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皇帝が来ちゃったよ、美少女が俺を見てくるけど俺なんかした?
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「アル、皇帝が近日中にここにくるそうだ。」
「はぁ?早くね?」
まだ、あの皇子が帰ってから1ヶ月しか経ってないよ?もう少し経ってからくると思っていたのに。暇がなくなっている。
「来ることは、分かっていたのか?」
「まぁ、それは、ね?」
「はぁ、それならいい。お前と会いたいとも書いてあった。」
うげぇ、めんど。確かに会談では、やり過ぎた。それは自覚ある。でもさぁ、俺はダラけ王子だよ?誰が好んで会いたがるんだよ。
「だから、その時は頼むぞ。少しでいいから部屋を出てパーティするから、参加してくれ。」
「俺一回もそういうの出た事ないよ?無理だって。」
「ちらっとでいいから。うまい料理が出るぞ。」
「う~ん。ちらっとならいいよ。でも、期待しないでね。」
料理で釣られてしまった。だって、料理長に料理教えたらめっちゃ美味しいやつ作るもん。それのために最近、外に出てるようなもんだし。
俺も料理長に自室で料理を教えてるし。だが、スイーツは負けない!!
「参加してくれるか!皇女も来るそうだから、仲良くな!!」
「無理無理、俺一応ダラけ王子だよ?そんな奴に誰が近づくんだよ。」
女が近づく訳ない。来なかったら、来なかったで寂しいけど。その時はマリーナに慰めて貰おう。
そして、昼ごろにマーキス帝国の連中が王城へとやって来た。みんな挨拶に向かった。
ん?俺?もちろん引きこもってるよ。外に出る気はない!!
母さん達が何も言わないからいいだろう。
母さんが何も言わなかったから大体許される。親父は母さんに逆らえないからな。
夜のパーティまで一眠りするか、
sideアリーシャ
王国の王城へと着きました。帝国の城とはさほど変わらないですが、皆さん髪が綺麗ですし、肌も綺麗です。
「ようこそ王国へ皇帝陛下。」
「いや、私の方こそ急に来て申し訳ない。先日は愚息が申し訳ないことをした。」
「いえ、こちらこそ愚息が執事に申し訳ないことを言ったので、なかった事にいたしましょう。」
「それで、今日アルフレッド殿は、」
え?いないの?顔は分からないけど確かに御子息は三人、御息女は四人だったはず。
確かに王子が二人しかいない。そして、その二人が苦笑いしている。
「アルフレッドは、」
「「「恐らく、自室に。」」」
王妃様が声を揃えて言いました。自室にいる!?王族みなさんが出迎えてくれてるのに?!非常織な人ですね、
「体調でも、悪いのだろうか、」
それなら、しょうがないですね。私もその考えは無かったです。
「いや、それは無い。アルフレッドは、ほとんど自室から出ないからな。恐らくダラダラしているだろう。申し訳ない。」
ダラダラしているって、本当にダラけ王子そのままじゃない。
「夜のパーティに参加すると言っていたから少し多分来るので、そこで紹介する。カイリー、アルフレッドは何してる?」
「はい、今現在。クッションの上でうたた寝をしております。」
「ということだ、本当に申し訳ない。」
本当にダラけてるじゃん。爺やの言ったことが本当なのか信じられない。
そのあとは、軽く紹介を済まして王妃さまものお茶会に呼ばれた。
他の王女様は、この後も用事あるそうです私と王妃様、四人でお茶をするのかと思われた。
「おはよう、アル。」
「えっと、アンナに連れられて来たと思ったらお茶するの?ん?初めまして、アリーシャ殿下、ダラけ王子こと、アルフレッドと申します。よろしくお願い致します。」
「あっ、マーキス帝国の第三王女アリーシャと申します。よろしくお願いいたします。」
ダラけ王子って、自分で言うんだ。それに、私と初対面なのに、私のこと知っていたの?何かのスキルかしら
「出迎えに行かなくていいとおもったら、これかよ。母さんたちにはやられたよ、」
王妃様はみんな、仲良いのですね。帝国とは大違いですね。後継争いでギスギスしてますから。
「侮られたものね、例のものは?」
「例のものって、はい。アンナー」
と運ばれて来たものは、綺麗な三角形のものでした。
「えーと今日は、ブルーベリーチーズケーキ。あと紅茶、」
「あら、アルは何食べるの?」
「え?団子。と緑茶。甘いものいらない。」
「そう、後でそれもよこしなさい。」
「え!?、あっはい。」
王妃様には、逆らえないようですね。
というより、わたしにはこの方普通の王子のように見えるのですが、
「アリーシャさんは、アルのこと見てどうしたんですか?」
「ええっ、いやその、」
「ふふっ、まぁ夫からも色々やったと聞きましたから、疑問に思っているのでしょう。」
「はい、」
「まぁ、アルはこんな感じですよ。最近は街に繰り出して色々やっているそうですが、それでも月に一回出ればいい方ですから。アル、貴方、普段のように喋っていいわよ。アリーシャさんの、何かないの?」
結構無茶振りされるんですね、普段のように喋るってどんな感じなのでしょう。
「美少女が勿体ない。髪、もう少し気にした方がいいよ。それに服もねぇ。ダサい。」
「え、そういえば皆さん髪サラサラしてますし、ドレスも綺麗です。」
「これは全部アルがやったのよ。家族はみんなアルの石鹸を、使って髪を洗うものも作ってくれたのよ。服もアルが、発案ね。」
「ええ!!アルフレッド殿下がですか?」
「そうそう、母さん達に搾り取られ、いえわたしの方から、お母様は綺麗でいて欲しいと思い作らせていただいております。いつも綺麗なお母様、その美貌にこの歳ながら、惚れそうです。」
この変わり身、なんなの。芝居を見せられているみたいだわ。でも、作るなんて凄いわね。
「あら、褒めても何も出ないわよ。でも、息子にそう言われるのは悪く無いわね。」
「そうね、なんか嬉しいわ。それで、アリーシャちゃんにはあげないのかしら?」
「勿論あげるよ、だってこんな美少女がこんなドレスはドレスが美少女を霞ませているからね。ほい、」
「え、今どこから、」
何も無いところからドレスと何か容器が出て来ました。
「え?スキルでね?まあその辺は内緒だけど。これは頭を洗うものね。二回くらいやった方がいいかも。こっちが洗った後に馴染ませるようにつけて。少ししたら流して欲しい。」
「終わったらアルの部屋に行くといいわよ。乾かしてくれるわ。」
「いやね、母さん達俺は、はい、やらせて頂きます。こんな美少女の髪を乾かせるって光栄です。」
やはり、茶番を見せられているみたいですね。でも、アルフレッド殿下の部屋に行かないと行けないのね。
「アンナ、お茶会終わったらアリーシャさんを風呂にお願い。その後俺の部屋ね。」
「かしこまりました。」
この後もお茶会は続きました。この菓子は大変美味しく、三つも食べてしまいました。
恥ずかしい。そして、アンナさんに風呂場へと連れて行かれました。
「はぁ?早くね?」
まだ、あの皇子が帰ってから1ヶ月しか経ってないよ?もう少し経ってからくると思っていたのに。暇がなくなっている。
「来ることは、分かっていたのか?」
「まぁ、それは、ね?」
「はぁ、それならいい。お前と会いたいとも書いてあった。」
うげぇ、めんど。確かに会談では、やり過ぎた。それは自覚ある。でもさぁ、俺はダラけ王子だよ?誰が好んで会いたがるんだよ。
「だから、その時は頼むぞ。少しでいいから部屋を出てパーティするから、参加してくれ。」
「俺一回もそういうの出た事ないよ?無理だって。」
「ちらっとでいいから。うまい料理が出るぞ。」
「う~ん。ちらっとならいいよ。でも、期待しないでね。」
料理で釣られてしまった。だって、料理長に料理教えたらめっちゃ美味しいやつ作るもん。それのために最近、外に出てるようなもんだし。
俺も料理長に自室で料理を教えてるし。だが、スイーツは負けない!!
「参加してくれるか!皇女も来るそうだから、仲良くな!!」
「無理無理、俺一応ダラけ王子だよ?そんな奴に誰が近づくんだよ。」
女が近づく訳ない。来なかったら、来なかったで寂しいけど。その時はマリーナに慰めて貰おう。
そして、昼ごろにマーキス帝国の連中が王城へとやって来た。みんな挨拶に向かった。
ん?俺?もちろん引きこもってるよ。外に出る気はない!!
母さん達が何も言わないからいいだろう。
母さんが何も言わなかったから大体許される。親父は母さんに逆らえないからな。
夜のパーティまで一眠りするか、
sideアリーシャ
王国の王城へと着きました。帝国の城とはさほど変わらないですが、皆さん髪が綺麗ですし、肌も綺麗です。
「ようこそ王国へ皇帝陛下。」
「いや、私の方こそ急に来て申し訳ない。先日は愚息が申し訳ないことをした。」
「いえ、こちらこそ愚息が執事に申し訳ないことを言ったので、なかった事にいたしましょう。」
「それで、今日アルフレッド殿は、」
え?いないの?顔は分からないけど確かに御子息は三人、御息女は四人だったはず。
確かに王子が二人しかいない。そして、その二人が苦笑いしている。
「アルフレッドは、」
「「「恐らく、自室に。」」」
王妃様が声を揃えて言いました。自室にいる!?王族みなさんが出迎えてくれてるのに?!非常織な人ですね、
「体調でも、悪いのだろうか、」
それなら、しょうがないですね。私もその考えは無かったです。
「いや、それは無い。アルフレッドは、ほとんど自室から出ないからな。恐らくダラダラしているだろう。申し訳ない。」
ダラダラしているって、本当にダラけ王子そのままじゃない。
「夜のパーティに参加すると言っていたから少し多分来るので、そこで紹介する。カイリー、アルフレッドは何してる?」
「はい、今現在。クッションの上でうたた寝をしております。」
「ということだ、本当に申し訳ない。」
本当にダラけてるじゃん。爺やの言ったことが本当なのか信じられない。
そのあとは、軽く紹介を済まして王妃さまものお茶会に呼ばれた。
他の王女様は、この後も用事あるそうです私と王妃様、四人でお茶をするのかと思われた。
「おはよう、アル。」
「えっと、アンナに連れられて来たと思ったらお茶するの?ん?初めまして、アリーシャ殿下、ダラけ王子こと、アルフレッドと申します。よろしくお願い致します。」
「あっ、マーキス帝国の第三王女アリーシャと申します。よろしくお願いいたします。」
ダラけ王子って、自分で言うんだ。それに、私と初対面なのに、私のこと知っていたの?何かのスキルかしら
「出迎えに行かなくていいとおもったら、これかよ。母さんたちにはやられたよ、」
王妃様はみんな、仲良いのですね。帝国とは大違いですね。後継争いでギスギスしてますから。
「侮られたものね、例のものは?」
「例のものって、はい。アンナー」
と運ばれて来たものは、綺麗な三角形のものでした。
「えーと今日は、ブルーベリーチーズケーキ。あと紅茶、」
「あら、アルは何食べるの?」
「え?団子。と緑茶。甘いものいらない。」
「そう、後でそれもよこしなさい。」
「え!?、あっはい。」
王妃様には、逆らえないようですね。
というより、わたしにはこの方普通の王子のように見えるのですが、
「アリーシャさんは、アルのこと見てどうしたんですか?」
「ええっ、いやその、」
「ふふっ、まぁ夫からも色々やったと聞きましたから、疑問に思っているのでしょう。」
「はい、」
「まぁ、アルはこんな感じですよ。最近は街に繰り出して色々やっているそうですが、それでも月に一回出ればいい方ですから。アル、貴方、普段のように喋っていいわよ。アリーシャさんの、何かないの?」
結構無茶振りされるんですね、普段のように喋るってどんな感じなのでしょう。
「美少女が勿体ない。髪、もう少し気にした方がいいよ。それに服もねぇ。ダサい。」
「え、そういえば皆さん髪サラサラしてますし、ドレスも綺麗です。」
「これは全部アルがやったのよ。家族はみんなアルの石鹸を、使って髪を洗うものも作ってくれたのよ。服もアルが、発案ね。」
「ええ!!アルフレッド殿下がですか?」
「そうそう、母さん達に搾り取られ、いえわたしの方から、お母様は綺麗でいて欲しいと思い作らせていただいております。いつも綺麗なお母様、その美貌にこの歳ながら、惚れそうです。」
この変わり身、なんなの。芝居を見せられているみたいだわ。でも、作るなんて凄いわね。
「あら、褒めても何も出ないわよ。でも、息子にそう言われるのは悪く無いわね。」
「そうね、なんか嬉しいわ。それで、アリーシャちゃんにはあげないのかしら?」
「勿論あげるよ、だってこんな美少女がこんなドレスはドレスが美少女を霞ませているからね。ほい、」
「え、今どこから、」
何も無いところからドレスと何か容器が出て来ました。
「え?スキルでね?まあその辺は内緒だけど。これは頭を洗うものね。二回くらいやった方がいいかも。こっちが洗った後に馴染ませるようにつけて。少ししたら流して欲しい。」
「終わったらアルの部屋に行くといいわよ。乾かしてくれるわ。」
「いやね、母さん達俺は、はい、やらせて頂きます。こんな美少女の髪を乾かせるって光栄です。」
やはり、茶番を見せられているみたいですね。でも、アルフレッド殿下の部屋に行かないと行けないのね。
「アンナ、お茶会終わったらアリーシャさんを風呂にお願い。その後俺の部屋ね。」
「かしこまりました。」
この後もお茶会は続きました。この菓子は大変美味しく、三つも食べてしまいました。
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