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五歳になりました、教育始まる?んなわけないない
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アルフレッドこと、俺は五歳になりました。えげつない課題をセバスに課して二年ほど経ったが、セバスが異常に強くなりました。
それに伴い、アンナまで課題をやるようになり、アンナまで強くなりました。
ん?俺?やるわけないじゃん。俺は楽して強くなりたいんだよ、そのためのスキルもあるから、大丈夫だ。多分
そして、未だに俺は殆ど部屋から出ません、出るときは、親父に呼ばれた時と夜間に散歩する時と食事の時だけだ。
前まで父と呼んでいたが、なんか、親しくなったので親父と呼ぶようになった。
偶に夜に親父と宰相で、話しをするくらい仲良くなった。
「アル様、何をしているのですか?」
「うん?ダラダラしてるよ~。これ食べる?アンナから貰ったんだ~」
「五歳からは、作法や学問を学び、武術、魔法の訓練が始まります。というより、始まってますが一度も参加されておりません。」
王族は、五歳からそのような教育が始まるそうだ。俺の兄たちや、姉たちはもうすでに色々やっている。
「作法は俺完璧だし、教育は必要ない。武術と魔法は外に出たくないから、無理だね~」
俺がやる必要ないだろう?面倒だし、こうやってゴロゴロしたいし、
「はぁ、一度でよろしいので参加しませんか?アル様のご兄弟が頑張っておられますよ?」
「そこまで、いうなら見学させてもらおうかな。今日は何やってんの?」
毎日こう言ってくるのだ、それも1ヶ月も続いている。
「確か、魔法だと思います。宮廷魔導士から教えて頂けますよ。」
「セバスとどっちが上?」
「それは、私ですが、」
「やっぱりな、というかセバス強くなりすぎなんだよ!!俺の夜の散歩について来て最近はドラゴンとか倒してんじゃん!」
夜に俺とセバス、偶にアンナは抜け出して森へと行く、最近では転移で強い魔物がいる森へと転移しどんどん強くなっている。
そして、下級のドラゴンだが、瞬殺で殺せる。普通何十人で倒す奴なんだけどな。
「それは、アル様をお守りするためにですね。」
「そう返されては、言い返せないじゃん。ありがとうセバス。」
「はい。」
俺は男色じゃないぞ?この笑顔には、癒されるが、俺は断じて男色ではない。
「まあいいか、とりあえず見に行こうか。」
「ご案内いたします。」
俺は兄弟たちが魔法の鍛錬している闘技場へと向かった。なんか、変な目で見られるか気にしない。
俺は引きこもりだから、出てきてこんなところに来るのが珍しいと思っているのだろう。
俺だって公務やってんだからな!
子供の中で一番働いている気がする。だけど、一番ダラけているけどな。
「ここか、みんな頑張ってるな。」
「そうですねって!!なんで上から見てるんですか!!」
「いや、だって参加はしないよ。見学だけだからここでみようかなと。」
「はぁ、しょうがないですね。」
とセバスは俺を持ち上げて、俺のことを闘技場へと投げ飛ばした。
俺は、クルクル回りながら綺麗に着地した。
「おい!!セバスいきなり投げんな!!」
「失礼いたしました。手が滑ってしまいました。」
「手が滑ったじゃねえよ!!えーと兄上、姉上、失礼致しました。見学に参りました。」
「アルフレッドか、大丈夫か?」
「ええ、怪我一つありません。これが俺とセバスのスキンシップですから、」
と言うとドン引きしていた。いや、冗談だって、こんなこと毎日やっていたら、体がもたないわ。
「アルフレッドはやるのか?」
「姉上、何をやっておられるのですか?」
「魔力を身体中に循環出来る様にしているわ。」
「じゃあ、いいです。俺出来るので、ほら、」
「えっ!?」
教師の宮廷魔導士が驚いていた。これくらい普通なんだけどな。
「って感じです、あとはほら、」
俺は火の玉と、水の玉と、風の玉と、光の玉と、闇の玉を出してジャグリングした。
「あ、ああ、」
「どうですか?綺麗でしょ?」
「そ、そう言うレベルじゃないんですけど、」
「アル様やり過ぎでございます。宮廷魔導士のお方、アル様を気にせずにお続け下さい。」
「は、はい。」
俺はセバスに抱き抱えられながら、自室に戻ってきた。セバスも少し意外だったようだ。俺はこれくらいで、心変わりするわけがない。
数日後、長男のダンフォードが俺の部屋に訪ねてきた。
これには、俺だけではなく、セバスも驚いていた。接点はあまり無いのにも関わらず俺の部屋に訪ねてくるんだぜ?ビビるよ。
「兄上どうしました?」
「アルフレッド、どうなったら強くなれるんだ?」
「あー、そういうこと。というかダン兄って呼んでいい?」
「ダン兄か?いいぞ。それで、教えてくれるのか?」
「その前に一つ、なんで強くなりたいの?」
「俺は王の器ではないことは、最近気がついた。弟に王は任せる。」
えっ、やっぱりそう思ってたんだ。俺もそう思っていたよ。気が合うねー。
「俺もそう思う、そして、俺も王にはならない。となると、」
「エリックだな。俺もそう思っている。あいつは優しい、それに頭もいい。性格もいい、完璧だ。まぁ、お前はな、」
あれ?俺少しディスられた?俺は性格は悪いか!!
「でも、俺は王族、役に立ちたいそこで俺は強くなることを考えた、もう少しで学園に入学だ。その前には強くなっておきたい。だから、アルフレッド教えてくれ!」
ここまで、熱い男だったとは、見直したぜダン兄よ。
「じゃあ、これやってきて。分からなかったら、セバスに聞いて。」
俺は課題が書いている紙を渡して、放っておく。毎日指導とか面倒だし!
「それ完璧になったら、またここにきて、テストに合格したら、次の課題を渡すよ。」
「セバス殿がこれを考えたのか?」
「いえ、私ではございません。アル様がお考えになりました。課題は50までございます。ぜひ頑張ってください。強くなるには、これが最短だと思います。」
セバスのやつ、いい事言ってくれるじゃん、ダン兄が強くなればここは安泰、そして、課題には知識を身につけなければならない、そのうち頭が良くなっている筈だ。
まぁ、頑張れ。
それに伴い、アンナまで課題をやるようになり、アンナまで強くなりました。
ん?俺?やるわけないじゃん。俺は楽して強くなりたいんだよ、そのためのスキルもあるから、大丈夫だ。多分
そして、未だに俺は殆ど部屋から出ません、出るときは、親父に呼ばれた時と夜間に散歩する時と食事の時だけだ。
前まで父と呼んでいたが、なんか、親しくなったので親父と呼ぶようになった。
偶に夜に親父と宰相で、話しをするくらい仲良くなった。
「アル様、何をしているのですか?」
「うん?ダラダラしてるよ~。これ食べる?アンナから貰ったんだ~」
「五歳からは、作法や学問を学び、武術、魔法の訓練が始まります。というより、始まってますが一度も参加されておりません。」
王族は、五歳からそのような教育が始まるそうだ。俺の兄たちや、姉たちはもうすでに色々やっている。
「作法は俺完璧だし、教育は必要ない。武術と魔法は外に出たくないから、無理だね~」
俺がやる必要ないだろう?面倒だし、こうやってゴロゴロしたいし、
「はぁ、一度でよろしいので参加しませんか?アル様のご兄弟が頑張っておられますよ?」
「そこまで、いうなら見学させてもらおうかな。今日は何やってんの?」
毎日こう言ってくるのだ、それも1ヶ月も続いている。
「確か、魔法だと思います。宮廷魔導士から教えて頂けますよ。」
「セバスとどっちが上?」
「それは、私ですが、」
「やっぱりな、というかセバス強くなりすぎなんだよ!!俺の夜の散歩について来て最近はドラゴンとか倒してんじゃん!」
夜に俺とセバス、偶にアンナは抜け出して森へと行く、最近では転移で強い魔物がいる森へと転移しどんどん強くなっている。
そして、下級のドラゴンだが、瞬殺で殺せる。普通何十人で倒す奴なんだけどな。
「それは、アル様をお守りするためにですね。」
「そう返されては、言い返せないじゃん。ありがとうセバス。」
「はい。」
俺は男色じゃないぞ?この笑顔には、癒されるが、俺は断じて男色ではない。
「まあいいか、とりあえず見に行こうか。」
「ご案内いたします。」
俺は兄弟たちが魔法の鍛錬している闘技場へと向かった。なんか、変な目で見られるか気にしない。
俺は引きこもりだから、出てきてこんなところに来るのが珍しいと思っているのだろう。
俺だって公務やってんだからな!
子供の中で一番働いている気がする。だけど、一番ダラけているけどな。
「ここか、みんな頑張ってるな。」
「そうですねって!!なんで上から見てるんですか!!」
「いや、だって参加はしないよ。見学だけだからここでみようかなと。」
「はぁ、しょうがないですね。」
とセバスは俺を持ち上げて、俺のことを闘技場へと投げ飛ばした。
俺は、クルクル回りながら綺麗に着地した。
「おい!!セバスいきなり投げんな!!」
「失礼いたしました。手が滑ってしまいました。」
「手が滑ったじゃねえよ!!えーと兄上、姉上、失礼致しました。見学に参りました。」
「アルフレッドか、大丈夫か?」
「ええ、怪我一つありません。これが俺とセバスのスキンシップですから、」
と言うとドン引きしていた。いや、冗談だって、こんなこと毎日やっていたら、体がもたないわ。
「アルフレッドはやるのか?」
「姉上、何をやっておられるのですか?」
「魔力を身体中に循環出来る様にしているわ。」
「じゃあ、いいです。俺出来るので、ほら、」
「えっ!?」
教師の宮廷魔導士が驚いていた。これくらい普通なんだけどな。
「って感じです、あとはほら、」
俺は火の玉と、水の玉と、風の玉と、光の玉と、闇の玉を出してジャグリングした。
「あ、ああ、」
「どうですか?綺麗でしょ?」
「そ、そう言うレベルじゃないんですけど、」
「アル様やり過ぎでございます。宮廷魔導士のお方、アル様を気にせずにお続け下さい。」
「は、はい。」
俺はセバスに抱き抱えられながら、自室に戻ってきた。セバスも少し意外だったようだ。俺はこれくらいで、心変わりするわけがない。
数日後、長男のダンフォードが俺の部屋に訪ねてきた。
これには、俺だけではなく、セバスも驚いていた。接点はあまり無いのにも関わらず俺の部屋に訪ねてくるんだぜ?ビビるよ。
「兄上どうしました?」
「アルフレッド、どうなったら強くなれるんだ?」
「あー、そういうこと。というかダン兄って呼んでいい?」
「ダン兄か?いいぞ。それで、教えてくれるのか?」
「その前に一つ、なんで強くなりたいの?」
「俺は王の器ではないことは、最近気がついた。弟に王は任せる。」
えっ、やっぱりそう思ってたんだ。俺もそう思っていたよ。気が合うねー。
「俺もそう思う、そして、俺も王にはならない。となると、」
「エリックだな。俺もそう思っている。あいつは優しい、それに頭もいい。性格もいい、完璧だ。まぁ、お前はな、」
あれ?俺少しディスられた?俺は性格は悪いか!!
「でも、俺は王族、役に立ちたいそこで俺は強くなることを考えた、もう少しで学園に入学だ。その前には強くなっておきたい。だから、アルフレッド教えてくれ!」
ここまで、熱い男だったとは、見直したぜダン兄よ。
「じゃあ、これやってきて。分からなかったら、セバスに聞いて。」
俺は課題が書いている紙を渡して、放っておく。毎日指導とか面倒だし!
「それ完璧になったら、またここにきて、テストに合格したら、次の課題を渡すよ。」
「セバス殿がこれを考えたのか?」
「いえ、私ではございません。アル様がお考えになりました。課題は50までございます。ぜひ頑張ってください。強くなるには、これが最短だと思います。」
セバスのやつ、いい事言ってくれるじゃん、ダン兄が強くなればここは安泰、そして、課題には知識を身につけなければならない、そのうち頭が良くなっている筈だ。
まぁ、頑張れ。
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