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何かあったら俺の部屋に来るのはやめてくれない!?
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「何故、また俺の部屋に居るんだよ!!さっさと自分の部屋に帰れ!!」
闘技場での模擬戦が終わってからレイン姉さん達と親父が何故か俺の部屋に来ていた。
ダン兄はまだ鍛錬を続けるとのこと。未来の騎士団長はこれで安泰だなぁ~。
「偶には息子の部屋に来るのも良いじゃないか。」
「偶にはってかなりの頻度で来ているような気がするのは俺だけかな!?」
「お前だけだ。そう細かいことを気にするな。アリーシャ嬢に嫌われるぞ。」
「母さん達に何も言えないくせに」
「そ、それはそれだ。つ、妻たちは女性としての強者だからな!勝てると思う方が間違いだ。」
「それは王として終わってるよ。ってかマジで何しに来たの?」
「肩身が狭いからここに来たんだ。レインが俺の隠し子と思われていてな。」
おおよそ、レイン姉さんが前触れもなく帰ってきた事で隠し子とか言われているのだろう。
普通は馬車とかで更には護衛付きが王族としては当たり前なのだがレイン姉さんは徒歩で帰ってきた。
しかも腰に剣を刺して更には他国の王女を連れて。普通の王族ならそんなことは絶対にしない。
何処ぞの貴族でも『え?こいつあたまおかしくね?』って思うことは間違いなしだ。そんなレイン姉さんと同等に思われているのが俺だと思うけど。
今はそこから目を逸らそうと思う。考えるだけ惨めだからな。うん、そうしよう。今はそれより我がテリトリーより排除しなくてはいけない異物がいるのだ。
早急に排除しなくては俺の安寧が脅かされてしまう!!
「あー、そういうこと。じゃあ元凶と肩身が狭い親父はこの部屋から出て行ってくれる嬉しいんだけどなぁ。」
「何がじゃあだ。こっちの身にもなってくれよ。何年も帰って来てないアルフレッドとは正反対な放浪娘が急に帰ってきてメイド等にヒソヒソと『陛下に隠し子が居たそうよ』なんて言われるのはキツイだろ」
「だから俺の部屋に来るのは間違いだろ。親父が自ら解決すべき問題だ。出てけ!出てけ!出てけ!」
「それに加えてレインは獣国の王女様を連れてきた。考えるだけで面倒だ。」
「おい!俺の言ったことを無視するな!というかそれは親父が王として解決すべき問題だろう。」
「そこは苦労している父を手伝ってくれるのが息子じゃないか?」
「何言ってんだか、俺は学園の勉強で忙しいんだよ。だからさっさと出てけ」
そう言うと一斉に全員の視線が集まりほっそい目で見られた。
「お前、勉強なんてしてないだろ。ゴール、アルフレッドは勉強してんのか?」
「私はこの三年は勉強しているところは見た事が有りません。」
セバス!!お前は何故そんな余計な事言うんだ!!俺を多少は庇えよ!!
「やはりな。レイン、これはお前の問題だ。お前も何か案を出してくれ。」
「父上、私はただ友人であるシーナを連れてきたことの事。友人を連れて帰って来ることの何が悪いのだ?」
「お前、本気で言ってるのか?」
「冗談に決まってるいるだろう。そこら辺はしっかり考えて獣王からの手紙を頂いた」
笑いながらそう言うけどこちらとしては全く笑えない冗談だ。やはり色々と次元が違うなぁ。
「「何故それを先に出さない!」」
レイン姉さんはただ馬鹿ではない。レイン姉さんはエリック兄さん同様にかなり用意周到だ。
それは今回のような大事が起こると思っていたことを予想してか、はたまた獣王がこちらに気を遣ってくれたのかもしれないけどな。
どちらにせよこちらとしては獣国の王女を監禁したとか拐ったとか変なことにならなくて済んだのよはよかった。
もちろんまだ手紙の中身を見てないからどんな事が書いてあるかよく分からないが。
レイン姉さんから親父が手紙を受け取り俺は親父の横に行って一緒に見た。
最初は互いに王族なのでお堅い言葉でつらつらと書いてあった。
『うちの娘が迷惑かけて申し訳ない。』
いやこちらこそうちの姉が獣国に多大なるご迷惑を絶対におかけしたはず。何故ならレイン姉さんだからだ。フローズ姉さんならそんなことは絶対に無いけど。
『そちらのレイン王女とうちのシーナのコンビはうちでは止められなかった。そちらで制御して頂きたい。こっちは振り回されっぱなしでかなり疲れた。正直、レイン王女が国に戻ると聞いた時は少し嬉しかった。そちらでも苦労は多いと思うが頑張って頂きたい。』
「レイン、お前、獣国で何をすればこんなことを言われるんだ」
親父も手紙を全て読み終えると呆れたようにそう言った。そりぁそうだ。
うちに戻ると聞いて少し嬉しいと書いてあったが絶対飛んで喜んだと思う。
だってよまだ少ししか経ってないのに俺はさっさとレイン姉さん達にはどっか行って欲しいと思うもん。
なんせ姉さんたちは俺のダラダラ生活を脅かす敵だからね!!フレア姉さん達でもこんなに俺の部屋には居座らならないぞ!
そしてまた俺の冷蔵庫から何か取り出して食ってるし。ここはお前の部屋じゃ無いぞ!
「陛下、私のことはあまりお気になさらず大丈夫です。レインと一緒に居ますから過大なもてなしなどは不要です」
「そうは言ってもなぁ。よし!アルフレッドお前に任せる!」
「嫌だ」
「だろうな。冗談だ」
「そうには俺は聞こえなかったけどな!」
こいつ俺が何も言わなければ確実にこの面倒事を押し付けたな。
「親父、流石にシーナ殿をこんなダラけ王子の部屋は不釣り合いでしょう。もっと良い部屋があるんだからそこに移動しましょう。なっ親父?」
「いや私はここで良いぞ」
何を言ってんだよアンタは!!というかアンタがどっかに行けばシーナさんもどっかに行って親父もどっかに行くのに!
「むしろここほど居心地が良いというか、人を悪くするところは無いだろうな」
「そ、そう」
そのためにこの部屋を俺は改造したんだからな。褒められて嬉しいのか居座られて悲しいのか分かんないよ。
「親父ぃ~、もうすぐ夕食だから出てけよ~。この酒やるからかさ~」
「それもそうだな。もうそろそろ夕食か。それでアルフレッドお前はどうするんだ?」
「何言ってんだよ行くわけないじゃん。散々アンタらに邪魔されたんだ一人で肉でも焼くさ。あっ」
ここで2人の目がギラついた。1人はもちろんレイン姉さん。そしてもう1人はシーナさんだった。
「アルフレッド、シーナは無類の肉好きだ。その話をしたのが間違いだったな。」
「シーナさん、すみませんが1人限定なもので勘弁していただくと」
「それなら、アルフレッドの部屋で焼肉でも家族でするか!せっかくレインが帰って来たんだからな!」
此奴、何を言うんだ!またしても俺の時間が失われていくぅぅう。
「そうと決まれば他の奴らに伝え無いとな。」
何も決まってないぞ!父上!!何か決まったみたいに言わないで!!
「かしこまりました」
セバスぅぅう!!かしこまりましたじゃ無いよ!!君は、君だけは俺の味方でいてぇぇええ!!
「アルフレッド、準備を頼むぞ!」
「せ、セバス、料理長にヘルプを頼んで」
「かしこまりました」
まだまだ俺の平穏は訪れそうにありません。
更新が遅くなって申し訳無いです。誤字脱字がありましたらご報告お願いします。他作品も更新してますので読んでいただけると嬉しいです。
闘技場での模擬戦が終わってからレイン姉さん達と親父が何故か俺の部屋に来ていた。
ダン兄はまだ鍛錬を続けるとのこと。未来の騎士団長はこれで安泰だなぁ~。
「偶には息子の部屋に来るのも良いじゃないか。」
「偶にはってかなりの頻度で来ているような気がするのは俺だけかな!?」
「お前だけだ。そう細かいことを気にするな。アリーシャ嬢に嫌われるぞ。」
「母さん達に何も言えないくせに」
「そ、それはそれだ。つ、妻たちは女性としての強者だからな!勝てると思う方が間違いだ。」
「それは王として終わってるよ。ってかマジで何しに来たの?」
「肩身が狭いからここに来たんだ。レインが俺の隠し子と思われていてな。」
おおよそ、レイン姉さんが前触れもなく帰ってきた事で隠し子とか言われているのだろう。
普通は馬車とかで更には護衛付きが王族としては当たり前なのだがレイン姉さんは徒歩で帰ってきた。
しかも腰に剣を刺して更には他国の王女を連れて。普通の王族ならそんなことは絶対にしない。
何処ぞの貴族でも『え?こいつあたまおかしくね?』って思うことは間違いなしだ。そんなレイン姉さんと同等に思われているのが俺だと思うけど。
今はそこから目を逸らそうと思う。考えるだけ惨めだからな。うん、そうしよう。今はそれより我がテリトリーより排除しなくてはいけない異物がいるのだ。
早急に排除しなくては俺の安寧が脅かされてしまう!!
「あー、そういうこと。じゃあ元凶と肩身が狭い親父はこの部屋から出て行ってくれる嬉しいんだけどなぁ。」
「何がじゃあだ。こっちの身にもなってくれよ。何年も帰って来てないアルフレッドとは正反対な放浪娘が急に帰ってきてメイド等にヒソヒソと『陛下に隠し子が居たそうよ』なんて言われるのはキツイだろ」
「だから俺の部屋に来るのは間違いだろ。親父が自ら解決すべき問題だ。出てけ!出てけ!出てけ!」
「それに加えてレインは獣国の王女様を連れてきた。考えるだけで面倒だ。」
「おい!俺の言ったことを無視するな!というかそれは親父が王として解決すべき問題だろう。」
「そこは苦労している父を手伝ってくれるのが息子じゃないか?」
「何言ってんだか、俺は学園の勉強で忙しいんだよ。だからさっさと出てけ」
そう言うと一斉に全員の視線が集まりほっそい目で見られた。
「お前、勉強なんてしてないだろ。ゴール、アルフレッドは勉強してんのか?」
「私はこの三年は勉強しているところは見た事が有りません。」
セバス!!お前は何故そんな余計な事言うんだ!!俺を多少は庇えよ!!
「やはりな。レイン、これはお前の問題だ。お前も何か案を出してくれ。」
「父上、私はただ友人であるシーナを連れてきたことの事。友人を連れて帰って来ることの何が悪いのだ?」
「お前、本気で言ってるのか?」
「冗談に決まってるいるだろう。そこら辺はしっかり考えて獣王からの手紙を頂いた」
笑いながらそう言うけどこちらとしては全く笑えない冗談だ。やはり色々と次元が違うなぁ。
「「何故それを先に出さない!」」
レイン姉さんはただ馬鹿ではない。レイン姉さんはエリック兄さん同様にかなり用意周到だ。
それは今回のような大事が起こると思っていたことを予想してか、はたまた獣王がこちらに気を遣ってくれたのかもしれないけどな。
どちらにせよこちらとしては獣国の王女を監禁したとか拐ったとか変なことにならなくて済んだのよはよかった。
もちろんまだ手紙の中身を見てないからどんな事が書いてあるかよく分からないが。
レイン姉さんから親父が手紙を受け取り俺は親父の横に行って一緒に見た。
最初は互いに王族なのでお堅い言葉でつらつらと書いてあった。
『うちの娘が迷惑かけて申し訳ない。』
いやこちらこそうちの姉が獣国に多大なるご迷惑を絶対におかけしたはず。何故ならレイン姉さんだからだ。フローズ姉さんならそんなことは絶対に無いけど。
『そちらのレイン王女とうちのシーナのコンビはうちでは止められなかった。そちらで制御して頂きたい。こっちは振り回されっぱなしでかなり疲れた。正直、レイン王女が国に戻ると聞いた時は少し嬉しかった。そちらでも苦労は多いと思うが頑張って頂きたい。』
「レイン、お前、獣国で何をすればこんなことを言われるんだ」
親父も手紙を全て読み終えると呆れたようにそう言った。そりぁそうだ。
うちに戻ると聞いて少し嬉しいと書いてあったが絶対飛んで喜んだと思う。
だってよまだ少ししか経ってないのに俺はさっさとレイン姉さん達にはどっか行って欲しいと思うもん。
なんせ姉さんたちは俺のダラダラ生活を脅かす敵だからね!!フレア姉さん達でもこんなに俺の部屋には居座らならないぞ!
そしてまた俺の冷蔵庫から何か取り出して食ってるし。ここはお前の部屋じゃ無いぞ!
「陛下、私のことはあまりお気になさらず大丈夫です。レインと一緒に居ますから過大なもてなしなどは不要です」
「そうは言ってもなぁ。よし!アルフレッドお前に任せる!」
「嫌だ」
「だろうな。冗談だ」
「そうには俺は聞こえなかったけどな!」
こいつ俺が何も言わなければ確実にこの面倒事を押し付けたな。
「親父、流石にシーナ殿をこんなダラけ王子の部屋は不釣り合いでしょう。もっと良い部屋があるんだからそこに移動しましょう。なっ親父?」
「いや私はここで良いぞ」
何を言ってんだよアンタは!!というかアンタがどっかに行けばシーナさんもどっかに行って親父もどっかに行くのに!
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「そ、そう」
そのためにこの部屋を俺は改造したんだからな。褒められて嬉しいのか居座られて悲しいのか分かんないよ。
「親父ぃ~、もうすぐ夕食だから出てけよ~。この酒やるからかさ~」
「それもそうだな。もうそろそろ夕食か。それでアルフレッドお前はどうするんだ?」
「何言ってんだよ行くわけないじゃん。散々アンタらに邪魔されたんだ一人で肉でも焼くさ。あっ」
ここで2人の目がギラついた。1人はもちろんレイン姉さん。そしてもう1人はシーナさんだった。
「アルフレッド、シーナは無類の肉好きだ。その話をしたのが間違いだったな。」
「シーナさん、すみませんが1人限定なもので勘弁していただくと」
「それなら、アルフレッドの部屋で焼肉でも家族でするか!せっかくレインが帰って来たんだからな!」
此奴、何を言うんだ!またしても俺の時間が失われていくぅぅう。
「そうと決まれば他の奴らに伝え無いとな。」
何も決まってないぞ!父上!!何か決まったみたいに言わないで!!
「かしこまりました」
セバスぅぅう!!かしこまりましたじゃ無いよ!!君は、君だけは俺の味方でいてぇぇええ!!
「アルフレッド、準備を頼むぞ!」
「せ、セバス、料理長にヘルプを頼んで」
「かしこまりました」
まだまだ俺の平穏は訪れそうにありません。
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