「ハクア頑張ってね。」
「パパ、ママ行ってきます!」
と言い、二人は学校に行っていった。
さて、俺たちは試験の終え帰ってくる二人のために、料理の準備をする。
ハクアの好きなオムライスを作る。
今日のソースはホワイトソースとデミグラスソースを作る。
その間、美麗はデザートを作る。
毎日、手伝っているうちに何品か作れるようになったので、今日はプリンを作るそうだ。
俺たちはハクアの帰りを美味しい料理を作って待っていよう。
少し短いですがここまで読んでいただきありがとうございます。これからしばらくハクアの話が中心となります。
誤字脱字がありましたらご報告お願いします。
アンドリューさんが土地を確保して、あとはノーラさんが家を建ててくれるそうだ。
意外にノーラさんは万能だ。
いや意外じゃ無いか。でも家を建てることもできるとは知らなかったけど。
夕方に着く予定なのでその時に一緒に転移してくるそうだ。
今日一緒に来るのはアンドリュー一家とハクアと俺と美麗だ。
フェルさん達は入学式前に来るそうだ。
王都までの行き方はアンドリューさん達と転移する。
俺以外みんな使えるそうだ。ハクアも使えるらしい。
なんか仲間外れ感がすごい。
そして、土地についた。
なかなか広いここをハクア一人で住むのか?それは掃除とか大変じゃないかな。
「ノーラ先生、お店みたいなキッチンはつけて下さい!」
とハクアが頼んでいた。簡単な料理は教えている。最近は朝食は美麗と一緒に作っていた。
「分かったよ。適当につくるね。」
と言って建てたのはめっちゃでかい屋敷だった。
まあ、予想はしてたよ。ノーラさんはハクアをかなり溺愛しているからハクアの言葉でころっといくからね。
「ノーラさん、ここの掃除大変だな。」
「ヨシト安心してくれ、常に綺麗な状態を保つ魔法をかけておいた!でも、一人はかわいそうだな。」
「それなら、私たちのメイドを一人紹介しましょう。少し待っていてください。」
と言いエリーザさんがどっか行った。
そしてすぐに戻って来た。
「彼女は最近、我が家のメイドを後輩に譲ってしまってフリーなのよ。」
「でもいいんですか?」
「ええ、私はまだまだ現役ですから。」
まあ、実際見た目は凄い若く見える。二十五歳ぐらいに見える。
「ではお願いします。俺はヨシトでこの子がハクアです。」
「私はメイドのアニーです。ハクア様よろしくお願い致します。」
「アニーさん、私のことはハクアと呼んでください。これから一緒に住むんですから。家族みたいなものですよ」
「え?、そういうことなら。ハクアよろしくね。」
「はい!よろしくです!」
いやぁハクアめっちゃいい子だわ。このメイドさんも思ったよりフレンドリーでハクアもやりやすいかもな。
みんなも凄い驚いてるしにやけてるから嬉しいんだろうなぁ。
俺たちはできた建物に入り、キッチンで夕食を作りをみんなで食べた。
その後、ノーラさんはハクアと訓練をし、アンドリュー一家はまた明日ここに来ると言って帰って行った。
俺はベットとかを買いみんなの部屋に置いて行った。俺が出来るのはショップで家具を買って置くことと料理くらいだからな。
ノーラさんは気がきくことにお風呂まで作ってくれた。
本当にありがたい。
「あの、ヨシトさん明日に料理を教えて頂きたいのですが」
「ええ、いいですよ。それと俺達には普通に話していいですから。仲良く行きましょう。」
「分かりました。では、明日からお願いします。」
「分かりました。」
その後ハクアの訓練も終わり、ノーラさんと少し飲んでから寝ることした。
試験は3日後なので、この家でダラダラしたいと思う。
あまり外に出たくない。みんながやらかしそうで怖いからな。
朝になり、もう既にアニーさんは起きていた。
今日は俺とアニーさんが朝食を作る。
「これはご飯と言って、線通りに水を入れてボタンを押すと炊けます。」
「次に、、」
と俺は毎朝ご飯と味噌汁を食べるので、その二つを簡単に説明した。
食料は味噌など以外はここで調達してもらうので、おかずとかは簡単なレシピをショップで買って渡した。
その後結局、家でダラダラして3日が経ちハクアの試験日となった。
この3日はアニーさんに料理教えたり、家具を揃えたりしていた。
外には一歩も出ていない!
ハクアは一回アニーさんと出たそうだ。
帰って来た時、つまらない顔をしていたのを覚えている。
よほど、面白くなかったのだろう。
ハクアの試験当日の朝、ハクアとアニーの弁当を朝一で作った。卵焼きにタコさんウインナー王道なものを入れた。あとは保温容器に味噌汁を持たせた。
食堂はあるそうだが、弁当の有無を聞いた際作ってと言ってくるので腕によりをかけ作った。ハクアの試験がこれで良くなればいいけど。
「ハクア、試験頑張れよ!アニーさんハクアのことお願いします。はい弁当。」
「ハクア頑張ってね。」
「パパ、ママ行ってきます!」
と言い、二人は学校に行っていった。
さて、俺たちは試験の終え帰ってくる二人のために、料理の準備をする。
ハクアの好きなオムライスを作る。
今日のソースはホワイトソースとデミグラスソースを作る。
その間、美麗はデザートを作る。
毎日、手伝っているうちに何品か作れるようになったので、今日はプリンを作るそうだ。
俺たちはハクアの帰りを美味しい料理を作って待っていよう。
少し短いですがここまで読んでいただきありがとうございます。これからしばらくハクアの話が中心となります。
誤字脱字がありましたらご報告お願いします。
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