異世界満腹亭 沢山の人?を料理で満足させます

佐原

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炒飯と餃子そして、ノーラさんの友達が来た

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夕飯は、餃子とチャーハンを作る。

そのために朝はチャーシューを作っておいた。

あとは切るだけだ。

「美麗、テーブル拭き終わったらこっち来てくれー」

「はーい分かりました。」

餃子は一口サイズで合い挽きの挽肉を使う。あとは白菜、ニラ、椎茸も入れる。

その後軽く、味をつけこねた。

その時、美麗がヌメヌメするーとか言っていたが、しょうがない。

いちいち、手袋するのも面倒だからな素手で十分だ。

餃子はノーマルと海老餃子もつくり、ついでにワンタンも作った。

後ほどワンタンスープにする予定だ。


その後少し休憩を取った。

「よし、そろそろオープンするから美麗頼む。」

「分かった。」

その数十分後いつ通り二家族が来た。

もう常連だよ。毎日二回は来てるからな。

「いらっしゃい。今日はチャーハンと餃子、ワンタンスープだよ。チャーハンはみんな大盛りでいい?」

と言うとみんなから了承をもらえたので、さっそく作った。

チャーシュー、卵、ねぎを入れチャーハンを作る。

パラパラになるように作る。卵がご飯に絡まるようにすればパラパラになるからな。

それをしながら、餃子も焼く。

羽付きだ。パリッと感じと肉汁がたまらない。

そして、できたものを美麗と共に運んだ。

「召し上がれ」

子供達は凄い勢いで食べてるよ。
その反応からして、美味しいようでよかったよ。

「大人の人は餃子にラー油をかけて食べると美味しいよ。」

ピリッとした感じが、餃子と相まって美味しいからな。

その後もやはり、おかわりし、追加で作った。

「今日も美味しかった。」

「ごちそうさま~」「ありがとー」

子供達は癒しだなぁ。

この言葉がどれだけ嬉しいか。

エンドラ一家の娘さんも。

「ありがとっ!」

と言ってくる。これが姪を持った気持ちなのか。可愛いなあ、

「今日はいくらだ?」

「フェル一家は8000で、エンドラ一家は6000で」

「今日は安いな。」

「まあ、材料費がやすいからな。それだけ安いんだよ。また、明日も来てねー」

「うん!また来るー」「私も来るよー」

「じゃあまた後でな。」

「うむ、また後でな。」「そうだな、また後で。」



二家族が帰ってしばらく経った

チリンチリン

「ノーラさんいらっしゃい。その方が吸血鬼の方ですか?いらっしゃい!」

「ヨシト、今日は来てしまったよ!あ、この人はね」

「俺は吸血鬼のアンドリューだ。店主よろしく頼む。」

「アンドリューさんよろしくお願いします。今日は、鉄板をあるとこ座ってくれますか、美麗案内して!」

「はーい。」

「あっ、ノーラさんこの後美麗のお父さんとフェンリル来るけどいいですか?」

「もちろんだよ。」

やはり、人懐っこいよね。このノーラさん。

この様子じゃあの二人とすぐに打ち解けれそうだな。

今日は軽くつまみを作って、焼肉をしたいと思う。

あとは揚げ餃子だな。余った餃子を揚げるだけなので、すぐに出来る。

「美麗、ちょっと来てー」

「はーい」

俺は美麗と一緒に料理を運んだ。

「今日は美麗はジュースだな。」

「はい。」

昨日酔ったことを覚えてるようだ。まあたまには良いけど。

「お待たせしました。つまみと今日は肉を自由に焼いてください。」

まあ、用意したのはホルモン系が多いけど。

他にもつまみにチャーシューも出す。チャーハンでは使い切れないからね。

ここで、あの二人が来た。

「フェルさんとエルドラさんいらっしゃい!」

「おお、あなたがノーライフキングいやノーラさんと言った方が良いかな?それと吸血鬼の方もよろしくな!俺はエンシェントドラゴンだ。」

「我はフェンリルだお二方よろしくな!」

「僕はノーライフキングだよ。ノーラと呼んでね。」

「私は吸血鬼真祖のアンドリューだ。よろしく頼む。」

普通の自己紹介だな。みんな仲良くなれそうだな。

「みんな酒は飲めるよね?」

「ああ、大丈夫だ。」「我もだ。」「わたしもだ。」

「了解」

俺は人数分のビールを用意した。

「じゃあ、カンパーイ」

「「カンパイ!」」

「うむ、カンパイ。」

と三人も乗り遅れたがやってくれた。ノリが意外にいいな。

アンドリューさんは意外だった。堅物かと思ったけど違ったようだ。

「ノーライフキングよ、これうまいぞ!」

アンドリューさんは揚げ餃子を食べた。

「そうだろ?アンドリューここのものは絶品なんだ。」

二人とも料理を褒めてくれて嬉しいなぁ。

「アンドリュー、血とかは飲まないのか?」

と俺も聞きたいことをエンドラさんが聞いてくれた。しかも、呼び捨てだし。

「私は吸血鬼であるが、一回の食事で十分なんだ。血を飲んだのも何百年前になるか覚えてないな。」

「そうなのか、じゃあ今度ナポリタンでも作ろうかな。トマト、アンドリューさん好きそうだし。」

「それは気になるな、今度、家族と来てもいいか?」

「もちろん。来る時言ってくれれば作るからな。そういえば、美麗今度女子会でもすればいいんじゃないか?男は男で飲めばいいし。子供たちはこの上て寝かせればいいから。」

「それはいいな!妻たちもゆっくりしたいと思うからな。」

「私も妻を連れてこよう。ノーライフキングよお主も来るのだぞ。面白そうだしな!!」

「お母さんたちと飲めるのは楽しそうですね!!」

その後も話も盛り上がり、楽しい時間となった。





「ヨシトよ、今日はありがとう」

「我もアンドリューとノーラとは仲良くなれて良かったぞ。」

「また飲もうぜ!」

「そうだね、ヨシト今日の魔力は?」

「いや、いらないよ、前相当貰ったしな。」


その後、後片付けし、風呂に入り魔力をチャージして眠った。

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