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ナポリタンと吸血鬼一家
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夕方の仕込みだ。
夕方はナポリタンとピザとサラダをする予定だ。
デザートはジェラートにする。
今日はおそらく、アンドリュー一家が来そうなので、ナポリタンにした。
あとはピザは今日はマルゲリータだ。今度、いろんな種類やってみようと思う。
ナポリタンはその場でほぼ作るので、具材を切ってケチャップを用意するだけだ。
ピザの生地は午前中に作り終えたので、あとは伸ばして広げて、具材を乗せ焼くだけだ。
ジェラートの材料は
・牛乳
・生クリーム
・グラニュー糖
・塩
・バニラエッセンス
の五つに加え、苺とブルーベリーも使う。
味の種類を増やすためだ。
あとは加熱し、混ぜて凍らせ最後にミキサーで砕けば完成だ。
意外に簡単だ。
時間が余ったので、明日以降の仕込みをした。
「そろそろ、開店するぞー美麗頼んだ!」
「はーい」
チリンチリン
「いらっしゃい、フェル一家にエンドラ一家。空いてる席に座っていいよ。」
「今日はナポリタンとピザだ。最後にデザートもあるから考えて食べてくれよ!」
「「「「は~い!」」」」
うん子供達よいい返事だ。
さっそく、準備に取り掛かった。
麺茹で、生地を伸ばして、材料を入れ、炒め、具材を乗せ焼く。
同時に二つのことをしながら作る。
ナポリタンも出来たし、ピザもいい感じにチーズがとろけてる。
「美麗手伝って」
「はい!」
と二人で料理を運んだ。
「召し上がれ。」
といつもの如く子供達は勢いよく食べている。
チリンチリン
お?アンドリューさんが来たかな?
「いらっしゃい、アンドリューさん。待ってましたよ。」
「ヨシト、これが私の家族だ。よろしく頼む。」
「妻のエリーザです。」
「娘のアンジュです。」
「エリーザさん、アンジュさんよろしくお願いします。さぁ、みなさん好きな席に座って下さい。ナポリタンとピザすぐにお持ちしますね。」
「ヨシト頼んだぞ。」
と俺はナポリタンとピザを作りアンドリューさん達に運んだ。
「どうぞ召し上がれ。」
三人はフォークとスプーンをうまく使い上品に食べている。
「パパ、美味しいですわ!」
「あなた、美味しいですわね。」
「そうだろ?連れてきた甲斐があった。他にも美味しいものがたくさんあるんだよ。」
と、三人はこの料理のここがうまい!とか言ってくれた。
いやあ料理人としてはすごい嬉しいね。こだわった部分を言ってくれるもん。
さて、そろそろ食べ終わったからデザートを準備しましょうか。
凍らせたものをミキサーで砕き、さらに柔らかくした。
バニラ、ストロベリー、ブルーベリーの三種を作ったが、みんな三種とも食べたいそうなので
みんなに配分した。
「「「冷たいけど美味しい!!」」」
子供達には好評だ。
その後大人たちにも美味しいと言ってもらった。
「パパ、これもまた美味しいですわ。冷たくて甘い感じがたまりませんわ。」
「あなた、ここに来てたら血なんか美味しくないように感じますよ。」
「そうだな、ここは安いから毎日来れるぞ。」
「やったですわ。」
「あなた、安いってどれくらいですの?」
「エリーザ、多分魔力7000ぐらいじゃないか?いやそれより安いかも知れん。」
「魔力ですの、しかも7000だけでいいですの?」
「ヨシトはそれだけ良いと言っているからな。この店は魔力で動かしているのだろう。」
まあ、近いところをいっているな、正解は全て魔力に頼ってるでした。
この店は全て魔力で賄っているからな。電気も熱も全てだ。
それに加え、食料も魔力だ。
だから、魔力が大事なんだよ。
そんなことを考えていると、子供達と吸血鬼一家からジェラートおかわりと言われたので、追加で作り、出した。
「ヨシト、今日もありがとうな。それで今日はいくらだ?」
「フェル一家は11000でエルドラ一家は9000だな。」
「うむ、わかったぞ。」
と言い二人は魔力をチャージして、帰っていった。
今日は夜には来ないそうだ。さすがに毎日来れないらしい。子供もいるし、奥さんもいるから心配なんだろう。
二家族が帰ってから数十分後
チリンチリン
「ノーラさんいらっしゃい!」
「ヨシト、今日もきたよ。」
「アンドリューさんもそこにいるから三人で飲もうか、美麗はエリーザさんとアンジュさんと飲んで来いよ。」
「はい!分かりました。」
さて、その前に余り物で軽く料理を作り、つまみも作った。
「カンパーイ」
「「カンパーイ」」
「ヨシトよ、妻と娘が喜んでいた、本当にありがとう。」
「いいよ、別にこっちもそう言うふうにいってもらえて嬉しいからさ。」
「ヨシトの料理は美味しいからね。」
俺たちは十二時まで、喋り続けた。
side美麗
「私もご一緒していいですか?」
「ええ、もちろんですよ。私はエリーザです。」
「私はアンジュですわ。」
「ワインはお好きですか?」
「「もちろん!」」
ヨシトは私に滅多に出さないワインを出してくれた。これの代金は取らないそうだ。楽しんで欲しいみたい。
「どうですか?」
「ええ、とても美味しいですわ。」
「確かに美味しい。料理だけではなくワインも美味しいとは。」
この後は料理の話や恋愛の話をしちゃったりしなかったりして女子三人でのお話を楽しんだ。
夕方はナポリタンとピザとサラダをする予定だ。
デザートはジェラートにする。
今日はおそらく、アンドリュー一家が来そうなので、ナポリタンにした。
あとはピザは今日はマルゲリータだ。今度、いろんな種類やってみようと思う。
ナポリタンはその場でほぼ作るので、具材を切ってケチャップを用意するだけだ。
ピザの生地は午前中に作り終えたので、あとは伸ばして広げて、具材を乗せ焼くだけだ。
ジェラートの材料は
・牛乳
・生クリーム
・グラニュー糖
・塩
・バニラエッセンス
の五つに加え、苺とブルーベリーも使う。
味の種類を増やすためだ。
あとは加熱し、混ぜて凍らせ最後にミキサーで砕けば完成だ。
意外に簡単だ。
時間が余ったので、明日以降の仕込みをした。
「そろそろ、開店するぞー美麗頼んだ!」
「はーい」
チリンチリン
「いらっしゃい、フェル一家にエンドラ一家。空いてる席に座っていいよ。」
「今日はナポリタンとピザだ。最後にデザートもあるから考えて食べてくれよ!」
「「「「は~い!」」」」
うん子供達よいい返事だ。
さっそく、準備に取り掛かった。
麺茹で、生地を伸ばして、材料を入れ、炒め、具材を乗せ焼く。
同時に二つのことをしながら作る。
ナポリタンも出来たし、ピザもいい感じにチーズがとろけてる。
「美麗手伝って」
「はい!」
と二人で料理を運んだ。
「召し上がれ。」
といつもの如く子供達は勢いよく食べている。
チリンチリン
お?アンドリューさんが来たかな?
「いらっしゃい、アンドリューさん。待ってましたよ。」
「ヨシト、これが私の家族だ。よろしく頼む。」
「妻のエリーザです。」
「娘のアンジュです。」
「エリーザさん、アンジュさんよろしくお願いします。さぁ、みなさん好きな席に座って下さい。ナポリタンとピザすぐにお持ちしますね。」
「ヨシト頼んだぞ。」
と俺はナポリタンとピザを作りアンドリューさん達に運んだ。
「どうぞ召し上がれ。」
三人はフォークとスプーンをうまく使い上品に食べている。
「パパ、美味しいですわ!」
「あなた、美味しいですわね。」
「そうだろ?連れてきた甲斐があった。他にも美味しいものがたくさんあるんだよ。」
と、三人はこの料理のここがうまい!とか言ってくれた。
いやあ料理人としてはすごい嬉しいね。こだわった部分を言ってくれるもん。
さて、そろそろ食べ終わったからデザートを準備しましょうか。
凍らせたものをミキサーで砕き、さらに柔らかくした。
バニラ、ストロベリー、ブルーベリーの三種を作ったが、みんな三種とも食べたいそうなので
みんなに配分した。
「「「冷たいけど美味しい!!」」」
子供達には好評だ。
その後大人たちにも美味しいと言ってもらった。
「パパ、これもまた美味しいですわ。冷たくて甘い感じがたまりませんわ。」
「あなた、ここに来てたら血なんか美味しくないように感じますよ。」
「そうだな、ここは安いから毎日来れるぞ。」
「やったですわ。」
「あなた、安いってどれくらいですの?」
「エリーザ、多分魔力7000ぐらいじゃないか?いやそれより安いかも知れん。」
「魔力ですの、しかも7000だけでいいですの?」
「ヨシトはそれだけ良いと言っているからな。この店は魔力で動かしているのだろう。」
まあ、近いところをいっているな、正解は全て魔力に頼ってるでした。
この店は全て魔力で賄っているからな。電気も熱も全てだ。
それに加え、食料も魔力だ。
だから、魔力が大事なんだよ。
そんなことを考えていると、子供達と吸血鬼一家からジェラートおかわりと言われたので、追加で作り、出した。
「ヨシト、今日もありがとうな。それで今日はいくらだ?」
「フェル一家は11000でエルドラ一家は9000だな。」
「うむ、わかったぞ。」
と言い二人は魔力をチャージして、帰っていった。
今日は夜には来ないそうだ。さすがに毎日来れないらしい。子供もいるし、奥さんもいるから心配なんだろう。
二家族が帰ってから数十分後
チリンチリン
「ノーラさんいらっしゃい!」
「ヨシト、今日もきたよ。」
「アンドリューさんもそこにいるから三人で飲もうか、美麗はエリーザさんとアンジュさんと飲んで来いよ。」
「はい!分かりました。」
さて、その前に余り物で軽く料理を作り、つまみも作った。
「カンパーイ」
「「カンパーイ」」
「ヨシトよ、妻と娘が喜んでいた、本当にありがとう。」
「いいよ、別にこっちもそう言うふうにいってもらえて嬉しいからさ。」
「ヨシトの料理は美味しいからね。」
俺たちは十二時まで、喋り続けた。
side美麗
「私もご一緒していいですか?」
「ええ、もちろんですよ。私はエリーザです。」
「私はアンジュですわ。」
「ワインはお好きですか?」
「「もちろん!」」
ヨシトは私に滅多に出さないワインを出してくれた。これの代金は取らないそうだ。楽しんで欲しいみたい。
「どうですか?」
「ええ、とても美味しいですわ。」
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