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二人で雑炊を食す やらかしたァァァア
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「あのね、そろそろ俺もお腹が減ってきたから出来れば帰って欲しいんですけど。」
カタリナさんのお腹の音を聞く前から俺もかなりお腹が空いていた。
一人で雑炊を楽しむためにも早く出て行って欲しいところだ。そもそもここは危険な地帯だ。
ここに来た時点で生命の危険性は十分分かっている筈だ。生命を失う覚悟は既にしているだろう。
人に頼ってここに居るのは迷惑でしか無い。酷な話だがカタリナさんの命は現時点で俺が握っているようなものだ。
生かすも殺すもこの空間では俺の自由。それを分かっているからこそカタリナさんは強気にもなれないし俺の気分を損ねてはいけないと自覚している。
それが分かるようなこんな子供に敬語を使ってきたり、様付けなんてしており王侯貴族のような対応をしている。
実際に俺は王族なんだけどね。だから、そういう風に対応されるのは当たり前っちゃ当たり前だ。
しかし、グリード国内ではそんな扱いされるのが稀で同年代の馬鹿どもは普通に俺への悪口を平気で言ってくる。
そういう君たちにはエリック兄さんやダン兄が聞いていたら後々に影響するからやめた方が良いとアドバイスしたいくらいだ。
エリック兄さんは次期国王だ。跡取りがクソだと優遇はしないのは明らかだろう。変に謀反を企てられても困るから重税を敷いたり監査は厳しいものにすると思う。
そして跡取りでない貴族の子息などは騎士団に入団することが多いかもしれない。ダン兄は次期騎士団長であるため礼儀作法のなってない者はすぐに切るだろう。
騎士団とは冒険者と違って規律が大切だ。個人では無く団体。他を重んじれない者に誰が背中を預けたいと思う?
そして三男である俺の役職は自室警備員だ。他の二人と違って現役で今はその自室は外部委託している。
俺は今は休暇中だ。自室警備員には休みがない。偶にはこうやって休むくらい良いだろう。
これを親父や母さんが聞いたら絶対に呆れそうだな。しかし、今はそんなことより目の前の問題を解決しなくちゃいけない。
休暇中にも関わらず外敵が現れたのだ。しかし、同族であるため扱いにかなり困る。
「ご迷惑ですよね…ここまでしていただいてありがとうございました。」
「あっ、うん」
「こうして湯呑みをさせて頂き身体を温めて頂けただけでも大きな感謝をしなければならない立場でありました。それなのに色々と要求してしまい申し訳ありません。」
「お、おう」
何だこの人!!いやね、傍若無人の振る舞いをする姉さん達に比べたらカタリナさんは数百倍マシだよ!
ってかこの人は確かグリード王国のお偉いさんと友達だっけ。そのお偉いさんが公爵や侯爵だったら。
あれぇ?結構ヤバい?
「あの、ちなみに友人って誰ですか?」
「レイン・フォン・グリード、グリード王国の王女様です。」
ハァァア!?
何でここで姉さんが出てくんだよ!!カタリナさんを見殺しにしたら俺が殺されるのでは?
そもそも王女と呼べるか呼べない狭間にいる姉さんだけど、一応王女の姉さんと親交があるこの人ってもしかして俺が想像していた以上のお偉いさん?
や、ヤベェ、もしかしたら国際問題になっちゃうよこれ。ど、どうしよう。
「ちょ、ちょっと待って下さい。このままだと危険だと思いますよ」
「し、しかし、アルフレッド様には既に返しきれない御恩が」
「ま、まぁ、その恩は5年後くらいにでも返してくれれば良いですよから」
5年なんて適当な年数を言えばこの人も忘れているだろう。別に恩なんてどうでも良いけどこの人の素性が知りたい。
今後、この発言にアルフレッドは大きな後悔をするのだがまだまだ先のお話。
「とりあえず、俺も腹へったので一緒にどうですか?食べてからでも遅くないと思いますが」
「よ、宜しいのですか?」
「一人で食べるのも寂しいと思っていたところなので」
嘘です。一人の方が気楽で良いです。ここに一人で来た意味が分からないからね。
出来ることならこの人の友人を知りたくなかった。レイン姉さんめ!!俺をどれだけ苦しまさせれば気がすむんだ!!
俺は取っておいた汁に鶏肉と溶き卵を入れて卵雑炊を作った。
こたつの机の中心に鍋を置いてお椀を雑炊を掬ってあげた。
「どうぞ、温かいので入ってください。」
「ありがとうございます。」
こたつに入ってもらって俺も雑炊を食べ始める。やはり美味いなぁ。
「あっ、美味しい」
「ありがとうございます」
「こんなに温かいものを食べたのは久しぶりです」
「そうなんですか?」
「はい、最近まで牢屋に居ましたので」
ろ、牢屋!?この人なんか悪いことしたのか?でも、全くそういう風には見えないけど。
人は見かけに寄らないのか?しかし、見た感じ良いところのお嬢さんのように思えるけど。
「そうなんですね」
「はい、私の国は腐敗して居まして上層部の反感を買ってしまったみたいです」
「何をされたんですか?」
「炊き出しです。それをするくらいなら金を寄越せと」
何と酷い話だ。炊き出しするくらいなら金を寄越せか。めっちゃ腐りきっている国なんだろうな。
しかし、深く関わりすぎているような気がする。ここらで止めて置かないと。深く関わり面倒事に巻き込まれたくないからね。
そういうのはちょうど今帰ってきているレイン姉さんとか親父に丸投げすれば良いか。
「ちなみにレインねぇ、レインさんとグリード王国と会えるのですか?」
「多分、不可能では無いと思います。私は聖女しておりましたので聖女と言えば少しは取り合ってくれる筈ですので」
「ん?聖女?」
「はい、一応聖女をしておりました。今はその地位は剥奪されておりますが」
おぉ、ヤバいことを聞いちゃったよ。何故レイン姉さんは獣国の王女と言い聖女などと言ったトップの人たちと関わりがあるんだよ!!
「そ、そうなんですね」
あれ?これって俺ヤバい?かなりタメ口とか酷い口調で話していたような…
し、してない筈だよね?
カタリナさんは元聖女らしいから大丈夫かな?いや大丈夫じゃないよな。
やらかしたァァあ!
先に聖女してたって言ってくれれば丁重に迎えたのにぃぃ!!
『あのさ、出来れば回れ右して帰って欲しいんだけど』
『その前にいつ帰ってくれるの?出来れば早く帰って欲しいんだけど』
『俺ってタダで施しをするような人間じゃないんだよ』
俺ひどいこと言っちゃったしなぁ。今この言葉が俺の頭の中をグルグル回ってるよ。
とりあえず心の中では土下座しておこう。
『申し訳ありませんでしたァァア!!』
「あ、あの、元聖女なのであまりお気になさらないでください。私はこうしてアルフレッド様が居なければ今頃生命は無かったかもしれませんので」
優しい、この人は正真正銘の聖女様だよ。聖国何してんだよ!
「あ、ありがとうございます。雑炊が冷めますのでどうぞ」
「ありがとうございます!」
誰かヘルプミー!
誤字脱字がありましたらご報告お願いします。次話は別視点で投稿致します。
カタリナさんのお腹の音を聞く前から俺もかなりお腹が空いていた。
一人で雑炊を楽しむためにも早く出て行って欲しいところだ。そもそもここは危険な地帯だ。
ここに来た時点で生命の危険性は十分分かっている筈だ。生命を失う覚悟は既にしているだろう。
人に頼ってここに居るのは迷惑でしか無い。酷な話だがカタリナさんの命は現時点で俺が握っているようなものだ。
生かすも殺すもこの空間では俺の自由。それを分かっているからこそカタリナさんは強気にもなれないし俺の気分を損ねてはいけないと自覚している。
それが分かるようなこんな子供に敬語を使ってきたり、様付けなんてしており王侯貴族のような対応をしている。
実際に俺は王族なんだけどね。だから、そういう風に対応されるのは当たり前っちゃ当たり前だ。
しかし、グリード国内ではそんな扱いされるのが稀で同年代の馬鹿どもは普通に俺への悪口を平気で言ってくる。
そういう君たちにはエリック兄さんやダン兄が聞いていたら後々に影響するからやめた方が良いとアドバイスしたいくらいだ。
エリック兄さんは次期国王だ。跡取りがクソだと優遇はしないのは明らかだろう。変に謀反を企てられても困るから重税を敷いたり監査は厳しいものにすると思う。
そして跡取りでない貴族の子息などは騎士団に入団することが多いかもしれない。ダン兄は次期騎士団長であるため礼儀作法のなってない者はすぐに切るだろう。
騎士団とは冒険者と違って規律が大切だ。個人では無く団体。他を重んじれない者に誰が背中を預けたいと思う?
そして三男である俺の役職は自室警備員だ。他の二人と違って現役で今はその自室は外部委託している。
俺は今は休暇中だ。自室警備員には休みがない。偶にはこうやって休むくらい良いだろう。
これを親父や母さんが聞いたら絶対に呆れそうだな。しかし、今はそんなことより目の前の問題を解決しなくちゃいけない。
休暇中にも関わらず外敵が現れたのだ。しかし、同族であるため扱いにかなり困る。
「ご迷惑ですよね…ここまでしていただいてありがとうございました。」
「あっ、うん」
「こうして湯呑みをさせて頂き身体を温めて頂けただけでも大きな感謝をしなければならない立場でありました。それなのに色々と要求してしまい申し訳ありません。」
「お、おう」
何だこの人!!いやね、傍若無人の振る舞いをする姉さん達に比べたらカタリナさんは数百倍マシだよ!
ってかこの人は確かグリード王国のお偉いさんと友達だっけ。そのお偉いさんが公爵や侯爵だったら。
あれぇ?結構ヤバい?
「あの、ちなみに友人って誰ですか?」
「レイン・フォン・グリード、グリード王国の王女様です。」
ハァァア!?
何でここで姉さんが出てくんだよ!!カタリナさんを見殺しにしたら俺が殺されるのでは?
そもそも王女と呼べるか呼べない狭間にいる姉さんだけど、一応王女の姉さんと親交があるこの人ってもしかして俺が想像していた以上のお偉いさん?
や、ヤベェ、もしかしたら国際問題になっちゃうよこれ。ど、どうしよう。
「ちょ、ちょっと待って下さい。このままだと危険だと思いますよ」
「し、しかし、アルフレッド様には既に返しきれない御恩が」
「ま、まぁ、その恩は5年後くらいにでも返してくれれば良いですよから」
5年なんて適当な年数を言えばこの人も忘れているだろう。別に恩なんてどうでも良いけどこの人の素性が知りたい。
今後、この発言にアルフレッドは大きな後悔をするのだがまだまだ先のお話。
「とりあえず、俺も腹へったので一緒にどうですか?食べてからでも遅くないと思いますが」
「よ、宜しいのですか?」
「一人で食べるのも寂しいと思っていたところなので」
嘘です。一人の方が気楽で良いです。ここに一人で来た意味が分からないからね。
出来ることならこの人の友人を知りたくなかった。レイン姉さんめ!!俺をどれだけ苦しまさせれば気がすむんだ!!
俺は取っておいた汁に鶏肉と溶き卵を入れて卵雑炊を作った。
こたつの机の中心に鍋を置いてお椀を雑炊を掬ってあげた。
「どうぞ、温かいので入ってください。」
「ありがとうございます。」
こたつに入ってもらって俺も雑炊を食べ始める。やはり美味いなぁ。
「あっ、美味しい」
「ありがとうございます」
「こんなに温かいものを食べたのは久しぶりです」
「そうなんですか?」
「はい、最近まで牢屋に居ましたので」
ろ、牢屋!?この人なんか悪いことしたのか?でも、全くそういう風には見えないけど。
人は見かけに寄らないのか?しかし、見た感じ良いところのお嬢さんのように思えるけど。
「そうなんですね」
「はい、私の国は腐敗して居まして上層部の反感を買ってしまったみたいです」
「何をされたんですか?」
「炊き出しです。それをするくらいなら金を寄越せと」
何と酷い話だ。炊き出しするくらいなら金を寄越せか。めっちゃ腐りきっている国なんだろうな。
しかし、深く関わりすぎているような気がする。ここらで止めて置かないと。深く関わり面倒事に巻き込まれたくないからね。
そういうのはちょうど今帰ってきているレイン姉さんとか親父に丸投げすれば良いか。
「ちなみにレインねぇ、レインさんとグリード王国と会えるのですか?」
「多分、不可能では無いと思います。私は聖女しておりましたので聖女と言えば少しは取り合ってくれる筈ですので」
「ん?聖女?」
「はい、一応聖女をしておりました。今はその地位は剥奪されておりますが」
おぉ、ヤバいことを聞いちゃったよ。何故レイン姉さんは獣国の王女と言い聖女などと言ったトップの人たちと関わりがあるんだよ!!
「そ、そうなんですね」
あれ?これって俺ヤバい?かなりタメ口とか酷い口調で話していたような…
し、してない筈だよね?
カタリナさんは元聖女らしいから大丈夫かな?いや大丈夫じゃないよな。
やらかしたァァあ!
先に聖女してたって言ってくれれば丁重に迎えたのにぃぃ!!
『あのさ、出来れば回れ右して帰って欲しいんだけど』
『その前にいつ帰ってくれるの?出来れば早く帰って欲しいんだけど』
『俺ってタダで施しをするような人間じゃないんだよ』
俺ひどいこと言っちゃったしなぁ。今この言葉が俺の頭の中をグルグル回ってるよ。
とりあえず心の中では土下座しておこう。
『申し訳ありませんでしたァァア!!』
「あ、あの、元聖女なのであまりお気になさらないでください。私はこうしてアルフレッド様が居なければ今頃生命は無かったかもしれませんので」
優しい、この人は正真正銘の聖女様だよ。聖国何してんだよ!
「あ、ありがとうございます。雑炊が冷めますのでどうぞ」
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