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決闘3
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sideクレア
ディー君の試合を見ていますが、あれくらいの結界も壊せないとは、相手の侯爵の騎士は軟弱ですね。
「私たちもご一緒しても宜しいですか?」
「ええ、構いませんよシーラ様、ナーシィ様、マリアーヌ様。ですが、特に何もありませんよ?」
そうお義母様も言いました。それもその通りです。私たちもただ笑いながら食べているだけですから。
「ユキとサキ、このお三方にお茶と菓子をお願いします。」
アレク達が用意してくれたものを出した。
「クレア殿、あの5人は何者なのだ?」
「ナーシィ殿下、それを言ってしまえば仮面をしている意味が無いでしょう。言えることがあるとすればあの5人は私なんかより強いという事です。」
「私からも聞きたいことがあるのだけど良いかしら?」
お義母様が先程来た、皆さんに話しかけました。これはご愁傷様です。お義母様は厳しそ方なので。
「なんでしょうか、」
「あの5人を強さは順に教えて頂けますか?護衛の人もですよ?」
なるほど、力量を見極めれるか知りたいのでしょう。
「それは、大将が一番強くて、先鋒が一番弱いのでは無いのか?」
「なるほど、ナーシィ殿下の意見はそうですか、他の方も同じですか?」
とマリアーヌ殿下とシーラ王妃も頷いた。
まあ、王族にそういうのを求めていけないでしょう。
「護衛の方々は?特に近衛団長の意見を聞きたいのですが?」
「私も、今現在ホワイトが一番強く見えます。イエローが一番弱く見えました。」
「そう、他の方々は?」
「私はブラックが一番強く見えました、そしてイエローが弱く見えました。」
と他にも聞いたが、イエローが弱いやらホワイト、ブラックが強いやら全く的を得ないことを言いました。
「そう」
その答えにお義母様も呆れていました。発言や戦いを見て判断とは情けない。ディー君なんて魔法しか使ってないのに。
「私は王族の方に強い方を見分けろとは言いませんが、護衛そして近衛にはせめて相手の力量を大まかに判断して欲しいものです。」
そうですよね、護衛や近衛は主人を身を呈して守らなければならない。相手の力量が分からなくて、油断するなんて馬鹿げていますから。
「あそこで一番弱いのはホワイトですよ、そしてブラック、イエロー、グリーンはほとんど力量差はなく、レッドは一つ抜きに出て強いです。」
「では、何故ホワイトが大将に?」
「ナーシィ殿下そんなの決まっているではありませんか、相手が弱いからですよ。あの人たちはどうせ相手が誰で、どのくらい強いのか調べたのでしょう。そして、決闘自体を楽しんでいる。ほら見てください、お茶をするくらい余裕なのでよ。」
その通りなのでしょう、あの人たちからすれば相手のことを調べる何て容易い。
「私が何を言いたいかと申しますと、騎士弱すぎですよ、ということです。このままでは、戦争を仕掛けられては負けますよ。」
「それは、騎士を愚弄するのですか?」
「団長、何をおっしゃるかと思えば、愚弄?馬鹿馬鹿しい。今の騎士は貴族が当主になれなかった集まり。実践などほぼしていないのでしょう。そんな人たちなんて私たちの領地の騎士相手では瞬殺ですよ?」
確かにこの方々は自ら騎士の入団試験を行いますから、それには貴族、平民、奴隷何て関係無いですから。
そして、稽古も厳しいと有名ですからね。
「あなた方は冒険者を愚弄してますが、この国では実際冒険者の方が強いですから。私の孫も言ってましたよ、試験官の騎士は弱すぎだとね。型だけで全く実践経験んしていない雑魚と。」
う~ん、確かにそうは言っていたけど、少し盛り過ぎじゃ無いですか?
そして、この言葉に騎士と護衛は黙り込んだ。
「どうすれば」
ナーシィ殿下がそう言うが、お義母様がすぐ様に言い返した。
「いえ、あなた方な悩む事は無いのですよ、それは違う人の役目ですから。」
と笑顔で返した。
「まず、鑑定で力量を測るのが間違いなのですよ、ホワイトぐらいなら鑑定できたかも知れませんけど」
先程から、お義父様の評価が低いですが、それほど弱く無いないでしょう、相手の騎士5人くらいなら瞬殺出来るほど強いのに損な役です。
「次やったら本当に殺されますからね、あの四人の投擲なんてここにいる人達は防げませんから、いえごめんなさいユキとサキは防げるわね。」
「「おばさま、謝るほどではございません。ですが、私達は防ぎませんので、」」
彼らは私怨で人など、殺しません。何かされたことにより手を出すだけ、いわばやられたらやり返すだけ。
そんな攻撃を止めるわけにはいかないでしょう。ユキとサキは彼らの仲間ですから。
「投擲ぐらい、私たちだって。」
「何をおっしゃるのですか、全くナイフを見えなかったでしょう。反応すら出来ていなかったのに、護衛の仕事を疎かにし過ぎてはありませんか?決闘に集中するのは構いませんが、あなた方の仕事は護衛、主人を守る事ですよ?」
全くもってその通りだ。あのナイフに反応できない時点で護衛の存在価値はあの5人にとってないに等しい。
「どうせ、グリーンはこの試合は自ら降参するでしょう。」
「それは、なぜですか?」
「マリアーヌ殿下、ホワイトが戦うためですよ。最初の3人が勝ってしまったら最後の二人は戦えないでしょう。先程言いましたが彼らはこの決闘を楽しんでますから。」
「マリアーヌ殿下はもしかして魔法が得意なのかしら?」
何故、お義母様がそのことに気がついたのかわたしには分からないが、お義母様の言った事は正しい。
「は、はい。あまり大きな声では言えませんが」
「何故かしら?魔法は剣術と同じくらいいえもしかすると剣術より優れてますよ。それに種類が多い。魔法の方が鍛錬次第では使いやすいですよ。そのことを忘れないでくださいね、今グリーンがやってることも魔法の一つですから、でもあれは私でも出来ませんがね。」
とグリーンの試合が始まって四十分ほどでグリーンが降参を告げ、試合は終わった。
「クレア、レッドに解放しても良いわよと言って頂戴。それとユキとサキ悪いのだけれど、結界張っていただけるかしら?私たちは耐えられなそうだし、騎士は前に出て圧力を受けては如何?」
解放って、確かに力を制限しているけど解放した瞬間終わってしまうのでないか?
大変お待たせして申し訳ありません。誤字脱字等がありましたらご報告お願いします。馬鹿パートはもう少し続きます。
ディー君の試合を見ていますが、あれくらいの結界も壊せないとは、相手の侯爵の騎士は軟弱ですね。
「私たちもご一緒しても宜しいですか?」
「ええ、構いませんよシーラ様、ナーシィ様、マリアーヌ様。ですが、特に何もありませんよ?」
そうお義母様も言いました。それもその通りです。私たちもただ笑いながら食べているだけですから。
「ユキとサキ、このお三方にお茶と菓子をお願いします。」
アレク達が用意してくれたものを出した。
「クレア殿、あの5人は何者なのだ?」
「ナーシィ殿下、それを言ってしまえば仮面をしている意味が無いでしょう。言えることがあるとすればあの5人は私なんかより強いという事です。」
「私からも聞きたいことがあるのだけど良いかしら?」
お義母様が先程来た、皆さんに話しかけました。これはご愁傷様です。お義母様は厳しそ方なので。
「なんでしょうか、」
「あの5人を強さは順に教えて頂けますか?護衛の人もですよ?」
なるほど、力量を見極めれるか知りたいのでしょう。
「それは、大将が一番強くて、先鋒が一番弱いのでは無いのか?」
「なるほど、ナーシィ殿下の意見はそうですか、他の方も同じですか?」
とマリアーヌ殿下とシーラ王妃も頷いた。
まあ、王族にそういうのを求めていけないでしょう。
「護衛の方々は?特に近衛団長の意見を聞きたいのですが?」
「私も、今現在ホワイトが一番強く見えます。イエローが一番弱く見えました。」
「そう、他の方々は?」
「私はブラックが一番強く見えました、そしてイエローが弱く見えました。」
と他にも聞いたが、イエローが弱いやらホワイト、ブラックが強いやら全く的を得ないことを言いました。
「そう」
その答えにお義母様も呆れていました。発言や戦いを見て判断とは情けない。ディー君なんて魔法しか使ってないのに。
「私は王族の方に強い方を見分けろとは言いませんが、護衛そして近衛にはせめて相手の力量を大まかに判断して欲しいものです。」
そうですよね、護衛や近衛は主人を身を呈して守らなければならない。相手の力量が分からなくて、油断するなんて馬鹿げていますから。
「あそこで一番弱いのはホワイトですよ、そしてブラック、イエロー、グリーンはほとんど力量差はなく、レッドは一つ抜きに出て強いです。」
「では、何故ホワイトが大将に?」
「ナーシィ殿下そんなの決まっているではありませんか、相手が弱いからですよ。あの人たちはどうせ相手が誰で、どのくらい強いのか調べたのでしょう。そして、決闘自体を楽しんでいる。ほら見てください、お茶をするくらい余裕なのでよ。」
その通りなのでしょう、あの人たちからすれば相手のことを調べる何て容易い。
「私が何を言いたいかと申しますと、騎士弱すぎですよ、ということです。このままでは、戦争を仕掛けられては負けますよ。」
「それは、騎士を愚弄するのですか?」
「団長、何をおっしゃるかと思えば、愚弄?馬鹿馬鹿しい。今の騎士は貴族が当主になれなかった集まり。実践などほぼしていないのでしょう。そんな人たちなんて私たちの領地の騎士相手では瞬殺ですよ?」
確かにこの方々は自ら騎士の入団試験を行いますから、それには貴族、平民、奴隷何て関係無いですから。
そして、稽古も厳しいと有名ですからね。
「あなた方は冒険者を愚弄してますが、この国では実際冒険者の方が強いですから。私の孫も言ってましたよ、試験官の騎士は弱すぎだとね。型だけで全く実践経験んしていない雑魚と。」
う~ん、確かにそうは言っていたけど、少し盛り過ぎじゃ無いですか?
そして、この言葉に騎士と護衛は黙り込んだ。
「どうすれば」
ナーシィ殿下がそう言うが、お義母様がすぐ様に言い返した。
「いえ、あなた方な悩む事は無いのですよ、それは違う人の役目ですから。」
と笑顔で返した。
「まず、鑑定で力量を測るのが間違いなのですよ、ホワイトぐらいなら鑑定できたかも知れませんけど」
先程から、お義父様の評価が低いですが、それほど弱く無いないでしょう、相手の騎士5人くらいなら瞬殺出来るほど強いのに損な役です。
「次やったら本当に殺されますからね、あの四人の投擲なんてここにいる人達は防げませんから、いえごめんなさいユキとサキは防げるわね。」
「「おばさま、謝るほどではございません。ですが、私達は防ぎませんので、」」
彼らは私怨で人など、殺しません。何かされたことにより手を出すだけ、いわばやられたらやり返すだけ。
そんな攻撃を止めるわけにはいかないでしょう。ユキとサキは彼らの仲間ですから。
「投擲ぐらい、私たちだって。」
「何をおっしゃるのですか、全くナイフを見えなかったでしょう。反応すら出来ていなかったのに、護衛の仕事を疎かにし過ぎてはありませんか?決闘に集中するのは構いませんが、あなた方の仕事は護衛、主人を守る事ですよ?」
全くもってその通りだ。あのナイフに反応できない時点で護衛の存在価値はあの5人にとってないに等しい。
「どうせ、グリーンはこの試合は自ら降参するでしょう。」
「それは、なぜですか?」
「マリアーヌ殿下、ホワイトが戦うためですよ。最初の3人が勝ってしまったら最後の二人は戦えないでしょう。先程言いましたが彼らはこの決闘を楽しんでますから。」
「マリアーヌ殿下はもしかして魔法が得意なのかしら?」
何故、お義母様がそのことに気がついたのかわたしには分からないが、お義母様の言った事は正しい。
「は、はい。あまり大きな声では言えませんが」
「何故かしら?魔法は剣術と同じくらいいえもしかすると剣術より優れてますよ。それに種類が多い。魔法の方が鍛錬次第では使いやすいですよ。そのことを忘れないでくださいね、今グリーンがやってることも魔法の一つですから、でもあれは私でも出来ませんがね。」
とグリーンの試合が始まって四十分ほどでグリーンが降参を告げ、試合は終わった。
「クレア、レッドに解放しても良いわよと言って頂戴。それとユキとサキ悪いのだけれど、結界張っていただけるかしら?私たちは耐えられなそうだし、騎士は前に出て圧力を受けては如何?」
解放って、確かに力を制限しているけど解放した瞬間終わってしまうのでないか?
大変お待たせして申し訳ありません。誤字脱字等がありましたらご報告お願いします。馬鹿パートはもう少し続きます。
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