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転生
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どこだここは、そういえば俺って
刺されたんだっけ、包丁を持っている奴が女性の方に走って行ったから俺はその女性を庇うように、刺されたんだよな。
包丁を一本しか、持っていなくて良かったよ。もう一本を持っていたらその人も確実に死んでいただろうな。
俺を刺して、逃げるとこまで見るひとが居たからもう捕まっているだろう。人通りは少ないが、誰もいないってほど、人通り少なくないし。
まぁ、俺以外の誰も死なずにことが終わってよかったよ。偶に外出して、こうなったら次は完全に引きこもりになりたいな。
「お主、死んだぞ。」
「はい、まあ、何となく分かってますよ。失礼ですが、名前を伺っても?」
「わしは神じゃ。」
「そうですか。」
神ねえ、あんまり信じられないんだけど。これは新手の詐欺か?
最近はこういう高齢の爺さんが詐欺に加担するのか、すごいご時世だな。
「待て、詐欺じゃないぞ。わしは神と言うとるだろうが。」
「証明していただけるとありがたいのですが。」
「そうじゃのう、お主の考えが読めるぞ。何か思い浮かべてみ。」
そう言われたので、俺はエッちぃお姉さんを思い浮かべた。グラマラスで、スレンダーで金髪、碧眼....
「お主、ワシにそんな思考を読ませるな。エッちぃお姉さんはないじゃろう。」
「なに!!思考を読んだな!」
「だから、そういっておるじゃろう。お主の相手は疲れる。」
「それで、俺に何か用か?俺死んだんだろ?天国に行かせてくれよ。」
「お主は前世で善行を行い、死んだからのう。異世界に転生してもらおうかと思ってのう。」
最近よくある異世界転生か、まぁいいか。スキルとかある世界だろ?だらだら過ごせる空間が有れば更にいいな。
「お主は、それで良いのか?歴代の転生者は俺最強!とかいっておったぞ。」
「なんだ、その面倒そうなこと。俺はパスで、それと俺から少し質問していい?」
「答えられることなら、良いぞ」
「じゃあ、俺の質問で虚偽の発言をする?」
「お主、性格悪いの。虚偽の発言をしないと誓おう。」
やったぜ、これで詐欺にはひっかかることは無いな。
「お主まだ、」
俺は自称神を放っておき質問を続けた。
「次に、俺がいく世界って俺みたいな転生者や、転移者はいる?」
「そう言う世界もあるのぉ。いない世界が良いか?」
「昔居たけど、俺が生きてる間に居ない方がいいな。」
「何故じゃ?」
「だって、文化がある程度進んでいて欲しいし、でも同郷の人がいたら面倒くさいから。」
「なるほどのぉ。だが、文化がどこまで発展しておるかは言えないが、そのような条件のある世界はあるぞ。」
「じゃあ、そこにして。あと、スキルを何か欲しいんだけど。」
いきなり何も貰えずポイってされるのはキツい。
「それは、渡すつもりで居た。善行したぶんだけスキル獲得できる。少し確認するから待っておれ、お主は何ッ!!?」
「どうしたんですか?」
「いやな、お主が助けて女性が地球では重要人物で、更にはお主を刺した者は凶悪犯罪者で、これから多くの者が死ぬところじゃった。」
「ってことは?」
「日本を救った小さな英雄じゃ。助けた女性も、お主に恥じないようにすると意気込んでおるから、さらに発展するかもしれぬ。」
俺は重要人物助けちゃったみたいだな。偶に外出して、最悪だと思ったけどこういうことは悪い気がしないな。
代償で死んでしまったけど、
「お主の善行ポイントが最大の一万ポイントあるから、好きなものをここから選んでくれ。」
俺の前に大きな本を出された。適当な爺さんだな。俺は本好きと言う訳じゃ無いが引きこもって、本読むかパソコンいじっていたからこういうのは好きかも、
「ポイント内で、好きなやつを選んでくれ。決まったらわしに教えてくれ。」
「了解、」
とりあえず、俺はこの本を読み込んだ。スキルと言っても最低1Pだし、最高2000Pもするものまである。
だが、1Pのスキルも馬鹿に出来ない。こういうスキルがいつか俺を救う事になるかもしれない。それに、高いスキルでも使い勝手の悪いものもある。
読み込んでいくうちに、創造系のスキルがいくつかあったので、全部取る事にした。これで動かずに生活できそうだ。武装創造、魔法創造、物質創造だ。
これでもう半分のポイント使った。というか一万ポイントは多い。
このあとは自分の身を守るものをめちゃくちゃ取った。これで次は死なないほどにスキルを取った。そして、少しのステータスアップのスキルと攻撃のスキルを取った。
そうして、時間が経って、やっと一万ポイントを使い切った。
「神様~」
「おう、終わったか。って、このスキル量は、まあポイントがあるからそんなものか」
「あとお主が転生するのは第三王子に決まった。父は賢王と呼ばれておるから、大丈夫だと思うぞ。」
「やったぜ、働かなくても生きていけそうだな。親のすねをかじながら、生きていけそうだ。」
俺は引きこもりだが、一応プログラミングとか、色々やった自宅で働いていたからな。
これからはそういうのは無さそうだし、ふふっ最高。
「変わっておらぬな。まぁ、良い。今からお主がいく世界はイシュリラという世界じゃ。言語においては問題ないじゃろう。お主はそういうスキルとっておったし、」
「もしかして貰えた?」
そう言うスキルをもらえたのかもしれないが既にスキルを取ってしまった。
「じゃが、一つの言語しか分からんぞ。」
「なら、いいや。」
「あとは、お主はいまから、3歳児に転生するのじゃ。名前はアルフレッドじゃ。」
「長い名前だな、」
「そう言うな、親がつけてくれた名前じゃ。じゃあそろそろ、送るぞ新垣隆起。」
そういえば、俺の名前そんな感じだったわ。久々に呼ばれたな。
「爺さん、ありがとうな。神様だと信じる事にするよ。詐欺には気をつけるんだぞー」
「お主まだ、言っておるのか、まぁ良い。来世は楽しくやるじゃぞ!」
そして、俺は幼児に転生した。
刺されたんだっけ、包丁を持っている奴が女性の方に走って行ったから俺はその女性を庇うように、刺されたんだよな。
包丁を一本しか、持っていなくて良かったよ。もう一本を持っていたらその人も確実に死んでいただろうな。
俺を刺して、逃げるとこまで見るひとが居たからもう捕まっているだろう。人通りは少ないが、誰もいないってほど、人通り少なくないし。
まぁ、俺以外の誰も死なずにことが終わってよかったよ。偶に外出して、こうなったら次は完全に引きこもりになりたいな。
「お主、死んだぞ。」
「はい、まあ、何となく分かってますよ。失礼ですが、名前を伺っても?」
「わしは神じゃ。」
「そうですか。」
神ねえ、あんまり信じられないんだけど。これは新手の詐欺か?
最近はこういう高齢の爺さんが詐欺に加担するのか、すごいご時世だな。
「待て、詐欺じゃないぞ。わしは神と言うとるだろうが。」
「証明していただけるとありがたいのですが。」
「そうじゃのう、お主の考えが読めるぞ。何か思い浮かべてみ。」
そう言われたので、俺はエッちぃお姉さんを思い浮かべた。グラマラスで、スレンダーで金髪、碧眼....
「お主、ワシにそんな思考を読ませるな。エッちぃお姉さんはないじゃろう。」
「なに!!思考を読んだな!」
「だから、そういっておるじゃろう。お主の相手は疲れる。」
「それで、俺に何か用か?俺死んだんだろ?天国に行かせてくれよ。」
「お主は前世で善行を行い、死んだからのう。異世界に転生してもらおうかと思ってのう。」
最近よくある異世界転生か、まぁいいか。スキルとかある世界だろ?だらだら過ごせる空間が有れば更にいいな。
「お主は、それで良いのか?歴代の転生者は俺最強!とかいっておったぞ。」
「なんだ、その面倒そうなこと。俺はパスで、それと俺から少し質問していい?」
「答えられることなら、良いぞ」
「じゃあ、俺の質問で虚偽の発言をする?」
「お主、性格悪いの。虚偽の発言をしないと誓おう。」
やったぜ、これで詐欺にはひっかかることは無いな。
「お主まだ、」
俺は自称神を放っておき質問を続けた。
「次に、俺がいく世界って俺みたいな転生者や、転移者はいる?」
「そう言う世界もあるのぉ。いない世界が良いか?」
「昔居たけど、俺が生きてる間に居ない方がいいな。」
「何故じゃ?」
「だって、文化がある程度進んでいて欲しいし、でも同郷の人がいたら面倒くさいから。」
「なるほどのぉ。だが、文化がどこまで発展しておるかは言えないが、そのような条件のある世界はあるぞ。」
「じゃあ、そこにして。あと、スキルを何か欲しいんだけど。」
いきなり何も貰えずポイってされるのはキツい。
「それは、渡すつもりで居た。善行したぶんだけスキル獲得できる。少し確認するから待っておれ、お主は何ッ!!?」
「どうしたんですか?」
「いやな、お主が助けて女性が地球では重要人物で、更にはお主を刺した者は凶悪犯罪者で、これから多くの者が死ぬところじゃった。」
「ってことは?」
「日本を救った小さな英雄じゃ。助けた女性も、お主に恥じないようにすると意気込んでおるから、さらに発展するかもしれぬ。」
俺は重要人物助けちゃったみたいだな。偶に外出して、最悪だと思ったけどこういうことは悪い気がしないな。
代償で死んでしまったけど、
「お主の善行ポイントが最大の一万ポイントあるから、好きなものをここから選んでくれ。」
俺の前に大きな本を出された。適当な爺さんだな。俺は本好きと言う訳じゃ無いが引きこもって、本読むかパソコンいじっていたからこういうのは好きかも、
「ポイント内で、好きなやつを選んでくれ。決まったらわしに教えてくれ。」
「了解、」
とりあえず、俺はこの本を読み込んだ。スキルと言っても最低1Pだし、最高2000Pもするものまである。
だが、1Pのスキルも馬鹿に出来ない。こういうスキルがいつか俺を救う事になるかもしれない。それに、高いスキルでも使い勝手の悪いものもある。
読み込んでいくうちに、創造系のスキルがいくつかあったので、全部取る事にした。これで動かずに生活できそうだ。武装創造、魔法創造、物質創造だ。
これでもう半分のポイント使った。というか一万ポイントは多い。
このあとは自分の身を守るものをめちゃくちゃ取った。これで次は死なないほどにスキルを取った。そして、少しのステータスアップのスキルと攻撃のスキルを取った。
そうして、時間が経って、やっと一万ポイントを使い切った。
「神様~」
「おう、終わったか。って、このスキル量は、まあポイントがあるからそんなものか」
「あとお主が転生するのは第三王子に決まった。父は賢王と呼ばれておるから、大丈夫だと思うぞ。」
「やったぜ、働かなくても生きていけそうだな。親のすねをかじながら、生きていけそうだ。」
俺は引きこもりだが、一応プログラミングとか、色々やった自宅で働いていたからな。
これからはそういうのは無さそうだし、ふふっ最高。
「変わっておらぬな。まぁ、良い。今からお主がいく世界はイシュリラという世界じゃ。言語においては問題ないじゃろう。お主はそういうスキルとっておったし、」
「もしかして貰えた?」
そう言うスキルをもらえたのかもしれないが既にスキルを取ってしまった。
「じゃが、一つの言語しか分からんぞ。」
「なら、いいや。」
「あとは、お主はいまから、3歳児に転生するのじゃ。名前はアルフレッドじゃ。」
「長い名前だな、」
「そう言うな、親がつけてくれた名前じゃ。じゃあそろそろ、送るぞ新垣隆起。」
そういえば、俺の名前そんな感じだったわ。久々に呼ばれたな。
「爺さん、ありがとうな。神様だと信じる事にするよ。詐欺には気をつけるんだぞー」
「お主まだ、言っておるのか、まぁ良い。来世は楽しくやるじゃぞ!」
そして、俺は幼児に転生した。
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