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オムライスとサキュバス
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夕方は洋食しようと思う。
メインはオムライス。
ソースはデミグラスソースだ。昨日から煮込んである。肉もごろごろに入れ普通に美味しい。
あとはスープにコーンスープ、シーザーサラダ、デザートはゼリーだ。
だから、実質準備といってもコーンスープとゼリーだけだったりする。
昼、店を閉めた後美麗と二人でオムライスを作って食べたが、マジでうまかった。
美麗もすごい興奮していた。
その後、コーンスープを作り、サラダのドレッシングの準備して、明日以降の仕込みもやっておいた。
「美麗、そろそろ開けようか。」
「はーい。」
チリンチリン
「ヨシト、今日一段といい匂いがするな。」
早速、いつもの二家族が来店した。
「まあな、楽しみしといてくれ。さあ、空いている席に座ってくれ。特盛りでいいか?」
「特盛り?」
「ああ、大盛りよりさらに多いんだ。」
「ではそれで頼むぞ。」
と美麗にはサラダの盛り付けとスープをよそってもらい、俺はオムライスを作る。
ケチャップライスを作って卵で包む。
そして、デミグラスソースをかける。
出来たので、運ぶ。
もう、すごい見てくる。楽しみにしてくれて嬉しい。
「デミグラスオムライスだ。召し上がれ。」
と言うとみんなスプーンを使い無言のまま食べる。
食事に集中するほどか、
チリンチリン
「いらっしゃい、アンジュちゃんと、お友達かな?」
「私のお友達のサリーですわ。」
「サキュバスのサリーです。よ、よろしくお願します。」
「よろしくね、サリーちゃん。二人とも席に座ってくれ。どれくらい食べる?」
「ここのは美味しいからたくさんですわ。でもさすがにフェンリルさん達よりはですけど。」
「分かったよ、大盛りしとくよ。」
サキュバスと聞いて、男を誘惑するものかと思っていたが、そんな感じは全くしないな。気弱な感じする。
サリーちゃんとアンジュちゃんが友達なのもなんか意外だし、まあ正反対だからなぎいいかも知れないけどな。
「アンドリューの嬢ちゃん今日のは絶品だぜ!」
あっやっと喋った。
「確かにいい匂いしますわね。楽しみですわ。」
「アンちゃん、あの方は?」
「サリー、あの方々はエンシェントドラゴンのエンドラ一家とフェンリルのフェン一家ですわ。お父様が仲がよろしいですの。あとでお父様とお母様も来るそうですの。」
「えぇ、アンちゃんのお父さんノーライフキングと仲良いと言ってたけどエンシェントドラゴンとフェンリルと仲が良いんだ。すごいね。誰も敵わないじゃん。」
そうだなそれを言われると少し困る部分がある。
「はい、お待たせデミグラスオムライスだ。召し上がれ。」
俺は完成したものを美麗と共に運んだ。
「こ、これは昨日のナポリタンといい、美味しいですわ。このお肉も柔らかいですわ。」
「お、美味しい。このお肉歯を使わないでも食べれるよ!!アンちゃん!」
サリーちゃんも喜んでくれて良かった。
「でも、アンちゃん高くないの?」
「サリーそれは大丈夫。サリーは魔力100000ほど持っているでしょ?」
「まあ、それぐらいは持ってるけど、」
「ここは魔力で払うのですの、そして前も三人でここに来ましたが、10000もかかりませんでしたの。」
「え?魔力?それはありがたいし、しかも1割も必要ないね。それなら大丈夫。」
「ええ、だからサリーそんなに心配しなくてもいいですわよ。」
正直、ショップで買うものは市場で買うぐらい安い。しかも質もいい。
それもあって低魔力で料理を作れる。
まあ、みんなに美味しく食べてもらいたいからね。
「デザートのミカンのゼリーです。口直しにどうぞ。」
「ありがとうですわ。」
「ありがとうございます。」
これは二家族バクバク食っていた。
特に子供も達が気に入ってくれたようだ。
「さっぱりしていて美味しいですわ。」
「そうだね、これも美味しいよ。」
チリンチリン
「いらっしゃい、エリーザさんアンドリューさんとくると思ってました。あと、イリーナさんとリーシュさんも昼ぶりですね、あとそこの方は、」
エリーザさんは精霊さん達と一緒に来た。
イリーナさん達と知り合いなのかな?
「ヨシトさん、こちら私の友人の闇精霊シュナです。」
「シュナよ、よろしくね。昨日、エリーザに誘われて、今日イリーナたちにも誘われたから一緒に来たわ。」
精霊さん達はみんな仲が良いのかもな。
エリーザさんとシュナさんは仲良いそうだし。
「空いてる席座って下さい。アンジュちゃんたちも来てましたよ。」
「あら、サリーちゃん久しぶりね。」
「エリーザさんお久しぶりです」
「もう帰るの?」
「もう食べ終わりましたので。」
「あらそうなの、どうだったここの料理?」
「とても美味しかったです。アンちゃんが勧めて来た意味が分かりました。」
「それは良かったわ。気をつけて帰るのよ、代金は私が奢らせてもらうわ。これから娘をよろしくね。」
「え?よろしいんですか?」
「娘の友達には良い格好させて頂戴。アンジュ、サリーちゃんと仲良くね。」
「お母様、サリーは私の親友ですから当たり前ですわ。」
「それは、良かった気をつけて帰るのよ。」
とエリーザさんが払ってくれるそうなので、良かったな。なんかエリーザさんが母だなって今一度理解した。
「ごちそうさまでしたでした。」
「ヨシトさんごちそうさまでした。また来ますわ。」
「また、来てくれよ!気をつけてなー。」
さて、夜の部に入ろうか。ちなみにあの二家族はたらふく食って帰っていった。
メインはオムライス。
ソースはデミグラスソースだ。昨日から煮込んである。肉もごろごろに入れ普通に美味しい。
あとはスープにコーンスープ、シーザーサラダ、デザートはゼリーだ。
だから、実質準備といってもコーンスープとゼリーだけだったりする。
昼、店を閉めた後美麗と二人でオムライスを作って食べたが、マジでうまかった。
美麗もすごい興奮していた。
その後、コーンスープを作り、サラダのドレッシングの準備して、明日以降の仕込みもやっておいた。
「美麗、そろそろ開けようか。」
「はーい。」
チリンチリン
「ヨシト、今日一段といい匂いがするな。」
早速、いつもの二家族が来店した。
「まあな、楽しみしといてくれ。さあ、空いている席に座ってくれ。特盛りでいいか?」
「特盛り?」
「ああ、大盛りよりさらに多いんだ。」
「ではそれで頼むぞ。」
と美麗にはサラダの盛り付けとスープをよそってもらい、俺はオムライスを作る。
ケチャップライスを作って卵で包む。
そして、デミグラスソースをかける。
出来たので、運ぶ。
もう、すごい見てくる。楽しみにしてくれて嬉しい。
「デミグラスオムライスだ。召し上がれ。」
と言うとみんなスプーンを使い無言のまま食べる。
食事に集中するほどか、
チリンチリン
「いらっしゃい、アンジュちゃんと、お友達かな?」
「私のお友達のサリーですわ。」
「サキュバスのサリーです。よ、よろしくお願します。」
「よろしくね、サリーちゃん。二人とも席に座ってくれ。どれくらい食べる?」
「ここのは美味しいからたくさんですわ。でもさすがにフェンリルさん達よりはですけど。」
「分かったよ、大盛りしとくよ。」
サキュバスと聞いて、男を誘惑するものかと思っていたが、そんな感じは全くしないな。気弱な感じする。
サリーちゃんとアンジュちゃんが友達なのもなんか意外だし、まあ正反対だからなぎいいかも知れないけどな。
「アンドリューの嬢ちゃん今日のは絶品だぜ!」
あっやっと喋った。
「確かにいい匂いしますわね。楽しみですわ。」
「アンちゃん、あの方は?」
「サリー、あの方々はエンシェントドラゴンのエンドラ一家とフェンリルのフェン一家ですわ。お父様が仲がよろしいですの。あとでお父様とお母様も来るそうですの。」
「えぇ、アンちゃんのお父さんノーライフキングと仲良いと言ってたけどエンシェントドラゴンとフェンリルと仲が良いんだ。すごいね。誰も敵わないじゃん。」
そうだなそれを言われると少し困る部分がある。
「はい、お待たせデミグラスオムライスだ。召し上がれ。」
俺は完成したものを美麗と共に運んだ。
「こ、これは昨日のナポリタンといい、美味しいですわ。このお肉も柔らかいですわ。」
「お、美味しい。このお肉歯を使わないでも食べれるよ!!アンちゃん!」
サリーちゃんも喜んでくれて良かった。
「でも、アンちゃん高くないの?」
「サリーそれは大丈夫。サリーは魔力100000ほど持っているでしょ?」
「まあ、それぐらいは持ってるけど、」
「ここは魔力で払うのですの、そして前も三人でここに来ましたが、10000もかかりませんでしたの。」
「え?魔力?それはありがたいし、しかも1割も必要ないね。それなら大丈夫。」
「ええ、だからサリーそんなに心配しなくてもいいですわよ。」
正直、ショップで買うものは市場で買うぐらい安い。しかも質もいい。
それもあって低魔力で料理を作れる。
まあ、みんなに美味しく食べてもらいたいからね。
「デザートのミカンのゼリーです。口直しにどうぞ。」
「ありがとうですわ。」
「ありがとうございます。」
これは二家族バクバク食っていた。
特に子供も達が気に入ってくれたようだ。
「さっぱりしていて美味しいですわ。」
「そうだね、これも美味しいよ。」
チリンチリン
「いらっしゃい、エリーザさんアンドリューさんとくると思ってました。あと、イリーナさんとリーシュさんも昼ぶりですね、あとそこの方は、」
エリーザさんは精霊さん達と一緒に来た。
イリーナさん達と知り合いなのかな?
「ヨシトさん、こちら私の友人の闇精霊シュナです。」
「シュナよ、よろしくね。昨日、エリーザに誘われて、今日イリーナたちにも誘われたから一緒に来たわ。」
精霊さん達はみんな仲が良いのかもな。
エリーザさんとシュナさんは仲良いそうだし。
「空いてる席座って下さい。アンジュちゃんたちも来てましたよ。」
「あら、サリーちゃん久しぶりね。」
「エリーザさんお久しぶりです」
「もう帰るの?」
「もう食べ終わりましたので。」
「あらそうなの、どうだったここの料理?」
「とても美味しかったです。アンちゃんが勧めて来た意味が分かりました。」
「それは良かったわ。気をつけて帰るのよ、代金は私が奢らせてもらうわ。これから娘をよろしくね。」
「え?よろしいんですか?」
「娘の友達には良い格好させて頂戴。アンジュ、サリーちゃんと仲良くね。」
「お母様、サリーは私の親友ですから当たり前ですわ。」
「それは、良かった気をつけて帰るのよ。」
とエリーザさんが払ってくれるそうなので、良かったな。なんかエリーザさんが母だなって今一度理解した。
「ごちそうさまでしたでした。」
「ヨシトさんごちそうさまでした。また来ますわ。」
「また、来てくれよ!気をつけてなー。」
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