異世界満腹亭 沢山の人?を料理で満足させます

佐原

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竹の子ご飯とみたらし団子と精霊

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今日は竹の子ご飯を作ろうと思う。それに加えて、きんぴらごぼうと味噌汁、ぶりの照り焼きだ。

デザートは今日は抹茶アイスとみたらし団子だ。

竹の子はこっちの世界じゃ旬ではないかも知れないが、俺が食べたくなったので、作ろうと思った。

今日は和食ってぽいからデザートも和食にしてみた。

さて、準備をしよう。

まずは竹の子のアクを抜かないといけないので、米ぬかを使い、茹でる

こうすることで、しっかりアクを抜くことができる。

あとは必要な材料を切り、共に入れご飯を炊く。

今日の味噌汁の具は豆腐とワカメだ。シンプルイズザベストだから。

きんぴらごぼうも作り、ブリも液に浸しておき、あとは焼くだけの状態だ。


次はアイスの方に取り掛かる、以前作ったのに抹茶を入れるだけだが、だまにならないようにする。

みたらし団子もしっかり作った。

材料は
【団子】
・白玉粉  
・水    
・竹串   

【たれ】
・しょうゆ 
・みりん  
・砂糖   
・片栗粉  
・水    

意外に簡単にできるのでやってみて欲しい。

白玉粉に水を入れ、固まってきたら、小分けにしてそれを茹でる。タレの方も全部入れていい感じに成れば大丈夫だ。

そのあと、白玉を串に刺したれをかけて完成だが、出す前に少し焼くので串を刺した状態までにしておく。

うん、美味しそうに出来た。

「さて、開店しようかな、美麗頼む!」

「はーい。」


チリンチリン

「いらっしゃい。」

来たのはミナさん達妖精さん達出会った。
それに二人多いが。

「皆さん、いらっしゃい。」

「ヨシトさん、今日は精霊を連れてきましたが、構いませんか?」

「ええ、大丈夫ですよ。さぁ空いている席に座って下さい。」


「今日は竹の子ご飯定食とデザートも別でありますが、どうしましょう。あとそちらの方は?」

「私は水の精霊イリーナです。ティーナから聞いて来ました。よろしくお願いします。」

「私は光の精霊リーシャです。」

「イリーナさんとリーシュさん、よろしくお願いします。さて、注文はどうしましょう。」

この様子を見たら親子に目えるなぁ。妖精は背が低く、精霊は少し高め。美形な親子こった。

「私はその定食とデザート全部」

「私もそれでお願いします。」「私も」

「では私も」「私もそれで。」

みんなスイーツ好きなんだな。

「はい、分かりました少し待っていて下さいね。」


チリンチリン

「ヨシト、今日も来たぞ。空いている席に座らせてもらうな。」

「はーいどうぞー。竹の子ご飯定食お持ちしますね!」

「大盛りで頼むぞ。」

「はい。分かりました。」

と俺は厨房に行った。




「フェンリル?それにエンシェントドラゴン!?」

「イリーナ、リーシュ、私も最初は驚きましたよ。一体だけでも軽く小国を潰せますから。でも、子供達の姿を見たら、強いとか忘れるんですよね。ほら、ミナなんてもう仲良しになってますから。」

と、ミナを見るとフェンリル子供達と楽しくお話ししていた。それにエンドラ娘も一緒にいた。

「ミナ~出来たぞー」

「今行くー!」


俺は、美麗共に妖精さん達の元に運んだ。

「どうぞ、食べ終わる頃にデザート持ってきますので。どうぞ召し上がれ。」

妖精さん達は箸を使えないのでスプーンで食べている。

「コリコリして美味しい。このゴボウというものも美味しい。」

「食感も味も楽しめるとはいいですね。」

「イリーナさん、リーシュさんおいしいでしょー!ヨシトの料理は絶品だからね!」

「確かにそうですね、私も毎日通うかも知れません。夜もやっているんですか?」

「やってるよ、私たちは夜は行かないけど、フェンリルさん達は行ってるからね!まえ、アンドリュー?さんが来たって子供達も言ってたよ。」

「え!?アンドリューってリーシュ。」

「ええ、吸血鬼真祖ですね。ここはなかなか凄いところですね。」

「皆さんいい人でしたよ。ノーライフキングも優しい方でしたし。」

「美麗ちゃんノーライフキングまで来てるの?」

「リーシュさんそうですよ。なんか散歩してるときにここ見つけて以来夜は毎日来でますね。いつも一人で寂しかったそうですよ。父達とも一緒に飲んでましたし。見かけによらないですよ。あっそろそろデザート出してもいいですか?」

「はい!」「お願いします。」

「分かりました、少々お待ち下さい。」



美麗から妖精さん達が食べ終わったと聞いたので、デザートを準備する。

ちなみに、あの二家族は竹の子ご飯を気に入ったそうで凄い勢いで食べている。

まずは串に刺した、団子を焦げ目を少し付くぐらいに焼き、タレをかけて完成だ。

抹茶アイスには黒蜜も付けた。イリーナさんあたりはこの方が好きかも知れない。



「お待ちどうさま、抹茶アイスとみたらし団子です。抹茶アイスにはこの黒蜜をお好みでかけて下さい。」


パクッ

「うっ!!美味しいです。この団子?初めて食べました!」

「抹茶アイスも苦味の後に甘さが来て美味しいです!!」

イリーナさんとリーシュさんが満足してくれたみたいでよかった。

その後五人はデザートをおかわりした。 



「ヨシトさんごちそうさまでした。今日も美味しかったです。それと今日スイーツ頂けませんか?」

「アイスは溶けるので出来ませんがみたらし団子ならいいですよ。少し待っていていて下さいね。」

「私達もいいですか?」

「ええ、もちろんですよイリーナさんとリーシュさん。少し待って下さいね。」

とまた、みたらし団子を準備した。


「はい、みたらし団子です。イリーナさんとリーシュさん別々に会計しますか?」

「いえ、私が払います。」

「分かりましたよ、リーシュさん。では妖精さん達は5000で、精霊さん達が4000でお願いします。」

「分かりました。」

と言いティーナさんとリーシュさんは魔力をチャージして帰っていった。

その後たらふく食った二家族も帰り、夕方の仕込みに取り掛かる。




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