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鬼才レイン襲来
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それはアルフレッドがいつも通りベッドでゴロゴロしている時に起こった。
「なんかヤバイんじゃない?」
大きな気配を感じ取り門に集まったのはアルフレッド、ダンフォード、エリック、ゼルドとセバスの五人だった。
どんどん近づいている気配はアルフレッドやセバスは特に気にしてないがダンフォードとエリックは少しばかり緊張していた。
「あれはレインだな。」
ゼルドはその気配を知っているらしく特に慌てることなく言った。半ば呆れながらでもあるが。
「レイン?そういえば僕たちの姉さんが帰ってくるって言っていたね。あの頭がイカれてるっていう姉さんが」
ダンフォードやエリック達は断片的に自分の姉であるレインことを覚えていた。
しかしどの記憶も強烈でお転婆という言葉では言い表せないほどの姉であった。
アルフレッドはレインとの面識は無く全く姿形を自らの目で見たことが無かった。
話を聞くところでは今のエリックと比べてもその頭脳は同等かそれ以上のものを持ち、武力に関してもダンフォードより同い年のころは凌駕していたとか。
聞いて聞いても信じられない話ばかりでその頃をよく知る宰相はかなり呆れながら話していたのをアルフレッドは覚えている。
そのレインの手綱を握れるのはただ一人でこの国の王くらいしか居なかった。どうにかコントロールしていたつもりだがいつのまにか置き手紙を残し何処かへ行ったそうだ。
その手紙には
『暇だから旅してくる。飽きたら帰る』
と書いてあったらしい。その手紙を発見した日には国中を探したが見つかるはずもなくそれからレインの消息は不明となった。
ゼルドを含めて家族や近親者は少しは心配したがあの強烈なレインのことが頭に浮かぶとその心配は一瞬にしてなくなった。
アルフレッドは話を聞く限りレインのことはマジで頭イカれた姉としか考えておらず、その言葉通り頭のネジが一本どころか二、三本外れているような人だと認識していた。
頭のネジが外れてイカれているのはアルフレッドも同様でそれはすぐさまそれをゼルドに指摘された。
「アルフレッド、お前が言える立場ではないぞ。お前も十分イカれてるからな。」
「親父、僕はねひきこもりだから放浪している姉さんとは違うんだよ?国にも多少は貢献しているし。」
「まぁそれだけ言えばそうだろうな。だが、パーティーには一切出ずにろくに貴族とも会わない、何が貢献してるだ馬鹿息子め。」
ゼルドは軽口を叩いて馬鹿息子であるアルフレッドに暴言をたくさん吐くがもうそれはいつものことなのでアルフレッドも軽口で返す。
「それは僕の功績と相殺できるはずだよ。にしても兄さん達どうしたんだい?」
「いや、姉さんことを思い出すと少し寒気がするんだよ。なんでだろうね。」
「そういえばエリック、お前はレインによく限界まで口に肉を詰め込まれていたな。ダンフォードはよく食べていたがお前は食が細かったからな。まぁ、その度に吐いていたが」
「えぇ覚えていないんだけど。寒気がするってことは身体が覚えているのかな」
元々食の細いエリックはエリックの口の中に無理やり肉を詰め込まれ、さらには強制的に顎を上下させて咀嚼させられていた。
その度にエリックは大号泣しながら食事をしていた。エリックはその度に地獄が待っていると子供の頃から感じていたのだろう。
可哀想なエリックである。今そんなことをできるのはレインただ一人かもしれないが。
「もしかして俺も」
「ダンフォード、お前はレインに連れ回されて足が棒になるくらい歩かされていたな。そして剣でボコボコにされていたぞ。俺たちの虐待も疑われてあれには困ったな。」
ダンフォードもエリック同様にレインにはトラウマを植え付けられており今のダンフォードがあるのはレインのおかげかもしれないがいつも傷だらけの身体だったそうだ。
今のダンフォードでも敵うかどうかとゼルドは考えていた。もう五年以上は会ってないのだ。
あの放浪娘のレインがどうなっているか想像が出来ない。ただ一つ想像できるのは頭がイカれているのは変わっていないということ。
以前から天才と呼ばれるレインが更に頭のネジが二、三本外れていないことをゼルドは願うばかりであった。
そして強大な気配を醸し出していてるレインが近づくのを本能で五人は理解した。
アルフレッドの脳内では
デデン♪デンデデン♪デデン♪デンデデン♪
という音楽が流れていることは間違いない。それほどまでに圧倒的な気配だったのだ。
門に現れたのは二人の女性だった。門番はレインのことを知らないためアタフタしながら対応している。
名はレイン・フォン・グリード。レインなんて王族に居たか?と門番の騎士は思ってかなり困惑していた。
五年以上帰ってきてないのだ。新顔の騎士だけでなく成長したレインを分かるものなんてほんの僅かしか居ない。
騎士が分からないのもしょうがないことだったがアルフレッドはその様子を見て腹を抱えて笑っていた。
アルフレッドが真昼間に外に出るのが珍しいのだがこれを見れただけでも外に出た甲斐があったなぁなんて思っていた。
ゼルドが門に駆けつけてレインと顔を合わせるといきなりレインに右ストレートを放たれていた。ゼルドは右で受けて止めていた。
ゼルドはセバスより少し劣るがかなり強い国王なのである。
「まだこの挨拶をするのか、放浪娘め」
「父上、もう歳なのになかなかやるじゃないか。お前たちはダンフォードとエリックか!!いやぁ見ないうちにこんな大きくなって」
「ウグっ」
いきなりダンフォードは右フックをボディに入れられてうずくまっていた。なんとも強烈な挨拶である。それを見たエリックはゼルドの後ろに少し隠れていた。
自らの父を盾をとするとはエリックのすることは中々えげつない事でえる。
エリック達はダンフォードが可哀想だと思ったが誰も心配しない。自分があのヤバイやつに目をつけられたくなかったのだ。
そしてその隙に帰ろうとアルフレッドだがそれは残念ながらレインに見つかってしまった。
「お前がアルフレッドかぁ。ほぉ、中々やるなぁ。その歳にそれほどとは私を超えているんじゃないか?一戦交えるか?」
「僕なんて姉上の足元に及びませんってぇ。足裏のぺろぺろ舐めてどうにか許しを乞うて戦闘を回避しないと死んじゃいますから~。僕の代わりにほらセバスを一時的にお貸しいたしますのでどうかご勘弁を」
とセバスの後ろに行ってセバスを押し出すがセバスも無言であるがかなり抵抗していた。密かなセバスとアルフレッドのせめぎ合うが起こっていた。
「ほぉ、お前もなかなかだな。それにしても足裏を舐めるとかお前気持ち悪いぞ。本当に王族か?こんな王族がいるとは父上もかなり苦労しそうだな。」
『お前にだけは言われたくねぇよ!!』
と全員がこの時に思ったことは間違いなかった。こうしていきなりレインが王国へと強烈に帰ってきた。
これからグリード王国が更にレインにより騒がしくなるのは確定事項だった。
果たしてアルフレッドのダラダラ生活は如何に!!
更新が遅くなり申し訳無いです。誤字脱字がありましたらご報告お願いします。これでグリード家が全員集合しました。王族はもう少し居ますが….出るかな?
「なんかヤバイんじゃない?」
大きな気配を感じ取り門に集まったのはアルフレッド、ダンフォード、エリック、ゼルドとセバスの五人だった。
どんどん近づいている気配はアルフレッドやセバスは特に気にしてないがダンフォードとエリックは少しばかり緊張していた。
「あれはレインだな。」
ゼルドはその気配を知っているらしく特に慌てることなく言った。半ば呆れながらでもあるが。
「レイン?そういえば僕たちの姉さんが帰ってくるって言っていたね。あの頭がイカれてるっていう姉さんが」
ダンフォードやエリック達は断片的に自分の姉であるレインことを覚えていた。
しかしどの記憶も強烈でお転婆という言葉では言い表せないほどの姉であった。
アルフレッドはレインとの面識は無く全く姿形を自らの目で見たことが無かった。
話を聞くところでは今のエリックと比べてもその頭脳は同等かそれ以上のものを持ち、武力に関してもダンフォードより同い年のころは凌駕していたとか。
聞いて聞いても信じられない話ばかりでその頃をよく知る宰相はかなり呆れながら話していたのをアルフレッドは覚えている。
そのレインの手綱を握れるのはただ一人でこの国の王くらいしか居なかった。どうにかコントロールしていたつもりだがいつのまにか置き手紙を残し何処かへ行ったそうだ。
その手紙には
『暇だから旅してくる。飽きたら帰る』
と書いてあったらしい。その手紙を発見した日には国中を探したが見つかるはずもなくそれからレインの消息は不明となった。
ゼルドを含めて家族や近親者は少しは心配したがあの強烈なレインのことが頭に浮かぶとその心配は一瞬にしてなくなった。
アルフレッドは話を聞く限りレインのことはマジで頭イカれた姉としか考えておらず、その言葉通り頭のネジが一本どころか二、三本外れているような人だと認識していた。
頭のネジが外れてイカれているのはアルフレッドも同様でそれはすぐさまそれをゼルドに指摘された。
「アルフレッド、お前が言える立場ではないぞ。お前も十分イカれてるからな。」
「親父、僕はねひきこもりだから放浪している姉さんとは違うんだよ?国にも多少は貢献しているし。」
「まぁそれだけ言えばそうだろうな。だが、パーティーには一切出ずにろくに貴族とも会わない、何が貢献してるだ馬鹿息子め。」
ゼルドは軽口を叩いて馬鹿息子であるアルフレッドに暴言をたくさん吐くがもうそれはいつものことなのでアルフレッドも軽口で返す。
「それは僕の功績と相殺できるはずだよ。にしても兄さん達どうしたんだい?」
「いや、姉さんことを思い出すと少し寒気がするんだよ。なんでだろうね。」
「そういえばエリック、お前はレインによく限界まで口に肉を詰め込まれていたな。ダンフォードはよく食べていたがお前は食が細かったからな。まぁ、その度に吐いていたが」
「えぇ覚えていないんだけど。寒気がするってことは身体が覚えているのかな」
元々食の細いエリックはエリックの口の中に無理やり肉を詰め込まれ、さらには強制的に顎を上下させて咀嚼させられていた。
その度にエリックは大号泣しながら食事をしていた。エリックはその度に地獄が待っていると子供の頃から感じていたのだろう。
可哀想なエリックである。今そんなことをできるのはレインただ一人かもしれないが。
「もしかして俺も」
「ダンフォード、お前はレインに連れ回されて足が棒になるくらい歩かされていたな。そして剣でボコボコにされていたぞ。俺たちの虐待も疑われてあれには困ったな。」
ダンフォードもエリック同様にレインにはトラウマを植え付けられており今のダンフォードがあるのはレインのおかげかもしれないがいつも傷だらけの身体だったそうだ。
今のダンフォードでも敵うかどうかとゼルドは考えていた。もう五年以上は会ってないのだ。
あの放浪娘のレインがどうなっているか想像が出来ない。ただ一つ想像できるのは頭がイカれているのは変わっていないということ。
以前から天才と呼ばれるレインが更に頭のネジが二、三本外れていないことをゼルドは願うばかりであった。
そして強大な気配を醸し出していてるレインが近づくのを本能で五人は理解した。
アルフレッドの脳内では
デデン♪デンデデン♪デデン♪デンデデン♪
という音楽が流れていることは間違いない。それほどまでに圧倒的な気配だったのだ。
門に現れたのは二人の女性だった。門番はレインのことを知らないためアタフタしながら対応している。
名はレイン・フォン・グリード。レインなんて王族に居たか?と門番の騎士は思ってかなり困惑していた。
五年以上帰ってきてないのだ。新顔の騎士だけでなく成長したレインを分かるものなんてほんの僅かしか居ない。
騎士が分からないのもしょうがないことだったがアルフレッドはその様子を見て腹を抱えて笑っていた。
アルフレッドが真昼間に外に出るのが珍しいのだがこれを見れただけでも外に出た甲斐があったなぁなんて思っていた。
ゼルドが門に駆けつけてレインと顔を合わせるといきなりレインに右ストレートを放たれていた。ゼルドは右で受けて止めていた。
ゼルドはセバスより少し劣るがかなり強い国王なのである。
「まだこの挨拶をするのか、放浪娘め」
「父上、もう歳なのになかなかやるじゃないか。お前たちはダンフォードとエリックか!!いやぁ見ないうちにこんな大きくなって」
「ウグっ」
いきなりダンフォードは右フックをボディに入れられてうずくまっていた。なんとも強烈な挨拶である。それを見たエリックはゼルドの後ろに少し隠れていた。
自らの父を盾をとするとはエリックのすることは中々えげつない事でえる。
エリック達はダンフォードが可哀想だと思ったが誰も心配しない。自分があのヤバイやつに目をつけられたくなかったのだ。
そしてその隙に帰ろうとアルフレッドだがそれは残念ながらレインに見つかってしまった。
「お前がアルフレッドかぁ。ほぉ、中々やるなぁ。その歳にそれほどとは私を超えているんじゃないか?一戦交えるか?」
「僕なんて姉上の足元に及びませんってぇ。足裏のぺろぺろ舐めてどうにか許しを乞うて戦闘を回避しないと死んじゃいますから~。僕の代わりにほらセバスを一時的にお貸しいたしますのでどうかご勘弁を」
とセバスの後ろに行ってセバスを押し出すがセバスも無言であるがかなり抵抗していた。密かなセバスとアルフレッドのせめぎ合うが起こっていた。
「ほぉ、お前もなかなかだな。それにしても足裏を舐めるとかお前気持ち悪いぞ。本当に王族か?こんな王族がいるとは父上もかなり苦労しそうだな。」
『お前にだけは言われたくねぇよ!!』
と全員がこの時に思ったことは間違いなかった。こうしていきなりレインが王国へと強烈に帰ってきた。
これからグリード王国が更にレインにより騒がしくなるのは確定事項だった。
果たしてアルフレッドのダラダラ生活は如何に!!
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