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身内に手を出す奴は許さん ガチギレ
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「何が可笑しいのだ!!!」
「だってさ、最後にしたのが司祭で最初の二人が俺と病院長だから。いやぁ、まさか聖国の回復魔法が紛い物ものだなんて。って事はこれまでかけてきた回復魔法も紛い物なんじゃ。父上、これは大変です!!」
「そうだな、まさか聖国の回復魔法が紛い物だなんてな。聖国にはまだまだ請求しなければならないな。」
自分でふっかけたきた事だそれ相応のことを受けてもらわないとな。
聖国の回復魔法が紛い物だったらこれまで高い金を払ってきたので全て返して頂きたい。
国の予算の10年分以上に相当するかな?いやぁそれは臨時収入としてはかなりあるよなぁ。
国も潤うし俺の懐も潤う。ウィンウィンじゃないか。聖国はルーズルーズだな。
ふっかけたつもりがふっかけられて莫大な金額を払わなければならず、自分達の回復魔法が紛い物ってことはこれからこの国では大きな顔を出来ないからな。
って事はだよもうこの国で教会が建てられないって事だ。王都の教会もすぐにバイバイするだろう。
国一つ分の利益がなくなるって聖国にとってかなり打撃だろう。あの国は金を好き放題使っていてそこがつくなんて全く考えてないからな。
権力が全て、回復魔法が全てだからな。賢い奴は爪弾きにされているってよく聞く話だ。
この王国に亡命して何人かこの王城でも働いている。それくらい優秀なのに聖国は馬鹿なことをしたなぁ。
これから国が成長させる担い手だったのに自ら捨てて国の堕落の担い手しか残っていない。
「父上、賠償金の計算は私にお任せください。正当な金額を聖国には請求したいと思います。ざっと白金貨10万枚を軽く超えるでしょう。」
「うぐっ」
司祭と騎士の顔がどんどん青ざめて行く。この二人は少しでも補助金を貰いに来たのにまさかお金を請求されることなんて全く考えてなかったからな。
しかし隣の奴、聖国の王子はどうでも良いみたいな顔をしていた。俺よりここに相応しくない奴だな。
マジで何をしに来たんだよ。
「別にこんな国から教会が無くなったって別に良いでしょ。」
初めての発言で全員をイラつかせるとかこいつはイラつかせる才能の持ち主かもしれないな。
『こんな国』
と言ったのだ。
こちらからすれば聖国がこんな国なんだよ。他国の国から金をむしりとりそれを当てに生活しているからな。
特に王族や教会関係者は
だがこんなところで怒ると品位が損なわれるため親父と兄さんは全く表情を変える事はなく表情が消えて行った。
空気がこいつの一言がもっと重たくなった。司祭と騎士の両名は冷や汗が大量にかいている。
下手なことを言ってかなりの金額を請求されては困るのだ。司祭は自国より回復魔法が発展していることを危惧し、騎士は自分の指をなんの抵抗もなくキレる武器を危惧していた。
本能的にこの国を敵に回すなと実感していた。しかし、出来るだけ穏便に終わらす方向でいこうと思っていたのにここにコイツの余計な発言。
さらに親父たちを怒らせてしまい、かなりまずい状況に立たされている。
コンコン
誰も何も発さないところにちょうど良いタイミングでアンナとマリーナがお茶と菓子を持ってきた。
が、これが俺の逆鱗に触れることは誰も予想はできなかっただろう。
またしてもアイツの余計な一言でこの会談は強制的に終わらせるのだった。
「君たち、こんな王国じゃなくて聖国に来ない?王、このメイドを幾らで売ってくれる?王国にこんなメイドが居るなんてここに来てよか」
「おい、テメェそれ以上喋んな。」
「「「「「ッ」」」」」
「な、な、何だ、だ、だ、ダラけ王子がぼ、ぼ、僕にそんなことを、言っていいのか?」
『時間停止』
俺は自分のメイドと執事が粗末に扱われることは大嫌いだ。
そもそも金で買うとか俺らを舐めすぎだ。セバスもかなりブチギレている。
こいつにはお灸を据えないとなと思っていたところだ。
さて
「テメェ、俺のメイドを買う?ふざけてことを抜かしてんじゃねえよ。」
「ギャァーー!!い、痛い、や、めろ」
「あっごめんごめん、もう少し痛くないようにしないとな」
俺は刀を取り出してこいつの腕を切り落とした。
俺ってかなり残虐的な人間だと思うんだよね。こいつみたいなやつは痛い目見ないと分からないと思うんだ。
金で解決できると思ってる馬鹿には特にね!!こいつに人生を狂わされた女性も多いだろうし。
「安心してくれ見てただろ?腕とかしっかりくっつけてあげるから。あっ、反対だった。」
「き、貴様、僕にこんなことをしてタダで済むと思ってるのか」
「思ってるよ~。だって周りを見てみなよ。だーれーも気づいてないでしょ」
「な、何故だ」
そりぁ、分からないよなぁ。だって時間を止めているんだもん。この空間に動ける人なんて一人くらいしか居ないんじゃない?
セバスじゃないよ?頭おかしいほどに強い奴。俺がチート持ちでも互角ぐらいだもん。
余計な話は置いておいて、腕一本じゃ俺の気も治らないんだよなぁ。
男の大事なものを切り落とそうかな。治せば良いでしょう。
ニヤァ
「な、何をするんだ」
俺はギロチンを取り出して服の上からガッチン。切り落としちゃった。
「ギャアーー!!!」
さてもう一回治してもう一回切り落とそう。というか鑑定で見たけど15歳なんだ。ダン兄さんが大きくて歳の感覚がバグってきたよ。
遊びまくってんだろうなぁ。良いお薬だ。もう機能不全になるかもしれないけどね。
ざまぁだな。
ざまぁねぇや
ざまぁみろクソ野郎!!
「ざまぁ」
さてとしっかり体を治して証拠隠滅して時間停止を解除した。そこには廃人となった聖国の王子がいた。
side???
うわぁ、アルのやつを怒らせるとか馬鹿な奴も居たもんだ。
そいつはどんな馬鹿野郎だよ。
「というかこれは仕事を抜け出すチャンスでは?ありがとうアル。感謝するぜ」
遅くなってすみません
「だってさ、最後にしたのが司祭で最初の二人が俺と病院長だから。いやぁ、まさか聖国の回復魔法が紛い物ものだなんて。って事はこれまでかけてきた回復魔法も紛い物なんじゃ。父上、これは大変です!!」
「そうだな、まさか聖国の回復魔法が紛い物だなんてな。聖国にはまだまだ請求しなければならないな。」
自分でふっかけたきた事だそれ相応のことを受けてもらわないとな。
聖国の回復魔法が紛い物だったらこれまで高い金を払ってきたので全て返して頂きたい。
国の予算の10年分以上に相当するかな?いやぁそれは臨時収入としてはかなりあるよなぁ。
国も潤うし俺の懐も潤う。ウィンウィンじゃないか。聖国はルーズルーズだな。
ふっかけたつもりがふっかけられて莫大な金額を払わなければならず、自分達の回復魔法が紛い物ってことはこれからこの国では大きな顔を出来ないからな。
って事はだよもうこの国で教会が建てられないって事だ。王都の教会もすぐにバイバイするだろう。
国一つ分の利益がなくなるって聖国にとってかなり打撃だろう。あの国は金を好き放題使っていてそこがつくなんて全く考えてないからな。
権力が全て、回復魔法が全てだからな。賢い奴は爪弾きにされているってよく聞く話だ。
この王国に亡命して何人かこの王城でも働いている。それくらい優秀なのに聖国は馬鹿なことをしたなぁ。
これから国が成長させる担い手だったのに自ら捨てて国の堕落の担い手しか残っていない。
「父上、賠償金の計算は私にお任せください。正当な金額を聖国には請求したいと思います。ざっと白金貨10万枚を軽く超えるでしょう。」
「うぐっ」
司祭と騎士の顔がどんどん青ざめて行く。この二人は少しでも補助金を貰いに来たのにまさかお金を請求されることなんて全く考えてなかったからな。
しかし隣の奴、聖国の王子はどうでも良いみたいな顔をしていた。俺よりここに相応しくない奴だな。
マジで何をしに来たんだよ。
「別にこんな国から教会が無くなったって別に良いでしょ。」
初めての発言で全員をイラつかせるとかこいつはイラつかせる才能の持ち主かもしれないな。
『こんな国』
と言ったのだ。
こちらからすれば聖国がこんな国なんだよ。他国の国から金をむしりとりそれを当てに生活しているからな。
特に王族や教会関係者は
だがこんなところで怒ると品位が損なわれるため親父と兄さんは全く表情を変える事はなく表情が消えて行った。
空気がこいつの一言がもっと重たくなった。司祭と騎士の両名は冷や汗が大量にかいている。
下手なことを言ってかなりの金額を請求されては困るのだ。司祭は自国より回復魔法が発展していることを危惧し、騎士は自分の指をなんの抵抗もなくキレる武器を危惧していた。
本能的にこの国を敵に回すなと実感していた。しかし、出来るだけ穏便に終わらす方向でいこうと思っていたのにここにコイツの余計な発言。
さらに親父たちを怒らせてしまい、かなりまずい状況に立たされている。
コンコン
誰も何も発さないところにちょうど良いタイミングでアンナとマリーナがお茶と菓子を持ってきた。
が、これが俺の逆鱗に触れることは誰も予想はできなかっただろう。
またしてもアイツの余計な一言でこの会談は強制的に終わらせるのだった。
「君たち、こんな王国じゃなくて聖国に来ない?王、このメイドを幾らで売ってくれる?王国にこんなメイドが居るなんてここに来てよか」
「おい、テメェそれ以上喋んな。」
「「「「「ッ」」」」」
「な、な、何だ、だ、だ、ダラけ王子がぼ、ぼ、僕にそんなことを、言っていいのか?」
『時間停止』
俺は自分のメイドと執事が粗末に扱われることは大嫌いだ。
そもそも金で買うとか俺らを舐めすぎだ。セバスもかなりブチギレている。
こいつにはお灸を据えないとなと思っていたところだ。
さて
「テメェ、俺のメイドを買う?ふざけてことを抜かしてんじゃねえよ。」
「ギャァーー!!い、痛い、や、めろ」
「あっごめんごめん、もう少し痛くないようにしないとな」
俺は刀を取り出してこいつの腕を切り落とした。
俺ってかなり残虐的な人間だと思うんだよね。こいつみたいなやつは痛い目見ないと分からないと思うんだ。
金で解決できると思ってる馬鹿には特にね!!こいつに人生を狂わされた女性も多いだろうし。
「安心してくれ見てただろ?腕とかしっかりくっつけてあげるから。あっ、反対だった。」
「き、貴様、僕にこんなことをしてタダで済むと思ってるのか」
「思ってるよ~。だって周りを見てみなよ。だーれーも気づいてないでしょ」
「な、何故だ」
そりぁ、分からないよなぁ。だって時間を止めているんだもん。この空間に動ける人なんて一人くらいしか居ないんじゃない?
セバスじゃないよ?頭おかしいほどに強い奴。俺がチート持ちでも互角ぐらいだもん。
余計な話は置いておいて、腕一本じゃ俺の気も治らないんだよなぁ。
男の大事なものを切り落とそうかな。治せば良いでしょう。
ニヤァ
「な、何をするんだ」
俺はギロチンを取り出して服の上からガッチン。切り落としちゃった。
「ギャアーー!!!」
さてもう一回治してもう一回切り落とそう。というか鑑定で見たけど15歳なんだ。ダン兄さんが大きくて歳の感覚がバグってきたよ。
遊びまくってんだろうなぁ。良いお薬だ。もう機能不全になるかもしれないけどね。
ざまぁだな。
ざまぁねぇや
ざまぁみろクソ野郎!!
「ざまぁ」
さてとしっかり体を治して証拠隠滅して時間停止を解除した。そこには廃人となった聖国の王子がいた。
side???
うわぁ、アルのやつを怒らせるとか馬鹿な奴も居たもんだ。
そいつはどんな馬鹿野郎だよ。
「というかこれは仕事を抜け出すチャンスでは?ありがとうアル。感謝するぜ」
遅くなってすみません
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